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PRI福岡講習終了。PRIの夏が終了!

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5月28・29日にあった福岡でのPRIマイオキネマティック・リストレーション講習を終え、昨日埼玉へ帰ってきました!今回は初のソロ講習ということで実はどうなるかかなりこっそりドキドキしていたのですが(朝から晩まで一日しゃべり倒したことはあるんですが、2日がかりの講習をこうして教えた経験はなく、体力的にもどうなるか未知でした)、意外なことに疲れもなく私自身心から楽しんで講習を終えることができました。これも40名の受講生さんが明確な学習意図を持って参加してくださったこと、そして主催のImprove株式会社代表の合原さん、会場として福岡リゾート&スポーツ専門学校を快く貸してくださった所さん、現役学生でスタッフとして切り盛りしてくれた福永さん、ラボアシスタントとして鋭い意見をたびたび投げ込んでくれた近藤くんらバックボーンの活躍があったからこそです。皆さま本当にお世話になりました、ありがとうございました!
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後半に全員でやった大腿筋膜張筋の抑制エクササイズ。なかなかの絶景でしょ(笑)?

せっかくの福岡出張なので、一日早く前乗りしてちょっとだけ観光も楽しんできました。私が泊まっていたホテルから電車で二駅くらいのところに福岡市美術館があったのでまずはそちらへ遊びに行って(↓)、静物画展を観覧。静物は英語で"still life"になるらしいのですが、本来生きて動いていたものがそのアイデンティティーである「動き」を奪われ、stillになってからも生き物として時間が過ぎるということはどういうことなのか、というなんか哲学的なことを考えながらゆっくり見てました。…まぁ、そんな偉そうなこといって一番気に入ったのはこの右上の「豆腐」っていう作品なんですけど。とうふ。
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美術館があったのは大濠公園という大きな公園の中だったので、美術館を出てから一周ぐるりと歩いてみました。すごいすごい、都内ではなかなか見られない鳥がいっぱい!マガモ、ダイサギ、アオサギ、カワウにぴーひょろろと鳴いてるトビの大家族もいました。
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そこからさらに駅で二駅のところの福岡市博物館にも足を延ばしました。美・博物館のハシゴというのもなかなかしないかも。こちらは特別展示で「魔女の秘密展」というのがあったので、あら、ハリーポッターからの魔法ブームでファンタジーな感じの展示かしら?と気軽に見に行ったら、中世ヨーロッパの魔女狩りの歴史などに焦点を置いており、拷問に使われた様々な道具も並べてありました。「魔女裁判の決め手は自白だったので、とにかく自白させるために酷い拷問が繰り返された」という解説を読んだ後に、顎を砕いたり脛を折ったりする道具を見るとなかなか…むう。
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そこから徒歩数百メートルにあるのが福岡タワー!日本では東京スカイツリー、東京タワーについで3番目に高い建築物なんだそう。博多湾、海浜公園、マリゾン、ヤフオクドームも見える。お天気も良くてよい眺め!ちなみに展望料金は大人一人800円なのですが、福岡市美術館や博物館、各特別展の半券提示で160円ほど値引きになりました。逆でも割引があるみたい(福岡タワーの半券で美術館・博物館が200円値引き…ということはタワーに先に来たほうがよりお得なんですね)。
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その後は展望台から見えていたシーサイドももち海浜公園まで行ってきました。みんな昼間っから海沿いのお食事処で焼き鳥にビールとかやってて楽しそう。
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連日連夜様々な方と一緒にお食事できたのも楽しかったです。福岡の皆様、ヒト癖フタ癖あってアツいですね。打ち上げのもつ鍋美味しかった…。また食べたい…。
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4泊5日の福岡滞在でしたが色々たんまり満喫できました。また絶対遊びに学びに帰ってきます!3週連続で名古屋・東京・福岡とお送りしたPRIのこの夏の(…というか、まだ5月なんですけどね)マイオキネマティック・リストレーション集中講習はこれで終了ですが、次の帰国の12月にパワーアップした講習が提供できるよう講師一同頑張ってまいります。講習に参加してくださった皆様にはお伝えしましたが、12月にPostural Respirationの講習を実現するのが今の我々の目標です。有言実行にしなければ!
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  by supersy | 2016-05-31 15:00 | PRI | Comments(0)

PRI東京講習終了!

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58名の猛者たちと最高に楽しい週末を過ごしてきました!PRI Myokinematic Restoration東京講習が無事終了です。今回は素晴らしくしつこい参加者さんがいっぱいで(めちゃめちゃ褒め言葉です)、自分の言葉でPRIを喰らいついて噛み砕き表現しようとする人、休憩返上で実技の練習を繰り返す人たちが沢山で我々講師も幸せを左奥歯で噛みしめておりました。せっかく皆さん土日返上で講習に来てくださっているんですもの、心行くまで学んで帰ってほしいじゃありませんか。

アンケートの過去の要望を読みながら、講師もそれぞれ試行錯誤しながら、毎回教え方や内容を少しずつ変えています。PRIのオリジナルさは変えず、現在提供できるMyokinの内容のみでもいかに多くの患者さんに使えるよう応用可能か、というところも考えながら…。今回の講習の実技時間は過去最高に長く取りました。福岡もこの感じで行こうと思ってます。実技は京都から弾丸日程で駆けつけてくれたPRI教育コーディネーターぬっきーさんと、EBP講習のたびにもお世話になっている高橋さんにもラボアシスタントとしてお手伝いいただきました。

あと今回本当に縁の下の力持ちで講習開催を支えてくださったのは主催の帝京大学スタッフの皆さん!初日、会場入りしたらこんなに素敵な看板が出ていたのでびっくり!軽食にも心憎い演出が…(たけのこの里派な私の好みにもどんぴしゃ)。参加者の皆さんはもちろん、我々講師もゆったりしっかりまったり過ごせるような環境を作っていただいて助かりましたー、本当にありがとうございました。
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  by supersy | 2016-05-23 18:00 | PRI | Comments(0)

月刊トレーニングジャーナル6月号発売。

春学期も無事に終わって、いよいよ明日帰国です!今日はうちの学生らの卒業式に出てきました。
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今日は来賓のおじさんの挨拶が長すぎてどうなることかと思いましたが(苦笑)、無事に式も修了。BOC試験に一発合格した10人の優秀なうちのシニア達。これから世に出て羽ばたいていくわけですね。いやー、感無量!




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さて、月刊トレーニングジャーナル6月号が本日発売なのですが、実はこの回より連載を開始させていただくことになりました。アメリカでアスレティックトレーナーという職業が今何を見据えていて、どこへ向かっているのか…、日本が学ぶところがあるとすればどういうところか…、毎回少し違う角度からお話しできればと思っています。連載一回目の6月号は、アメリカのアスレティックトレーニングの必須学位が学士から修士に引き上げられることになった背景や意図、それらがもたらす将来への影響などについて書きました。一度まとめておきたいなーと思いつつなかなか手を付けられなかった分野なので、個人的にこういう機会を頂いて非常にありがたく思っています。興味のある方はこちらからどうぞ。一部書店で販売していますがオンラインでも購入可能で、送料は無料だそうです。



それからそれから。最終告知になりますが、今月末・6月アタマに以下の日程で、Evidence-Based Practice (EBP)講習を、東京は立川で行います。こちらのほうも興味のある方はぜひ、リンクから詳細を確認してみてください。

5月25日(水) 18:30-21:30pm
  「エビデンスに基づいたスポーツ傷害診断: 基本から応用まで」
  会場: たましんRISURUホール 第6,7会議室   参加費: 8000円

6月1日(水) 18:30-21:30pm
  「エビデンスに基づいた治療介入: 基本から応用まで」
  会場: たましんRISURUホール 第1会議室    参加費: 9000円

お申し込みはリンク下のカレンダーから個別にどうぞ。両方でも、片方だけでも。受講の順番とか、受講資格とか、指定は特にありません。多くの皆様に会えるのを楽しみにしています。初めての方も、リピーターの方も、学生さんも大歓迎です。エビデンス苦手、論文は得意じゃない、英語読むの苦手という皆様、是非!

あれっ、告知ばかりになってしまった。ま、いいや。それでは、日本で会う方は日本でお会いしましょう!お世話になる方々よろしくお願いいたしますー。
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  by supersy | 2016-05-14 18:20 | Athletic Training | Comments(0)

苦しい時には、手を膝につけ!

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よくキツいworkoutの最中に、コーチが選手に「膝に手を付けるな!手は頭の上!」「うなだれるな!前を向け!」と指導したりしますが、私は敢えて言いたいです。苦しい時には、うなだれやがれ!
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…ま、うなだれるという表現はちょっと大げさですが、胸・腰椎の屈曲、肋骨を内旋位に持っていって、Zone of Apposition (ZOA)をrestoreした状態でまずstate of exhalation (空気を吐き切った状態)を確立し、そこから空気を吸ったほうが効果的な空気の動きが実現するのではと思います。ちょっと絵も描いてみました(↑)。

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これはWestern Washington Universityの修士学生が2014年に発表した論文1なんですけれども、面白かったのでまとめておきます。この研究では『伝統的』なHands on head (HH)と『非伝統的』であるHands on knee (HK)のふたつのリカバリーポジションを比較しています。被験者になったのは女子サッカー選手20人(平均年齢20.3±1.1才)。Treadmillを使って4分間激しいランニング(90-95% HRmax)をさせ、その後3分間recovery positionで休憩、これを4回繰り返す。このとき、休息中に取るポーズはランダムでHHかHKと事前に決まっており、休息中はHRR (heart rate recovery)、VCO(carbon dioxide elimination)、VT(tidal volume)を計測、記録。一番最後の3分休息の後、Wingate Anaerobic Test (stationary bikeを30秒をできる限り早く漕ぐ)を使ってanaerobic powerも計測しました。
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…で、統計的に優位な違いが認められたのは一分当たりのHeart Rate Recovery (53±10.9 vs 31±11.3 bpm; p<0.001)とTidal Volume (1.4±0.2 vs 1.3±0.2 L/min; p<0.008)。つまるところ、休憩中の呼吸を吸う・吐く時の空気量が多く、air exchangeがより効率よく行われていること、そしてその結果、心拍数がより早く通常へ戻っていることが確認されたわけです。

もちろん被験者がたったの20人じゃん、とか、あくまで修士論文でジャーナルでは発表されてないじゃん、とか色々あるとは思うのですが、この2 positionsを比較した研究は他で見たことないので私は面白い情報源だと思って読ませていただきました。backgroundなどとてもよく書かれていますね。だからね、"Keep your head up! (頭を上げろ)"という言葉が見た目だけでなく精神的なメッセージも含まれているのは分からなくはありませんが、最も効率が良い回復の為には、上げる頭は心の中だけにして、実際の頭はうなだれているくらいで、膝は手についていたほうがいいぜよ!という結論を、なんとなくここにぽつりと置いておきます。コーチングスタッフの理解さえあれば、現場での応用の仕方は色々あると思いますですよ。過呼吸気味の子とか特に…。

1. Houplin JVM. The effects of two different recovery postures during high intensity interval training. [master's thesis]. WWU Masters Thesis Collect;2014:330.
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  by supersy | 2016-05-01 15:00 | PRI | Comments(0)

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