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NATA Convention in New Orleans その5。おまけ。

コンベンションのおまけです。
Exhibit Hallを回っていたときに気になったものが今回も幾つかあったので、
そういうのも含めてさらっと紹介してみようかと思います。
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まずはコンベンションセンターのいたるところに突如現れる、ジャズ隊(↑)!
ひょっこり現れては、ジャズを数曲演奏していってくれます。このときは、Exhibit Hallオープンを待って入り口前に群がっていたATC達をentertainしにやってきてくれました。早朝のスタバ前にも来てたなぁ。今までのコンベンションでこんな素敵なことはなかった。
ジャズ発祥の地、New Orleansならではのサービス!

そしてついにExhibit Hallがオープン!
Exhibit Hallとは様々な会社や組織が、新製品等を抱えて広告にくる巨大宣伝ホールです。
大掛かりなセットを用意してくる企業も多数。写真は、テーピング等で有名な、Mueller(↓)。
企業にとってはSports Medicine Marketに自社製品を売り込む格好のadvertisementの場なので、少しでも目を気を引こうと皆気合入ってます。無料のサンプルを持ってきている会社も多く、それ目当てのATCもいっぱいいたりして、結構良い相互関係になっているんですよね(笑)。
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数あるブースの中で、一番私が目を惹かれたのは、AlterG(↓)!
GはGravityのG。つまりAnti-Gravityの機能を兼ね備えたトレッドミルなんです。
これはNASAと共同開発されたリハビリ器具で、患者は腰から上がマシーンから出た状態でトレッドミルの上を走ります。このとき、マシーン内の気圧を調節することによって最大で体重の80%をeliminateすることが可能だそう。パーセンテージの上げ下げも非常に細かく正確で、1%単位で調節することが可能。もちろん、一般的トレッドミルのように、SpeedもInclineも調節できます。
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写真を見て、あれ、このふたつ(↑)ちょっと見た目が違うけど?と思った方はするどい。
黒くてまるっこいほうがP200、右のもうちょっと四角い形をしているほうがM300型。
P200はよりAthlete向きで、スピード設定もかなり早くまで出来(~18mph)ますが、
M300はもうちょっと一般のリハビリ用で、安定性もあり、safetyを重視したものだそう。
お値段もたいぶ違って、P200が$75,000、M300が$30,000。倍以上。
同じようなコンセプトなら、HydroWorxがあるじゃないか、と思う方もいるかも知れませんが、
水に入らないメリットというのがこちらのほうにはあるかな、と個人的には思っています。
アメリカでもNFL, NBA, MLSや、オリンピックセンターに各大学など、様々なところが取り入れ始めているんだそう。一度私も体感してみたい!(ヒールで行ったのでお試しできなかった)

お次はこちら!International Diversified Product社の、その名も“The SpineBoard”(↓)。
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リンク先のmovie(動画)を見ていただければ分かるのですが、患者の足元or頭にセットしてスイッチを入れれば、地面と患者の間にすべるようにスーッとこの板が入っていき、実際に体験した相方も“全然揺れを感じなかった!”というほどmovementもminimum。動画ではストラップやHead immobilizer、Neck collarは使われていませんが、それを使えばより動きを制限できるようになるはず。これはちょっと面白かったな。スタンダードになるにはまだまだコストが高いけど($6000くらい)、そのうち結構広まるんでは?と個人的には思っています。

しかしこのブースで一番面白かったのは実は商品ではなくpromoteしに来ていたヒト。
名前を見て、“どこ出身なの?”と聞かれたので、日本ですー、と答えると、
僕も日本に住んでいたことがあったんだよ!という彼。名前はJohn、もちろんアメリカ人。
ここまではアメリカではまぁたまにある会話なのですが(親が軍にいて、etc)、彼は、
“僕は東京の杉並区に住んでいたんだよー!” ええええ!私まさにそこ出身!
英語教師をしていたらしい彼はお父さんの会社を継ぐためにアメリカに帰ってきたのだとか。
すっかり話し込んで盛り上がってしまいました。いやいや、こんなところで同郷(?)に会えるとは!

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最後はProtech Dentという、超薄型のマウスガード(↑)。
厚さはほんの1.6mmしかなく、通常のマウスガード(4mm)の半分以下。
その薄さのため、装着したままで喋ったり飲み物を飲んだりするのが非常に楽で、
衝撃にも通常のマウスガードの30%強いのだとか。抗菌で雑菌もつきにくいそうです。
リンク先の映像を見てもらえれば分かるのですが、本当にぺらぺらの薄っぺら!
熱湯でBoilするのもほんの数秒で良いそう。Cooldownも含めて、なんと2分で完成!
研究はまだそれほど出ていないし、効果の程は確かではありませんが、
面白い商品だなぁと思いました。ブースで見たときにはマウスガードだとは思わなくて、
なんだろこのペナペナの?と思わず足を止めてしまいましたからね。

Exhibitを周ってると、こんなのわざわざ商品化しなくてよいだろうに、
と思うような金もうけ的な臭いがぷんぷんするものも少なくありませんが、
毎年何か必ず結構楽しいものも見つけるので、
私は時間をかけてひとつひとつみるのが好きです。
今回面白いと思ったトップ3は、こんなところかな?

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ついでに観光のおまけ編も。
New Orleandの有名な飲み屋街、Bourbon Street(バーボンストリート)ですが、
前述した通り、レストラン、バー、クラブ、ストリップクラブが沢山あります。

今回の滞在中に幾度となく行くことになったPat O'BriensというBar。
入ってみてびっくり、ここ、来たことある!火がついてる噴水、見たー!
4年前にAFLで働いているときにNew Orleansに遠征で来て、チームの皆でしこたまお酒を飲んだのがここでした。いや、Bourbon streetのあらゆるところで飲んだけど(笑)。
ここは綺麗で静かなので好きです。良い意味でBourbon“っぽくない”バー。
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それからこんなストリップクラブ(↓)も見つけました。
その名も、“Barely Legal Club”  -ギリギリ合法クラブ
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それから、Mason Bourbonというジャズバー!
毎晩生バンドが入ってジャズの演奏をしています。このおっちゃんたちがまた格好いい!
音楽がボリューム高めなので普通に会話できないのがアレですが、
お酒以外の値段を払わずに気軽にNew Orleans名物のジャズを楽しめます!
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あと、今回初めて飲んだルイジアナの地ビール、Abita。
私はビールってやっぱりそれほど好きではないのですが(飲めますが)、
このAbitaは私にしては珍しく美味しいと思いました!テキサスのShinerも美味しいけどさ。
やっぱりローカルな地ビールって、美味しいものが多いのかな?
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  by supersy | 2011-06-24 23:59 | Athletic Training

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