A-Sun Conference Track & Field Meet。
レギュラーシーズン最後の陸上のカンファレンス・チャンピオンを決める大会がありました。
ホスト校は我らがUniversity of North Florida。うちの陸上の施設はオリンピックレベルの
かなり質の良いものなので、2年連続でこのカンファレンス大会をホストしています。
(既に来年もホストすることが決まっており、3年連続になるそうです。すごいなー)
そしてカンファレンス大会ともなれば2-3日かかるのが普通です。
うちの大学は全ての秋学期日程はとうに終わり、もう夏学期がスタートしているような時期なので、Athletic Training Studentsももう誰も残っておらず(これもどうかと思うのですが)、
フルタイムスタッフだけでやりくりをせねばならない、ということで、
当然私もヘルプに借り出されて行ってきたというわけです。
うちの大学のSports Medicineは、基本常に人手不足なので、こういう時は助け合いです。
なので、運が悪いと色々な怪我やトラブルが重なることも…。2日目はちょっと忙しかったです。
皆でトランシーバーで“こっちで怪我発生!”とか“ちょっとfirst aid tentにヘルプ来て!”とか、
わやわや連絡取り合いながら乗り切りました。
ちなみにトランシーバーのことを英語でradioとかwalkie-talkie(うぉーきーとーきー)と言うのですが、主に警察等で使われている“Radio Code(トランシーバー用語)”というのが存在するんです。
“こっちのクーラーの水少なくなってるからこのイベントの後ちょっと補充しとこうか”
とか言うと、今回の責任者である同僚、Track & Field担当のCourtneyから“10-4(テン・フォー)”
と返ってきたりします。10-4は了解、という意味。つまり、ラジャー、みたいなもんですね。
他にも10-1:ちょっと良く聞こえないよーだったり、10-20:今どこにいるの?だったり、
コードは色々存在するようです。まぁ、一般人は10-4ぐらいしか分からないと思うんですけどね。
何か面白いの言って皆を笑かせてやろうか、と思ったのですが、
調べてみてもなんかシリアスなやつしかありませんでした。元が警察用だから、当たり前か。
たいへんー、うんこでるー!!!とか、言おうと思ったんだけどな。
ちょっと気になる人はこんなサイトなんか見てみてください。
ちなみに何度見ても私の中で不可解というか、うーん??と思ってしまうのが、
3000m Steeplechase、日本語で、3km 障害物競走。
ハードルよりもがっしりした障害物をいくつも跳び越えなきゃいけないんですよね。
しかも3kmも走ると疲れてくるもんだから、最初はハードルを跳ぶ要領で跳び越えていても、
徐々に跳ぶ高さが落ちてきて、踏み越える、という感覚に近くなります。
しかも着地点が水、という箇所も400m毎にあり、より落差が高くなる上、
水の屈折で本人も着地のタイミングが狂うこともしばしば。靴もびちょびちょになりますしね。
正直見ていてかなり危ない競技だなぁ、と思います。
足が引っかかり靴が脱げて、残りを靴片方のみで走りきった選手、
それから、足をつっかけて空中で1回転して、頭から落ちて脳震盪を起こした選手も…。
投げ系の種目とか(誰かに当たりやしないかとハラハラ。特に槍なんか刺さったら…といつも妄想してしまう)、棒高跳びとか(棒が折れたり、マットでなく床に落ちたりしないかとハラハラ。ちなみにどちらも見たことがあります)、ハードルとか(ハードルに派手に引っかかって前につんのめって怪我しないかハラハラ、歯を折った選手もいたなぁ…)、リレーとか(バトンを渡すあたりで、選手が団子になり、皆して接触して転んだことも。これもハラハラ)、色々見ていて怖いものはあるんですけどねー。というか、私は基本的に心配性なので、何見ていてもハラハラしちゃうんですけど(苦笑)。
ともあれ、無事に終わって良かった。
週末、長かったです。でも、外で過ごす時間は、やっぱり気持ちいいなぁ。
この一年、バレーボールに水泳と、基本的に屋内にばっかりいましたからね。
さて、これでUNFでの最後のビッグイベントが終わりました。
これから2週間で、しっかり書類閉めたり大掃除したりしましょうかね。
こうしてひとつひとつ、終わっていくなぁー。
by supersy | 2010-05-16 23:59 | Athletic Training