報道悪。

あ、ちなみに。
私は今回USTのNHKのニュース配信にかじりついていたわけですが、
それが先日をもって正式に終了してしまい、何を見ればいいやらちょっとlostした気分です。
やっぱり日本での報道を見ていたいよー。家族と同じものを見てるんだ、と思いたい。

アメリカの報道番組を見ればいいじゃないか、と言われそうですが、
ちょっと報道に悪意を感じることが多々あるというか、
元々感情を乗せて喋る言語が英語なので、不安を必要以上に煽っている感じが否めないんですよね。見ると鬱々としてきたり、いらいらしてきたり、アナウンサーの大袈裟なイントネーションに合わせて、こっちの感情まで上げ下げしてしまう。
おいキミ、それをそんな風に言う必要はあるのかい、と突っ込みたくなったり。
…なんて思っていたら、こんな記事(↓)を発見しました。
米CNNやCBSの報道に嘘や問題があるという指摘。
そしてそれらの海外メディアの報道内容を監視するサイトが出てきた、というものです。
アメリカ内で報道内容を必要以上に大きく書きたてているケースも少なくないようです。
まぁ、元々大袈裟さが売りの、ドラマティックな人種なんですけどね、これは困ります。

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110327/JCast_91410.html?_p=1

こういうのは報道悪とは言わないのかね。
アメリカだけでなく日本もだけど、こういうマスコミの人たちは、
一体どういうプライドを持って仕事をしてるんだろう。
きっと一生理解できないだろうし、しなくていいけど。
情報って、発信する側と受信する側があって初めて成り立つものだから、
こういうのにコロっと流される大衆も、愚かだとは思うし、
同罪という人もいるかもしれない。でもさ、大衆が情報を正しく受信できない、というのと、
こういった過剰報道・嘘報道を発信するということでは問題の根底が違う。
悪意が違うよ。発信する側には悪意がこもってる。


とあるアメリカ人の知人から、震災後メッセージが来まして。
私の家族や友人を非常に心配していてくれる旨と、
そして、“家族たちにすぐ東京を離れるよう伝えてくれ”という進言まで添えて。

(↑)こういう過剰報道をばかり連日見ていたら、
“アメリカにも放射能がくるー怖いー”と騒ぐ人が出てくるのもまぁ納得といえば納得ですし、
彼の“今すぐ東京を離れろ”というメッセージも意図は分かるのですが、
どんなに自分が“現状を理解している”という確信があったとしても、
私の家族の行動を貴方に決められたくは無い、
と、読んだ直後は正直怒り以外の感情は沸きませんでした。
私ですら、自分の家族にああしろこうしろ言うつもりはありません。
彼らの判断を信じ、尊重します。
“心配してくれるのは有難いが、立場をわきまえろ!故郷を捨てて逃げろ、という言葉の意味や重さをお前は理解しているのか!”と怒りのメッセージを返しそうになって、
いやいや、これはいかんな、と思いとどまりました。

情報をしっかり取捨選択すること。
そして何を選んでも、それに他人を巻き込まないこと。
どんな災害時でも混乱時でも、これだけは最低限のモラル。

それを改めて自分に言い聞かせ、
この情報は私に必要ない、とメールを静かに消去しました。
私の感情にあなたを直接巻き込まないために、返信はしないけれど、
その分、その人との連絡手段ももう絶たせていただきました。

風評被害が、一番迷惑!
私たちも賢い目と耳を持って、与えられた情報を判断してきましょう。
世の中、つくづく色んな人がいるもんだ、という勉強にはなっているけどね。

ちなみに、下は、後にAERA編集部が謝罪を出すことになった宙吊り広告。
話題になったのでご存知の方も多いかも知れませんが。
私もこれ見て、あまりに腹立ったのでAERAに直接抗議のメール送りました。
b0112009_9445130.jpg
「恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しました」という謝罪コメントですが、滑稽ですね。
これを報道悪と呼ばずして何と呼ぶ。日本の恥。
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  by supersy | 2011-03-27 19:00

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