<   2010年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

 

ぽてとちっぷす考察。

なんだか重たい話ばかりになってしまってもアレなので、ちょっと変な話を。
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相方とよく買い物にいくと、ついつい安売りをしているものに手が伸びてしまったりします。
アメリカのスーパーってば結構すごくて、よく、
“Buy One Get One Free”(ひとつ買えばもうひとつはタダ)みたいなセールをしていたりするんです。
棚から棚へと歩きながら、安売りしているものの中で要るものを探すのが結構楽しい。
で、最後に会計のときに、レシートに“The Amount You Saved (安売りによって節約した額)”
というのが出るんですけれど、例えば買い物額が$60くらいで、$20くらいセーブできていたり
なんかすると、激しく“いい買い物をした”気分に襲われてとんでもない充実感なわけです。
あ、そうです、A型です。

なんて、所帯じみた話をしてしまいましたが。
よくポテトチップスも買うんです。
体に良くないのは百も承知ですが、美味しいんですものー。
お酒のつまみにいいんですものー。

日本で言えばチップスといえばカルビー!というのがあるように、
アメリカではLay'sという会社が一番の大手です。
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よくLay's のチップスもBuy One Get One Freeになっていたりするので、必ずチップスの棚も買い物時にチェックするのですが、先日はセールになっていませんでした。残念。
しょうがないねぇ、なんて言いながら歩いていたら、
なんと見慣れないブランドのチップスが、代わりにといってはなんですが、
Buy One Get One Freeになっているのを発見しました。
ブランド名は、Herr's…?聞きなれない名前です。パッケージも見たことないし。
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物は試し、ということで、
せっかく安売りもしていることですし、買ってみることにしました。
色々悩んだ末、Salt & Pepper味と、Old Bay Seasoning味を購入。
わくわく、どんな味なんでしょ。


…。


…。


で、食べてみると、

しょっぱ!!!!!!

とにかく味がものすごく濃くて、
口の中の水分全部持ってかれちゃうくらい、これで白米食べられちゃうくらい、しょっぱい!
Old Bay Seasoningは味の好みも合わなかったので相方にほぼ食べてもらいましたが、
Salt & Pepperも、すごい塩味。咳き込むくらい濃厚です。飲み物無しではやってけない。

それもそのはず、ラベル表示を見てみたら、なんと私のお気に入りのLay'sのうす塩味に比べて、
なんと5倍もの塩分が含まれていることが判明。ご、ご、ごばい!
何日かかけて、ゆっくりゆっくり完食させていただきました。とても、一日では食べられません…。

そんなわけで、やっぱり定番がいいよね、ということで、
その次にスーパーにいったときは、安売りになっていたLay'sのチップスを購入しました。
冒険、してみても面白いんですけどね。当たればいいけど、失敗したときにたいぶ切ない。
安売りだからって、変/不必要なものを買ってしまうのも逆に損ですしね。
今回のは、まぁいい経験になったんですけれども。

にしても、あの味を会社が認めて商品として出しているんだからすごい。
何かの手違いなんじゃないかと思ったほどでした。
ちなみに私は、日本のではコンソメ味が断然大好きです。
昔のでは5/8チップスが好きだったんですけど、いつの間になくなっちゃんだろ?
皆さんは、何派?
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  by supersy | 2010-03-31 22:30 | Comments(3)

突然の知らせ。悲しい知らせ。

この内容、一回書きかけて消したのですが、
約一週間経ち、ようやく気持ちも落ち着いてきたので書こうかと思います。

話は休み明けの月曜日に戻ります。
水泳の選手がそわそわしていたので嫌な予感はしていました。
というのも、シーズン中からチームの進退に関して変な噂は聞いていて、
大学側が水泳のチームをこれ以上あまり長くkeepする気はないだろう、というか、
つまるところあと数年で廃部にするかも知れない、みたいなものでした。

しかし、事態は急展開。

いつもと同じように水泳の選手たちのトリートメントを済ませ、
いつもと同じように練習前に水をプールに運んで、
いつもと同じように選手たちと談笑して。
いつもと同じじゃないことが起きたのは、
私が、それじゃあそろそろバレーの選手が来るからAT roomに戻るね、とプールを出た10分後。

練習開始の5分前になって、Athletic Directorがプールに入ってきたそうです。
彼の顔は無表情で、選手たちも何か嫌なことが起こるのだけは一瞬で察知したそう。
重たい口を開いた彼が言った言葉は、
“本当にこういう決断をすることになって申し訳ないけれど、
 今日付けでUNFの水泳のチームをカットすることにした”

パニックになった選手たちがテキストや電話で報告をしてきてくれたのは、
それから30分くらい経った頃だったんでしょうか。
とにかく怒りと悲しみとショックで、皆気持ちがしっちゃかめっちゃかでした。
今思い出しても痛々しいくらい。

Athletic Directorは、この大学に残るなら奨学金は卒業するまで保障するし、
他の大学へtransferするなら協力は惜しまない、と言ったらしいのですが、事実上、
相手の大学側と話をつけ、契約を結び、サインする期日はあと約2週間と迫っています。
どこの大学も水泳のチームの予算は限られていますし、
こんなに期日ギリギリではもう奨学金枠を使い切ってしまっている大学がほとんどでしょう。
それでもうちのトップクラスのスイマー達は、廃部を聞きつけたほかの大学のコーチから電話を
もらって話が進んでいたりもします。でも、それほど抜きん出た成績じゃない子たちは…。
特に来年からSeniorになるような選手たちは、もう専攻の授業もほぼ終えてしまっていて、
transferするとなると単位の移行も難しく、卒業が延びることになり、
事実上不可能だという選手もいます。彼女らは、泣く泣く水泳を諦めざるをえないようです。
つまり、現実的に、チーム全体がかなり苦しい状況に立たされているわけです。

私もできるだけのことはしてあげたいと思っているのですが、
水泳界で顔が広いわけではないし、彼女たちの売り込みをしたところで…。できることと言えば、
泣きながらAT roomに来たりする選手たちの話を聞いてあげて、励ますくらい。無力です。
力強く、何とか道を探そうとたくましく動く選手たちもいる中で、
未だに現実を受け止めきれず、何をしていいか分からない子たちもまだいます。
選手たちだけではありません。コーチ陣も解雇となってしまいました。
彼女たちもどうするのか…。選手が動揺している手前、気丈に振舞っている姿が逆に心配です。

上司には、“まぁ、Syとしてはバレーボールに専念できると考えればいいじゃないの”
と変な慰め方をされましたが…。たしかに、もう4時とか5時とかに起きなくていいし、
仕事も実質半分になりますし、バレーボールの子達にもっと時間を使えるようにもなりますが…。
でもこの一週間、水泳のチームひとりひとりの顔を思い浮かべるともう苦しくてしょうがありませんでした。一緒に長く苦しいシーズンを戦ってきた仲間たちです。胸が痛みます。

プロの世界なら、こんな風に一日で人生が変わってしまうのも日常茶飯事ですから分かります。
実力が伴わなければ、利益を生まなければ、切られてしまう。
プロっていうのはそういうもんです。

でも、ここは大学です。スポーツを通して生き方を学び、可能性を広げ、人として豊かになる。
大学スポーツって、そういう機会なんだと思っていました。
もちろん、お金が動いている以上、ビジネスであることに変わりはありませんし、
時にはその中で働く人も、難しい選択を迫られることもあるでしょう。
理由はどうであれ、水泳のチームを廃部にする決定をした、それは分かります。

でも本当にこんなやり方しかなかったのでしょうか。

ある日突然、練習直前に入ってきて、
今日からもうチームはありませんって、そんな風に言われたほうの気持ちは?
“あの日ほど練習をしたいと思った日は無かった”と言った選手の言葉が忘れられません。
“あの大会が最後だったなんて、知っていたらなぁ。来年のSeniorの大会には、
カナダから両親が見に来てくれることになっていたんだ”とつぶやくカナダ人の選手。
“気持ちがついてこないっていうか、空っぽでまだ実感が沸かないんだよね。
 夏になったら嫌って程思い知るのかな”と自嘲気味に笑う子。
せめてもっと早く、シーズン中に、これが最後になります、と伝えるとか、
選手とコーチに契約した期間のお金は保障するというなら、
せめてあと一年だけでも続けることってできなかったんでしょうか。
みんな、心の準備が、できてなかったんです。

UNFの水泳チーム史上、最高の成績を残したカンファレンス。
あの努力を、皆見てくれていると思っていたのになぁ。

そんなわけでまだまだ傷心なのですが、下を向いてばかりいても仕方ありません。
彼女たちひとりひとりが、納得いく道を見つけられることを祈りつつ、
私は私にできることをしていこうと思います。
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かわいいかわいいうちの子たちです。色んな思い出をありがとう。
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  by supersy | 2010-03-27 23:59 | Athletic Training | Comments(3)

Spring Break: Statesboro その2 + Savannah。

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JacksonvilleからStatesboroに行くには、I-95を北に向かい、Savannahにぶつかったところで左に折れて、I-16で西にちょっと向かう、という感じのルートになるんですけれども。

このSavannah(サバンナ)という街、そんなに大きな都会、というわけではないんですけれど、
1733年にestablishされた、アメリカで最も歴史ある街のひとつとして知られています。
せっかくだから道中によっていこうか、ということで、初日の3/19は夕ご飯にお寿司を食べに、
それから帰りの3/21はちょっと観光に街をぶらぶら歩いてきました。
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行ったお寿司屋さんはMasatoというところ。怪しげな招き猫と共にカウンター席を満喫。
ここのspicy tuna rollは、普通のtuna rollの周りに七味唐辛子がぶっかけてある、という
奇抜なもの。いや、まぁspicyなtuna rollだから間違ってないんですけど…。かなり辛かった!

観光ではSavannah Historic Districtを散歩してきました。
River Streetという文字通り川沿いの道をてくてく。レンガ造りの建物に、レンガ造りの道。
歴史を感じるバーやレストラン、ホテルが立ち並ぶ、ちょっとオトナな雰囲気の通りです。路面電車が走っていて、わーと眺めていたら運転手さんにピーと汽笛を鳴らしてもらえました(笑)。
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b0112009_11153257.jpg様々なツアーも出ているらしく、フェリー(↑)でディナーを!なんていうのもありました。天気はこの日生憎の小雨でしたが、川の上のフェリーでディナーなんて、これからの季節涼しげで気持ち良さそうですね。肌寒くはあったんですが、雨で濡れているレンガは冷たさを増すようで、ちょっと不思議な温かみもあるようで柔らかい感じもする。この通り、なんか好きです。

なんーて、お土産やさんを眺めていたら、見てはいけないもの(←)を見てしまいました…。ちょっといびつだけど、これ、完全に、あの夢の国のネズミさんですよね。確実に、無許可ですよね…。きゃぁぁ。

あ!それと、すんごいキャンディー屋さんも見つけました。
Savannah Candy Kitchenというキャンディー屋さんなんですが、ここ、すごいんです。
規模もさることながら、一歩足を踏み入れれば甘い匂いが漂っていて、頭がくらくらするほど。
アイスクリームからチョコレート/キャラメルでコーティングされたリンゴ、タフィー、ブラウニー、クッキー、ファッジからケーキ、パイまで何でもありの、とにかく甘いもの屋さんです。
チョコレートの水車のような機械が目の前で動いていたり、
おじさんたちがせっせとタフィーを作っている様子も見学できます。
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試食のPralineをもらってそれをかじりながら色々見て回りましたが、
あまりの甘い匂いにその場にいるだけでsugar crashが来そうだったので、
何も買わずにお店を出ちゃいました、が…もったいなかったかなぁ。何か買えば良かったかな。

Savannah、想像していたよりずっとずっと楽しめました。
今度はここに飲みにきたーい!

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さて、Statesboroに話は戻りまして。
今回のGrastonの会場校であるGeorgia Southern Universityという大学は私の相方の出身校、
ということで、講習の合間にキャンパスツアーをしてくれたりしました。
遠征で2度ほど来たんですけど、ゆっくりキャンパスを回る時間はなかったですからねぇ。
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赤レンガが基調の、自然豊かな綺麗なキャンパスでした。
お花の手入れもちゃんと行き届いていて、目に鮮やか!GSUの刈り込みも見事です。

それから、今回お世話になったのは、相方の後輩にあたる、なみちゃんという子のおうち。
初対面だったのにお泊りさせていただいて恐縮です。
彼女は4匹のフェレットを飼っていて、この子たちがもう可愛い可愛い。
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お部屋の中で放し飼いなので、夜寝ていると布団に潜り込んできたり、顔のところにやってきてふすふすふすふす耳元で匂いを嗅ぐので、くすぐったくてわははははと目が覚めたり(笑)。
たっぷり癒してもらいました。
お世話になりました、ありがとう!

そんなわけでJacksonvilleに帰ってきたのは日曜日の夜。
明日からまた仕事ですが、Spring Breakでまた色々な刺激を受けることができて良かった。
さて、今学期も残すところあと6週間。気合入れて行きますか!
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  by supersy | 2010-03-21 23:59 | Fun | Comments(0)

Spring Break: Statesboro + Graston Technique。

さて。またJacksonvilleをちょっと離れています。
2泊3日の予定でGeorgiaはStatesboroに来ております。Jaxから車で2時間半くらいです。
何のために?と言いますと、Graston Technique(グラストン・テクニック)という治療テクニックの講習会が開催されるからなんです。この講習会、もう何年も行く機会を伺っていたのですが、今回はSpring Break中でしかもそう遠くない地域で開催、ということで、色々と条件が揃っていたので一大決心しました。2日がかりの講習ですが、今日は長い初日が終わりました。

まず、ちょっと手短にですが、Graston Tachniqueとは何なのかを説明したいと思います。
Grastonというのは、これを開発したDavid Graston氏の名前から来ているのですが、
彼自身は医者でもセラピストでもなく、“machinist(機械工)”兼“competitive water skier"という異色な経歴の持ち主でした。ウォータースキーで痛めてしまったという自身の膝の術後の経過が良くなかったことから、仕事場であった金属を加工して、傷口をごりごり擦ったらだいぶ症状が良くなった、というエピソードがきっかけで、このテクニックが生まれたのです。

このテクニックの大きな特徴は、
ステンレス製の、ヘラのような6種類の異なる形をした器具(↓)を用いる、という点です。
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この器具たち、Graston氏が最初に使い始めた金属から改良に改良を重ね、
今では6種類それぞれが違う目的と意味を持ち、これらさえあれば全身のどの部位にでも
応用することができる、という極致(↓)にまで辿り着いています。
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使い方はというと、Lubricant creamを部位に軽く塗り、金属でそこをごーりごりするだけ。
なんて、口で言ってしまうととっても簡単なんですが、
部位と目的に合った適切な器具・edgeを選び、どの方向にどういった力でそれらをapplyをするのかはやっぱり論理を理解し、経験を積まないと全く意味の無いものになってしまいます。

まぁそこらへんは講習に行った人が学べる特権だと思うので省きますが、
金属でカラダをごりごりしたからって、一体何がどうなってそれがbenefitになるの?
と、疑問にお思いの方も多いことでしょう。簡単にですが説明します。

Grastonが基づいている理念は、基本的にはTransverse Friction Massageのそれと同じです。
Soft Tissue、引いてはFasciaが人体に置いて重要な役割を果たしており、
それらがadhesionを起こしたりthickeningを起こしていたりすると、
dysfunctionの間接的原因になるんではないか、という考えなのです。

人間のカラダには、骨や筋肉や内臓があり、それを肌が包んでいる。b0112009_2226258.jpg
そんなイメージを持たれている方がいるかも知れません。
これ、決して間違いではありませんがそれだけでは不十分なのです。
ちょっと想像してみて下さい、あなたの目の前に小包があるとしましょう。荷物には中身があり、ダンボールがそれを包んでいます。中のものを傷つくことなく無事に届けるためには、あなたはそこに何か入れたりしませんか?そう、発泡スチロールの梱包材とか、何かクッションになるもので中身と箱の隙間を埋めて、ぶつかったり落としたりしたときの衝撃緩和材として利用したりしますよね?

これ、人体も同じことなんです。
荷物の中身が骨・筋肉・内臓、守るべき大事なものたちだと考えてください。
肌はバクテリアやウィルスの進入を防ぐ丈夫なバリアとして頑張ってくれていますが、
私たちが日々酷使しているカラダを守るという意味ではやっぱりちょっと不十分。
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そこで、Fasciaの出番です。Wikipediaによればfascia = a layer of fibrous tissue。
これ、実際に見ると白い繊維たちの集合体(↑)で、文字通り縦横無尽に走っています。
まるでクモの巣のような見た目をしており、頭のてっぺんからつま先まで、ありとあらゆる“隙間”を埋めています。日本語では“筋膜”と言われたりするみたいですが、実際は筋肉だけでなく、
内臓、血管や神経、骨など、様々なものを包んでおり、カラダの至る所で見られます。
人体解剖をしたことのある人なら、このfasciaの多さに驚かされた経験があるはずです。
どこを切ってもfascia、fascia、fascia。
何層にも重なり、巨大クモの巣のようにカラダを守ってくれているんです。

b0112009_22552323.jpgこの巨大クモの巣、動きに合わせて伸び縮みして、通常の状態であれば人間の動きを円滑に、効率良くする役割を果たしてくれているのですが、左図のように、どこかに引っかかったり、fiberが多く積み重なり厚くなってしまったりしている箇所があると、クモの巣が歪み動きを制限し、その影響は全身に広がる可能性があります。私は、人間誰しもどこかしらこういう問題を抱えているんじゃないかなって思ってるんですよね。

Soft tissueを人為的に動かし、機能を制限しているfiberを壊すことによって、より自然な人体の動きを可能にする、というのがSoft tissue mobilizationという治療テクニックで、器具を使ってそれを実践することによって、セラピストの体にかかる負担を減らし、よりmechanicalに効率よく治療ができるんではないかという可能性を探った結果がこのGraston Techniqueになっているというわけです。だいぶ端折った説明ですけれども。

一日目の今日はそれぞれの器具の違いや様々なストローク、チカラのかけ方を習い、
講義を少しやったらそのあとはとにかくひたすら部位別に実践形式で練習を積みました。
見知らぬ人と、太ももやらお尻やらをごりごりやりあうって可笑しな絵かも知れませんが、
皆セラピストとしてのbackgroundがあるので、流石に話も上手だし打ち解けるのも早いです。
Therapyだけでなく、Diagnostic toolとしても使えるというのはちょっと驚きでした。
私も自分の手のみでここまでこういった治療をやってきていたので、器具を介してどれだけ
tissue characteristicsを実際感じることがでいるんだろうというのは半信半疑でしたが、
器具を滑らせるとArea of restrictionが、セラピスト・患者の両方がありありと感じられるだけでなく、同時に目に見えて赤く浮き上がってくるというのはちょっと衝撃です。おもしろっ!

別にGrastonの宣伝をしているわけではないし、人体に対する見方、取り組み方、というのはここまでくるともう宗教みたいなもんで、何を自分が正しいとし、何を信じるか、みたいになってくるんですけれども、私の今までの経験と信念に基づき、いちAthletic Trainerとして、自分の新たな引き出しのひとつとしてこういうオプションを持っておくのは相当面白いんじゃないか、という気がしています。一日目は朝の9時から夕方5時までぶっつづけで勉強し、脳みそが最後のほうにはとろけそうになりましたが、とっても刺激的でした。明日も頑張りたいと思います!
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  by supersy | 2010-03-20 23:59 | Athletic Training | Comments(2)

Spring Break: Gainesville!

Atlantaから帰ってきた翌日。
懐かしのGainsevilleに一泊二日で帰ろう!ということで、ちょっとまた出かけてきました。
16日のお昼過ぎにJacksonvilleを出たので、夕方3時半くらいにGvilleに到着。
夜には昔お世話になった旧ディスクゴルフ友であり人生の先輩でもあるTaiki氏のお宅にお邪魔してきました。Taiki氏、奥さま、娘さんの3人と一緒に、夕ご飯をご馳走になっちゃいました。
娘さんはまだ小さいんですが、それでも最後に会ったときは2才→現在は5才、という成長振り。
いやいや、子供の3年間って恐ろしいもんです。私たちオトナとは流れている時間が違いますね。
すっかり大きく賢くなっちゃって、折り紙で色々なものを折っては“あげるー"とプレゼントしてくれました。でも、お父さんのこと、“たいきー、ばか!”呼ばわりしちゃダメよ(笑)。

Taikiさん&奥さんと色々な話をして、ちょっとばかり長居をしてしまいましたが、
すっかりリフレッシュ&前に進む元気をもらってお暇させていただきました。
学生の道に戻ったTaiki氏と、学生を離れこれから本格的に社会の波で揉まれる私。
立場こそ正反対かもしれませんが、それぞれの世界の将来を見据えて、その中で自分がいかに
自分らしく輝けるかを考えて邁進しているか、という点では一緒だと思っています。
先輩なのでおこがましいですが、専門こそ違えど、戦友と呼びたくなってしまう貴重な仲間です。
今度はこっちにも、遊びに来て下さいねぇ。

さて、その後は、大学院時代の後輩たちと夜の街へ繰り出してきました。
忙しいのに出てきてくれたShinji氏、ありがとう。
それから、フィリピン系カナダ人の後輩で、年は私より結構上で三十路真っ只中という、
よくわかんない大親友のKJも一緒です。この子は昔っからの飲み友達です。
毎週のように通っていたバーがこの日は閉まっていてちょっと残念でしたが、
それでもあっちこっちのバーをハシゴしつつ、以前にも増して飲まされました。
いつ遊びに来るんだとずっと聞かれながら、なかなか仕事で週末も潰れることが多かったので
今回Gvilleに帰ってこられたのは結局卒業以来初。実に8ヶ月ぶりです。
そんなですから、これもKJ流の歓迎なんだと思っておくようにします。
“今度帰ってくるときはもっと長く帰って来い。
 じゃないと、満足行くまで飲めやしないじゃないか”とは、KJの弁。お、恐ろしいやつです。

そのままKJ宅にお邪魔になり、ソファーベッドでぐっすり就寝。
そんな風に16日の夜は更けていきました。

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明けて17日は、UFのキャンパスを中心にうろうろしてきました。
お世話になった教授たちに会いに行ったり、あとは今更ですがDiplomaを入れる額を
買いたかったのでお店を見て回ったり。結局買わなかったんですけど。

教授に教えられて知ったのですが、Athletic Trainingの建物がexpandしてる!
私たちの学部が置かれているのはFlorida Gymという建物だったのですが、
現在はお隣のYon Hallにまで教室、オフィス、ラボが広がっているそうなんです。
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私の元上司と後輩たちが、ゴルフのSwingの研究をしているところ(↑)にお邪魔して、ちょっと見せてもらったりしました。ボールが転がっている芝のところがティーになっていまして、スクリーンに向かって打つような造りになっています。まだまだ機械のセットアップの段階で、どのsettingが一番解析にいいのかを模索している最中らしいのですが、特殊なゴルフボールと何台ものカメラを使って、それを打つとスピンが秒速何回転、どれくらいの角度で、どれくらいの距離飛んだかがコンピューターによって出るという何だか大掛かりなものになっていました。すごいなー、面白そう。

そのあとAsian Grocery Marketに寄ったりして、ゆっくり帰路に。
懐かしい人たちに沢山会えた、楽しい一泊二日になりました。ちょっと原点に戻った気分です。
さて、Spring Breakも折り返し地点を越え、あと数日。
もうちょっとだけ羽を伸ばして来たいと思います。
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  by supersy | 2010-03-17 03:39 | Fun | Comments(0)

Spring Break: Atlanta その2。

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さて、アトランタ最終日の今日は、
ホテルをチェックアウトしてから、Centennial Olympic Park(↑)を散歩でもして帰ろうかー、
なんて言っていたのですが、実際公園を歩いてみたら風がぴゅーぴゅー冷たくて、
散歩というより急ぎ足で駆け抜けて、逃げるようにCNNの建物の中へ。
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CNNとはCable News Networkの略で、アメリカのニュース専門放送局のことです。
世界各国のニュースを24時間体制で放送しています。
本部はここ、アトランタですが、世界中に支局があり、日本からでも見ることができるはず。
テレビ局、なんていうと、日本では関係者以外立ち入り禁止、というイメージが強いですが、
このCNN本部のウリは一般開放されている、というところなんですね。
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もちろん、一般開放されているといっても一階のみで、
それ以上行こうとすると“ここからは職員のみ"の看板があったりするのですが、
中は大きなフードコートになっており、ここでご飯を食べたりお茶しながら談笑していたり
新聞を読んだりショッピングをしたりしながら、様々な人が思い思いの時間を過ごしています。
NBA Atlanta HawksとNHLのAtlanta ThrashersのホームでもあるPhilips Arenaとも隣接しており、文字通り繋がっているので、ちょっと見学にうろうろ。おぉ、ごみ箱までバスケット仕様。
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そんなことをしていたら。
ぬ、The Inside CNN Studio Tourなるイベントがあるのを発見しました!
CNNの裏側を見学しちゃいましょうという一時間ほどのツアーで、料金は大人$13。
“より多くの人にCNNを見てもらい、知ってもらいたい”という思いからか、
毎日午前9時から午後5時まで、ほぼ10分毎に出発という頻度の多さ。
(イースターの日曜日や、サンクスギビング、クリスマスは除きます)
たまたま目にしたのも何かの縁だー、ということで行ってみることにしました。

CNNの職員さんひとりが解説しながら25人くらいのグループを案内してくれます。
一番最初に連れて行かれたのはスクリーンのある小部屋。
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こんな写真中央(↑)みたいな画面が映し出されて、何かと思ったら、
現在生放送中のCNNニュースの担当であるディレクターの見ている画面、らしいんです!
それをオンタイムで同時に見ることが出来て、しかもディレクターの音声付き。
ハイチ地震で被害者となったバイオリン奏者のリハビリのクリップだったのですが、
“キューいくよー、あと10秒、9、8、7、…”とか、“ここでコメンテーターに画面戻すー、ハイ!”
とか色々指示を出している声が聞けちゃうんです。うぉおお、すごい!あんな風に全部指示出してるんだ!とんでもない情報量を把握してないとダメですよね。常に気を張ってる仕事なんだなぁぁ。
終いには、“この話いいわねー、聞いたこと無かったわ。いい話ね”と
(※女性のディレクターの方でした)一言つぶやいている一コマもあったりで。
映像作りの裏側を本当にこっそり見せてもらってる感じでした。
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それからCNNの様々な部署を案内してもらい、ガラス越しにこういうオフィス(↑)、
ひいては生放送中のニュースの収録風景を見ることが出来ました。
オフィスの人、あんなにコンスタントにツアー客に見られてストレスにならないかしら…
とちょっと心配になるくらい、よく見せてもらっちゃいました。
(※ちなみにツアー中の写真は厳禁です。これらは拾い物なので、悪しからず)
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ニュース画面のバックグラウンドって、よく見るとオフィスが映っていて(↑)、
たまに慌しく人が動いているのがちょっと見えたりしませんか?本当にああいう感じで、
オフィスのど真ん中に小さなスタジオがあり、キャスターさんとかカメラがある感じなんですねぇ。
そのため、マイクも周囲1-2フィートくらいの音しか拾わない、超高性能のものらしいです。
CNNは、毎日いつ起こるかわからないビッグニュースに備えて、24/7の厳戒態勢を常に布いています。世界のどこかで事件が起これば、一刻でも早くニュース原稿を書き、近くの支局から人を送り、中継を届けられるようにです。近年、放送・中継技術が躍進し、FOXなどのライバル局との出し抜き合いも激化の一途を辿る中、それぞれが一歩抜きんでる為に必死なようです。

いやいや、そんなわけで、意外にもCNNツアーを存分に楽しませていただき、
ちょっと長くなったアトランタ観光も幕を閉じたのでした。
6時間の長いドライブを経て、Jacksonvilleへ帰宅。
しかし、Spring Breakはまだ始まったばかりです。
もうちょっと予定が色々あるので、楽しんできます!
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  by supersy | 2010-03-15 23:59 | Fun | Comments(0)

Spring Break: Atlanta

いぇーい、ということで、多くの大学から少しばかり遅ればせながら、UNFもSpring Breakです!
色んなところを行ったり来たりするような予定なのですが、
とりあえず初っ端、3/13~15の予定でAtlantaへ行ってきて、15日の夕方帰ってきました。


Atlantaはコンベンションも含め、何度か来たことがありますが、
いわゆる観光をがっつりしたのは今回が初めて。
3/14はGeorgia Aquariumという水族館と、
そのすぐお隣にあるCoca Cola Muserumへ行ってきました!
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まずは、Georgia Aquarium(↑)から。
この水族館、規模としてはなんと世界一。
総容量810万ガロンのタンクに、500種類以上、12万匹もの動物たちが泳いでいるそうです。
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Coldwater Quest、Georgia Explorer、Ocean Voyager、River Scout、Tropical Diverと、大きく5つのセクションに分かれて展示場があり、中でもOcean Voyagerの水槽はほんとにでっかい!マンタや、ホオジロザメ、ノコギリザメ、ジンベエザメ、シュモクザメ、グルーパーなどなど、とにかく大きなやつらが悠々と泳いでいる姿は圧巻です。Coldwater Questには日本のセクションもあったりして、そこでは2匹タカアシガニ(写真右下↑)が仲良く肩を組んでいました。
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巨大イカの標本も発見。でかい、そしてちょっと、きもちわるい!
この水族館には、“水族館でお泊りしちゃおう!"というSleepoversという企画もあり、
毛布に包まり寝転がりながら、水槽のすぐ横で一晩を過ごせるのだとか。
日付には制限があるようですが、や、やや、やってみたい!

一通り水族館を回ってお昼ご飯を食べたら、今度はすぐお隣にあるThe World of Coca Colaへ。
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アトランタはコカコーラ発祥の地であり、現在でも本社が置かれていることからこんな大きいMuseumが建てられていて、年間100万人以上という集客数を誇る観光スポットになっています。
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中にはコカコーラの歴史や世界各国の広告の展示、それから世界中のCMを流しているミニシアターもあります。コカコーラの広告って、昔っからカラフルで斬新で、ポップカルチャーのアイコンとして世界中で親しまれてきてますもんね。展示も見甲斐があるってもんです、日本のポスターも発見(↑)!また、“Happiness Factory Theater”というショートフィルムのコーナーでは、自動販売機にコインを入れてからコーラが出てくるまでに、中に何が起こっているかという物語を描いたとっても可愛らしいフィクション・アニメーション・ドキュメンタリーを観ることもできます。自動販売機の中にはHappiness Factoryという工場があり、沢山の生き物たちが働いていて、キンキンに冷えた美味しいコカコーラを出してくれるために、皆力を合わせてとっても頑張ってくれているみたいですよ(↓)!
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その他にも、コカコーラ製造工場内部の様子を再現した“Bottle Works”というコーナーもあり、それから最後にはとっておき、“Taste it!”というエリアでは、世界各国のコカコーラ社の製品の試飲ができちゃうコーナーもあるんです!北アメリカ、南アメリカ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ…全部合わせて64種類ものサンプルをお好きなだけ楽しむことができます。
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ちなみに、写真はアフリカのラインナップ(↑)。モーリシャス、ジンバブエ、ジブチ、モザンビーク、ウガンダetc etc...南アフリカ共和国のBibo Mango Kiwiは結構美味しかったけど、タンザニアのStoneyは炭酸とシナモンがちょっときつい!一番美味しかったのは、日本のハイシー梅でした(笑)。
これで入場料たった$15というのは、お得すぎるような気がします…。
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しかも、最後には“Have a coke on us!(私たちのおごりです、一本どうぞ!)”という、コーラ1本プレゼントの気前の良さ。炭酸の飲めない私でも様々な展示はカラフルで非常に目に楽しく、最初から最後まで楽しませていただきました。アトランタ周辺にご旅行の方、是非お勧めです!!!
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  by supersy | 2010-03-14 23:59 | Fun | Comments(0)

肋骨について考察してみる、その2。

さて、昨日の続きです。
肋骨がレベル別に異なる角度を持ち、
その角度によって違う動きが生まれてくる、という話まではしましたね。
で。肋骨で起きるMovementは、以下の3つに分類できます。
1. Pump Handle Action
2. Backet Handle Action
3. Caliper Action

ではまず、1のPump Handle Actionから。
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b0112009_0573564.jpgPump handleというその名の通り、ポンプ(←)を漕ぐときのような上下運動です。Movementが起こるのはSaggital planeで、言ってしまえば単純なup/down。この要因はというと、vertebraeがarticulateする箇所の角度の関係なんです。RibsはVertebraeにがっつり固定されていて、ここがstableなnon-moving足場だという前提で想像してみて頂きたいのですが、Upper Rib(T1-6)ではrotationの軸がよりlateralに向いているため、動きが顕著に出るのはよりanterior、ということになります(上図中央)。
複数の肋骨が一緒になって胸骨に働けば、胸骨を押し上げるチカラになるんです(上図右)。

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お次は、Bucket Handle Action。これは一番分かりやすいかも知れません。
バケツの取っ手がぱたぱた動くように、ribの両端がそれぞれvertebraeとsternumで固定されつつbodyの部分が上下する、という感じです。ペンギンが羽でぱたぱたやっているようなイメージ?っていうんでしょうか。Pump handleとは違うfrontal planeで起こるmovementです。Lower Ribs(T7-10)ではvertebraeとarticulateする場所での動きの軸がよりanterior⇔posteriorに近くなるので、dynamicなmovementはribのlateral sideに見られる、ということになります(上図右)。

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さて、最後はCaliper Action。
最後の2つのribs(T11 & 12)は、胸骨まで届かずに浮いたような状態になっている(故に、floating ribsと呼ばれている)と昨日書きましたが、この2つの肋骨は、ちょうどピンセットで物をつかむような動きをします。Transverse plane上で、両端を近づけたり離したりするような動きをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。

※それぞれ、Ribの幾つ目でどの動きが、という書き方をしましたが、実は例えばRib2でもPump HandleとBucket Handle両方の動きが同時に起こっているんです。でも、Rib7と比べたときに、やはりPump Handleの動きのほうが如実に大きいし、逆にBucker Handleの割合は少なめ、ということが言えます。つまり、"region別に、こっちの動きのほうがpredominantな傾向にあるよ”という風に言える、という程度に覚えておいてください。別に、Rib6がPump Handle Actionのみで、Rib7になったとたんに全てがBucket Handleに切り替わる、みたいな、白か黒か、じゃないんです、解剖学って。

さて、まとめると、こんな感じになります。

Upper Ribs (T1-6)
- Pump Handle Action
- Saggital plane
- Increase the anterior diameter of the thoracic cage by elevating the sternum

Lower Ribs(T7-10)
- Bucket Handle Action
- Frontal Plane
- Increase the lateral diameter of the thoracic cage by elevating the ribs

Lowest Ribs(T11-12)
- Caliper Action
- Transverse Plane
- Increase the lateral diameter of the thoracic cage by separating each end of the ribs

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これが全て同時に起こると、いわゆるChest expansionになるんです。息を吸って、胸が膨らんだ状態のことです。胸骨は前に押し上げられ、肋骨は横に広がり、pleural cavityは膨張し、吸い込んだ新鮮な空気を収容する袋になります。ヒトって成人平均で一日に約17280回も無意識に呼吸をしてますけど、こんな複雑なことが毎回起こっているんですよ。すんごくないですか!

Ribが動くのは、呼吸時だけではありません。
胴体を動かせば、肋骨も当然一緒に動くことになります。
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例えば、Trunk Flexion。胸部が押し付けられる形になり、肋骨同士はapproximateします。
逆に、Trunk Extensionをしたときは、肋骨同士が離れ、胸部全体が伸びる格好に。
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Sidebendingをすれば、片側だけが押し付けられ、逆側が伸ばされますし、Rotationをすると…
更にRotation + Extensionのコンビネーション、Sideflexion + Rotationのコンビネーション…
考えていくとキリがありませんが、私たちが普段している行動の中に、どれだけ肋骨たちがcontributeしているかが見えてくると思います。なかなか頑張ってくれてると思いませんか?

私が持っている文献では、個々の肋骨のROMが具体的に何度、というところまでは記述されていなくて、現在学生でないためにDatabaseのアクセスも無くしてしまい、うぅむ、これ以上の研究とかが探せないんですよねぇ。もうちょっと時間に余裕ができたときにもっと突っ込んだところも調べてみたいのですが(肋骨の通常の動きを制限する原因とか、それによって起こるcompensationとか…)、今回はここまでにしておきます。今度機会があったら横隔膜についても掘り下げて勉強してみたいんですよね!結構昔から、呼吸ってAthletic Performanceに相当影響してるんじゃないかって思い始めたんですけど、横隔膜も肋骨みたいに、知らずに常に使っている部位のひとつでしょ。絶対に不具合も起こるし、というか実際腰痛の原因にもなったりするし、underactivateにだってなることもあると思うし、すんごい面白いもんが隠れていると思うんですよ。うぁー、まだまだ知らないことはいっぱいです。
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  by supersy | 2010-03-10 20:00 | Athletic Training | Comments(12)

肋骨について考察してみる。

こないだnoriさんにコメントを頂いてから色々考えてたんですよねぇ。
肋骨が、どれだけ動くのか。いや、違うかな、人間が通常に機能するために、
ribはどれだけの動きにcontributeしているのか、という表現の方が近いかも。
いうわけでribについて考えてみたいと思います。
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肋骨は全部で12ペアあり、Sternum(胸骨)から胸全体に広がっています。
肋骨1~7は直接胸骨とarticulateしているのでtrue ribs(vertebrosternal ribs)と呼ばれています。
8~10は、肋骨7の軟骨部を介して胸骨とつながっているので、false ribs(vertebrochondral ribs)、
そして11と12は胸骨と全く出会うことなく、ほよ~ん、と浮いている感じなのでfloating ribs(vertebral ribs)と、それぞれ呼ばれることもあります。

さて、これだけユニークな造りをしている肋骨には、大まかに3つの役目があります。

1. 頑丈な骨のケージとして、心臓や肺などの様々な臓器を守る
2. 膨らんだり縮んだりして呼吸にcontributeする
3. 背中や胴体の筋肉のattachment siteになる

3はとりあえずself-explanatotryだと思いますが、1と2は矛盾しているように感じられるかもしれません。骨という人体でも非常に硬い組織を格子の様に張り巡らせているわけですから、ガチガチでほとんど動かないんでしょ?と思う人もいるでしょう。しかししかし、丈夫であるには、硬ければいいってわけじゃありません。だってホラ、硬いだけならば肋骨を圧迫するようなチカラがかかった場合、そのチカラが行き場をなくし、構造上一番弱い角度がある辺り(costal angle)でぱきっと、意外と簡単に折れちゃうもんです。適度なmobility、柔らかさ、しなやかさ、こういうのが本当に意味での丈夫さに必要不可欠なんです。チカラがかかったときに、ふにゅ、と動いてそのチカラを他に逃がせることができますからね。

そう、つまり何が言いたいかというと。
肋骨って、意外と動くんだぞ、と。

じゃあ、一体どういうときにどういう風に動くのか?
これを理解するには、毎度のことながら、解剖学の知識がちょっと必要になってきます。
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肋骨は下に行くにつれ大きさを増し、それと同時に、よりmovementも大きくなる傾向にあります。
更に、地面とほぼ水平な状態からナナメに角度がついてきます(右の赤い線)。
ね、Rib1を6や7と比べたら、だいぶ角度が違うでしょ?

この角度の違いが、異なる動きを生む原因になるんです。
それを説明するには、ちょっと新しく絵を描かないといけないので、次回に続くっ!
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  by supersy | 2010-03-09 22:00 | Athletic Training | Comments(4)

Anatomy of the Moving Body & 最近見たDVD。

先週から読み始め、ゴルフトーナメントのお陰でもりもりと読み進み、
木曜日には読み終わってしまった本がありました。これが、Anatomy of the Moving Body
(↓ 私が所有しているのは第一版なので、表紙が異なりますが)です。
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感想はというと…、
ちょっと説明量の割りに絵が少ないのでは?というのと、イラストが下書きみたいなちょっと
雑なものだったので、これくらいなら自分で描いたほうがいいや、という2点が気になりました。
Visual Learnerの人にはちょっと不向きかもですね。
内容は完全にAnatomyのintroなので、初めてHuman Anatomyを学ぶ人向けです。
初心者向けと考えれば、かなり細かく、分かりやすくシンプルなtermで説明されていて、
読みやすいと思います。あと、個人的には筆者が繰り返し使う、Suspensory Systemというコンセプトが斬新で面白かったです。人間って二歩足で立つことを選んだときから、全てのものが重力に対して“吊るされている”状態になってるんですよね。言われてみれば当たり前だけど、そういう風に考えたことが無かった。Hyoid(舌骨)やLarynx(喉頭)は頭蓋骨から“吊るされている”し、Scapula(肩甲骨)も例外ではありません。頭蓋骨と頚椎から“吊るされ”て、rib(肋骨)の上にふわっと乗っかっている感じ。もちろんLower TrapもSAもくっついてるわけだから、実際はそんなにシンプルでもないんですが、とにかくその“吊るされてるんじゃー”という見方をして全身を見渡したら、ぽこぽこと見えなかったものが見えて、またちょっと面白くなりました。
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あと、今まで聞いたことが無くてすごくすごく面白かったことがひとつ。
何でHip boneのことをInnominate bones(↑)というのかずっと非常に不思議だったのですが、
(inominate = nameless、直訳して無名骨。無名骨という名前があるのに無名って)
実は、このinnominateというのは、多くの解剖用語がその形状から見たまんま、それぞれギリシャ語かラテン語で名前を付けられてきたのに対して(ex. pisiform = pea-shaped, lunate = crescent-shaped, trapezium = four-sided table, rectus = straight, scapula = spade, tibia = pipe etc)Hip boneの形は非常にユニークで似た形が無く、例えるのに困ったところからきているそうです。

そんなわけで内容は知っていることがほとんどでしたが、
よく読んでみると新たな発見も色々とあり、おお、と驚くことも多々ありました。
さーて、次は何を読もうかなぁー。

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この一週間、忙しいと言ってはいたものの、
なるべく家に帰ったらゆっくりしたくて、相方と映画を色々と見ていました。
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ついこのあいだ彼の誕生日だったので、プレゼントしたのがこのふたつのDVD。
ポニョはDVDの発売を今か今かと楽しみにしてたんですが、日本に遅れること8ヶ月、
アメリカでもようやく3/2に発売になりました。やったー。
以前たまたま日本に帰国していたときにちょうど公開前の時期で、
ラッキーにも試写会に行けたので見たことはあったんですが、
ジブリの映画はやっぱり2回3回見ても楽しいですもん。
半魚人のポニョ可愛い。

UP(邦題:カールおじさんと空飛ぶ家)は、2009年のPixer映画で、
アカデミー賞、アニー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞の様々な賞を受賞。
モンスターズインクを製作したDirector・Pete Docter氏が作っているだけあって、
画面上常に非常にカラフル、うきうきなお楽しみがそこら中に散りばめられている、
でも皆それぞれ色んな過去があり、どこか物哀しい雰囲気もある、とてもいい映画でした。
主人公のカールおじさんとラッセルという少年が、ひょんなことから一緒に、カールおじさんの長年の夢であるSouth Americaの秘境に旅していく、というストーリーなのですが、
DVDのBonus Featureには、製作スタッフが実際にサウスアメリカまで飛んだ様子が収録されていたんです。サウスアメリカ奥地は、その多くがまだ未知の世界であり、そこに生きる動物や植物もまだ謎だらけ、という、文字通り“秘境”です。地球最古の地層が隆起して、テーブルマウンテンが連なっており、生き物は皆、独自の進化を遂げています。
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映画のモデルにも使われたAngel Fallsというこの滝は、高さがありすぎるため、水のほとんどが下に落ちる途中で水蒸気になってしまい、滝壺は常にひんやりした深い霧に覆われているのだとか。ホンモノのその映像を見て圧倒されちゃいました。世の中、まだ見たこと無いすんごいもんっていっぱいあるなぁー。冒険してみたいなぁー。表現者としての道はとうに捨てたけど、やっぱり何か巨大なエネルギーから力をもらってそれを表現するような、ものづくりの仕事には未だに憧れます。あー今からでも転職するのは遅くないんじゃないかしら。26才になっても、非常に影響され易い性格は変わりません。

映画館に行く機会がひょんとなくて、
最後に映画館で見に行った映画と言えばHangoverという私ですが(苦笑)、
Avatarとかも見に行きたいんですよね。もう相当時代遅れですけど、それでも。
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  by supersy | 2010-03-07 22:30 | Athletic Training | Comments(0)

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