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憎しみはヒトの永久的エネルギーになるのか。

悩んでいることがある。

例えば自分の存在そのものを否定するようなヒトがいるとして、
そういった人間の発する心無い一言が自分を打ちのめすときがある。
人生に誰でも、一度はそういう経験があるのではと私は勝手に思っている。
この文章を読んでいる皆さんにも、自分の人生を少し振り返って考えてみて欲しい。
ないだろうか。今でも忘れられない、どういう思考回路をしたらそういう言葉を発せるのだろうかと思う、研ぎ澄まされたナイフのような切れ味を持った一言。こういうとき大概は言う側はやけに無邪気なものだ。とうにその本人は言ったことすら忘れているのだろうな、と冷静に思うのだが。

しかし言われたほうはそう簡単には消せない。その言霊はずっと自分の奥深くに残り、
気まぐれに時として表面に現れて、癒えかけていた古傷をまた深く抉る。
忘れていた、と思っても、浮き出てきたときの胃がドロドロになったような不快感に懐かしささえ覚える。“そうだった、まだお前はここにいたのか”と諦めのような虚しさのような感情に、しばし圧倒することを許し呆然としてしまう。

空虚ののち、その後に自分に溢れ出てくるのは、怒りと復讐の炎。
そうだ、あれだけは許せない、もう一度あれを許すわけにはいかないと、
自分を突き動かすエネルギーになる。

こうして留学してからのこの6年間、私は突き進んできた。
疲れた、辛い、ちょっと足を止めて休みたい。
弱い自分が出てきそうになるたびに、自ら古傷を抉るように自分の底から負の感情を搾り出し、それをプラスのエネルギーに変えてきた。自分を否定する存在を、現在で否定するために。もっと簡潔に言えばそういう人間を見返すために、“今は足を止める時期ではない、走り続けなければいけない”と自分に言い聞かせてきた。いや、言い聞かせなどしなくても、莫大なエネルギーが自分の中に沸いてくるのを感じた。その一言を思い出すだけで、自分に容赦なく残酷にすらなれた。考えるだけでエネルギーになる。言うなれば、黒く強大な魔法の言葉だ。
慣れてしまえば、こんなものはもう“作業”に近い感覚になる。

しかし、復讐がモチベーションというのは、やはりどこか非常に悲しいものだとも同時に思う。
憎い、だから、動く。この理由付けは幼稚で稚拙だ。幼稚園児の喧嘩のようなものだ。
それは重々自覚している。

この夏でもう25才になる。
ここまではこうしてやってきたけれど、もういい加減オトナになるべきなんじゃないのか。
この言葉から自分を解き放ってやってもいいんじゃないのか。気持ち良く前に進みたいじゃないか。
そんな葛藤がここのところ少しあった。だから、自分で大きな決断をした。
もう一度、その人物に会おう、と。
もう二度と会わないと、自分の人生から蹴り出した存在ではあったが、もう一度その人に、いや、あの頃の自分に、チャンスをあげてもいいのではないか、と。あそこからやり直さなければ、私は一生前に進めない。実に、6年振りの“前向きな決断”だ。

その決断をした当初は、“あの発言を撤回させたい” “謝罪してほしい”と思っていた。
だが、少しまた考えるうちにそれも変わった。
自分が本当に欲しているのは撤回でも謝罪でもない。
ただ、今あの人物がどう生きているのか、自分がどう生きているかをもう一度見ることで、こんなのは自分であってはいけない、自分はこうあるべき、と過去に積み上げた概念を取り払うこと。
現在も過去も全てひっくるめて受け入れること。
吸収し飲み込み、取り込んでそれを自分の一部として認めること。
言葉を、言語を、超越すること。
そうしてもう一度自分に触れてみて、自己形成をしなおすこと。

そう。これが正しい。
そう納得したところで、また次の疑問が沸いた。
復讐心を失った私は、どうなるのだろうか。
負の感情の持つエネルギーというのは素晴らしい。それは、色褪せないからだ。
どれだけ肉体的精神的に疲労していてボロボロでも、ひとたび自分の心に炎が宿れば一瞬でそんなものは吹き飛ぶ。どこに隠れていたのかと思うような強いエネルギーを引き出してくれる。
一方で、悲しいかな、“自分はこうありたい” “こういう風になりたい”というポジティブな指標たちは内面的イメージでしかない。残酷な現実が突きつけてくれたものとは違い、視覚的でないし、臨場感に欠けるのだ。当たり前だ、自分はまだそれがどういったものか知らない。身をもって“経験”したことがないのだから。
だから、時として充分なエネルギー源にならないことがある。
こうなりたい、でも今は疲れている。ええい、少し休んでしまえ。たまにはいいじゃないか。
そんな風に自分に甘くなってしまうのが怖い。
“知らない”からこそ、度々想像して何となくイメージとして自分の中に形成するから、
それらは徐々に新鮮味を失ってしまうのだ。慣れてしまうのだ。
たぶんこのくらいやっておけば届くんじゃないかな、と考えてしまうのが怖いのだ。

憎しみを失うのが怖い。
という思いが自分の中にあることに、少なからず私は動揺している。
誤解が無いように書いておくが、私は人を憎むという概念そのものは嫌いだ。なるべく普段から、人の悪口は話半分に聞き、良い噂は信用するようにしている。人は皆誰しも良いところがあり、あまり知らない人のことを“嫌い”と早々と口にしてしまえば、それはその人の素晴らしい部分を知るチャンスを自分で潰すことになる。これほどもったいないことはないではないか。
ただ、自分の身を守るために、生きていくために、人を憎むということが必要になるときがある。
今まで3回それを経験した。その人をよく見つめた上で、自分の人生には要らないと自分で判断をした。信じていた人たちだったからこそ、彼らの行動が理解できなかったし、どうでもいいとは思えなかった。今までの感情が逆転して、好きから憎いに変わった。私はヒトを憎むとき、そのヒトから憎まれてもいい覚悟で憎む。言い方こそ変だが、手を抜かずに憎む。これは、好きになる以上にエネルギーが要る。だからこそ、簡単にはしない。これからそれを覆すつもりもなかったし、この感情は永久的に私自身のエネルギー源になっていくのだろうなと、6年前に思ったのだ。

しかし、80才、100才になった自分を想像したときに、この憎しみという感情はどうしても自分の中にあるとは思えないのだ。この点が、自分の中で、明らかに矛盾している。自分が思っているほど、永久的な覚悟などできていないのではないか。つまり、どこかで私はこの憎しみを手放そうと、手放したいと、そう願っているのではないか。あの人たちを許そうと、許したいと、思っているのではないか。

そうなのだ、この負の感情など、正直なところどこかにやってしまいたい。
しかしそれで自分は今までのように力強く進んでいけるのか。
腑抜けた人間になってしまわないか。
自分を見失いそうになったときに何にすがればいいのか。
そこのところが、考えても考えても分からないのだ。
だってもうしばらく、負の感情無しで生きていたことがないのだから。
それが自分の揺ぎ無い“芯”だったのだから。

偉人と呼ばれる歴史に名を刻んだ人たちは、何をモチベーションに進んでいったのだろう。
人はひとりひとり全く違う人生を歩んでいくのだから、それぞれに違う答えが出るのだろう。
私は私らしい答えを見つけなければいけない。
変化はいつの時代も人を不安にさせるものだが、
それでも前に進むために私は変わらなければいけないと直感的に思ったのだし、
その方向は何度考えてみてもやはり間違っていないと思う。
思い切って空に一歩踏み出してみるしか、なさそうだ。
Forgive your enemies (汝の敵を許しなさい).とその昔キリストは言ったが、
Forgive your enemies, but never forget their names (汝の敵を許しなさい、だが、決してその名前は忘れるな).とケネディーは言った。
さて、あなたは、どうする。
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  by supersy | 2008-06-30 22:30 | Way of Thinking | Comments(8)

Back in Japan…& 前のめりの神秘。

コンベンションの日程全てを終え、ついに日本に帰ってきましたー。
久しぶり過ぎて日本に多大なる違和感。わー皆背が低いー。看板が全部日本語ー。

でもhomeはhome。やっぱり落ち着きます。
恥ずかしくもありますが有難いことに、姉・母・父の家族が総出で成田に迎えに来てくれました。
もう25才になるし独りでも帰れるけど(笑)、出迎えに来てくれるのは嬉しいもんです。
コンベンションでほとんど寝ない生活をしていたので時差ぼけは大したことないのでは?
と淡い期待をしていましたが、疲れが溜まりに溜まってイマイチ眠くないという負のループが少しばかり心配でもあります。年を取るにつれTime zomeを越えた長距離の移動が辛くなりますなぁ…。

一ヶ月ほどの滞在になりますが懐かしい友人たちに会うのが今から楽しみです。
コンベンションの内容も同時にupしていきますが(勉強しながらなので時間がかかるのです)、今日から一ヶ月はほのぼののんびりと日本から更新していきたいと思います。とりあえず日本にいる皆さま、日本での携帯番号・アドレスは変わっていませんのでお暇があったら連絡くださいまし。

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さて、ご存知の通り日本の海外への主要な窓口である成田空港は非常に大きいですし、
今回使ったSt. Louis空港も、それから乗換えで使ったAtlanta空港も立派で大きな空港ばかり。
しかし、もちろん小さな空港というのも日本はもちろんアメリカにも沢山存在しますし、
そういうLocalな空港にはLocalの良さというものがあります。

今回、FloridaからSt. Louisまで初めて使ったのが、Gainesville空港
Localの不便なところに便数が少なくて料金がお高め、というのがどうしてもあるので、
今まではTampaやOrlandoの大きな空港ばかり使っていたのですが、
今回ガソリンの高騰によりどこの空港からの便も値段が高くてそんなに違いが無かったので、
思い切ってGvilleから飛んでみることにしたのです。家から15~20分くらいの近場ですしね。

小さいよ、とは聞いていたのですが、到着してみると、ほんっっっっとにちっさっっ!
ただでさえ小さいのが工事中で、半分くらいしか機能してない。わー、すっごいローカルっぷり。
ちょっと時間に余裕を持って着いたので、手荷物検査のあるセキュリティーを通ってゲートのところで時間を潰そうと思いてくてく進んでいくと、むむ、まだセキュリティーが開いていない。
職員さんはいるんですけど、搭乗客が通れないようになってるんです。??と思っていると、“あ、まだですから座ってお待ち下さいー”と言われたので、何時に開きますか?と聞くと、
“何時の便ですか?”
“12:40なんですけど…”
“あ、大丈夫です、もうすぐ開けますので”
この時点で12時ジャストくらい。ええ、40分前でもセキュリティーが開いてないとかあるの??
結局そのあと10分ちょいして開いて開けてくれたのですが、いやいや、すごいっ。
搭乗時間も出発時間ギリギリくらいで、しかもその時ですら“アトランタ行きお乗りになるお客様はセキュリティー突破して皆さんそろそろゲートんとこ来てくださいねー”っていう空港アナウンスが流れてました。恐るべしローカルのんびりパワー。こういうのもいいなぁ。

全ての乗客が飛行機に乗り込むと、フライトアテンダントのヒトがマイクで挨拶をしてくれたりするものですが、こういうのもローカルだとマニュアル通りかつかつ話すんじゃなくてウィットが効いていて面白かったりしますよね。この日案内してくれたにーちゃんはまさにそんなタイプで、
“アトランタへはなるべく早く到着したいと思っていますので、皆さん飛行中はなるべく前傾姿勢になっていただきますようお願いします。------物理の法則です!”
とかデタラメを言っていたので大爆笑してしまいました。
実際予定より10分ほど早くアトランタ空港に到着したので、
“皆様の前のめりパワーのお陰です!今日と言う日は航空の歴史に刻まれるべき一日となりました!” と、また笑いを取って盛り上げてくれました。いやいや、ローカルパワーいいですね!

コンベンションを終えた皆さん、車移のヒトも飛行機のヒトも、
移動を終えてそれぞれの目的地へ無事に到着されたことお祈りしています。
とりあえず、帰るまでが遠足、ということで、これで正式に遠足終了。お疲れさまです!
仕事があるヒトにもお休みのヒトにも、夏は夏!それぞれの夏を思いっきり楽しみましょうー。
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  by supersy | 2008-06-22 23:59 | Comments(4)

St. Louis 三日目 ---- Femoroacetabular Impingement。

今日は気合を入れて一日中Sessionに出席していました。
朝早く起きてホテルを出発したので、あとでConvention Centerでクラスメートに会ったときに、“一番遅く帰ってきて一番早く出てったけど、ちゃんと寝てるの?”と心配されましたが(笑)。
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最初に足を運んだのは定番J&J。大ホールでのAcute Hip Injuryに関する講義。
J. W. Thomas Byrd氏の講義が中でも特に面白かったのです。
今までUndergradで働いていたときにはHip joint(股関節)の怪我はほとんど見たことがありませんでした。以前にもここで何度か言及しましたが、Hip jointってカラダの中でも一番と言っていいくらい頑丈に作られている関節なので、あまり怪我をすることはないんですよね。
でも高校ではHip dislocationも見ましたし、それによるchronic instabilityのコもいましたし、もっと知っておかなければいけないと新たに最近興味が出てきた部位なんです、股関節。

肩のInstabilityに関してまとめたときに、肩関節と股関節は同じ球関節(Ball-and-Socket Joint)に分類されると書きましたが、この2つの決定的な違いはその彫りの深さにあるんでしたよね。
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以前にも載せたふたつの関節の違いですが、股関節ではacetabulum(寛骨臼)が深く作られているために大腿骨頭がしっかりその窪みに収まり、球は皿に包まれて安定しています(↑)。
加えて靭帯と関節包でその上を何重にも包まれているので造りは非常に丈夫になっていて、脱臼することは非常に稀です。一方で肩関節は、ティーに乗ったゴルフボール程度の浅さしかないため、その骨の造りの脆さから脱臼が非常に多くなっています。…なんて話をしたんでしたけれども。

ただ、この丈夫なHip jointに何らかのimpactがかかり損傷が発生したとき
この時にはこの溝の造りの深さが災いしてしまうことになります。というのも、
これだけ密接にball(=femoral head)とsocket(=acetabulum)が位置しているわけですから、
靭帯等では支えきれないようなabnormal forceがこの関節にかかるようなことがあれば、
必ず接触を起こしてしまい、labrumや関節軟骨面が損傷するという結果になってしまうんですね。
つまり、肩関節に比べて股関節のほうが怪我をすることは少ないけれども、ヒトタビ怪我が起きてしまえば、股関節のほうが関節内部に深刻な損傷が起こりやすい、というわけです。

そしてこのFemoral headとAcetabulumがガリガリ擦れあってしまう現象にはFemoroacetabular impingement(FAI)という名前が付いているらしいのです。肩にもimpingementがあるんだからHipにあっても何の不思議もないし、言われてみればなるほどどうして今まで考えなかったんだろうという怪我ですが、実は今回初めて耳にしました。
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FIAには2種類存在すると言われています。Pincer typeとCam typeです。
上の図はA→Dの順にNormal, Cam, Pincer, Combination (Cam & Pincer)なのですが、
Cam…Ballであるfemoral head/neckが完全な球形をしていない。
    一部bump(でっぱり)のようなものがあるため、socketとの摩擦が増えてしまう。
    先天的にも後天的にも起こり得る。
Pincer…Ballに対してsocketが深すぎるため、動きの中でどうしても
    ballとも接触が起きてしまう。典型的なのがacetabulumのfront-top部分。
    labral cartilageがsocketの縁とanterior femoral head-neck junctionとの間に
    pinchされてしまう。これにAcetabular retroversionが加わって起こることが多い。
つまり、もっと単純に分かりやすく言うと、CamはBallの奇形が原因、
PincerはSocketの奇形が原因で起こるimpingement、というわけです。
ただし、FAIの患者の80%以上が両方のコンビネーションだそうです。上の図のDにあたります。

こういったintraarticular disordersの中でもlabral pathologyは61%を占め
(続いてchondral damage 52%, ligamentum teres damage 25%)、
その治療法としてはやはり手術が定番です。Selective labral debridmentがstandard (yet not the golden standard)と言われており、Thomas氏の"Take bad, keep good, creat good transition zone."という言葉が耳に残りましたが、まぁしかしこの一言に尽きるのではないでしょうか。
ちなみに上で説明したようなImpingementが見られるときには、手術の際にこれらの骨のAbnormalityもがががって削ってしまうんだそうです。い、痛そう…。でもデリケートな関節なだけに“カタチが合わない”というのは致命的なんですね。

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そんなわけでこの他の講義もたっぷり聞いた後、夜はJATOのMeetingへ行ってきました。
この会合に関しては毎年色々な意見が聞かれますが、私は今年もまた素晴らしい出会いがここで沢山あったので満足してますし、毎年こういう機会を設けていただいていることに感謝しています!
ただ、人見知りな私は、JATOのMeetingが終わった瞬間に緊張が解けてものすごい安堵感を感じるのも事実なんですけれど…(笑)。これはこういう性格なのでしょうがないです。。

そのあとは例のごとくいつものメンバーを中心にダウンタウンへ繰り出しました。
ああ、毎晩3時4時就寝、7時起き。毎晩たっぷりのアルコールにフライ。
何て体に良いんでしょう、コンベンション…。Athletic trainersたるもの、これでいいんでしょうか(笑)。
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  by supersy | 2008-06-19 23:59 | Athletic Training | Comments(0)

St. Louis 二日目 ---- 焼鳥祭。

朝、重たいカラダを引きずってConvention Centerに向かい、Registrationを終えてから、
Exhibition Hallで午前中のほとんどの時間を過ごしていました。

というのも、これが今まで以上に面白い!
高校での一年間の経験から、興味がある特定の商品分野も自分の中に出来てきたし、
お世話になっている卸売メーカーさん(Medco、Sports Health、Alert Service etc)等
知り合いも増えてきて“おおっ、久しぶり!その節はお世話になってます”みたいな会話もあり、しかも向こうもただの学生の頃だった頃と違って商売相手として色々と話をしてくれるので、
ひとつのブースで小一時間話し込むこともあり、とにかく楽しいんです。
講義にも負けず劣らぬ良い勉強の場です。

ここで見つけた面白いモノたちはまた改めてご紹介しますが、
このExhibition Hallでは商品のプロモーションだけでなく、客参加型ゲームも例年多くあります。
例えばリハビリの器具のブースでは“誰が一番この器具を使って懸垂を多くできるか!?勝者には豪華商品!”だったり、テーピングsupplyを扱うブースではテーピング早巻きコンテストだったりとか、客目を引こうとexhibitor側もあれこれ工夫してるわけですね。
今回何より目立ったのはWii!!言わずと知れた日本発のゲーム機ですが、野球のホームランダービーやらバスケットボールの3-point Shootingコンテストやら至る所にあって、時代の移り変わりを感じました。私の目にはどうしても、TV画面を見ながらスティック握ってふらふら動くヒトたちは滑稽に見えてしまうのですけれど…(苦笑)。

さて、お昼過ぎにマイミクQ氏、Yuya氏たちと合流し、水面下で計画を進めていた焼き鳥BBQパーティーの準備へ。今日はSt. Louis CardinalsとBoston RedSoxの試合が近くの球場で行なわれるのですが、その駐車場で焼き鳥Tailgating Partyをしようという予定だったのです。
b0112009_9271760.jpg鶏肉や砂肝、ハツを串に刺していく(延べ200本ほど!)という下ごしらえをホテルの一室で行なった後、全ての荷物を持って駐車場へ。運よく非常に良いスポットをゲットできたので、私はまずビールを入れる容器に空気を入れて膨らまし、ビールバケツ作成(←)。ふはー、酸欠だ酸欠だ!

昨晩の大量のアルコールから回復した他のメンバーも次々に合流し、グリルで焼き鳥を焼き始める頃にはハッピを着始める人たちも出てお祭りムード(↓)。いやいや、アメリカ生活が長い我々には焼き鳥なんて聞いたらもうこんなに盛り上がっちゃうもんなんですよ!Q氏の念入りな計画があったので、全てスムーズに進んでいきました。Q師匠には本当に頭が上がりません!

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そこから更に次々に休む間もなく日本人アメリカ人問わないゲストの面々が登場し、
出入りが常にあったものの恐らく総数で30-40人の人たちがここへ足を運んでくれました。
Q氏が完璧に主催してくれたので、できることはお手伝いしようと私たちも焼き鳥200本焼ききりました!ぬおー。皆さんに楽しんでもらえて何よりです。初めて会う方も多く良い刺激にもなりました。
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b0112009_16373354.jpg全てが終わって片付けをしている最中。
ビールを入れていたビニールバケツに残った大量の氷水があったのですが、何故かお酒も入って盛り上がったはぎさん&TKO氏が
これをかぶらなければ男じゃないとばかりに大騒ぎ。
いやいや寒いでしょ、と数人で止めたのですが、
盛り上がり切ったこのコンビを止めるのは無理なんですよね(笑)。
結局ざぱーっとかぶって私たちらしいシメを演出してくれました。
さすがですっ。
こうして楽しい焼鳥祭の夜は更けていったのです。
Qさん皆さんお疲れ様でした!
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  by supersy | 2008-06-18 23:59 | Athletic Training | Comments(5)

NATA Convention in St. Louis 一日目----到着。

どうもこんにちは。只今ミズーリはセントルイスに来ております。
年に一度開かれるNATAの学会の場所が、2008年の今年はSt. Louis。
初めてミズーリ州にやってまいりました。いやいや、なかなか街の雰囲気がお洒落です。
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ヨーロッパ風の建物も、赤レンガの年季が入った建物やレンガでできたボコボコ道も風情があって美しい。ジャズもありカジノもあり、ちょっと洗練された小奇麗なNew Orleans、という感じがします。
丁度コンベンションセンターがあるあたりは、イリノイ州とミズーリ州との州境に位置しており、
2つの州の間を流れる大きな大きなミシシッピ川には多くの橋が架かっています。
ちなみに写真左はMLK Memorial Bridge。泊まっているホテルの目の前に見えます。

コンベンションセンターからほぼ真っ直ぐ東、ミシシッピ川沿いには、Jefferson National Expansion Memorialと呼ばれる公園があります。Gateway Archと呼ばれる高さ・幅ともに192mの巨大なアーチ上のモニュメント(左)やOld Courthouse(右)があり、人気の観光スポットのようです。b0112009_620073.jpgb0112009_6212382.jpg


















さて、そんな素敵な街だったのですぐに気に入ったのですが、
この数日前に大雨が振っていたらしく、ミシシッピ川が大幅に増水しており、
飛行機で上空から見ても流れが荒くなっているのが分かるほど。水も真っ茶色。

さっきSt. LouisにはCasinoがあると書きましたが、実際私が泊まったホテルもカジノに併設されていて、一日中人で賑わっていました。しかし、ここでちょっとばかりトリッキーなのが、州の法律により、ミズーリはギャンブルが禁止されているという事実。むむ、ということはどういうことなんでしょう。ギャンブルがダメなのに、カジノはある…これは違法ではないんでしょうか?

答えは否。というのも、それらのカジノは皆、水の上に建設されているから、なんです。
私が泊まったホテルとくっついているカジノは、見た目は普通の地面の上に立っているように見えるのですが、実際はその周りの土地が埋立地になっていて、カジノ自体は6フィートほどの水の上にあるそう。水の上にあるからといってどうして州の領域とみなされないのかはちょっと不思議に思うのですが、とにかく土の上になければいいんだそうなのです。へぇーえ、面白い。
しかし、水の上にあるとなるとたまに弊害も出てしまうのが自然の常。
今回の増水の煽りをマトモに受けて、ミシシッピ川の中にどどどーんと立っていたカジノのひとつが水没してしまったのです。水かさが増えたことにより、入り口部分が完全に水没し、進入が不可能になってしまいました(↓)。Welcome、と書いてある青い看板が入口部分のゲートなのですが、すっかり水に埋まってしまい、なかなか見るも無残な状況になっています。大変な損害だろうなぁ。
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まぁそんなことはさておき、夕方にSt. Louisに到着したこの日は、友人たちと合流してさっそくバーへと繰り出しました。このConventionでしか会わない人たちというのも多いので、懐かしい顔と一年ぶりの再会。やっぱり気の合う仲間と過ごす時間は素敵です!明日にはレジストレーションをすませ、セミナー等のセッションにも参加しますが、初日から2時近くまで盛り上がって話し込んでしまいました。うーん、ちゃんと朝から起きられるかな…(笑)。
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  by supersy | 2008-06-17 23:59 | Athletic Training | Comments(0)

Orlando Predators vs New Orleans VooDoo。

さて。今週末足を運ぶはOrlando。
ここのところ週末になるたびにTampaだOrlandoだとどこかしら出かけていて、最近ますます上がりつつあるガソリンの値段など気にも留めないアクティブっぷりですが、もう毎日1時間半にも及んでいた通勤がなくなったからトータルではかなりガスをセーブできているのです。だからいいのです。

Orlando Predatorsの試合のヘルプにまた来たわけですが、今回の相手はNew Orleans VooDoo。
来週がArena Footballにとってレギュラーシーズン最後の週になりますが、
Orlandoはたまたま最終週がBye-weekになため、今日がPredsにとってシーズン最後のGame。
6/12の時点でNational Conferenceは

     #1 Philadelphia (11-3)
     #2 Dallas (11-3)
     #3 Georgia (9-5)
     #4 New York (8-6)
     #5 New Orleans (8-6)
     #6 Cleveland (8-6)
     -----------------------------------
     #7 Orlando (8-7)
     #8 Tampa Bay (7-7)
     #9 Columbus (3-11)

という結果だったのですが、カンファレンス3~8位まで6チームが2ゲーム差以内という大混戦状態。負ければPlayoffはほぼ絶望的、勝てばPlayoff進出ほぼ決定という分かりやすい絵図は、Predsだけでなく同じNational Conferenceの多くのチームも同じ。つまり、今日の試合はOrlandoにとってもNew Orleansにとっても負けられない試合、というわけです。
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そんな緊張感の中、一進一退の攻防で試合は進み、ラスト2分。51-49とPreds2点リードでボールがNew Orleansの手に渡ってしまい、ここぞとばかりに盛り上がるVooDoo Box。ここでPredsが脅威のディフェンスで4th Downまで粘り、VooDooが起死回生を狙ったロングタッチダウンパスを見事にDBがブロック!ラスト44秒でまたボールを取り返したPredsオフェンスはボールを確実に進め(AFLでは"Take a knee"してクロックを減らすことができません、ボールを前に進めないとクロックも進まないルールになっています)、タイムアウトを使い切らしたVooDooは打つ手をなくしてそのまま試合終了。51-49でPredsが見事に勝利を収めました!実力が均衡した両チームだっただけに、気持ちで勝ったPredsが勝利を自分たちの手でもぎ取った、と言える本当に良い試合で、終わった後も清々しい気持ちになれました。あー嬉しい。こういう渾身の試合を目の前で見られるから、この仕事はやめられない。

(今まで私が手伝いに行った2試合共Tampa相手に負けているのと、去年のAustin WranglersはLosing Seasonだったので)試合前Schroederに“Syがいると負けるじゃないか、この2試合もそうだし去年もそうだったし…”といじられていましたが、やっとPredsの勝利を拝むことが出来ましたし、これでもうBad Luckとは言わせませんっ。

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さて、おまけ話をいくつか。

●D-Lew!!!
New Orleansにはまた友人がひとりいるのですが、彼とも今日会うことが出来ました。
彼、D-lewは去年Austin Wranlgersのエース・ワイドレシーバー。
今年は残念ながらシーズン開始直前にACL断裂でSeason Endingになってしまい、今もリハビリしている最中なのですが、たまたまそんな時に頼まれてやった自チーム試合のTV解説が好評に好評を呼び、“最初は一試合って言われてやったんだけど、気に入られて次も次もってなってさー、
b0112009_8203426.jpg結局全部やってるんだよね”だそう(笑)。今日もTV中継があったのでその仕事も兼ねてaway戦もチームと常に帯同しているそうです。“いいじゃん、お金もらえるんでしょ?”と聞いたら実はそうではないらしいのですが、“でも今度大学の放送もやってって言われたから、それはサイドビジネスになりそう”とニコニコで、K-Nickと一緒に“人生何があるか分からないもんだねぇ”なんてことを言ったりもして。彼は喋りも非常に上手な生まれついてのエンターテイナーなので、そういう役柄もぴったりだと思います。でもでもやっぱり、しっかり治して来年走り回る姿を見せて欲しいけど!(ちなみにこの写真、私は階段に乗ってます。D-lewは背高いです)

●見てはいけない舞台裏。
こんな仕事をしていると、試合前やハーフタイム等に、見たくなかった…という舞台裏場面に遭遇することがよくあります。例えば、マスコットの中に入っている人の素顔。ここ、Orlandoにはその名の通りPredator(直訳すると肉食動物・略奪者!?)くんがいるわけですが、こんな(↓写真右)見た目をしています。お客さんに見えないロッカールーム⇔Box間をてけてけ走って移動していると、このごっつい鎧を着込んでアタマの部分だけ外しているPredatorくんを発見。ワイルドな見た目ならともかく、あまりに素朴なおにーさんだったのでなんだか拍子抜け。
それから今日は何故か、ハーフタイム中にスターウォーズのキャラクターが出てくるイベントがあり、舞台裏ではR2D2がころころ進んでいたり、ストームトルーパーとダースベイダーがマスクを外して談笑していたりしました。ああ、普通のおじさんたちだった…。なんかちょっとへこむ。
b0112009_8511372.jpg


●信じられない怪我。
試合中、見事なキャッチを決めるPreds WRに横からタックルを決めたVooDooのとある選手。フィールドにとすりとそのまま倒れたと思ったら、起き上がらなくてInjury Timeoutが取られました。Hard hitでもなかったし、動いてるし、喋ってるし、そんなにひどい怪我でもなさそうだと思って私はあまり心配せず自分の選手に水をあげていたのですが、意外にEvalに時間がかかっているし、何やら現場に変な緊張感が走ってる。むむっ、EMTの面々と、Spineboardが出てきた。ええ、Spine/Neckじゃないでしょ、頭動かしてるし。。。。結局その選手はその場で痛み止めの注射を受け、そのままストレッチャーに乗せられてフィールドを出ました。マッサージ師のMikeと“なんだろ?” “なんだろね”と小声で話していたのですが…。
少ししてEval結果を耳にしてびっくり。
なんとBilateral Patellar Tendon Ruptureだったそうです。恐らくhitしたときじゃなく着地したときだと思うのですが、Patellar Tendon Ruptureが、しかも両方同時に起こるなんて…。
派手な接触があったわけでも、着地を失敗したようにも見えなかったので、こっちのMedical Staff一同も“How come!???”とびっくりしてしまいました。大変なのはその選手ですよ。両方同時だから、Rehabも大変になってしまうことでしょう。長い時間をかけてでも、ちゃんと復帰できれば良いけれど…。他チームながら心配です。まさかシーズンの最後にこんな怪我をしてしまうなんて運命の神様も時に非情であります。

●Vooooo。
b0112009_9215374.jpgスコアボードなどの電光掲示板に表示されるVooDooという名前が、
全部大文字だったために
“VOODOO(ブードゥー)”=“VOOOOO(ブーーー)”に見えて、
New Orleans Voooooって…と考えてしまって
独り笑いをこらえるのに必死だったのは内緒にしてください。
ちなみにVooDooってガイコツ頭の魔術師、呪術師みたいなキャラクターです。

●おまけのおまけ。
日曜日に家に帰ってきてTVをつけたら、まさにこの試合が放送されていてびっくり。あ、ライブじゃなかったんだ。一日遅れて放送ってヘンなの。そして自分の顔をTVで見るってヘンなの。
D-lewが軽快に話していて面白かったです。やっぱり上手だー。
そして、改めて見てみても、本当に良い試合でした!
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  by supersy | 2008-06-13 23:59 | Athletic Training | Comments(4)

進む日本人離れ。

さて、朝しっかりと起きだして、カツさん、慶太郎氏、はぎさん、テツさん、タカくんと
総勢6人で向かうはNortheast Coachman Park。そう、Disc Golfです。
はぎさん、タツさん、タカくんは初参戦。ちょっと投げ方を教えた後に早速コースを回ってみます。
初めてなのに、さすがに皆上達が早い。やっぱ“Athletic” trainerは伊達じゃない。カラダを動かすことに慣れているからか、負けず嫌いが多いからか(笑)。どっちにしても、良いことです。

1コースを回って帰るはずだった人たちもすっかりハマってしまって、
“せっかくだからお店にも寄っていくか!”とG-Discまで一緒に来てくれました。
マイディスクを買ってしまうと、投げたくなるのが人の常。
それじゃあもうひとつ!と私の大好きなMaximo Parkへと向かったのですが…。

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4/19付けの“日本人離れ?”で、Black & Asianに間違われたという話を書いたことがありましたが、
今日はMaximoに向かう道中でバーガーキングにお昼ご飯を食べに立ち寄ったときのこと。
私が一番に注文し終えたあと、レジのおねーさんが私たち皆に向かって、
“Where are yall from? (皆どこから来たの?)
ここまでアメリカ生活の長い日本人が集まると、皆それぞれ出身と言える州があるのですが、
“We are all originally from Japan. (元の生まれは日本ですよ)”と答えると、
“Oh I thought you are a mixed, like Black & White. (あら、白人と黒人が混ざってるのかと思ったわ)
“No way I'm a 100% pure Japanese! (いやいや全然日本人です)
“But you don't look like it!!!!! (でも見えないわよ!)

Black & AsianからBlack & Whiteへ。
ついにアジア人が消えました…。ほ、本気で笑えなくなってきた。
どんどん進んでいるらしい日本人離れ。この夏日本に帰ったらどうなるんだろう。

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Maximo Parkを回りきろうかという頃に、西の空が暗くなり雷の音が響いてきたので
中止せざるを得なくなりましたが、それでも思う存分回れて楽しい一日でした。
何より初めての皆が楽しんでくれてこっちまで嬉しい!
リクルート活動は順調に進んでいます(笑)。
フロリダディスクゴルファーズにタンパ支部ができそうな勢いです。
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  by supersy | 2008-06-08 23:59 | Fun | Comments(4)

卒業式と"War on I-4"。

週末はいつにも増して忙しいのです。
土曜日の今日、まずは午前中にHawthorneの卒業式に顔を出してきました。
UFのPhillip Centerというアートセンターを貸しきって行なわれたのですが、
卒業生が45人という、Hawthorneらしいアットホームな卒業式になりました。
卒業生代表で立派なスピーチをしてみせた元QBに感動。でっかくなりよって。
アメリカ人って人前で話すの本当に上手いです。

b0112009_1221945.jpg式後、卒業生の面々におめでとうを言ってから、
今度はTampaに向けて出発!

カツさんと共に車を走らせ、向かうはダウンタウンにあるSt. Pete Times Forum。今日はOrlando Predators vs Tampa Bay Stormの試合がタンパであるので、そのお手伝いに行ってきました。無事にはぎ氏と合流して、試合開始前のアリーナへ潜入。言ってみれば全くの部外者である私を、“よく来たなぁ、また会えて嬉しいよ”と暖かく迎えてくれるOrlandoのスタッフには感謝です。

←試合開始3時間前、選手がぱらぱらと集まってきだす頃のアリーナはこんな感じ。ダンサーの人たちがストレッチとかリハとかしてます。


このOrlandoとTampaとのカードは俗にWar on I-4と呼ばれています。
I-4という両都市を結ぶ高速道路があって、Tampa⇔Orlando間はこの道で1時間強ほど。
つまりはご近所に位置するライバル、悪く言うと犬猿の仲、なチームなんです。
これがもう今日は試合前中後あちこちに見られましてですね。ハラハラしちゃいましたよ。
まず、試合前に気になったのがTampaチームのホストぶり。Orlando Athletic Training RoomとしてセットされているスペースにはHeat Packも置かれていないしCupもないし、Boxにはタオルすらも出されていないし、セットされている水も充分でないし、要領などとっくに把握しているであろうシーズン終盤にしては余りにお粗末。Head Athletic TrainerのKevinは“だからタンパは…”とぶちぶち言っていたのですが、小耳に挟んだところによると、彼らがここに到着してすぐにタンパのトレーナー陣と既にひとバトルあったらしいのです。“あーなんかタンパのトレーナーとKevinが怒鳴り合っててね”というAT internのNick。ト、トレーナー陣同士まで険悪なの?
試合中はBoxの中で働いていたのですが、OrlandoのHead Coachが、審判に講義しにフィールドに出てきたTampaのHead Coachに向かって“お前は煩いんだ引っ込んでろ!”とFワード連発していたりとかですね、こう、コドモの喧嘩じゃないんだから、まず皆やることしっかりやろーぜーと声をかけたくなってしまうような場面も少なくなかったです。
いやはや、Rivalry恐るべし。平和主義の私にはちょっと刺激が強かった。

試合のほうは61-71で残念ながらOrlandoが負けてしまったのですが、
この間Orlandoに移籍してきたばかりのK-Nick(彼も元Austin Wranglersの友人)がチームトップの129 Receiving yardsを叩き出したり、Tampaの我らがSedrickが素晴らしいKickoff Return Touchdownを取ったり大活躍したのが個人的に嬉しくて、ほくほくしておりました。友人が活躍してくれるのが何より嬉しいです、やっぱり。Sedはこの試合、文句なしのIronman of the Gameに選ばれました。わー。ちなみに彼はAFLのKickoff Return TD記録保持者、そして、今回も友人のためにチケットを取ってくれた私のHero、めっちゃいい奴です。半月板損傷を乗り越えこのシーズンを戦っている彼には、これからもこれ以上の怪我なく頑張ってほしいものです。
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今日撮った写真と丁度一年前くらいに撮った写真なのですが、
あまりに一緒なのでちょっと面白くて並べてみました。違うと言えば私の髪の長さくらいだ…。

そのあとは例によってカツさん、慶太郎氏、テツさん、はぎさんたちと合流しなおして、初めて会う方々も加わって朝の4時までお酒を飲みながらおしゃべり。AT談義にも花が咲きました。
ワインで鍛えられてお酒には強くなってきた感もあるのですが、
睡眠不足には年々めっぽう弱くなってきています。年を感じるなぁ…。
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  by supersy | 2008-06-07 23:59 | Sports | Comments(2)

My Case Study。

時間軸が前後しますが、書き留めていた5/23~25のTampa小旅行記をupしました。
宜しければどうぞ!

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学校も仕事も終わって好きなことを勉強する時間もできたので、
これからちょっとAthletic Trainingの内容をupしていけたらと思っています。
さて。Case StudyのPoster PresentationをしにSEATA conferenceに行きましたー、
という話は以前書いたことがあるのですが、それに関してどんな発表を
したのかここで具体的に書いていなかったので、簡単にですが残しておきたいと思います。

そもそもの始まりは、秋学期のSeminarの授業でのひとつの課題でした。
“高校の現場で、なにか珍しい怪我、斬新なリハビリ、よく見る怪我だけど珍しいMOIで起こったもの等、とにかく何でもいいからケーススタディとして研究・発表しなさい”という課題が出たのです。
それ以来、高校で怪我が起きるたびに、“うーむ、これはCase Studyにどうかな?”
とevalをするたびにこっそり考えていたのですが、なかなか丁度いいものもなく、
困っていたときにある選手がFootballの練習中に怪我をしました。

その選手は、ダミーをhitして地面をrollしてまた次のダミーをhit…というドリルの最中に、
地面をrollする際に右親指から着地してhyperextend & hyperabductさせてしまったのです。
怪我をした直後に私のところに来たのですが、evalにおいて見つけたものは、
  ・No popping or snaping sensation
  ・No immediate swlling or discoloration
  ・Pain all around MCP joint
  ・Tenderness over ulnar border of MCP joint
  ・Decreased ROM in all 4 directions
  ・Positive Percussion Exam (on the tip of the thumb)
  ・No vascular or neurological involvement
まぁ当然MCPのUCL sprainが真っ先にアタマに浮かんだわけですが、Valgus stress testでIncreased laxityは見られたものの、痛みのせいでフルにストレスをかけることができなかったためruptureかどうかに関してはinconclusive。とりあえず練習ももう終盤で残るはフォーメーション確認とコンディショニングだけだったので、テープで固めて練習を終わらせたのですが、練習後にもう一度チェックするとmild swellingが出没。痛みとそれに伴うROMは少しマシになっててくれないかなと期待していたのですが改善はなし。Percussionが未だにpositiveなのと、flexionとextensionのROMがかなりlimitedだったことも含め、むむ、avulsionいってるかも…と嫌な予感。
X-rayを撮りたくとも医者のアポを取るには時間が遅かったので、とりあえずsplintをしてiceをして、明日また私に会いに来るように言いました。で、結局彼は次の日用事があって学校に来られなくなってしまったため2日後にまた診たのですが、症状には一切改善なし。やっぱり医者だ!と親御さんとも話してアポを取り付けました。

お医者さんも同じように思ったらしく、X-rayを撮った医者の最終診断の結果は、
UCL rupture at MCP joint associated with avulsion fracture & Stener lesion。
即手術が必要ということで、結局怪我をしてから9日目にopen reconstruction surgeryが行なわれました。その手術も見せてもらいにいって、お医者さんも詳しく説明してくださり、とっても勉強になったのですが…。実はStener lesionというコトバをお恥ずかしながら聞いたことがなかったんです。だからこそこのトピックに興味を持ったんですけど。で、何だろうと色々調べてみたらコレが面白い面白い。知らなかったことが沢山あって、とてもinspiringだったので、もうCase studyにはコレしかない!と決めて取り掛かったわけです。

さて、ここまでがHistory。ここからStener lesionとは何か?という話題に入りたいのですが、そのためにはまず簡単な親指のAnatomyから説明しなければいけなくなるので、
久しぶりに続きモノ、明日に続きます!
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  by supersy | 2008-06-01 20:30 | Athletic Training | Comments(0)

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