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年の瀬。

2-a-days終了ー。
ぬおぉぉぉ。
つかれたっつーの。

今年もいよいよ終わりに近づいてきました。
日本の皆さんはもう明けましておめでとうございますですね。
フロリダは新年まであと5時間ほどです。
そんなわけで遅ればせながら、ついさっき年越し蕎麦を頂きました。
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かき揚げを乗っけて、どどーん。色味はよくないですが、
めちゃめちゃ美味しかったー。良いお蕎麦をこの日のために買っておいてあったのです。

一年を振り返ってあれこれ回想したりもしたいのですが、
疲れていてしんみりしたい気分でもないのでやめておきます(笑)。
というか、今日日付変わるまで持つかなー。
早起きがたたって、実はそろそろ眠くなってしまっています。うぬー。

アメリカでは、日本のように紅白を見ながら家でのんびりと、というよりは、
友人たちとバーに出かけていって、そこでお酒を飲みながらお祭り騒ぎをして
カウントダウン、みたいな新年の迎え方が珍しくないんです。
そんなわけで今日は一日中、色んな人から“新年はどんな感じで過ごすの?”“今夜の予定は?”
と聞かれましたが、“明日も仕事あるし眠いからねぇ…家で飲んだくれる感じかねぇ”
と答えてもれなく大笑いされました。
いや、でも、日本人ですもの。パーティーしながら迎える新年ってやっぱり違和感だわ。
ひっそりとお家で大人しく年を越そうと思っています。

それでは皆さん、良いお年を!
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  by supersy | 2009-12-31 19:00 | Comments(0)

冷たいプールの弊害。

さて、2-a-days(一日二部練)真っ最中ですが、なんとか元気でやっています。
最近めっきり冷え込んできて朝早起きするのがきついですが、
明日の大晦日が2-a-days最終日。元旦は練習がひとつだけ。
で、2日には水泳の大会をホストして、3日はoffで、
4日から学校が始まり通常営業に戻るというスケジュールになってます。

しかーし。最近頭を悩ませていることがあります。
それは、プールのコンディション。
UNFのプールは室内温水プールなのですが、クリスマス休み明けに戻ってきてみたら、
プールの水がとっても浅く、しかもとっても冷たかったんです。
施設側が、クリスマスの休み中に水を全て抜き、清掃をして水を戻したらしいんですが、
そのときにどうも、水が十分じゃない + ヒーターをoffにしてしまったみたいなんです。
水位の問題はその後1-2日かけて徐々に増え、解決しましたが、水温が一向に上がらない。
ヒーターはonにしたんですけど、そして大きなプールを暖めるのは時間がかかること
くらいは分かりますが、それにしたってうんともすんとも上がってくれないんです。
おおーぃ、ヒーター、壊れてんの?
練習終盤になっても唇を紫にしてがたがた震える選手たちを見ていると、気の毒でなりません。

これが、気の毒とも言ってられなくなってきたのがここ数日。
選手が次々と変な症状を訴えて私のところにくるのです。
妙な筋痙攣、今まで痛みが出たこと無い部位への痛み、持病の怪我の悪化。
そうなんです、プールが冷たいもんだから、
 ・体が強張り、フォームが狂う。
 ・筋肉が緊張状態にあり、発熱のために常に収縮しているのでsoreになる。
 ・冷たいので単純に筋肉が攣る。
みたいなことが起こっちゃうわけです。
そんなわけで足が痛くなったり、肩が痛くなったり、腰痛がひどくなったり。
皆、“プール冷たすぎ!Sy、コーチに練習やめようって頼んで!”と泣きついてきます。

もっと面白いのが、こんな話。とあるアスリートが、
“Sy、テニスしてなくてもTennis Elbowになることってある?”と聞いてきたので、
“おお、あるよ”と答えると、“じゃあ私なったかも!”と大騒ぎ。
どういうこと?と思ったら、練習中、ウォームアップの最中に、急に肘が痛み出したとのこと。
ぶつけたわけでもなく、特に思い当たるフシも無し。
とにかく、“普通にゆっくり泳いでいただけ”って言うんですよね。
なのに、“肘を真っ直ぐに伸ばせないほど痛い”らしいのだから、
彼女自身も“?”だったようなのです。

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ちなみにTennis Elbowとは、日本でもテニス肘(↑)と呼ばれることのある怪我の俗名。
正式名称はLateral Epicondylitisと呼ばれ、
手首を力強く伸ばす動作を過度にしすぎることによって起こる、慢性性の怪我です。
よくテニスのバックハンドを何度も打つことによって起こるので、こんな名前なんですね。
なぜ手首の伸展の繰り返しが、肘の痛みとなって出てしまうのか?
これは、手首や指を伸ばす筋肉群は、最終的にひとつの大きな腱となって上腕骨のとある一箇所にattachするからなんですね。下の図で、いくつものExtensor筋肉たちが、Lateral Epicondyleという場所に集っている様子が分かりますか?筋肉を何度も何度も使うことによって、このスポットに徐々にストレスがかかり、じわじわと炎症が起きてしまう、という怪我なんです。
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肘はHumerus(上腕骨)、Radius(橈骨)、Ulnar(尺骨)という3つの骨が出会う関節です。
自分の手のひらを見るように手を返した状態を“Anatomical position”と英語で言うのですが
(日本語でもこういった呼び方はあるのでしょうか?すいません分かりません…)、
こうしたときに、上腕骨の親指側=(外側)にある突起部分をLateral Epicondyle(外側上顆)、
小指側(=内側)をMedial Epicondyle(内側上顆)と言います。触ってみても、
こりっとした骨が両側に確認できると思います。内側のほうが分かりやすいですけどね。
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で。ExtensorsがLateral Epicondyleにattachするというなら、
Flexorsは、そう、その逆なんです。Medial Epicondyleに集まってattachしてるんです。
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さらに。Repetitive Wrist ExtensionがLateral Epicondylitisを起こすのならば、
全く同じ過程で、Repetitive Wrist FlexionはMedial Epicondylitisを引き起こします。
何度も手首を力強く曲げる、という動作を繰り返していると、骨が炎症を起こし、
Medial Epicondylitis、いわゆる、Golfer's Elbowになってしまうんです。

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で。話が長くなっちゃいましたが。
彼女が痛いと指差す箇所を見て、おやや。
“Tennis Elbowではないね、逆側だもの。
 これはLateral EpicondylitisではなくてMedial Epicondylitis。
 テニスじゃなくてね、Golfer's Elbowと呼ばれたりするよ”
“ええっ、ゴルフ!?”
何故か本人のツボにハマったらしく、しばらく大爆笑。
“ゴルフなんかしたことないのにGolfer's Elbowになっちゃった!”

“何か手首を曲げるような動作を沢山しなかった?昨日の夜、家でwiiしてたとか”
と聞いても、思い当たるフシはやっぱり無いそう。
“でも痛みが出るのは水をかくときにこう、手首を曲げる時だから理屈は通ってるかも”
“でもその動きを今までに比べて格段にやってます!というわけではないし、
 炎症が出てしまったという事実に関してはちょっと納得がいかないんだけどなぁ…。
 水泳だけが原因なのかなぁ、練習量も以前にやっていたレベルだし…。ふむ。”

…で、原因を考えてみること数分。

あ。
水が冷たいからか!

つまりこういうことです。
水が冷たい。
 →首・肩・腰等に自然にチカラが入る。(筋収縮で熱を発生させようとする、人間の本能です)
   →Trap(僧帽筋)が緊張しているため、Scapula(肩甲骨)が引っ張られる。
     →Scapulaが十分に動かないため、肩関節の可動域が制限される。
       →本来肩で力強く水をかくところを、
        肩が動きにくいため、手首をより力強く使って水をかくようになる。
         →手首を屈曲させる筋肉たちがoveruse。
           →そのストレスが全てかかるMedial Epicondyleに炎症が起こる。

というcascadeを下ってしまったのかなと。
もちろん、推測の域でしかないですが、理には叶ってると思うんですよね。
当の本人は、とにかく“ゴルフをしたことすらないのにゴルフ肘になった”という事実が
面白くて仕方ないらしく、チームメイトたちに自慢げに話しています。
楽しんじゃう強かさは好きだからいいけどさ(笑)。

まぁでも実際に怪我という形で実害が出てしまっている以上、
私も何らかのアクションを起こさないわけにはいきません。
Risk Managementも大事な仕事のひとつですから。
コーチともあれこれ話しつつ、プールの水温改善策を色々と立てているところです。
いやいやしかし、水泳って、本当に面白いです。
これまで水泳のチームで働いたことがなかったから、見るもの聞くこと新鮮なので。
だって、今まで、プールの水が冷たいということが、怪我につながるかもなんて、
そんな可能性すら想像したことなかったですもん。
今まで考えもしなかったことを考えるようになってます。これには、感謝です。
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  by supersy | 2009-12-30 20:00 | Athletic Training | Comments(0)

PES取得。

友人たちが仕事納めだー、と次々と言っている中、
私はというとこれから年末年始も無くノンストップで3月まで仕事です。わーん。
でも人より早くその分休ませてもらったと思えば同じか。頑張ろうっと。

さて。27日から仕事が再開。
Swimmingの世界では、クリスマス休みに2-a-daysをする、というのが常識なようです。
FootballでいうPre-seasonのキャンプのようなものなんでしょうか、
Christmas Training、と称して午前と午後の二回、練習があります。ヘビーです。
Athletesも頑張ってるんだ、私も頑張ります!

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話は大幅に戻るのですが、この秋学期の話です。
基本的に3日くらい勉強してないとそわそわふわふわ、何もしてないような気がして、
成長してないような気がして、ひょっとして時間を無駄に過ごしてるんじゃないか!?と
不安になっちゃうという、非常に損な性格の私なのですが、
この、人生初めての“自分が授業を取っていない学期”という状態が気持ち悪くて
しょうがなかったので、学生ではないからといって勉強の手を止めてはいけない!と一念発起。
とはいえ漠然と勉強するのもなんだし、目標を設定しないとやり辛いので、
Jacksonvilleに引っ越してきてすぐ、とある資格勉強を始めていたのです。
3ヶ月と少し経った12月頭、ついに実になりました。取得したのは、PESという資格です。
PESとはPerformance Enhancement Specialistの略で、
NASM (National Academy of Sports Medicine)という組織が認定する資格です。

PESという資格を初めて耳にしたのはまだUndergradのJuniorかSeniorのときでしょうか、
この道の先輩に、“さゆりはたぶん興味持つと思うけどな”と紹介してもらって以来、
気になって仕方なかったシロモノなのです。
そんでもって勉強してみてびっくり。
おぉぉ、これ、こうじゃないかって思ってたんだよね!という、
方向と角度がピシッとくるもののオンパレードでした。勉強していて非常に楽しかったです。

自分がundergradの頃から何となく疑問に思い始めていたこと、さらにそこからの数年間で
何となく自分の中で道筋を作り始めていたセオリーが、資格として存在しているんですから
驚きです。しかも、確立されたコンセプトと科学的根拠と共に!
ここまで自分のスタンスにがっつりハマるとは思っていなかったので、
これは嬉しいサプライズでした。

具体的にどういうことかと言うと。
ものっすごくざっくり言うと、なんですけど、例えば、若い頃抱いていた、
 “ベンチプレスをもりもり頑張ったからと言って、
  スクワットが100kgできるようになったからと言って、
  それが実際のパフォーマンスにどう影響するの?”
という、Traditional Strength & Conditioning Trainingに関する疑問です。
トレーニングだけではありません。Athletic Trainingの分野でも、
 “腰が痛いといっている選手に腰のマッサージをして、それで本当に良くなるのか?”
 “肩のInstabilityがある選手にRotator CuffのエクササイズでTherabandでやらせて、
  関節の安定性、ひいてはパフォーマンス向上にそれが最良なのだろうか?”
いわゆる、これもtraditional treatment、私たちがcookbookとして何となく持ち合わせて
しまっている“アタリマエ”が疑わしく思えてならない瞬間が多くあったんです。
こういうことを突き詰めていって、上司から怒られたこともありましたけど、
プロとして、最善の選択を常に追い求めることを悪とされるのだけは容赦ならない!
と悶々と悩んだりもしましたねぇ。

PESが根本にしている理論に、
人間の動きは、どんな単純なものでも、
たったひとつの筋肉のみが使われている、たったひとつのplane(面)において、
たったひとつのaxis(軸)を中心にする運動など、現実に有り得ない
というものがあります。
逆に言うと、人間の動きというのは見た目よりも非常に複雑で、
単純に見える動きでも、複数の種類の筋肉群がタテヨコナナメあらゆる方向に、
同時に様々な収縮を起こしながら、様々なスピードで外部の環境に対応しつつ行われている、
ということです。

b0112009_10472838.jpg例えばBiceps Curl(←)という非常に単純に見えるこの運動。
ダンベルをまっすぐ上に上げるだけ。解説をするならば
Sagittal plane(矢状面)に対してElbow flexion(肘屈折)をするだけ、
使われている筋肉は上腕二頭筋

ということになりそうです。
Traditionalであればこんな解答でもマルがもらえるかも知れません。

いや、でも、待ってください、ホントですか?
少なくとも、私にはそうは見えませんでした。
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肘を屈折する、という動作には様々な筋肉が関わっています。上腕二頭筋だけじゃありません、例えば、Brachialis(左:上腕筋)やBrachioradialis(右:腕橈骨筋)もElbow Flexorの仲間で、Biceps Brachiiと同時に収縮しています。典型的Biceps Curlという運動では上図のように手首がSupinated(回外)されているため、筋繊維の向き、mechanical advantageと筋肉の緊張度から、Bicepsのチカラがフルで発揮され、主動力として使われてBrachialisとBrachioradialisがサポート役に回ります。もしこれが親指を立てたような(Anatomically natural)手首の向きであれば、Brachioradialisのチカラがより発揮され、BicepsとBrachialisがアシスト、もし、やりにくいですが、手首をfully pronated(回内)した状態でElbow Flexionを行えば、Biceps・Brachiradialis共に働きにくい角度になってしまい、Brachialisが主力になります。これらの説明なしにElbow Flexionを語るのは無謀に思えます。

それだけではありません。Elbow Extensorも同時に収縮しています。
授業で“Agonistが収縮しているときAntagonistはリラックスしている”と習うかもしれませんが、いやいや、とんでもない。彼らだって全く活動していないわけではありません。ダンベルを上げる力を減速させるために、TricepsやAnconeusがチカラを微調整しながら収縮し、スムーズな動作を可能にしています。

それだけではありません。
Biceps curlという動作を通じて、肩関節は安定されていなければいけません。
このために、Rotator cuffの4つの筋肉(Subscapularis, Supraspinatus, Infraspinatus, Teres Minor)が収縮しHumerus headをGlenoidに留めているのはもちろん、上肢の活動の土台となるScapulaも安定されていないといけないですから、Middle/lower Trap、Serratus AnteriorがScapulaを胴体に引き付け安定させ、Elbow Flexionと同時に起こるScapular Movement(Upward Rotation、Posterior Tilt、External Rotation)を作動させます。

くどいようですがそれだけではありません。
図のように立った状態でBiceps Curlを行う場合、下肢や胴体はリラックスしているのでしょうか?もちろん、違います。理想的には、Transverse AbdominisとInternal Opliqueを収縮させThoracolumbar FasciaにテンションをかけることでSacroiliac Jointを安定させ、上肢の運動をより楽にすることができますし、QuadsとHamstringは無意識にCo-contractionを起こし、全身を地面に対して安定させる役目をしていることでしょう。

随分長く説明しましたが、本当はこれでも簡略しすぎなくらいです。
もっともっと多くの筋肉が関わり、様々な角度で様々な面から、
“肘を曲げる”という本当に単純極まりない動作をアシストしているんです。
でも逆に言うと、これらがひとつでも欠けていれば、この運動は出来ないかもしれない、
もしくは出来るけれど、理想的なバイオメカニックスでは行えず、どこかに過剰なストレスがかかってしまうかもしれない、そして、それを長く続ければいずれは怪我として目に見えるものになってしまうかもしれない、という事実だってあるわけです。

つまり、何が言いたいかというと、
結局PESの大元となるコンセプトに戻るわけです。
体は全てつながっていて、全てが完璧にやるべき機能を果たして理想的動作が完成する。
何かが機能していない、という状況が生まれてしまうと、どこか一箇所に異常なストレスがかかり、結果、慢性的に起こるMicrotearが重なって、怪我となってしまう。

つまり怪我の本当の原因は、怪我の部位そのものでなく全く違う箇所にあるのかもしれません。
実際に、ピッチングモーションの時に踏み込む足の位置で、肘にかかる負担が激増することが研究でも証明されています。この場合、フォームをまったく修正せずに肘ばかり治療していても真の回復は見込めない、ということになってしまいます。
トレーニング・トリートメント・リハビリをする私たちATCやPT、CSCSたちもこのコンセプトを踏まえて実践しないといけません。最高のパフォーマンスに辿り着く、という目標がある以上、パフォーマンスの向上に直結する仕事をしていないと、何してんだってことになると思いませんか?上げてるベンチプレスが何キロだとか、とりあえずそういうことは置いておいて。
(Strength & Conditioningを否定しているわけではないのであしからず。
 全ては、知識をどうアプライするか、だと思うんです)

こういう切り口から、PerformanceをEnhance(向上)させるにはじゃあどうしたら良いのか?
これを追求しているのがPerformance Enhancement Specialistという資格です。
まぁしかしそれでも、コンセプト自体は私がundergradの頃から持っていたようなレベルのものなので、今回それをdepthにまで勉強できたのは嬉しいですが、
ここから発展させていかなければ、という気も同時にしています。
このコンセプトを踏まえつつ、実際に現場でどういうアプローチをしていくのが、
私の思う、最高のプロの仕事なのか。ってことですね。
うーむ、まだまだ道は長いです。一生勉強ですね。
でもとりあえず、Sayuri Hiraishi, MS, ATC, LAT, PESになりました!
わわわーい。
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  by supersy | 2009-12-28 21:30 | Athletic Training | Comments(4)

Miami & Key West旅行。その2。

さて、ついにKey Westに到着したのが22日のお昼過ぎ。
遅い昼食というか早い夕食を食べに、
島の北西にあるハーバーウォークの辺りまで足を伸ばしてきました。
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このへんにはオイスターバーなどのシーフードレストラン&バーが立ち並び、
しかもヨットハーバーが目の前にあって海を眺めながらそれらを楽しめると言う、
ゆったりとした時間が流れる空間になっています。

美味しいシーフードに舌鼓を打った後はハーバー沿いをぐるりと散歩してきました。
途中、Key Lime Pie Factoryというキーライムパイの専門店を見つけたので、
中に入ってみると、メインはもちろんキーライムパイ、
お土産用にはキーライムパイクッキーやキーライムタフィーの箱も並び、
更には飲み物にもキーライムソーダ、キーライムネイドなんてあるという、
文字通りキーライム尽くしなお店(↓)でした。店内もキーライムカラー一色!
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お持ち帰りで、メレンゲと生クリームトッピングのKey Lime Pieをそれぞれ一つづつ購入して
ほくほく顔でホテルへ戻ってから頂きました。甘酸っぱくて爽やかで美味しかったです!

さて、翌日の23日はDuval Streetを中心に歩き倒してまいりました。
今日の一番の目的は、アメリカ大陸最南端ポイントに到達すること!
Duval StreetはMiami Beachで言うところのLincoln Road同様、
沢山のお店が並ぶ町で最も栄えている通り(↓地図赤)です。
島の南北に長く伸びており、私たちが前日歩いたヨットハーバーのあたりから、
島のSouthernmost Point(↓地図青)まで伸びています。
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そんなわけで通りの一番上からスタートして、南に向けてのっしのっし。
Duvalは本当ににぎやかな通り(↓)で、お土産屋さんに立ち寄ったりあれこれしながら、
一時間ほどかけて通りの一番南へとやってきました。
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そしてやっと到着したのが…b0112009_29217.jpg

どどーん、Southernmost Point!!
こんなモニュメント(→)が立っています。
これに書かれているように、なんとここからは“90 miles to Cuba”、
そう、キューバまでたったの90マイルなんだそうです。
天気が良かったら肉眼でキューバが見えることもあるのだとか。
この地点では、多くの観光客が長い列を作って、
順番にこのモニュメントの前で写真を撮っています。
いやいや、ここが最南端なのねぇ、思えば遠く来たもんだ、と
海を眺めながらちょっと感動。

この写真にはSouthernmost Point Continental USA(アメリカ大陸最南端地点)と
書かれていますが、厳密に言うとKey Westは島で、アメリカ大陸とは離れていますし、
地図で見るともっと南にもスペースはあるようだけど、あのへんが最南端でないのは何故?
という疑問も沸いてきそうですが、
あそこらへんは軍隊の基地になっており、一般観光客は入れない敷地なのです。
つまりはこの場所は、
アメリカ大陸から陸続きで(≒飛行機や船を使わなくても来ることが可能で)、
一般人が行くことができる最南端地点
、ということになるわけです。
ちょっと条件付の最南端ポイントではありますが、
こういう“観光スポット”は大好きなのでとりあえず大はしゃぎ。

通りを一本入ると、Southernmost Beach(最南端ビーチ)があったので寄ってみました。
桟橋もあったので向かってみます。
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           てくてく            おえぇぇ
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                   すっきり!

そのあとはDuval通りをまた北に向かって歩き、
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スポンジマーケット、というスポンジばっかり売っているお店(写真左)や
(大きさ別に大・中・小と、何百と言うスポンジがお店に並んでいました
 これら全てが海綿動物の死骸かと思うと、気持ち悪くないこともないんですが…)、
$12払えばその日何回でも、更には翌日も入れちゃうという水族館(写真右)に立ち寄ってみたり、
クルーズに出て生バンドの演奏を聞きつつ、海から夕焼けを見てみたり。
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リゾート気分に浸りながら思い切り楽しんできました。
いやー、帰るのがもったいない。でも、仕事があるので帰らねば!
というわけで、後ろ髪を引かれる思いで、
翌日の24日、10時間ほどかけて一気にJacksonvilleに帰ってきましたとさ。
Key Westはハワイに通じる、何て言うんでしょ、
時間がゆっくりふんわり流れている雰囲気があって、人も陽気でおっとりしていて、
また是非お金を貯めて遊びに戻ってきたいなぁという場所でした。
Key Westに行くというのは、かれこれ5-6年くらい憧れだった、
文字通り長年の夢でしたので今回叶ってとっても嬉しかったです。
年末年始はもう休みは無いので、これで充電完了にして、また頑張らなければ!うがー。
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  by supersy | 2009-12-23 23:59 | Fun | Comments(0)

Miami & Key West旅行。

さて、一週間の休暇をもらえたので、3泊4日の旅行へ行ってまいりました。
仕事の話や専門の話ももっとしたいんですけど、忘れる前にこれをまとめちゃおうと思います。
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さて、今回行ってきたのはMiamiとKey West。私が住んでいるJacksonvilleはフロリダの北東にあるのですが、MiamiはI-95という高速道路でそのまま海岸沿いを真っ直ぐ南に下ったところにあります。車で、5時間くらいですかね。Key Westはというと、フロリダの最南端、点々と続く島々(Florida Keys)のその一番先っちょです。ここもMiamiから4時間半程離れています。距離はそれほどでもないんですけど、US-1という高速道路をひたすら下っていくのですが、途中1車線になるところも多くあり、なんていうか、のんびりした田舎道なんですよ。

12/21にJacksonvilleを出発。
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お昼過ぎにMiami Beachに到着ー。
ホテルにチェックインしたあと、Lincoln Road Mall(↑)を歩いてきました。
ここはモールという名前こそついているものの、屋根は一切無く完全屋外。
アートギャラリーやレストランからブランドもののお店たちまでずらりと道の両側に立ち並ぶ、
つまりはLincoln Road沿いのお洒落な商店街という感じですかね。
b0112009_2319509.jpgそのあとはKatana Restaurantという
回転寿司屋さん(←)に行きました。
ここは小さな船に乗ったネタたちが水の上をすいすい流れてくるんですよー。
板前さんや従業員さんも全員日本人で、アメリカでよく出てくる“寿司モドキ”ではない、美味しい本物のお寿司を堪能させて頂きました。とはいえ、やっぱりあの、典型的A型な私は、無意識で合計額を計算しながら食べてしまうのですが、この癖なんとかしたいです。なんともなりませんか。そうですか。
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夜はビーチ沿いのOcean Driveという通りを歩きつつ、お酒を飲んでぶらぶら。
高級ホテルとレストラン、バーがイルミネーションに舞ってます。繁華街ってやつですかねぇ。
いやー、Miamiは思った以上に都会ですね。とはいってもDowntown Miamiに行ったらビルとかもっとすごいんでしょうけど、ここでも十分ね。何て言うんでしょ、人の気性がね、都会気質だなぁと思いました。こう、生活のリズムの速さとか、全体的な強かさがね。

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さて、翌日12/22。今日はKey Westに向けて出発です。
前述したように、点々と続く50もの島々を、車で一本道、ひたすら下って行きます。
島と島を結ぶところは橋になっており、一番長いもので7 mile(約11.2km)にもなります。
Middle KeyとLower Keyを繋ぐこの橋は、そのまんま7-mile bridge(↓)と呼ばれています。
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さて、Key名物と言えば7-mile Bridgeだけじゃありません。
b0112009_1422555.jpg●Key Lime
キーライム、って皆さん耳にしたことありませんか?
これはキーで取れるライムだからキーライム、なんですね!
ライムの一種で、一般的なライムよりも小ぶりでさわやかな酸味と香りが特徴的です。
これを使ったKey Lime Pieは言わずと知れたFlorida Keys名物!
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●Key Deer
Florida Keysにしか生息していないと言う、
子犬くらいの非常に小さな鹿です。
絶滅の危機に瀕していて、Key Deer保護区も設けられていますが、その周辺に普通に出没することもあるらしく、道路にはこんな警告が(→)。殺してしまうと罪に問われます、スピード注意!

●Key West Wild Chickens
Key Westの街の至るところで、沢山のニワトリが我が物顔でのっしのっしと歩いてました。えぇ?とびっくり。
これら、みーんな野生のニワトリなんだそうです。
飼われている動物という印象が強いためか、彼らが自由気ままに生活している光景はなかなか違和感がありますが、考えてみれば日本の公園で鳩が沢山歩いている感覚に近いんでしょうか。
それにしても身が引き締まっていて美味しそうです(笑)。

さて、長いドライブを終え、Key Westに到着したところで、
あんなことやこんなこと…の話を書きたかったのですが、
なんだか随分長くなってしまったので今日はこのへんにします。
次回へ続く!
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  by supersy | 2009-12-21 23:59 | Fun | Comments(0)

Volleyball シーズンを終えて。

ご無沙汰しています。

いやー怒涛の4ヵ月半でした。
働き始めてすぐVolleyballのPre-season 3-a-daysが始まり、
それが終わればPre-season classicトーナメントに飛び回り、
更にはひとたびレギュラーシーズンが始まればもうホームゲームだアウェイだ、
バレーボールはとにかくこなす試合の量が多いです。一週間に3試合。
木曜に発って日曜に帰ってくる、とか、週の半分くらいは家を空けていることも多かったです。
b0112009_11522361.jpg
テネシー、サウスカロライナ、ノースカロライナ、ジョージア、
そしてサウスフロリダエリアを中心に行ったりきたりしていました。
(写真はPre-seasonで行ったAppalachian State University。
 アパラチア山脈にあるため、標高が3333ft(約1015m)もあるんです。空気うすっ!)
一番遠い、車で12時間近くの遠征先だって、お金のあまりないうちのチームにとっては飛行機で行くなんて夢のまた夢(いやまぁ、バスケットボールとかだったら結構うちの大学でも予算が回ってるみたいなんですけど、悲しいかな、バレーボールの優先順位は決してトップではないってことなんですね)。何時間かかろうがチャーターバスで乗り込むという、なかなか体力勝負のシーズンでした(笑)。しかも、遠征先の高速道路でチャーターバスに後続車が激突し、派手な交通事故になってバスが壊れてしまい立ち往生、試合が始まるギリギリになんとか会場入り、なんていうこともありましたっけ。いやいや、とにかく、退屈するってことはなかったです。

バレーボールのシーズンも後半に入った頃、私が担当するもうひとつのスポーツである、
水泳のシーズンが開幕。ふたつのIn-Seasonスポーツを同時に見るのもなかなかに大変でした。
同じ日に、片方はホームで、片方はアウェイでイベントがあったりで、あー、もう、無理!とかですね(笑)。同僚や上司の助けもあり、なんとかバレーボールのシーズンを終えることができてほっとしています。大きい怪我もほとんどなかったですしね。

というわけで現在は水泳のシーズンの真っ最中。
水泳って言ったら夏のスポーツっぽいんですけどね。
アメリカでは10~3月という、思いっきりウィンタースポーツになっちゃってます。
30人程のアスリート、ほぼ全員がInjury Listに載っているという悲しい状況ですが、
楽しく明るい女の子たちとわいわい元気にやっています。
と、いうのが近況です。

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さて、仕事の内容なんですけれども、
今まで全く経験がなかったようなことをする機会も多く、色々学んでいます。
例えばどんなこと?というと…ひとつは、Dictation!
うちの大学では、毎週2回、チームドクターが大学のAT Roomに診察に来てくれます。
そのとき、例えば私の担当の選手・Aさんが新しい怪我をしちゃって、
私の評価の結果、これはお医者さんの指示を仰いだほうが適切だと判断したとしましょう。
お医者さんと選手Aさんの診察に私が立ち会う形で、色々話し合います。
今後の経過をどう見ていくかとか、どういう治療をしていくかとか、
必要であれば、レントゲンを撮りましょうとかMRIを撮ろうとかですね。
で、それが全て終わって、じゃあ、こんな感じで行きましょう!となった後に、
お医者さんにはとある仕事が残っているのです。これが、Dictationと呼ばれる作業です。
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お医者さんは私たちを診察室から出した後、おもむろにこんなものを手に取ります。
Dictaphone、というんです、このデバイス。
お医者さんはこのスイッチを入れ、「私、Dr.XXXXがAについてのDictationを開始します。日付○月○日、えー、本日UNFの水泳の選手であるAは右膝の痛みを訴えて診察へやってきました。怪我起こったのは今朝。ウェイトルームでスクワットをしたときに右膝にするどい痛みが走り…」などと、どういう状況で怪我をしたか、また、怪我の様子はどんななのか、診断は何か、そしてこれから何をしていくか、という流れを細かく且つ簡潔に、マイクに向かって言いあげていくんです。
こうして記録として残しておくことが、医療の現場ではとっても大切なことなんですね。

さて、ここまではいいんです。問題はこの後です。
私は、自分の担当のアスリートに関してのDictationをドクターがおこなった後には、
その録音された内容を全て聞いてタイプし、書類として起こし完成させなければいけません。
これ、簡単なようで、実は本当に苦痛にすら思える作業なのです(笑)。
ドクターが喋っているペースでタイプし続けるのはまず不可能。
何度も止めては聞きなおし、止めては聞きなおし、
あー?これ何言ってるか全然分からん!と頭を掻き毟り、また聞きなおし…。
3分くらいの内容に15分かけてしまうこともあります。
特に、処方する薬品の名前をサラッと言われたりなんかしたらもう、
め、めろきし…かん?と、とにかく雰囲気でスペルしてみて、
googleで検索しまくって見つけてみたりとか、もう七転八倒。薬品名は弱いんですよ…!
チームドクターは何人もいるのですが、中には非常に優しい方もいます。
こういう人は何が素晴らしいって、まずゆっくり聞き取りやすく喋ってくれるのはもちろんのこと、録音時に、ちゃんと「まる」とか「てん」とか、句読点を声に出して言ってくれるんですよ。
キツいドクターに当たってしまうともうこれが大変大変。
最初は私が日本人だからまだきついと思うのかなー?と思っていたら、
アメリカ人の同僚たちも同じように四苦八苦していることが判明。「こないだ、ひとつのDictationに30分かけちゃった…」という同僚の言葉に励まされつつ頑張っています(笑)。
でもね、これが結構勉強になるんですよ。プロの言葉遣いというか、ああ、こういう表現素敵!と思って盗んでみたり、少ない言葉で的確な内容を伝えるドクターの言い回しに惚れ惚れしてみたり、いやいや、本当に、日々勉強です。
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そんなわけで久しぶりの更新になってしまいましたが、
とりあえず元気で楽しんでやっています!
もう年の瀬になってしまい、師走という文字通り、皆さんもお忙しい時期かと思いますが、
その少しの時間を取って、今年一年間を振り返ってみて満足してみたり、来年はもっとこうできるかな?と試行錯誤をしてみたり、一年の締めくくりをしっかりしたいですね。また更新します!
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  by supersy | 2009-12-20 21:30 | Athletic Training | Comments(7)

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