I felt soooo evil!!!!

Weightlifting meetを終えて無事に帰ってきましたー。
意外にサクサク進んだので早く終わって幸せ!怪我人も出なかったし。
気がついたらコーチに大量のWhite tapeをうちのATRから盗まれていて、床という床にマーカーとしてべたべた張られていてショックでしたけど。。。あれ、最後の一箱だったんですが…。
どうしてヒトコト言ってくれないのかしら。

ともあれ、無事に終わってほっとしています。
あ、体育館の床は案の定キズだらけになってました。ははは。
大会後、床を見つめて唖然とするうちのADに、ホラ、だから言ったじゃないすか、とにやりと声をかけてみました。まぁ今回の事情が事情だから仕方ないし、そもそも来年に体育館の床の張替えをする予定だったからその理由がひとつ増えたと思えば、ね。

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さて。思えば初めて解剖の授業を取ったのはUndergradのAnatomy & Physiology。
解剖と言っても動物が中心で、ネズミやネコやブタやその他もろもろを見たんでした。
次は同じくUndergradのPT(理学療法)のクラス。これは動物ではなくヒトの体で、
PT studentが既にdissectし開いてある状態のカラダを見る、というものでした。
それからインターンで同様にCadaverを使って解剖を教えたりもしましたし、
手術も足首から肩まで色々見学させてもらったし、
今は以前に書いたClinical Anatomyの授業で皆でさくさく献体を切ってますしね。
こう振り返ると、解剖も随分と今までやってきています。

よく聞かれるのが、“気持ち悪くない?”とか、“怖くない?”
正直言うと、TVで注射のシーンを見るのすらもダメなタイプの私は、毎回、“こ、これ自分にできるのかな?”と緊張こそしてたんですけどね。自分はそういうの苦手なタイプの人間なんだと思っていたし。でも、慣れてしまうと、というか、学びたいという探究心が先行すれば別になんてこたぁないんです。うわー、すごい習ったとおりに並んでらーと再確認することも、えええ、こうなってるんだ!と驚くこともいっぱいです。教科書を読んでいるのと実際に見てみるのとでは大違いだし、いったんイメージとして自分の中に入れられれば、その知識は現場で生きるチカラになります。
だから、気持ち悪いとか怖いとか、全然思わないんですよ。
献体に毎回感謝の気持ちを持って大切に扱わせてもらってます。

でも、今週はさすがに、“うっ…”と思うことがありました。
そのお話を少し。
b0112009_533463.gif
さて、Clinical Anatomyの授業ですが、背面を切るところから初め、一回目の試験の後は献体をくるりとひっくり返して仰向けにしてあれこれ切っていました。首、肩、腕、手、胴、足…。私たちも作業に随分慣れてきたので、これらの解剖も非常に順調に進んでいたんです。
で、月曜の授業でDr. Borsaがついに“さて、そろそろ顔を切ろうか”と。

うわっ。顔ですか。少しばかり怯むボクのココロ。

TAの“顔は皮を掴んでべりーっとひっぺがせるから。私たちは去年そうやったわよ”という言葉に、

うわっ。ひっぺがすんですか。と、ますます怯むボクのココロ。

誰がやる?という声に皆大人しくなっていたら、“Sy、やる?”と名指しで呼ばれたので、
覚悟を決めて、もちろんやりますとも、と返事して挑戦してみることにしました。うへー。
教授が、“まず残ってる耳を取ってしまいなさい”というので、
ココロの中で、ごめんなさいアナタに恨みは全くないんですけど、と(今更といえば今更ですが)謝りながら耳を切り離しました。ちなみに耳は軟骨でできているので、メスで簡単に切れてしまいます。
これもよく観察すると小さな血管が走っていて興味深いですよ。…と、こんな話はいいとして。
Skin layerを引っ張るときには、普通に手で掴むだけだと滑ってしまうしGrip strengthも弱いので、めくった肌にハサミで穴を開けてそこに指を突っ込んでがっつり掴みます。
ええ、そうやって引っ張ってもskinって千切れないんですよ。タフにできています。
マスクを剥がすように、顎の下の辺りの皮膚を掴んで、思いっきり体重をかけて上方に引っ張ってみる。むむ、剥がれない。まだまだ色々な組織がひっついているので、別のクラスメイトにメスでそれを慎重に切ってもらいながら(顔の皮膚は薄くて、そのすぐ下に筋肉やら何やらいっぱいです)、私はひたすらうんうん引っ張っておりました。
何だか亡くなった方をいじめているような気分になって罪悪感を感じ、I feel so evil right now...と呟いたら、You've cut his legs and stuff already, what are you talking about now!?と突っ込まれてしまいましたが、それでも、うーん、顔の皮膚を全体重をかけて引っ張っているというこの絵面はどうも、やっぱり“悪いことをしてる”気がするのです。
気持ち悪いや怖いとは違うのですが、とんでもなく申し訳ない気持ちが、この日一日続きました。
コドモに“Sy, how's your day?”と聞かれて“Well I guess it's a good day cuz I peeled the skin off from a cadaver's face...”と答えたりね(苦笑)。

しかしこれらも全部学習のため!本当に自分の体を献体として私たちのような学生のために
捧げてくれる方々にはアタマが上がりません。色々見てきているだけに心底そう思います。
感謝と尊敬の気持ちを忘れずに、残る今学期も目一杯勉強させていただきます!うす!
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  # by supersy | 2008-03-21 16:00 | School | Comments(4)

思いっきし風邪ひいてます。

ひっさしぶりに思いっきり風邪です。
食べ物をカラダが拒否するようなどでかいやつです。
いやぁ、きっついっすね!!!!!


Softball gameをホームでふたつ終え、疲れて帰ってきたのが火曜日の夜。
あまりのだるさに、これは疲れすぎてるだけなのか?風邪の前兆か?とさっさと寝たのですが、
次の日起きて声が出なーい。うわー。風ー邪ーだー。

水曜日は元々授業がないという素晴らしい日なのですが、
この日は仕事も陸上もSoftballもawayで試合、ホームは野球の練習のみだったので、
ADに話して休ませてもらうことに。すごい、こういう事情で仕事休むって初めてかも。
上司から“なるべく週25時間になるように上手く調節しなさい”と通達されていたのと、
今週はまだまだ土曜日まで目一杯こき使われるのでたまにはこんなのもいいかなと。
で、水曜日はもっぱら家でおとなしくしてたんですけどね。
夜になって風邪が勢いを付けて悪化。なんで?

今日、木曜日はまたSoftballの試合が2試合あったので、行かなくちゃいけない。
でもこの体調では無理かもしれないと代打のPeteに連絡してみるも、彼はもう他の試合をカバーしなければいけないとのこと。上司は風邪がひどいなら行かなくてもいいよと言ってくれるけど、むー、うちの性格上、行かないわけにはいかない…。やっぱり子供が心配だし。ATSの頃は風邪で休んだってそんなに周りに影響なかったけどなぁ。ひとりで働くって、代わりがいないって、こういうときにキツいなぁ。
そんなわけで風邪を押して働きに行ってきました。
コドモに風邪うつしたくないので試合中はダグアウトの外にいましたけど(笑)
薬が効いたのか少しは楽になったのですが、“Syー、何で昨日いなかったの!”と子供たちもぴーぴー大量にやってきたので何だかいつもより余分に働いていたような気がします(笑)。

で、今は家に帰ってきてまたぐったりしているところです。
明日は朝から一日中Weightlifting meetがあるのでエネルギー貯めて臨まないといけませぬ。
今回うちはSub-sectional meetをホストしているので、なんだか10校くらい来るらしい。Head Weightlifting Coachの緊張がハンパじゃないんですもん、こっちまでドキドキしちゃいます。うちのWeight roomは非常にちっちゃいので、今回は体育館にベンチプレスやら何やらの器具を並べて行なうようです。あんなに薄いゴムを敷いただけじゃ、床、キズつかないのかな??
どうせボロボロな体育館だけど、ちょっと心配…。
とりあえず、運行がスムーズに行くように私も目一杯働いてきたいと思います。

…そのために、今日はシャワーを浴びて早く寝ます。
オヤスミナサイ。
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  # by supersy | 2008-03-20 21:30 | Athletic Training | Comments(3)

Clinical Human Anatomyとボクらの解剖用語。

ちょっと前からまたダイエット健康のためにと走り始めて、だんだん距離とスピードを上げていっていたら、最近は7mphで10マイル走れるようになりました。人間結構やればできるもんです。
10マイルって16kmじゃん!とか、1000kcal消費するとトレッドミルの表示振り切っちゃうよ!とか、そんなくだらないことでもひとりきゃっきゃと悦に入れるので、運動がself-esteemを高めるというのは本当だなぁと実感中です。でも、右足と右ふくらはぎ、両膝が痛くなります。Knee braceとカスタムのインソール欲しいなぁ。

さて。このを読みに来てくれる人たちの中に、GAに興味があるヒトも多いので、
今日は私が今学期履修している授業についてちょっとお話したいと思います。
Undergradの頃は一学期18単位取って目を回したりしていましたが、
Gradはその半分の一学期9単位ですからね。3hrs×3classesという感じで至ってシンプルです。

私が今学期取っているクラスの一つが、Clinical Human Anatomy。
早い話が、Human Dissectionのクラスです。GA ATCの生徒が全員で一学期かかって献体を丸々一体解剖していきます。最初は12人で1体って、2-3体くらいないと少ないんじゃないかしら、と思っていたんですけどとんでもない。一体丸々解剖ってかなり大掛かりな作業で、これで丁度ぴったりくらいな感じです。私はUndergradでCadaver labを取ったこともインターンで教えたこともありますが、実際にメスとハサミで切っていくのは初めて。キレイに開かれたcadaverばかり見ていたから今まで知らなかったけれど、人体って恐ろしいほどfasciaだらけですね!skin layerを切って開くと、そこに広がるfasciaの海。先生が“指突っ込んでばりばり引きちぎっちゃいなさい”というので、最初こそ抵抗がありましたが、一度やり始めるとこのばりばり感が病みつきに。。。いやでも、筋肉の周り、内臓の周り、それこそtissueとtissueの間に敷き詰められたワタのように、至るところの隙間を埋めています。最近トリートメントfasciaに重点を置くことって大事だなと思い始めてたんですけど、これだけあればそりゃターゲットにすべきですよ。間違いないです。先生ともfasciaについて小一時間熱く語り合ったことがあるのですが…まぁ詳しい話はまた今度。

新しい単語も学んでいます。
Probe、Scalpel(英語ではメスはメスと言わないんですね、オランダ語のようです)、Clamp…。
解剖用具もさることながら、最近皆で連発しているのが“appreciate it”です。
元々appreciateは色々な意味がありますが、英語で“I appreciate it.”と言えば普通ありがとう、感謝しています、という意味になります。しかし、ボクらの使い方は例えばこんな感じ。
“I found branches of some cutaneous nerve, what do you want me to do?”
“Appreciate it.”
神経や動脈、静脈は切らないように慎重に解剖を進めていきますが、末端の細い神経なんかは切らざるを得ないことがあります。なので、“この末端の神経どうしましょう?”と確認を取ったときに、Dr. Borsaから返事に返ってくるのが“Appreciate it”。訳すと、“see it, learn it, know it, thank it, then cut it.”って感じです。存在を認識し、理解し、でも仕方ないから感謝の気持ちを込めて切っちゃいなさいね、という。なので、皆に、“今からこの神経切っちゃうからホラ見てー。Did yall appreciate it?”と確認し、皆が“I appreciate it”と一礼をしてから切っちゃいます。

他にも、nerve-vascular bandleを見つけましたー!なんてときには、またもDr. Borsaが、
“Tease around it, preserve it!!”と言ったりします。この場合、teaseというのはからかうという意味ではなくて、tease around=その周りの余分なtissueを取り除き、キレイにしなさい、という意味になります。その方は失礼のないよう、丁重にお扱いなさい!みたいな感じです。

こんな風に、隠れ解剖用語というのは実にたくさんあって、この授業は今学期取っている中で最も楽しいクラスのひとつです。最初こそ、ヒトのカラダって自分で切れるかなぁ…と抵抗がありましたが、やっぱり自分の手で切ってみないと分からないことが沢山あるから積極的に参加しないと意味がないし、そうでなくてもDr. Borsaもばりばりボクらから用具を奪って切り出すほど燃えているので、今ではすっかり慣れていつも用具を取り合いながらアツい戦いを繰り広げています。笑いも耐えなくて面白いです。まだ私は骨をチェーンソーで切っていないんですけど、そのうちできるといいなぁ。
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  # by supersy | 2008-03-08 23:59 | School | Comments(2)

SEATA Conference Report 3 - Sudden Cardiac Arrest

さて、昨日の続きです。
講義の後半は主にSudden Cardiac Arrest (SCA)に関してだったのですが、
これは個人的に非常に興味のある分野だったので楽しく聞かせていただきました。

アメリカではSCAで一年に400000人もの犠牲者が出ているそう。
そのうち生存率は5%以下だというから、恐ろしい数字ですよね。
ただその中で若いアスリートが占める割合は非常に少なく、実際はその多くが年配の方によるHeart attackなわけですが、世界で一番最初にreportされたAthleticなSCAは何と紀元前490年にまで遡ります。それがペルシャ軍を撃退したギリシャ軍の勝利を伝えるために、伝令のPheidippidesという人物がアテネまで走り、勝ったと報告したあとそのまま絶命したというちょっと神話めいたエピソードなのですが、ちなみにその時に走った約26miles(=約42km)という距離が今のフルマラソンの距離の元になったと言われています。
…まぁそんな小話はいいんですけども。

さて、そのSCAの生存率を少しでも高めるために有効なのが、一分でも一秒でも速いAEDによる処置(詳しくは過去の記事1&2参照)。文字通り一分一秒がキーになってくるので(時間が経てば経つほど生存率は劇的に下がってきます)、私たちATCはいち早く行動するように訓練されているものですが、そんな中で私が全く知らなかった罠があることもあるようなのです。

Courson氏が見せてくれたのはひとつのビデオ。だいぶ古そうな大学のバスケットボールの試合の映像だったのですが、選手のひとりが突然コートに倒れ、全身を痙攣させ始めました。
この状況を見て、真っ先に私たちの頭に浮かぶべきはSeizure(癲癇)、ですよね。
Seizureの処置は何するんでしたっけ?そう。何もしない、んですよね。
Seizureはlife-threateningではありません。周りのヒトを現場から離れさせ、頭を打ちそうな危険なものをどかし、治まるまでmonitorしろと、そういう風に私たちは教わっているわけです。でも、実際はこの選手はSeizureではなく、HCM(これも詳しくは過去の記事参照)によるSCAで倒れていたんです。こういう風に、SCAの患者がcollapse時にSeizure-like activityを起こすことは珍しくないんですって。珍しくないどころか、資料によって数値に幅はありますが、20~30%のケースでこういった症状が見られるという報告がなされています。これをpureなseizureと勘違いして放っておいたりして治療が遅れれば、致命的。こういった事実をふまえて、Courson氏は、患者が意識を失って倒れている場合、seizure-like activityがあろうがなかろうがとにかくSCAとして扱うべきだ、と何度も強調していました。なるほど、知らなかったなぁー。
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でも、同時に、患者がseizure-like activityを起こしていたらAEDによる正確なanalyzeはできないんじゃないか?という疑問も沸いたのですが…。この場合はどうするんでしょう??

それからそれから。以前にも心臓震盪と心挫傷の話をしたことがありましたが(7/29/07付け)、この講義でもCommotio Cordisの話が出ました。ひとり、年配のATCと見られる方が“Commotio Cordisって何ですか?”と質問をしたのにはびっくりしましたが…。プロとして絶対に知っていなくてはいけない内容です!ちゃんと知識をupdateしておかないとダメですよ奥さん!
今回この内容をまとめるにあたって&興味が沸いたので、この講義の参考文献としてあげられていたArticle(*1)を読んでみたのですが、それによれば面白いことに、胸への衝撃って、その速度が速ければ速いほどCommotio Cordisを引き起こしやすいってわけではないんだそう。物体の硬さ、当たった場所等、Commotio Cordisの発生確率には色々な要素が絡んできますが、速度としては40mphあたりが一番確率が高く、50mphを越えると逆に落ちるのだとか。原因は定かでないようですが、速度が上がってしまうとelectrical activityへの影響よりもmyocardial damageが出てしまうからでは、という見方が有力なようです。

最後にもうひとーつ。
Courson氏が繰り返し繰り返し言っていたのが、
“No such thing as always or never.”
“There's no technique that's perfect.”
Emergency careにおいて最も大事なのは、状況にadaptすること。
例えば、Football選手が意識を失って倒れていてもヘルメットを外さない、というのは基本中の基本ですが、でも、外さざるを得ないという場合だってあるのです。Courson氏曰く、
“(Footballの試合で)ヘルメットを外した映像がTV中継で流れ、批判にあったことがあった。
 でも、あの状況は、ヘルメットが外れこそしなかったもののrotateしてしまっていて、選手の口が
 ear holeを向いている状態だったんだ。breathingを確認するためにも、外さざるを得なかった。”
“ホッケーの試合で、ボールが胸に当たって選手が意識を失って倒れたんだけど、
 顔からものすごい量の血が出ていたんだ。だから、スタッフたちは「胸に当たったと
 思ったけれど、それは自分たちの見間違えで、実際は顔に当たったのかも」と勘違いしてしまって
 commotio cordisの認識が遅れたことがあった。でも実際は、衝撃を受けたときに
 選手が舌を噛んでしまって、それによって起こった出血だったんだよね。”
“どんな状況でも、決め付けないこと。状況を冷静に見て、適応すること。”
勝手に自分の中でalways、やneverというルールを作らないこと、って、大事ですね。
一分一秒が大事な世界だからこそ、flexibleに。そしていつでもreadyで。

*1. Link MS. Mechanically induced sudden death in chest wall impact (commotio cordis). Prog Biophys Mol Biol. 2003; 82: 175-186.
非常によくまとめられている良いarticleですので、興味のある方は参考にどうぞ!
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  # by supersy | 2008-03-07 23:59 | Athletic Training | Comments(2)

SEATA Conference Report 2

案の定野球の試合を急遽行なうことになったので、家に帰ってきたのは11時すぎでした。
雨の中の試合だったのでカラダが芯まで冷えた…。
ここ最近の気温の上がり下がりにはホントちょっとカラダがもちませぬ。
と、いうわけで、日付をちょっと誤魔化してConference Reportの続きです。

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金曜日の朝は、$25を払ってMini-courseに登録してみました(今までNATA ConventionでもGeneral sessionにしか行ったことなかったので個人的に画期的です)。選んだのは、Emergency Evaluation and the Management of Head and Cervical Spine Trauma, and Management of Cardiac Arrest。University of GeorgiaのHead ATC、Ron Courson氏を迎えての講義でした。
コースの名前だけ聞くと内容が簡単に想像がつきそうですが、それでも講師の方が面白くてですね。幾つか新たに学んだことがあったのでまとめてみます。

●AVPU(Alert, Verbal, Painful, Unresponible)
 Consiousnessのレベルを決定する際の頭文字を取って上から順に並べたものです。つまり、
 Alert…意識がはっきりしている
 Verbal…声をかけると反応するが、意識は朦朧としている
 Painful…Painful Stimulusには反応するが、声をかけても反応はない
 Unresponsible…意識がない、coma状態  ですね。
ここでPainful Stimulusに注目してみたいのですが、例えば倒れている選手の指をぎゅっとつまんでやったとして、手を引っ込めるようなreflexが見られるかどうか確認するわけですね。でも、実は私具体的にどんな風に選手に痛みを与えればいいのかって教わったことが無くて、なんとなく、skinをpinchすればいいのかなぐらいに考えていたんですよ。肘とか背中とかでなければ、まぁ普通に痛いじゃないですか。しかしCourson氏によれば、
・Sternal Rub…胸骨の真上ををこぶしでゴリゴリ
・Modified jaw thrust…Pressure at TMJを加える
・Pinch web space……手の親指と人差し指の間をを思いっきりpinch
なんかが“痛いポイント”として有効だそうです。中でもSternal Rubは容赦なく擦り付けるとめちゃめちゃ痛いのだそう。他にもネットで調べてみたらtrapをsqueezeするとかApplying periorbital pressure だとかも見つけました。要は痛かったらいいんでしょうけど、こういうポイントを知っておくといざというときに便利かも知れないですね。しかし、どこをどうしたら痛いか知っておかなきゃいけないというのも難儀な職業です。

●BP measurement in emergency care
私が今まで色々なインターン等から培ってきた経験から言うと、emergency careにおいてひとたびAthleteの生命を確保したら(ex. secured the athlete on the spine board or whatever you need to do..)、BPを測るのが理想的。と言うのも、EMTを待つ間、BPのDramatic dropをnotesしておけばshockもいち早くdetectできるし、ambulanceが来たときに数値をbaseline dataとして報告することもできる。ただ、印象としてはこれはかなり付随的なものであって、時間的余裕がない、もしくは充分な人手がないと実効しづらいんじゃないかなと思っていたんですよね。あんまりpracticalじゃないかなと。しかし、その私の最大の“?”を解決してくれたのがCourson氏の一言でした。名づけてpulseを測りながら大まかなBPも把握できちゃうテクニック!
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さて、皆さんEmergency careでは脈をどこで測りますか?CPR certificationでは大人・子供はcarotid、infantはbrachial pulseと習うと思いますが、Courson氏はCarotidとRadialを同時に取るといい、と言うんです。
   ・Carotid pulseが確認できる→BPが60mmHg以上ある
   ・Radial pulseが確認できる→BPが80mmHg以上ある
という目安になるらしいんですね。これは心臓から各pulseポイントの距離を考えればなるほど理に適っています。つまり、carotidがあってradialがabsenceだとBPは大まかに60~80の間だと考えられる。軽いshock状態ですよね。こんな風にBP measurementをprimary assessmentの一環として行なうことができるそうなんです。Pulseを取るときにこのテクニックを使えば、頭の片隅にBPの情報を留めておける。後のEvalの役に立つかも知れません。もちろん、それでも余裕さえあれば正確なBPを測っておくのは好ましいことだと思います。ただ、Primary assessmentのルーティーンにこのテクニックを混ぜこんでおくのはclinicianとして一つのスキルになるんじゃないでしょうか?
個人的に目からウロコでした。

さて、まだちょっとこの講義から学べた面白いことはあるのですが、それはまたまとめて明日に。
明日はWeightlifting meetとbaseballだけど、どでかい嵐がやってくるらしいからどうなるかなー。
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  # by supersy | 2008-03-06 23:59 | Athletic Training | Comments(2)

SEATA Conference Report

お久しぶりです。

ぎゃ。一ヶ月半くらいぶりだ。

お察しの通り、忙殺されておりました。

でも生きてます。


b0112009_11253222.jpgざっとこの間のことを振り返ると、えーと、2月半ばでバスケットのシーズンが終了しました。
男子バスケはDistrictで優勝して、Regionalに出場!するも、一回戦目でState#2を相手に善戦しながら敗れてしまい、State champの夢叶わず。でもここまで休み無しで頑張ってきた皆は偉い!お疲れ様でした。肉体的にも参る寸前のコがいたりしたので、これでようやくカラダを休憩させてあげられますね。FootballからずっとIn seasonっていうコも少なくなかったですし。やっぱりバスケは自分がやってきたスポーツなので思い入れも強く、終わっちゃうのは寂しいです。クリスマスブレイクも共にし、毎日夜8時過ぎまで一緒にいた仲ですから、シーズンが終わって2日くらいなのにバスケのコたちが、“Sy!!全然会わないから寂しい!”とぎゃーぎゃー飛びついてくるものまた可愛い。

↑写真はチャンピオンのトロフィー@McDonald。もう試合の後にマックに寄らなくてもいいのは嬉しいけれど…。

現在は、Softball、Baseball、Boys & Girls Track & Field、Boys Weightliftingがシーズン中です。ソフトも野球も一試合が長いので拘束時間は相変わらずですが、選手も懐いてくれるし試合の観戦の仕方も分かってきたのでだんだん楽しくなってきました。あと一ヶ月半くらいでこれら全てのシーズンが終わり、残すところSpring Footballだけとなります。
長い、長い、in-seasonの旅。
少しずつ、少しずつ、ゴールが見えてきました。

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さて、話は変わりまして、先週の2/28~3/2まで、テネシーはFranklinまで行っておりました。
というのも、NATAのSubdivision、SEATA(Southeast Athletic Trainers' Association)のconferenceに行っていたのです。先学期に授業の一環として行なったCase StudyのabstractをSEATAに送ったところ、恐れ多くもPoster Presentationに選んでいただいたので、そのプレゼンをしにボスやクラスメートと行ってきたのでした。UFってば意外にお金が無くて、テネシーまでの移動は飛行機ではなく、なんと大学のvanで片道9時間のride。運転は上司2人に任せて私はクラスメートのKateとわいわい騒いでいましたが…。9時間は遠いです、正直ね。
b0112009_11463060.jpg
UF ATのウェブサイトに使うからポスターの前で写真を撮れと直属のボス・Dr. Doverに言われていたので、同様にポスタープレゼンがあったKateと写真を撮り合い。ふざけてこんなGangsta風な写真を撮って見せたら、Dr. Doverには“うん、使うとしたらコレ以外だね”とあっさり流されました。
しかしこんなDoverも、夜になると一変。上司と一緒にお酒が飲めるのがGradのいいところですね!(Undergradでは絶対に有り得ませんでした)酔っ払ったDoverは面白すぎて僕ら以上にはっちゃけていて、もう笑いが止まらないったら。彼の新しい一面を見てしまいました。
…というか、あれ以来私の前ではすっかりはじけてくれるようになりました、Dover。
b0112009_11545062.jpg
UF Athletic Training Team Pic!! 教授のEric、クラスメートのKate、私とDr. Dover。

私のCase Studyの内容と、Conferenceの詳しい内容は、また明日改めてお伝えします。
きっと、たぶん、雨天順延になっていた野球の試合が明日にrescheduledされない限りは…。
これだけ更新にムラがあるのに、最近色んな人たちにBlog楽しみにしてるから、と優しく声をかけてもらうことが多いので、(更新が思うように出来ていなくて本当に申し訳ありません。。。)
自分を潰さない範囲で、日々学んでいる内容をしっかり残していければとは強く思っています。

気長にお付き合いくださいませ。
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  # by supersy | 2008-03-05 11:20 | Athletic Training | Comments(4)

Kennedy Space Center!!!

私は常々、“矢印が中ではなく外を向いている人が好きだ”と言っていたりしますが、自分に関してもそれは一緒。自分の専門を掘り下げていくのも大事だけれど、やっぱり世界の見聞も広げていかなくては豊かなオトナになれないと思うんですよね!色んなものに興味を持ってみるって大事だと思うんですよ。

b0112009_14462867.jpgということで、たまには仕事を離れて自分の専門外のことにどっぷり漬かってみるのもいいんじゃない?と、今日は友人たちとOrlandoにあるKennedy Space Center (KSC)に行ってきました。
Texasに長く住んでいたのにHoustonのNASAには結局一度も行かず終いで、単純にSpace Centerという所に行ってみたかったのももちろんあるんですが、航空宇宙技師であり、よく構って頂く素晴らしい友人でもあるT氏があと2週間で完全帰国されてしまう前に、是非その道のスペシャリストと一緒にこういう場所を回ってみたい!という思いもあったんです。やっぱり、詳しい方と一緒に見て回れれば楽しさも2倍3倍ですもんね!
←そんなわけでGvilleから2時間半ほど車を走らせて着いたのはKSC~。

b0112009_1452169.jpg日本の感覚から行くと、Space Centerというとなんだか宇宙や宇宙船に関する展示ばっかりのお堅い資料館を想像してしまいそうですが、そこはさすが遊びの天才・アメリカ。大きな大きなテーマパークになっていてアトラクション的要素も多くあり、魅せるのが上手です。ここでの目玉のひとつが、約2時間ほどかけて施設中を回るバスツアー。3箇所にあるテーマ別のComplex (Launch Complex/ Apollo・Saturn V Center/ International SpaceStation Center)間をバスで移動し、そこを好きなだけ見たら、バスに並んで待って、次のComplex向かう、と言ったように、自分で時間調節をしながらKSCの様々な施設を見学できるツアーになっています。例えばLaunch Complexではこんな風に(→)スペースシャトルのエンジン部が間近で見られるように展示されていたり。素人には複雑に曲げられた金属のカタマリにしか見えないのですが、なかなかこれがどうして、T氏にエンジンの大まかな構造や仕組みを解説してもらいながら見ると、甚く感激してしまったりするのです。ひとつひとつの配管やバルブにしっかりと意味があり、効率と能力を研究し尽くした結果こういう設計が出来上がるわけなんですね。いわば宇宙学の知識と技術が凝縮された結晶であり、シャトルの運命を左右する大事な中枢でもある部分。奥が深いぞ、エンジン!
高台からは、ホンモノの打ち上げ台(→)を眺めることも出来ました。ここからあのでっかいシャトルが宇宙へ飛び立つのかと思うと、なんだかうっひょーってなっちゃいません?


しかーし。私たちが一番見たかった目玉中の目玉はApollo・Saturn V Center!
ケネディ大統領の演説のムービーから、アポロ計画の始動、そして数々の失敗を乗り越えてついにアポロ8号が月軌道に辿り着く…という歴史を映像で見た後に、Firing roomを模って作られたシアターで8号の発射シーンを忠実に再現。なんだか自分が本当にその発射の場面にいるような気分になって、カウントダウンが迫る緊張感にぞくぞくしてしまいました。そしてそしてっ。
b0112009_15173389.jpg
そのシアターを出ると目の前には正にその、363 feetにも及ぶ(↑)ロケットが横たわっていました!
これはそのお尻のほう。エンジン部。でかいー。でかいー。半端じゃないー。
b0112009_15194848.jpg
せっかくなので宇宙飛行士の方ともコミュニケーションを図ってみました。ガラス越しに。
残念ながらあまり反応はありませんでした。


バスツアーを堪能したあとはShuttle Launch Experienceという、その名の通り自分が宇宙飛行士になって発射の瞬間を体験してみよう!というアトラクションにも乗ってきました。
発射のときって、90°の急角度で椅子に座った状態なんですね!発射の一瞬前に、機体全体がTwangという揺れを起こすんですね!発射したあと、空気抵抗で機体への圧力が最高潮になった状態をMaxQというのだそうですが、その圧力に負けてぺしゃんこにならないように、一時的に機内の気圧を上げて耐えられるような計算がなされてるんですね!知らなかった新発見ばかり。面白いなぁ。面白いなぁ。細かい解説ひとつひとつによく勉強されてるなぁとびっくりしてしまいます。

宇宙って、自分の専門にこそ選びはしませんでしたが、小さい頃からとっても興味のある分野だったので本当に楽しかったです。解説してくださったT氏、本当にありがとうございました!

やっぱりどの世界においても、第一線で活躍されて、それにも飽き足らない貪欲な好奇心と向上心で新しいことへ努力されてる方と出会ったりお話ししたりする機会があると刺激になります。私も自分の専門を一歩引いた新しい眼で見られたりして、そうすると新しく見えてくるものが結構あったりして、モチベーションの起爆剤になってくれるんですよね。UFではAT関係の人こそ少ないものの、他の様々な分野でそういう大先輩たちに出会えているのは本当にありがたいことです。今日は素晴らしい一日だったなぁ。ふはー。
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  # by supersy | 2008-01-19 23:59 | Fun | Comments(4)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE

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