NATA Convention in St. Louis 一日目----到着。
年に一度開かれるNATAの学会の場所が、2008年の今年はSt. Louis。
初めてミズーリ州にやってまいりました。いやいや、なかなか街の雰囲気がお洒落です。
ヨーロッパ風の建物も、赤レンガの年季が入った建物やレンガでできたボコボコ道も風情があって美しい。ジャズもありカジノもあり、ちょっと洗練された小奇麗なNew Orleans、という感じがします。
丁度コンベンションセンターがあるあたりは、イリノイ州とミズーリ州との州境に位置しており、
2つの州の間を流れる大きな大きなミシシッピ川には多くの橋が架かっています。
ちなみに写真左はMLK Memorial Bridge。泊まっているホテルの目の前に見えます。
コンベンションセンターからほぼ真っ直ぐ東、ミシシッピ川沿いには、Jefferson National Expansion Memorialと呼ばれる公園があります。Gateway Archと呼ばれる高さ・幅ともに192mの巨大なアーチ上のモニュメント(左)やOld Courthouse(右)があり、人気の観光スポットのようです。
さて、そんな素敵な街だったのですぐに気に入ったのですが、
この数日前に大雨が振っていたらしく、ミシシッピ川が大幅に増水しており、
飛行機で上空から見ても流れが荒くなっているのが分かるほど。水も真っ茶色。
さっきSt. LouisにはCasinoがあると書きましたが、実際私が泊まったホテルもカジノに併設されていて、一日中人で賑わっていました。しかし、ここでちょっとばかりトリッキーなのが、州の法律により、ミズーリはギャンブルが禁止されているという事実。むむ、ということはどういうことなんでしょう。ギャンブルがダメなのに、カジノはある…これは違法ではないんでしょうか?
答えは否。というのも、それらのカジノは皆、水の上に建設されているから、なんです。
私が泊まったホテルとくっついているカジノは、見た目は普通の地面の上に立っているように見えるのですが、実際はその周りの土地が埋立地になっていて、カジノ自体は6フィートほどの水の上にあるそう。水の上にあるからといってどうして州の領域とみなされないのかはちょっと不思議に思うのですが、とにかく土の上になければいいんだそうなのです。へぇーえ、面白い。
しかし、水の上にあるとなるとたまに弊害も出てしまうのが自然の常。
今回の増水の煽りをマトモに受けて、ミシシッピ川の中にどどどーんと立っていたカジノのひとつが水没してしまったのです。水かさが増えたことにより、入り口部分が完全に水没し、進入が不可能になってしまいました(↓)。Welcome、と書いてある青い看板が入口部分のゲートなのですが、すっかり水に埋まってしまい、なかなか見るも無残な状況になっています。大変な損害だろうなぁ。
まぁそんなことはさておき、夕方にSt. Louisに到着したこの日は、友人たちと合流してさっそくバーへと繰り出しました。このConventionでしか会わない人たちというのも多いので、懐かしい顔と一年ぶりの再会。やっぱり気の合う仲間と過ごす時間は素敵です!明日にはレジストレーションをすませ、セミナー等のセッションにも参加しますが、初日から2時近くまで盛り上がって話し込んでしまいました。うーん、ちゃんと朝から起きられるかな…(笑)。
by supersy | 2008-06-17 23:59 | Athletic Training