2011年 02月 27日 ( 2 )

 

In Washington, DC.

午前中はバケーションモードであちこち観光してきました。
最初に行ったのが、ホテル(赤丸)から西へ5ブロックほどのホワイトハウス。
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ホワイトハウスはさすがに入れないようになっているのですが、
それなりに近くで見られるのでちょっと感動。
ニュースや教科書で見た建物やモニュメントが自分の目で見られると、
何だか圧倒されちゃいます!本当に真っ白だぜー。
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そこから南西に更に歩いていくとあるのが、Lincoln Memorial。
これはその名の通り、第16代大統領であるアブラハム・リンカーンを称えて建てられた物です。
階段を昇って(↓)建物内に入ると、リンカーン氏が石椅子にどどーんと座ってらっしゃいます。
こ、これこそ本当に教科書で見たぞー、でっかい!すごい迫力!
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ここで面白いエピソードが。中国人らしき観光客が一人カメラを片手に近づいてきて、何やら私に話しかけるのですが、英語がつたなくて何を言っているのか分からない。“I take picture...云々”と言っていたので、“Do you want me to take your picture?”と身振りを交えて尋ねたら、“Yes yes”という反応。それじゃあ、と、カメラを受け取ろうとしたら、“One, this, two, this, OK?”とカメラを縦向きと横向きにするので、あぁ、一枚を縦で、一枚を横でっていうことなんだろうなとは分かったものの、あまりに言い方が横柄で、日本語で“一枚目はこれだ、二枚目はこう。いいな!?”とすごまれているような気がして、“Yes, Sir!”とでも言えばいいのかしら、と考えて笑いそうになってしまいました。現地の言葉をあまり知らなくても、海外旅行に行く際は礼儀正しい頼み方を事前に勉強してから行ったほうがいいですね(笑)。
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そのあとは来た道を引き返して更に東に進み、Washington Monumentへ。
Washington Monumentは約170mの世界一高いのオベリスク(方尖塔)です。
中にはエレベーターがあって上まで昇れるようになっており、無料ですが、
人数制限の関係で整理券が必要になっています。今回は予約無しで行ったので、
10時前の段階で“次は11時半です”と言われて、断念しました。次回こそ昇ろうっと。
その次に向かったのは、そのまた更に東。
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National Mall国立公園を横切るようにどんどこ歩いて、様々な美術館・博物館(10以上が立ち並んでいます)を横目に、途中Sculpture Garden(彫刻の庭↑)に寄り道しながら、
到着したのはUnited States Botanic Garden!アメリカ国立植物園です。
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なんと、ワシントンモニュメントに続いて、ここも入場料無料!
ワシントンの建物の多くは国立なので、国の税金で経営されていて、
入場料が無料のところがほとんどなんだそうです。歩いていて見かけた国立美術館や、
それから国立の動物園も近くにあるらしいのですが、そこもみーんな無料なんだとか。
す、すごい!日本ではこうは行きません。
ちょっと外ばかり歩いていてカラダも冷えていたので、温室に入ってのんびり植物たちを鑑賞。
花や苔に癒される…。
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カラダがあったまったらまた出発して、今度はすぐお隣にあるCapitol(国会議事堂)へ。
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内部のツアーは日曜日なのでお休みだったけど、一周ぐるっと回って外観を観察。
いやー、こういう建物って恐ろしく綺麗だな。日本の伝統建築も素敵だけど、
こういう古代ローマやギリシャを思い起こさせるアーチや柱の使い方、何だか息をのんでしまう。

そんなわけでCapitolまで全て見て、歩いてホテルに帰ってきました。
合計で軽く5マイルは歩いたのかな?たっぷり3時間費やして足もほどよく疲れました!
ちなみにホテルに帰ってくる道中でFBIと書かれた建物(↓)を発見。
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Maryに“FBIってあのFBI?”と聞いてみたら、“そう。ここ、FBI本部の建物よ”。
えぇー、それじゃあこのドアに向こうには、Men In Blackみたいな
特殊な訓練を積んだ凄腕のガンマンたちがいるのね!? きっと宇宙人たちもいるんだわ!
と、しばし妄想の世界に入り浸ってしまいました。すごいなー、さすが首都。何でもありだ。

ちなみにMaryに、ホワイトハウスは何で白いの?と聞いてみたら、
分からない…と言われたので、帰ってきてから調べてみました。
元々創設当初の官邸は全く白くなく、ホワイトハウスという名前でも呼ばれていなかったそう。
しかし、米英戦争で官邸も大半が焼失してしまいました。修復したいがお金も無い!
ということで、急遽白いペンキを塗って損傷を隠したのが始まりなんだとか。
その後、改めて修復がなされましたが、結局白い色がそのまま定着し、
ホワイトハウスと呼ばれるようになったそうです。

そんなわけで午前中の時間を目一杯使って観光を楽しみ、
今日は1:30~5:30pmでCIE Seminarの前半を受けてきました。
美術館や博物館があまりに沢山でびっくりしたなー。
美術好きの姉が来たらどう思うんだろうか、連れてきてあげたいなー、と思ったり、
今度来るときは最低でも3日くらい観光目的でがっつり滞在したいもんだ!と思ったりしました。

明日の午前中で全てのセミナー日程を終えれば、次はダラスに向けて出発ということになります。
実は授業の準備もまだまだ溜まっているんだった…もうちょっと頑張ってから寝ます。
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  by supersy | 2011-02-27 21:00 | Fun | Comments(0)

Evidence-Based Practiceその2。

これからホワイトハウスに行って来ますー、が、
その前に、昨日の追記あれこれです。

●どう広めるか
どうEBPを広げていくべきか、という討論で、ターゲットは3つある、という話になりました。
Educate 1)future practitioners, 2)current practitioners, and 3)educators.
1は当然ですよね。未来のプラクティショナーを育てていく上で、現在Athletic trainerを志し勉強している若者たちの教育のカリキュラムにEBPをimplementしていくこと。中でもカリキュラムの早い段階でそれを導入し、日々の実習で“疑問”を抱く能力、そしてその答えを見つける情報収集能力を育てることを、誰もが主張していました。
そして、3、私たち教育者側も、当たり前ですが学生たちにEBPとは何たるかを教える前に、私自身がそれについて知る必要がある。こういったカンファレンスや勉強会に出席する、自分で勉強してみる、教育者同士で教え合う、やり方は色々あります。“教育者なら誰でも経験したことある感覚だとは思いますが”とはDr. Luzitaの弁、“生徒のギリギリ一歩を行っている、っていう感じでもいいんです。教える前に全てを知っておかなければと思うと圧倒されてまうことも。教えながら私たちも学んでいけばいいんです”。自分自身だけでなく、同じKinesiology学部の外の教師陣にも同じことが言えますね。ATEPに関わる全ての教育者が、EBPとは何ぞや、ということを理解していないと、組織として前に進むことは困難です。Make sure everybody is on the same page。
そして、2。これがきっと一番難しい。現場でバリバリ働いて、教育にCI/ACIとしてしかATEPに携わっていない場合(もしくはATEPに全く携わってすらない場合)、彼らにとって教育の優先順位はそれほど低くないこともあるでしょう。下手をするとデータベースのアクセス権もなかったりするので、こういったClinisianには最新の情報をkeep updatedするのはかなり無理がある、という現実もあるようです(統計曰く、特に高校や大学で働くフルタイムのATCたちは情報面で厳しい状況に置かれているのだとか)。これについては、学校単位でですが、ACI/CIに対する待遇の改善や教育に役立ててもらう支給金の配布等、色々対策が考えられています。あとは、単純に“さばかなければいけない患者がいるのに、そんな時間があるかい!”ってこともありますね。でも、母体の組織が大きな変革の時を迎えているんです。私たちだって変わらなければいけない。“今で十分上手く行っているのに”とcomfortable zoneを出たがらないold-schoolの人は“そんなの無理”で片付けようとするかもしれませんが、時間が無いのは皆同じ。患者さんはさばくものではない、一人ひとり接するもの。“変わることを受け入れられない教育者やクリニシャンは、こちらから変えていくしかない。残念だけれど、そういう人たちには去ってもらって、思い切って新しい人材を入れる必要がある”という言葉を聞いて、ちょっとはっとしました。あまりにreluctant to changeな人の末路は…やっぱりそういうことになってしまいますよね。

●CI, ACIの影響力は教師以上。
今回のカンファレンスに参加している人たちはもちろんATの世界の中でも教育側にいる人たちで、
(Educator's Conferenceなんだから当たり前ですが)
各大学のProgram Director、Clinical Coordinator級の人たちばかり。
服装も、Clinicianのドレスアップの仕方と違うし、立ち振る舞いも全然違う。
私はこの世界では50%アカデミック50%クリニカルのハーフ(笑)なので、
アカデミック色ばりばりな人たちのちょっと違った雰囲気も楽しませてもらいました。

まぁそんなことはどうでもいいんですが、
今回、Chad Clements氏のプレゼンの中に、こんなやりとりがありました。
“この中で100%アカデミックという方、挙手をお願いします。…なるほどこのくらいですか。
では、残りの方はClinicianも兼ねている、ということになりますね。
前者の教育者の皆様には悲しいお知らせですが、手を上げなかったClinicianの方々、
皆さんのほうが、遥かに生徒たちに慕われています。信頼されています。影響力があります。
僕自身(100%アカデミック)も気がついたときは残念な気持ちになりましたが、これが事実です。”
つまり、彼曰く、Clinicianの影響力は、非常に非常に多大である、ということなのです。
“教育者の皆さんなら一度は生徒がこういうのを聞いているでしょう、‘だってACIはこういってた’ ‘こうやってた’と。学生にとって、現場で見聞きする知識や技術は教室で得るそれに比べて、遥かにパワフルなものなのです。私たちは教育者として、それを理解しなければいけない。”だから今回の件で、AcademicがClinicalをtake overしようとしているような印象を受けた方がいるとしたら、それは明らかな間違い。この力構図は、きっとそう簡単には変わらないでしょう。でも、だからこそ、教室のみでEBPを学ぶのではなく、実際にクリニシャンがEBPを実践しているところを見ることが、生徒にとってとても大事なのです。クリニシャンの方々、改めて、“教育者が教えてくれればそれで十分なんじゃないの”という考えは捨てましょう。あなたの背中を見て、若い子達は育っているのです。Evidence-informed practitionerと、Evidence-based practitionerは違う。

●Accept to be challenged
“これは効かないって最新のリサーチで出てましたけど”、
“こないだ読んだリサーチでは、このほうがいいって言ってましたけど…”
教育者として、学生がこういった風にあなた(クリニシャン)にチャレンジすることを、
どどんと構えて受けて止めて欲しいなと思います。
前述したように、この業界での“正しいこと”は常に移り変わりつつあります。
昨日正しいと言われていたことが、明日は正しくなくなることだってある。他人の意見にオープンになり、“自分が間違っているかもしれない” “なるほど、この人の言うことも一理あるかもしれない”と認める勇気を全てのクリニシャンに持って欲しいなと思います。相手が上司でも、部下でも、見習いの学生でも。自分がまだ新米でも、どんなにベテランになっても、です。
私はもう、最初の授業等で自分の学生に堂々と言っちゃうようにしてるのですが、
“私はあなたたちに全てを教えられない。そもそも全てを知らないからね。私も知らないことがいっぱいあるの。もちろん全ての授業、全ての実習で、全力を尽くすつもりだけど、あなたたちが‘あれ、それって間違ってるんじゃないの?’ ‘このほうがいいんじゃないのかな?’って思うことがあればどんどん私にchallengeして欲しい。それであーでもないこーでもないって意見交換をして、切磋琢磨していくのよ。”
もちろんコミュニケーションの仕方や最低限の礼儀はあるべきだと思いますが、
(例えば患者さんの前で指摘するのは間違っていると思うし、他人を誹謗中傷するような言い方はもちろん不適切です。目標は、あくまで患者さんにベストのケアをprovideすること、なんだから)
基本的には誰もが誰に対してでもオープンにチャレンジすることが可能で、お互いがその意図を理解し、悪い後味を残さずにそれを実行できる、職場環境というのが理想かな、と思っています。

●Starkey氏に会う!
話は全く変わりますが、
この業界では超有名人、数々の著書を持つDr. Chad Starkeyが、
今回のカンファレンスのKeynote Speakerとして招待されていてびっくり!
わ、わ、わ、Dr. Starkeyだー!と、柄にも無くどきどきしてしまいました。
有名なアスリートとか見ても驚かなくなっているのに、有名な業界人でどきどきするあたりが、
我ながらマニアック。上司のMaryに、“教科書持ってきてるから、取ってこようかしら。
サインもらえるかな!”と冗談で言ったら笑われました。さすがに賢い喋りをする方でした。
授業中いつも、“there's a good diagram in Starkey('s textbook) on page 64...”
と、呼び捨てにしていたけど、今度からDr. Starkeyってちゃんと呼ぼう…と大反省。
Dr. Ingersollも来てました。お偉いさんがいっぱい。わいわい。
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  by supersy | 2011-02-27 08:00 | Athletic Training | Comments(4)

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