<   2011年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

 

十人十色。同じ怪我でも皆違う。

なんか最近色々ありすぎる…。
今日も濃密な一日でした。濃ゆかった。
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楽しめな話題でいうと、今日は試合前のwarm-upで指を脱臼した子がいたりしました(苦笑)。
試合の30分前ですよ?準備も終えて、試合に臨むだけ!と思っていても、
そうはさせてくれないのがうちの子たち。まったくもう、手がかかるったらないです。
本人は脱臼の経験は全く無く、自分の指が明後日の方向を向いていることが
あまりに非日常で理解不能だったらしく、最初は大笑いしていたものの、
そのうち痛みがやってきて、パニックになって大暴れ。
あまりのパニックに“わぁー触らないでー!もっと折れちゃうー!”とまで言われました。
ロッカールームに引っ張っていって、なんとか落ち着かせて、
“これは脱臼よ、治せるから大丈夫よー、深呼吸してー“と、はい、ぱきっと治して終了。

ちなみに指の脱臼治すのは通産6回目くらいになるんですが(初めて治したときの話はこちら)、
今回のは治した自分が拍子抜けしたほど、感動するくらい簡単でした。
基本、tractionをかければほぼ自然に戻るんですが、今回はそんなに引っ張る必要もなく、
終わってから、うちの学生(ATS)にやらせてあげたかった!と思ったほどの簡単さ。
(もちろん法律上立場上できないし、させないですけど、でもそれくらい本当に簡単だったので)
そんな状況を目の当たりにしていた当の学生(女の子)は半泣きで目を白黒。
あまりの選手の取り乱しっぷり、そして見た目のグロテスクさ(?)に度肝を抜かれたよう。その後一変して“すごかった!面白い!”と大興奮して選手にヒンシュクを買っていましたが(苦笑)。

治ったあとはもちろん痛みはありましたが、骨折の疑いも無く、状態は良好。
選手もほっとしたようで、“どうすればいいかわかんなかった…あ~怖かった”と、
お化け屋敷から出てきた時のような、泣き笑いの顔をしていました。
最終的には試合もテープすらせず無事プレーすることができましたよ。よかったよかった。

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うちのコーチたち(特に女性陣)はこういうのが苦手みたいで、今回のような怪我があると、
うわぁぁぁSY!!!!SY!!!!!!SY!!!!!!!なんとかして!!!!!!と基本ただただ大騒ぎしています。
ぞくぞくする!とか、sympathy painが!と、目を覆っていたり(笑)。何だか可愛らしい。
その分こういうエピソードがあればあるほど、ますます尊敬をしていただけるようです。
何というか、ありがたいです。

コーチといえば、そういう派手な怪我が苦手なのに、ちょいちょい、と練習中呼ばれたかと思うと、
“私の甥っ子がバスケして遊んでいて、変に膝から落ちて膝蓋骨(膝の皿)を骨折してね…”と、
話してくれ、“これ、Syにと思って”と、わざわざレントゲン写真まで見せてくれたりします。
“私は気持ち悪くて見られないんだけど、Syなら喜ぶかなと思ったのよ”と。
ぐふ、喜びます。興味あります。Patella Fxなんて滅多に無い怪我!面白い…。
ありがとう、コーチー。

そんなわけで、
この仕事何年やっていても、学ぶことなんて山のようにあるんだなぁ、なんて思っている近頃です。
見たことも無い怪我、見たことある怪我なのに症状の出方が違う…一筋縄ではいきません。
毎年毎年、新たな場所で、新たな人たちに囲まれて、成長させてもらってきたなぁ。
シーズンも残り一ヶ月ほど。もちろん怪我は少ないほうがいいけれど、
しっかり学ぶところは学んで、クリニシャンとしてもステップアップしていきたいなと思ってます!
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  by supersy | 2011-01-29 22:30 | Athletic Training | Comments(0)

人を先導し、且つ殿を務める。三足の草鞋くらい、履きこなしてみせる。

立場が上がれば上がるほど、直接コミュニケーションをとらないといけない人数が増えてくる。
元々Athletic Trainerというのは、人と人との間に立つ仕事ではありますが、
こうなってくるとももう選手だけ相手にしていればいいわけじゃないんですよね。
色んな人がいるもんです。よくやってくれていると手放しで褒めて認めてくれる人もいれば、
もっとあーしろこーしろと仕事に細かい注文やいちゃもんをつけてくる人もいる。
第3者間のトラブルも生まれてくるし、自分はその間に立たなければいけない立場にもある。
他人の不手際にも自分が代表して頭を下げなければならない。
組織の面目を傷つけるわけにはいかないから。
自分の感情だけではますます仕事はできなくなってくる。当たり前ですが、難しいもんです。

時折振ってくるADからの要求に応え、コーチの我侭や気まぐれにも文句言いたいのをぐっとこらえ、
根気良く付き合ってきているつもりですが(我ながら)、今回は新たな類の問題がありました。
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それは生徒とGA間のごたごた。

性格の不一致というか、価値観の違いというか、教える側と教わる側の見解の相違というか…。
上司と部下の関係とはいえ、まだどちらも学生ですから、双方に未熟なところはあります。
こんなとき、ACIとATSの問題に割って入るのは、そう、Clinical Coordinatorなのです。
私が動かなければいけないのだ。わー。なんじゃ。偉くなったもんじゃ。
今まで、何かあったらいつでも言いに来るんだよ、とみんなに言ってきたけれど、
実際今回初めてのがちんこトラブルだったので、正直ちょっとどうアプローチしたらいいものか
悩みましたが、お互いの言い分を聞いて、どっちが正しいどっちが間違っているではなく、
お互いを立てつつ、普段頑張ってくれてる/努力しているところを認めつつ感謝を伝えつつ、
組織としても、個人の集団としても、ここさえもっとこうしたら建設的なことになるんだよ、
と、誘導した感じになりました。
No hard feelings(後味良く)で最後は和気藹々と終わることが出来ましたが、
こんな仕事っぷりで良かったかなと急に心配になり、終わってから思わず同席していた
Program Directorにこんなんで良かったかな?と眉を下げて聞いてしまいました(苦笑)。

いやー、ここでの仕事を取ってから、完全に仕事時の感覚というか意識が変わりました。
今までは例えばVolleyballとSwimming&Divingと、面倒を見るのが2チームと決まっていたら、
担当外スポーツの選手や、同じ組織内でもdivisionが違う人間とか、まったく興味が無かった。
自分自身の仕事に他の誰も干渉しないという一種の恐怖感があったので、
(ボスも非常にeasy-goingで、Syの好きなようにやれ、全て任せる!というタイプの人だったし)
自分の仕事の質を最大限に高めるため、集中しなければならなかった分、
ほかの事に無駄にエネルギーを使ってたまるか、と太い太い線を引いていたのかも。
しかし今回は相手にしている人数が違う。
自分のスポーツ(今回は女子バスケとゴルフ)に加えて、自分の授業を履修している生徒、そして、プログラムの学生とスタッフ合わせてざっと50人ほどをoverseeしなければいけない立場なのです。小さなぎくしゃくが大きな亀裂にならないよう、何かあったらすぐに自分の耳に入るようにするためには、いつでも誰にでもAccessibleな人でなければいけないので、感情の波は仕事場では出せません。ほんわかにこにこ、でもてきぱききびきび。がっつり頼れるけどふわっと柔らかい、そういうのが理想。Undergradの学生はもちろん、GAの皆や同僚にも、最近どう?とこまめに声をかけたりね。

そんな自分の変化が結構面白かったりします。
学生は相変わらず泣きながらこの世の終わりみたいな顔して私のオフィスに来たりするけれど、
部屋を出て行くときには笑顔で“またねSy、ありがと!”と出ていくから今のところいいのかな?
こんなことに半日費やした今日ですが、こういう努力はきっと無駄ではない、と思うのです。
でも結構このところ、こういう風に時間を取られることが多いな(苦笑)。
一日ずつ、丁寧にこなしていこう。まだまだ頑張らないといかんなー。


…なんて思っているときに、
タイミング良く、夕飯行くぞ!と声をかけてくれるDanおじいちゃんに感謝。
今日も例によって二人で食べ放題でがっつり食べてまいりました(笑)。いい息抜きになった。
私も色んな人に支えられて頑張ってます。世の中持ちつ持たれつとは良く言ったもんだ。
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  by supersy | 2011-01-28 21:00 | Athletic Training | Comments(0)

“死体”ではなく“献体”。

なんだか日本で“人体の不思議展”が法的問題になっているという記事を読んでびっくり。
ここまでCadaverを扱った授業を教わったり教えてきた立場の者として、
あれを“死体”と認識していること自体が非常に失礼だと思うのですが。。。
つまりは気持ち悪いものと思っている、ってことでしょ?
死体だなんて、とんでもない。献体です。捧げていただいたものなのです。
私たちが献体を使わせてもらった時だって、授業の最初と最後には、献体となることを了承してくださったご本人とそのご家族の方に感謝の気持ちを忘れないよう、黙祷したりしたものです。
今まで関わった解剖の先生たちも皆、尊敬と感謝と愛情の気持ちを込めて、
丁寧に献体を扱っていました。決して大げさに書いているわけじゃありません。
人体を学ぶ側も必死で真剣に学んでいるんです。遊びでやってるんじゃない。
展覧会を作っている人たちだって、死体並べたら面白いんじゃないか、うはは、
みたいなふざけた気分で作っているわけがないでしょう。
あの標本みたら分かります。とんでもない時間をかけて、とんでもなく高いレベルの技術で、
丁寧に綺麗にDisectされたものたちばかり。なんというdedication。感服ものです。
それを一般に公開するなんて、今までになかった、素晴らしい機会だと思うのに。

(まぁでも仮に死体だとしたって、自分だって死んだらああなるんだから、
 何もそんなに騒ぐこと無いのではなんて思うんですけどね。
 イヤだったら見に行かなければいいだけの話で)

あんたの感覚が麻痺してるんだ、と言われればばそれまでですが、
なんだか論点が違うように思えたので…。

不思議展を見に来るヒトの中には、そういう深い感謝や配慮を欠く、
もっと軽い気持ちの興味本位のみの人もいるかもしれないけれど、
それでも人間の、“人体をもっと知りたい”という欲求はごく当たり前のものだと思っています。
だってつまるところ人体って自分自身のことにつながるわけですし、
自分のことをもっと知りたいという欲求は悪いものではないでしょ?
この展覧会はそういう目的で作られたものではないの?

それを“精神的に苦痛を受けた”とか、グロテスクだとか…
私にはよくわかりません。医学の発展と医学を志す若者の教育のために、
自らの体を捧げてくれた死者を冒涜しているのは、紛れも無くそういう人たちなのでは。

あんまりまとまってないけれども、何だかちょっと気になったのでつれつれと書いてみました。
多くの人にとっては非日常すぎてびっくりしてしまうのは分からないでもないけれど、
でも結局のところ、行く行かないは個人の自由。イヤなら見に行くなよ、ってことで。
いやでも死体という言葉だけは許せない。
私の解剖学の恩師・Peggyが聞いたら何というか。
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  by supersy | 2011-01-27 20:00 | Athletic Training | Comments(9)

最近“働き盛りの30代”というフレーズが怖くて仕方ない。

だって、今よりももっと働くってことでしょ?
肉体的・精神的に可能なのかな?

最近仕事があまりにめまぐるしく、上から降ってくるクレーム処理に追われて一日が終わったりで、
今日はもう効率の良い仕事ができそうもないので、思い切って終了にしてみました!
そして、インターネットで見かけた“辛口性格診断”というものを何の気無しにやってみたら…

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あなたは、 ひたすら忍耐タイプ です。

【出現率】
2003年1月1日以降、このタイプの回答者は
5850517人のうち 314605人 (5.4%) でした。

【あなたはこんな人】
あなたは「ひたすら忍耐」タイプの人です。「義務」「秩序」「責任」・・・といった言葉に弱く、「世の中につくさなければ・・・」という意気込みのために、自分の感情を押し殺し、自分の本能的な楽しみをすべて犠牲にしてしまう傾向があります。極めてお気の毒・・・。人からは理性のある従順な人として受け入れられているあなたですが、実は自己主張がきちんとできないために葛藤し、苦しんでいるのでは?その抑圧したエネルギーが心身を蝕むこともあるので要注意!!食欲不振や心気症、抑うつ症になりやすいタイプです。ゆっくりと心の奥を覗いてみましょう。実は「いつか大勝負に出たい・・・」なんて思いを抱え込んだりしてはいませんか。これからはもう少し勇気を出して本能的な部分を表に出す努力、たとえば素直に喜んだり悲しんだりできるようになるとあなた自身もきっと気が楽になるはず。それを通じて自信がつけばあなたの世界はもっと広がるはずです。


【仕事】
仕事に対してまじめに前向きに取り組むあなたは、会社でも頼りにされる存在です。反面、職場で波風を立てたくないあまり、思い切った冒険ができないようです。転職に対しても消極的。せっかくの能力が生かしきれていない可能性があります。今までとはちがったことに挑戦して少しずつ自信をつけていきましょう。今にきっとチャンスは訪れます。


【あなたの恋愛観】
あなたは恋愛に対してもまじめです。浮気や、一目ぼれをすることはなく、相手をよく知ってから好きになりたいと考えています。相手にも誠実さやまじめさを強くもとめる傾向がありますが、感情を表に出さない分、きちんと相手に気持ちを伝えることができず、損をしてしまう人柄です。また、せっかく恋人ができても、楽しみを抑制してしまうあなたの性格は無趣味とセックスレスという面にあらわれてきて・・・。もう少し人生を楽しむことを覚えないとせっかくの恋人との関係もうまく行きませんよ。
【ワンポイントアドバイス】
忍耐力が強いこのタイプは自分の感情に素直に生きている天衣無縫タイプや自由奔放タイプとの相性がよいようです。極めて自由に生きている彼らからは学ぶことも多いかも。


【あなたの交友関係・ネットワーク】
あなたは、あまりいろいろなことに関心がある方ではありません。人並みに旅行に行ったりはするけれども、基本的には地味なタイプです。新製品にも手を出さないし、洋服も地味。何かにつけて控えめです。でも、自分の本当に好きなことにはのめりこむタイプ。人から「マニア」と呼ばれるような隠れた趣味をこっそりと楽しんでいたりします。


【あなたの消費行動】
新製品やブランド品にあまり興味がなく、消費よりも貯金をするタイプのようです。ついつい衝動買い・・・なんてことはまずありません。

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…あまりに当たっていて大笑いしてしまった。
実は偶然ですが、私の本名、姓名判断で“忍耐努力運”という星の下にあるんです。
耐えて耐えて耐え抜いて、それでも諦めずに努力して、大器晩成型、という(願わくば)。
ここまで生きてきて、今まで人生の転機となるような決断も、苦労しそうな道ばっかりを
選んできたような気もします。だって、そのほうが達成感とか実りも多そうでしょ?
マゾだとか言わないで。
…そのうち花は咲くのかね…。

付き合いが狭く深くみたいな感じもその通り。世の中の大半の人には興味がありません。
基本的にヒトは信用しないし、興味が沸かないヒトの顔も名前もすぐに忘れてしまう。
本当に仲が良い人とまったりつるんで、マニアックな話をしていれば幸せなのだ。むはは。

ブランドにも何の興味もないぞ。
でかでかとヴィトンだとかシャネルだとかコーチだとか書いてあるバッグを
自慢気にぶんぶん振り回して歩いている人の気持ちが全く分からない。
企業の広告塔になってそんなに嬉しいか?しかも何十万も払って。。。
職人さんが作った、一品モノのほうが価値を感じるけどなぁ。

趣味も然り。大学院時代は意識して外に出るようにしていて、
ディスクゴルフだロッククライミングだと色々挑戦してみたけれど、
いざ独り暮らしに戻って仕事に忙殺されている今は無趣味の一路を辿っており、
たまの休日に目覚ましかけずに寝ることくらいしか楽しみがない。
しかもそれでも8時ごろに目が覚めてむきーーってなったりね。


あ、あれ…

わたしってば、つまらない人間なのかしら…。


と、まぁ自分に自信がなくなってきたところで、
もしお暇な方は挑戦してみたければどうぞ。こちらから行けます。


さて。今週は丸々一週間、アウェイのゲームが無く、Corpus Christiにいます。
あまりないことなので、ちょっとそわそわどきどき。
ちなみに明日は、自分の母校であるTexas State Universityとの試合。
元上司・先生であるCarlaと、今回は“敵”としてどんな顔して再会すればいいのか、
試合中、Bobcatsのユニフォームを着た相手の選手を見て、どういう気持ちになるんだろうか、
今から複雑ですが、そんなのも含めて、楽しんでこられればと思います。
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  by supersy | 2011-01-25 20:00 | Just Thoughts | Comments(4)

In Huntsville, Texas。

すいません、前回の更新でヒューストンに行くといいましたが、嘘でした。
ヒューストンから北に約45分程の、Huntsvilleという街に来ています。
対戦校の名前がSam Houston State Universityなので、
何も考えずにHoustonに行く気でいました。。。
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今日は朝オフィスで数時間デスクワークをこなしたあと、大学を10時に出発して、
バスで5時間半ほど走り、Huntsvilleに4時前に到着。そのあと、6-8時で練習をしてきました(↑)。
明日の試合には集中して臨みたい所ですが、講師としての仕事を忘れるわけにもいきません。
この遠征にも仕事の道具を沢山持ってきて、課題の採点なんかをしています。
今は来週火曜の授業分のパワーポイント作りが終わったところ。
本当は小テストも作ろうかと思ったけど、それはまた明日にでも。

いや、覚悟してたけど、今学期はなかなかきついなぁ。
うちの選手も、“色んな授業、もうとんでもなくbehindだ…”と嘆いておりました。
バスケットの試合は基本、毎週水曜・土曜の二回なのですが、
例えば、水曜日の夜に試合をアウェイで終え、そこからバスで7-8時間かけてコーパスへ戻り、
朝の3時とか5時とかにキャンパスに帰ってきて、自宅に一瞬帰ってシャワーを浴びて、
また7時には出勤…とかいう生活にこれからなることもあるわけです。
体力がもつか、ちょっと心配ですが、
仕事も自己管理も、やれる範囲で全力で頑張ってみます。
範囲を超えたら、ちょっとだけ手を抜きます。倒れることだけはできないもんな。
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  by supersy | 2011-01-21 13:37 | Athletic Training | Comments(0)

見るだけで痛い。

私、こんな仕事してますが、
怪我の瞬間を捕らえた動画とか、血だらけの怪我の写真とか、実はすごく苦手です。
実際に自分の選手がそういう怪我をしたときは妙に冷静なので大丈夫ですが、
写真とかなるとなんかダメ。うへぇぇ、と顔をしかめてしまう。
自ら進んで見よう、という気はさらさら起きません。
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      (↑写真はDistal RadiusのOpen Fracture、ちなみにこのくらいなら平気)

でも、アメリカ人って(って、囲いすぎかな?日本人でも多いのかな?)、
こういう派手な動画・写真が好きな子って多いんですよねぇ。
私が学生の頃、センセイが授業でそういう写真を見せると周りの同級生は皆大喜びしていたし
(私は一人顔を覆っていた)、教授や業界関係者の知り合いで、
見るも痛々しい怪我の写真をどんどこチェーンメール的に送ってくる人もいますしね。

さて、今日のLower Evalの授業のトピックはInjury Pathology Nomenclature。
つまるところ、様々な種類の怪我について話をしていました。
Strain(肉離れ)、Sprain(捻挫)から始まって、打撲や骨折や脱臼などなど…。
それぞれがどういう風に起こるのか、どういった現象なのか、どんな症状が出るのか、治療法にはどんなものがあるのか…情報は盛り沢山です。とにかく目にも楽しいものにしたかったので、朝でおネムの学生さんにも目をぱっちりさましてもらおうと、写真やレントゲンやMRI等色々入れてかなり時間をかけて作ったスライドたちを総動員。
その甲斐あって、学生さん達は興味津々で聞いてくれました。
私自身もかなりの種類の怪我を見てきたので、教科書通りの記述だけでなく、自分の経験から色々とコメントを足せるようになっているのが、我ながら今まで気がつかなかった成長なのかも知れません。学生たちも、それぞれの怪我について、自分もしたことがある・見たことがある、というエピソードをいっぱい出してくれます。わいわいがやがや全員参加型。楽しい。

しかし、授業中に皆の顔を見渡していて、気がついたことが。
他の生徒は真面目な顔でノートを取っているのに、
とある生徒だけは満面の笑みをたたえて、目をきらきらさせてスライドに見入っていて。
中途半端な“微笑み”というレベルではないんです。にっこにっこの満面の笑みなんです。
“…なに笑ってるのさ?”と聞いてみたら、“だって楽しくて興奮しちゃって!”と。
聞けばその子(ちなみに女の子)、怪我の写真を見るのが楽しくて仕方ないんだそう。
血まみれのOpen Dislocation(開放性脱臼)の写真なんか、きゃーきゃー喜んでいます。
うぅむ、わからん。センセイはそんなキミの喜びがさっぱりわからんぞ。
しかしキミは私よりATの素質が格段にあるかも知れん。b0112009_1333513.jpg
センセイは期待しているぞ。

いやー、しかし、自分の好みに反して、私のオフィスのパソコンには、
怪我の写真のファイルが山のようにあり、毎日すごい勢いで増えています。
大腿骨が見事にぱっくり折れているレントゲン写真(→)を見て、
これは学期後半に使える、とっておこう!なんてうきうき保存している私は、
実は本人が思う以上に重症なのかも知れませんね(汗)。

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●Don't be old-school!!!!
さて、今日の授業で話した内容の中から、少しだけですがまとめてみたいと思います。

- Tendinitis(腱炎) vs Tensinosis(腱症)
Tendinopathy(腱障害)というのは、Any tendon pathology(とにかく何でも、
腱に問題がある、という状態のこと)という広い意味を持っていますが、
中でも3種類の腱障害があります。
  1. Tendinitis (腱炎)
  2. Tendinosis (腱症)
  3. Tenosynovitis (腱鞘炎)
Tendinitisは、名前の通り、Inflammation of the tendon、腱の炎症のことを指します。
ここで意外に知られていないのが、
私たちが思うほど、Tendinitisはcommonではない、ということ。
Patellar tendinitis、Biceps tendinitis、RC tendinitis、Achilles tendinitis…
普段から私たちは使いすぎというほどこのTendinitisという言葉を使っていますが、
実はその多くは間違いなのです。これは何故か?

Tendon(腱)は“avascular tissue”と言われることがよくあります。
つまり、血液の供給を受けない組織である、という意味なのですが、個人的にはこれはoverstatementじゃないかと思っています。血管は通ってるんです。神経も通っています。
ただ、問題はInnervationとVascular supplyが同じ腱の中でも非常にばらつきがある、
ということなんです。部位によっては多かったり、少なかったり、そして全く無い部分もある、と。
そういうことだと思うんです(↓)。
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血管分布にばらつきがあるということが何故問題なのか?というと、炎症という現象が起こるには、血管を通して様々なChemical Mediatorが送り込まれる必要があります。逆に言えば、腱の中でも血管の供給を受けない/極端に少ない部位は、炎症を起こすことが出来ないわけです。

つまるところ、腱にとって炎症を起こす、というのはなかなかの難題。
結果、炎症を起こせずに、徐々に変質していき、腱が弱く脆くなってしまう、というケースのほうが、実は格段に多いのです。これが、Tendinosis(腱症= degeneration of the tendon itself without inflammation)。もちろん、TendinitisとTendinosisが同時に起こっているケースも存在しますが、TendinitisよりもTendinosisのほうがoccurrenceとしては遥かに一般的なのだそう。
Tendinitisという言葉ばかり連発していたら、もう古いと思われちゃう?
今度選手を診るときには、“ああ、これはTendinosisだね…”と、どや顔で言ってみましょう!


- Heterotopic Ossification(異所性骨化) vs Myositis Ossificans(骨化性筋炎)
同じようなケースがもうひとつあります。
Myositis Ossificans(骨化性筋炎)といえば、重度のMuscle contusion(筋打撲・筋挫傷)やRepetitive muscle contusionの後に見られることのある、筋肉の中に骨が形成されてしまう症状のことを指しますが、実はこの名前ももう古いものとされています。
私、お恥ずかしながら、つい最近まで知りませんでした!!
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    (↑白くもやもやと写っている塊が、骨形成が進んでしまったところです)
新しい名称は、Heterotopic Ossification (HO)。
Heterotopic = wrong place(間違った場所)、Ossification =骨化、ということで、
つまるところ、本来起こるべきでない異常な部分に起きてしまった骨形成、という意味です。
何故Myositis Ossificansという呼び名が駄目なのか、というと、こういった骨化は、筋肉の中だけでなく、筋肉を取り囲むFasciaの中で起こることもよくあるらしく、Myositis(=筋炎)という名称は必ずしも全てのケースに当てはまるわけではない、という認識からきているのだそう。

いやー、実はこれは私も最近知ってさぁ、と正直に言ってみたら、
“Jerry(Head Athletic Trainer)は未だにMyositisで教えてるよー”と生徒の声。
“そいじゃ、皆今日習ったんだから教えてあげなさいよ。いいのよ、新しい情報には皆のほうが敏感なんだから、正しい事柄を教えることは、それが仮に上司相手でも、悪いとか後ろめたいとか思う必要は無いのよ。色んなことがどんどん変わっていくのが医学界の常なんだから。”…という、
また別のメッセージを教えるいい機会にもなりました。

しかしびっくりです。私がundergradの学生で習っていた立場の頃から、よく考えたらもう3年半。
物事も移り変わっていくわけです。そのペース、思ったより、速い!
ちゃんと情報をupdateしていかないと、あっという間に取り残されますね!
old-school (保守的で古臭いやつ)と呼ばれないよう、やっぱり日々の勉強を続けなければ。
EBPをクチをすっぱくして教えている立場の者として、自分でもその実践を怠ると、
周りからそれが露骨に見えてしまうこともあるぞ、と、背筋が伸びる出来事でした。

さて、明日はまたヒューストンに遠征です。
パッキング全然してないけど、明日の朝にががっとやろうっと。
それでは、おやすみなさい!
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  by supersy | 2011-01-20 23:15 | Athletic Training | Comments(3)

自宅のベッドで寝る幸せ。

一日かけてCorpus Christiに帰ってきましたとさ。
今週はアウェイが2試合だったので、家にほとんどいませんでした。
自宅に帰ってくるとほっとします。ベッドでゆっくり寝るのだー。
明日はMLK Dayで祝日ですが、練習はもちろんあります。
もうどうせなら、朝から出勤してオフィスでもりもり仕事しちゃおうかな。くそぅ。

ちなみに肝心の試合はというと、逆転負けを喫し、もう、悔しいのなんの。
昨晩はあまりに癪だったので、仕事(授業のPrep)を真夜中まで延々とやっていました。
集中できて仕事はだいぶ進んだし、充実感もあったので気分は復活。
仕事のストレスは仕事で晴らすべし!ということですな。
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ちなみに今回の対戦相手だったSoutheastern Louisiana University(↑)ですが、
スクール・マスコットはライオンです。
ライオンといえば百獣の王。がおー。
勇ましい姿を想像したくなるものですが、この大学のマスコットはまた何か変…。
なんかちょっとしゃくれ気味で、間が抜けているのです。落書きしてみました。ごめんなさい。
どこか切ないような困ってるような感じ。一体誰がデザインしたんでしょう。。。
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ちなみに、この夏のNATA Conventionのホテルと飛行機の予約を今日しました!
コンベンション自体は6月19~23日なので、随分と気が早い、と思われそうですが、
今年のコンベンションはNew Orleansで開催なので、恐らくかなりの数の参加者が予想されます。
予約を取るのは遅いくらいだったと思います。ギリギリ良い条件で取れてラッキー。
ホテルもたいぶSold outしてますね。

Corpusを出てどこかに行きたい!という欲求が最近もんもんとしているもので、
(自宅が良いと言っておいて矛盾ですが、仕事を忘れてどっか遠くでのんびりしたいのです)
今から楽しみで楽しみで仕方ありません。
ここ2年は、コンベンションには行っていたものの、就職活動でほとんど潰れ、
リラックスして楽しむ余裕はなかったものですから…。今年はわいわいやるぞぉ。

もちろんのんびりするだけじゃありません。
私にとってコンベンションは新しい人やコンセプトと出会える、勉強の場でもあります。
うちの大学から、同じ学部の教授で友人でもあるJayが講義をすることになっていますが、
そのラボ・アシスタントとして彼のレクチャーをお手伝いすることも決まっています。
今まで完全に“傍観者”の立場だったのが、ちょっとでもこうして開催に関われるのも嬉しい!

あ、レクチャーといえば。
今度4月に、CBATS(Coastal Bend Athletic Trainer's Society)のWorkshopで、
解剖学の講義をすることも決まりました。Regionalレベルのイベントとはいえ、
Workshopで教える立場になるなんて、なんだか自分でも妙な感じですが…。
あまり今までに解剖学というトピックから話したことある人がいないから、面白いと思うんだけど、どう?という上司の言葉をそのまま取った形にしてみましたが、細かいトピックはこれから徐々に練っていこうと思います。せっかくだから参加者全員が楽しめる、面白いものにしたいなぁ。
私にプレゼンをさせるのには、“Athletic Trainingもグローバリゼーションが進んでいる”というメッセージと伝えたいという上司の意図もあるようです。“家から遠く離れて自らにチャレンジを課すという選択肢があることを若い子達にも知ってもらったらいいかと思って”という言葉に強く共感しまして。ガイコクジンATの代表として自分らしいユニークなものを人々に伝えられたらと思ってます。これも今から楽しみ!
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  by supersy | 2011-01-16 23:30 | Athletic Training | Comments(3)

In Hammond, Louisiana。

さて、Texas A&M-Corpus Christiでは、春学期が1月12日、水曜日から始まりました。
私が今学期教える授業は、Evaluation of Lower Extremity Injuriesと、2つのClinicalの授業。
Lower Evalは個人的にTherapeutic Modalityよりも格段に好きな分野。
もちろんまた大変にはなるけれど、この教科を教えられるのが今から楽しみです!
マニアックな解剖学を入れて、生徒をわくわくさせるのだ!むふふ。

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さて、新学期が始まってもバスケットのシーズンは続きます。
むしろ遠征の日程はこれからどんどんきつくなる一方かも。今回はルイジアナに来ています。
一週間のうち5日間は遠征でout of town、みたいな生活をしていると、
細かいデスクワークがなかなか進まないのが困ったなぁ。
それでも何とか片付けたくて、今日も移動しながら空港で仕事の電話をあちこちかけていたりしてました。新学期早々なかなかにせわしない。昔は英語で電話するの大嫌い/大の苦手だったんですが(たぶん英語がまだ不慣れだった頃は唇が読めないから会話がしづらかったのだと思います)、最近は仕事関係で一日に10件くらいはどっかに電話していたりするので、さすがにすっかり慣れてきました。

そんなわけで昨日の夕方にルイジアナ州のHammondに到着。
夜に2時間ほどみっちり練習をして、今朝は8-9時に早めのShootaroundをしてきました。
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そのあと、Pre-Game MealをIHOP(↑)で食べてきたのですが、
ここはいわゆるアメリカンな伝統的なブランチ、という感じのメニューが盛り沢山です。
タマゴとベーコンとハムとハッシュブラウンとパンケーキとコーヒーと…みたいな感じなのですが、
このとき、“How do you like your eggs?(タマゴはどう調理しましょうか?)”と聞かれます。
答え方は色々あるのですが、これ、知らないとちょっと困るんですよね。
一般的な答えをまとめてみます:
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・ゆでたまご = Boiled Egg (soft = 半熟 or hard-boiled = 固ゆで)
・落とし卵 = Poached Egg 卵を直接お湯に割りいれてゆでる、という調理法。
・スクランブルエッグ = Scrambled Egg

まぁここらへんは分かりやすいと思うのですが、ここからがちょっと複雑。

・目玉焼き = Fried Egg
 *アメリカで目玉焼きを注文すると、何も言わなければ、
  黄身を崩した状態の、両面焼きの目玉焼きが出てきます。
  目玉焼きにも様々な種類があるんです!これもspecifyしなければいけません。

- Sunny-side Up:いわゆる日本人がイメージするような片面焼き。もちろん黄身は潰さない。
- Basted:片面焼きをしつつ、オイルをかけ、上部にも火が同じように通るよう調理されたもの。
- Steam-based:Bastedと似ていますが、オイルでなく水をかけて、蒸し焼きにしたもの。
- Over-easy:黄身を崩した両面焼き。でも片面は軽く火を通してあり、黄身は半熟状態。
- Over-hard:黄身を潰して、両面共きっちり火を通したもの。

ちなみにover-easyとover-hardの中間のover-mediumもあります。
下の写真はSunny-side up(左)、Over-easy(右)。
b0112009_32217.jpg

たかが卵、されどタマゴ。色々あるものですね。b0112009_36539.jpg
ちなみにこんなタマゴの調理の仕方(→)もあります。
パンの中心部をくりぬいて、そこにタマゴを投入。
これはBull's eye eggとかEgg in the basketとか
色々呼び名があるようですが、
私はこれを食べたことがありません。ちょっと楽しそう。

半熟で黄身がとろとろの状態をRunny yolksと言ったりもします。
ちなみに私は絶対に半熟派です。とろとろがいいよね。
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  by supersy | 2011-01-15 12:00 | Sports | Comments(2)

In San Antonio, Texas。

遠征でSan Antonioに来ています。
ここは母校のTexas State Univから一時間ほど離れた町で、
当時もたまに遊びに来ていた思い出の地。懐かしいよー。

今日は夕方に対戦校のUTSAで練習をしてきたのですが、
そこで旧友にばったり会うことが出来ました。彼の名はRhodie。
現在UTSAで男子バスケットボール兼フットボール担当ATCとして働いている彼は、
Texas State時代の私の2つ上の先輩にあたる人なのです。
私が右も左も英語も良く分からなかったプログラムに入ったばかりの最初の学期に、
たまたま同じスポーツで働くことになり、よく面倒を見てもらったもんでした。
ここに就職した報告をしていなかったので、私の顔を見て大層驚いていましたが、
ビザが取れたの、よかったね、おめでとう!!!ご近所だし、これからしょっちゅう会えるじゃん!
と大喜びしてくれました。

練習後の夕食に、チーム皆でHuHotというモンゴリアン・グリル料理屋さんへ。
ここ、食べ放題のアジア系レストランなんですが、Creat your own Asian stir-fly!
という謳い文句で、とってもユニークなシステムになっているんです。
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①まず、野菜やお肉の中から好きな組み合わせで欲しいものを取っていく。
b0112009_13105284.jpg
②ソースを選んでかける。(TeriyakiソースからKung paoソースまで20種類以上)
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③これを鉄板周りにいるおにーさんのところへ持っていき、ちゃかちゃか炒めてもらう。
この鉄板は五円玉のような、中心に穴の開いた円形になっていて、お客さんのそれぞれの料理が並べて調理されていきます。2人のおにーさんが鉄板の周りをくるくる回りながら、ちゃかちゃかでっかいヘラを使って次々とそれぞれの塊をひっくり返していくという、目にも楽しい調理法。火が通ったら、お皿に乗せて、はい!と渡してくれます。自分の好きな具材を好きな味付けで楽しめるというわけです。

もちろん、結局のところアメリカのAsian Stir-flyなので、
とんでもなく美味しいというわけではないんですけど、皆でわいわい楽しく頂きました。
食べ放題なのもあって、“次は別のソースで…”と皆ついつい2-3皿いっちゃうんですよね。
実に珍しいteam mealでした。こういうのもたまにはいいなぁ。

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話は変わりまして。
今朝、遠征に出発する前に仕事に追われていたんですけれども、
出発直前になって学部長から連絡が入り、“先学期Syの授業取った生徒が成績にクレームつけていて、今日俺に会いに来ると言ってるんだけど、ちょっと細かい話を教えて”と聞かされました。
もう成績をつけて一ヶ月経っているから、今更?とびっくり。
こういう類のトラブルは教師ならば付き物だと認識してはいたけど、自分にもついに来たか…。
無事に終わったと思っていただけに、そして初めてなので、ちょっとショックです。
この生徒には、期末試験直後にメールをもらって、成績を教えろと言ってきたので、
今学期全ての課題や小テスト、試験を全て採点したものをひとつも漏らさずどどーんと渡して、
This is what you have, this is what you will receive、と説明したんだけどなぁ。
そうですか、という返事だったので、納得したと思っていたら、そうではなかったみたい。

でも、別に差別をするわけではないけれど、こういうことを言ってくる生徒って、
よほどの完璧主義者か、間逆のぐーたら怠け者の生徒かどちらかだと思う。
この子の場合、授業を6回もexcuse note無しに休んで、遅刻もいっぱいしてきて、
授業に来たら来たで寝てるし、私が生徒の頃は絶対にしてこなかったような素行っぷりでした。
それでも甘く甘く採点してあげた成績なのよ。正直随分甘いと自分でも思う。
本人も自分がそんな程度の努力しかしてきてないという自覚もしっかりあるだろうのに、
どの面下げて、I deserve moreって言えるんだろう…私はその精神がちょっと分かりません。
私だって時間とエネルギーを沢山費やして授業してるんだから、生徒に思いっきり学んで
欲しいと心から思ってる。厳しくしていじめてやろうなんて意図は全くありませぬ。
どんなお馬鹿ちゃんでも努力している限りはとことん付き合って助けたいと思ってます。
でも、分からないんです、助けてー、って言ってくれないと、さすがにどうしようもないよ。
一応、大学なんだし、ここ。
終わってから文句言われても、ね。

そんなわけで、事情を学部長に説明して、
彼は私の味方をしてがつんと言ってくれたようなので、とりあえず一安心。
でも次は私とこの生徒で1on1の話し合いをしなければならないみたい。
正直、こんなことに費やしてるエネルギーも時間もないんだけど、
センセイとしての義務をちゃんと果たしてきます。いやー、教師って大変だ。
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  by supersy | 2011-01-11 22:00 | Sports | Comments(3)

ニ連勝!

うちが、このうちがニ連勝するなんで誰が夢見たでしょうか。
今日の試合でUTPAを84-70で下し、見事シーズン2勝目、2連勝です!
土曜日からいよいよカンファレンスの試合が始まります。
つまるところ、言ってしまえばここまでは前哨戦。勝敗が響いてくるのはここから。
ここまでどんだけ負けていようが、ここからわんさか勝てばカンファレンス優勝も目じゃないし、
引いてはNCAAのトーナメント入りすることは他のチームと同じだけ可能なのです。
2連勝でカンファレンスの試合を迎えられるのはうちのチームにとって素晴らしいこと。
いやぁ、嬉しいなぁ。

…実は今日も大きな怪我があって、嬉しいことばかりじゃないんですけどね。
よくDon't take it personally(選手の怪我ひとつに感情を左右されるな)っていうけど、
毎日面倒見てる可愛い子たちの怪我に、ショックを全く受けるなというのは無理だ。
私は選手とそういう付き合いかたはしていない。

でももちろん、それを顔や態度に出したり、自分の仕事に影響出したりしてはプロ失格。
でーんと構えてみせますよ、職場ではね。
やれることを、こつこつやらないと、私は。正しい判断を、常に。

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遅くなりましたが、改めまして、明けましておめでとうございます!
今年の抱負はとか、去年を振り返って、とか、長々と書くつもりはありませんが、
去年はフルタイムの仕事、そして就労ビザを取得できたことが、
自分の人生とキャリアにおいてとても大きなステップでした。
紆余曲折ありましたが、就職活動を支えて/励ましてくださった皆様には改めて感謝です。
人とのつながりと、温情とをとっても感じた一年だったなぁ。
同時に、自分も仲間や後輩に対してこうであらねばと決意しました。

Athletic Trainer、つまりClinicianとしてだけでなく、
Athletic Training Education Programの教育者という立場で
新たな一歩を踏み出せたことも自分にとっては大きなマイルストーンになりそうです。
踏み出した、だけでは意味が無いから、ここから何を積み重ねていくか、なんだけどね。

あと、抱負ってほどのものでもないけれど、そして個人的だけれど、
じわじわカラダの色んなところにガタが来ているので、
選手だけでなく、自分の健康にも気をつけて2011年を過ごしたいなぁ。
とりあえず腰痛を改善することと、胃腸の不調をなんとかする。
医者通いは相変わらず嫌いなので、自分でなんとかします。ぬー。

あ、あと大きな大きな野望というか目標として、
今年の夏こそ、3年ぶりに日本に帰りたいと思ってます。
OPTだとか、ビザの書き換えだとかで不安定な時期をついに脱出できて、
今ならちゃんと問題なくアメリカ出て、帰ってこられるからね。
日本に帰ったら何しよう…今からわくわく。
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皆様の2011年が素晴らしい一年になりますように!
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  by supersy | 2011-01-05 23:59 | Sports | Comments(0)

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