カテゴリ:Athletic Training( 422 )

 

SEATA Conference Report

お久しぶりです。

ぎゃ。一ヶ月半くらいぶりだ。

お察しの通り、忙殺されておりました。

でも生きてます。


b0112009_11253222.jpgざっとこの間のことを振り返ると、えーと、2月半ばでバスケットのシーズンが終了しました。
男子バスケはDistrictで優勝して、Regionalに出場!するも、一回戦目でState#2を相手に善戦しながら敗れてしまい、State champの夢叶わず。でもここまで休み無しで頑張ってきた皆は偉い!お疲れ様でした。肉体的にも参る寸前のコがいたりしたので、これでようやくカラダを休憩させてあげられますね。FootballからずっとIn seasonっていうコも少なくなかったですし。やっぱりバスケは自分がやってきたスポーツなので思い入れも強く、終わっちゃうのは寂しいです。クリスマスブレイクも共にし、毎日夜8時過ぎまで一緒にいた仲ですから、シーズンが終わって2日くらいなのにバスケのコたちが、“Sy!!全然会わないから寂しい!”とぎゃーぎゃー飛びついてくるものまた可愛い。

↑写真はチャンピオンのトロフィー@McDonald。もう試合の後にマックに寄らなくてもいいのは嬉しいけれど…。

現在は、Softball、Baseball、Boys & Girls Track & Field、Boys Weightliftingがシーズン中です。ソフトも野球も一試合が長いので拘束時間は相変わらずですが、選手も懐いてくれるし試合の観戦の仕方も分かってきたのでだんだん楽しくなってきました。あと一ヶ月半くらいでこれら全てのシーズンが終わり、残すところSpring Footballだけとなります。
長い、長い、in-seasonの旅。
少しずつ、少しずつ、ゴールが見えてきました。

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さて、話は変わりまして、先週の2/28~3/2まで、テネシーはFranklinまで行っておりました。
というのも、NATAのSubdivision、SEATA(Southeast Athletic Trainers' Association)のconferenceに行っていたのです。先学期に授業の一環として行なったCase StudyのabstractをSEATAに送ったところ、恐れ多くもPoster Presentationに選んでいただいたので、そのプレゼンをしにボスやクラスメートと行ってきたのでした。UFってば意外にお金が無くて、テネシーまでの移動は飛行機ではなく、なんと大学のvanで片道9時間のride。運転は上司2人に任せて私はクラスメートのKateとわいわい騒いでいましたが…。9時間は遠いです、正直ね。
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UF ATのウェブサイトに使うからポスターの前で写真を撮れと直属のボス・Dr. Doverに言われていたので、同様にポスタープレゼンがあったKateと写真を撮り合い。ふざけてこんなGangsta風な写真を撮って見せたら、Dr. Doverには“うん、使うとしたらコレ以外だね”とあっさり流されました。
しかしこんなDoverも、夜になると一変。上司と一緒にお酒が飲めるのがGradのいいところですね!(Undergradでは絶対に有り得ませんでした)酔っ払ったDoverは面白すぎて僕ら以上にはっちゃけていて、もう笑いが止まらないったら。彼の新しい一面を見てしまいました。
…というか、あれ以来私の前ではすっかりはじけてくれるようになりました、Dover。
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UF Athletic Training Team Pic!! 教授のEric、クラスメートのKate、私とDr. Dover。

私のCase Studyの内容と、Conferenceの詳しい内容は、また明日改めてお伝えします。
きっと、たぶん、雨天順延になっていた野球の試合が明日にrescheduledされない限りは…。
これだけ更新にムラがあるのに、最近色んな人たちにBlog楽しみにしてるから、と優しく声をかけてもらうことが多いので、(更新が思うように出来ていなくて本当に申し訳ありません。。。)
自分を潰さない範囲で、日々学んでいる内容をしっかり残していければとは強く思っています。

気長にお付き合いくださいませ。
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  by supersy | 2008-03-05 11:20 | Athletic Training | Comments(4)

"I appreciate everything you do for us."

僕らのこの、Athletic trainingという仕事をdescribeするときによく、
“overworking, underpaid, underappreciated”
  (負担ばかり多く、給料は少なく、感謝もされない)
という表現をされるのですが、前者ふたつはともかく、最後はそんなことないなって思うんですよね。

いや、正直言うとたまに思うんですけどね。
コーチのスケジュール変更に振り回されて楽しみにしてた予定が潰されたりとか、試合中怪我をした選手に話しかけても、向こうもイライラしてるもんだからフラストレーションをぶつけられたりとか、まぁでもそれって、どっちかっていうと“運が悪かった”的な感じなもんで。
dont take it personallyなのです。

そんな時たま起こる“不運”以外は、きっと私が周りに恵まれているのでしょう、
感謝の言葉をかけてくれる人の多さには正直びっくりするくらいです。
b0112009_12361790.jpgなんでこんなことを今日しみじみ書いているかって、今日は実はFall SportsのBanquetがあって出席してきたんですね。Banquetとは文字通り夕食会のことなんですけれど、アメリカではスポーツのシーズンの終わりに“お疲れさまでした、よく頑張りました!”と関係者を集めてこういった催しを開くのが一般的です。基本的にコーチ陣が主催して、頑張ってきた選手達をrecognizeするような流れ。うちの高校では個別のスポーツでは行なわず、今回は秋のスポーツだったFootball、Volleyball、Cleerleadingをまとめて行ないました。で、Athletic Trainerとしてその全てに関わった私も呼ばれて行ってきたというわけです。
その中で、私自身全く知らされていなかったし予測もしていなかったのですが、コーチ達からAward(←)を頂きました!!

ぽけりと座っていたら、Footballのヘッドコーチに、“The next award goes to...Sy!! She's our athletic trainer...I know you are here where you at!”と言われてびっくり。
“Syのお陰でこのVarsityのチームで一人たりともシーズンを終えるような怪我をした選手はいなかったし、それどころか一試合もmissするような選手もいなかった。選手が思いっきりプレーできたのも、彼女が選手達をしっかり支えてくれたお陰だ。感謝してもし足りない”とまで言って頂きました。それって私たちがたまたまめちゃめちゃ運が良かったのもあるんでしょうけども、嬉しいですよね、そういう言葉をかけてもらえると。続いてうちのADも“彼女は大学との契約時間の倍もここにきて働いてくれて、本来行かなくていいAwayの試合にも目一杯行ってくれてます。HawthorneのAthleticsを支えてくれる欠かせない人物のひとりです。本当にありがとう”と言ってくれて、もう、ニコニコが止まらなくてですね(笑)。そんなこと嬉しいこと言われたらもっともっとこれから頑張っちゃいますよ!

でも何が一番嬉しかったかって、私が名前を呼ばれて賞を受け取りに行くときに巻き起こった拍手と歓声。SyだーSyだーとニコニコ顔のコドモたち。あんなとびっきりな笑顔を見せられてですね、どこがUnderappreciatedって言えるんですか。こんな素敵な人たちに囲まれて、本当に幸せ者ですよ、私は。

高校の理事長さんとも仲が良くて、顔を見かけると“いやぁ今日はイヤな天気ですねぇ”なんてよく立ち話をするのですが、いつだったか、サッカーの試合前に彼を見かけたときに、
“帰っちゃうんですか?試合これからですよー”、と言ったら
“いやいや、仕事があるんでね、行かなきゃいけないんだよ”と返した後に、ふと真剣な顔で、
“Sy, I appreciate everything you do for us.”と言って頂いたことがありました。
理事長さんみたいな偉い人が、いちスタッフに、しかも半分部外者みたいな存在に、足を止めてまでこういう言葉をかけてくれるのって、本当に、さすがだなぁというか、良い上司ってこういう方を言うんでしょうね!普段感謝をしているけどそれを言葉にしては何となく照れくさかったりで伝えていない…、もしアナタにもこんな人がいたら、次に見かけたときに躊躇わずいつもありがとう、って笑顔で言ってみてはどうでしょう。きっととっても喜ばれますよ!



ここを去るときは寂しくなるんだろうなぁと先のことをしみじみ帰り道に考えたりしましたが、
それでもあと一学期分、一日一日を大切に目一杯頑張らせていただきます。
それが今日もらった幸せ分の、せめてもの恩返しかな。
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  by supersy | 2008-01-17 23:00 | Athletic Training | Comments(5)

Splatter splatter!!

月曜日のテストはcomp(今学期カバーしたところ全部範囲、ってやつです)だったのに、
何と勉強時間2時間以下という恐るべしチャレンジャー精神で乗り切りました平石です。
それでもキレイにまとまるあたりが怖くもあります。
いつかツケが来そうだなーと思いつつ大学院まで来てしまっているからなぁ(笑)。
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さて。学期が終了して、まだやるべきことはぽつぽつあるものの、とりあえず肩の荷が下りた今日。
男子サッカーがaway game、middle schoolのバスケの練習、
男女バスケットボールのhome gameが3試合という、typical busy day…のはずでした。
普通バスケットの試合を3つも、硬いベンチの上に座ってみてたらお尻が痛くなるもんですが、
今日はそんなヒマもなかったんですよ。何故って、もー、怪我人続出!普段以上の忙しさ!
3試合で怪我人11人というのはちょっとすごい記録だと思います。

最初のJV Boysの試合で、“Sy!!!”と呼ばれて振り向くと、
彼の指差す先には顎から血を流している相手チームの選手が。わっ、すごい量。どうしたのーと聞いてみると、“I landed on my chin(顎から落ちた)”とのことで、あらあら、それは痛いわ。
Concussionはなかったのが幸いでしたが、顎のほうは結構パックリ深く切れていて、止血して消毒してsterile stripsで傷を止め、更にバンドエイドでカバー。たまたまこの子のお母様が観戦に来てらしたので、しかも看護婦さんをされてるらしくて、“汗が出てると粘着悪いのよね” “そうですねー、これ改善して欲しいですね” “stitch(縫合)しなくても平気かしら?” “これなら大丈夫だと思うんですけどねー”なんてお話しながら手当てしました。

バンドエイドが剥がれてこないか、その後コートに戻った彼を小まめにチェックしていたんですけど、ふと目を離したスキに、“Sy!!!!”とまた呼ばれる声。振り返ってぎょっとしました。
同じ子が、今度は顔面右半分を血だらけにしてるじゃーありませんか。なんと今度はおでことおでこでうちの選手と衝突したらしく、目の上から滝のような目も開けていられないほどの出血。
そして横から“Syー。オレも”と、そのうちの選手まで全く同じところから出血。
スプラッタスプラッタ。血祭りとは正にこのことです。お祭り騒ぎです。ふんぎゃー。
周りの観客も生徒も目を真ん丸くしてうちの一挙一動見てますもん、もう。

うちの選手のほうが出血が少なかったため、“ガーゼで抑えといて、ごめん!”と後回しにして、
とりあえず相手チームの子の止血最優先!キレイに大きくこれまたパックリ切れちゃってます。
再登場したお母様もこれを見て、“これは医者に連れて行くわ”と一言でした(笑)。
お母様は、“うちの学校にもあなたみたいなトレーナーがいてくれたらいいのに”と仰ってくれたんですけど(相手校にはいないらしいんです、AT)、そんなATCも一人しかいない状況では、二人同時にこんな風に怪我されちゃうとアップアップですね。
二人の面倒を見て、床の血もキレイにふき取って、血祭り終了。
だはーっと、思わず溜め息をついてしまいました。

その後も捻挫、打撲、突き指、膝、目などなど、minorなものからちょっとmajorなものまで、
怪我の神様が降りちゃってるんじゃないかってくらい休み無く負傷が続きました。
しかも、うちのVarsity Boys' Basketballは今まで公式戦負け無しだったのに、痛い敗戦。
実力では確実に勝てる試合だっただけに悔しくて、帰り道の疲労感も普段の倍でした。
でも、perfect seasonなんてそう滅多に起こるもんじゃない。
負けを乗り越えて本当の強さが見えるもんです。
金曜日、土曜日の試合をしっかりまた勝てるように、明日も気合入れて練習です!

…って、うちはATなんですけど、ね。
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  by supersy | 2007-12-12 23:59 | Athletic Training | Comments(6)

All your hard work WILL pay off.

…。
お久しぶりすぎて申し訳ないです。
沢山の方から心配の電話やらメールやら頂きました。
苦しい時期もありましたが、元気にやっております。

あまりに時間が空いてしまったのでちょっと近況から。
Footballのシーズンが今月初めに終了しました。
1勝5敗という危機的な状態から3連勝をあげ、4勝5敗として、最後の一戦を勝てばプレーオフ出場、
というところまでいったのですが、最終戦はMayoに残念ながら完敗。
2-a-daysからの長い長い13週にも及ぶFootballの日々は終了です。
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←Yearbook(卒業アルバムみたいなもの)の写真に写りたがらない私に選手が散々文句を言っていたので、じゃあ最後に一緒に撮ろうと、シーズン最後の試合の日に一緒に何枚か写真を撮りました。やんちゃ坊主が沢山で手を焼かされましたが、何だかんだ皆とっても素直で可愛らしい子達ばかりです。Season endingになるような大きな怪我も、Heat Illnessもなく終えることが出来てよかった。選手たち、お疲れさま!


さて、現在はというと、サッカーとバスケのシーズン真っ只中です。
男女サッカー、男子JV & Varsityバスケ、女子バスケ、なので合計5チーム。
一日に試合が3つ4つあることも珍しくないので忙しい忙しい。
Footballの時のようなIntensityはないものの、試合の頻度の多さ&試合がなくても毎日8時半まで練習があるので時間的なキツさはあります。体育館を順番で使うので、JV、女子、Varsityとそれぞれ2時間練習していたらそうなっちゃうんですよね。でも、Varsiyの練習は見ていても飽きないので楽しいです。やっぱりバスケはいいわー。でも、見ているとやりたくなるわー。

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学校のほうは、と言いますと。
b0112009_2355319.jpgアメリカに、Facebookっていう日本のmixiみたいなソーシャルネットワーキングサイトがあるんですけれど、その中で、私は自分のページに“Fortune Cookie”っていうアプリケーションをaddしています。Fourtune Cookiesというのはアメリカにあるチャイニーズレストランなんかには食後に必ず出てくるシロモノで、パックマンみたいな形のクッキー(というかクラッカー)の中に紙が一切れ入っていて、それに占いが書いてある、というモノです。要は、自分のページを開くたびに占いが見られるようになってるわけですね。

学校の課題の数々に追われていたある日、その占いを開いてみると、
“All your hard work will soon pay off”のコトバが。
そのとき、数日ほとんど寝ないで課題をやっていた頃。頭を朦朧とさせながらも、そうなのかな、結果ちゃんと出るのかな、でもそう言ってくれるんだったら頑張りきってみようかな、何て考えて、“いつかこれが報われるのだ、報われなくてたまるか”と根性で課題を乗り切りました。
簡単に適当に済ませてしまおうと思えばできたんですけれど、自分の納得行く質でどうしても仕上げたくて、時間ぎりぎりまで推敲を重ね、これ以上はできん!と自分で思えるまでやりました。
翌日、ペーパーの提出を追え、その内容に関するプレゼンも終えた後で、
担当の教授と話していたら、“この内容に関する記述だけ説明を足す必要があるけれど、
それ以外素晴らしかった。よく頑張ったね”と褒めてもらって、
それから一日ニヤニヤが止まらないほどテンションが急上昇しちゃいました。
そのあと、その教授はメールまでくれて、“Excellent workだった、中間試験でもキミはAを取った3人の中の一人に入っていたよ、Good job!”とコトバをかけて下さいまして、
うわっ、何か占いどおりになった!と一人興奮してしまいました。
頑張っていれば誰かが見てくれている、そういうヒトには幸運が舞い降りて、結局はうま~く辻褄が合うようになっている。と常々ヒトに言っていたけれど、自分が無我夢中になって身を削って何かをやっているときって、そういうの忘れて悲壮感に浸っちゃったりしますよね。
だって、ホント、つらいんですもん(笑)。
そんな風に精神的にかなり追い詰められていたので、そういう時期って、アレですよね、
こんなひとつのFortune cookieみたいな、小さなプッシュに助けられたりするんですよね。

ローマは一日にして成らず。千里の道も一歩から。
誰にも見てもらっていないような気がしていても、独りぼっちだと思っても、
信念を捨てずに正しいと思うことを貫くこと。自分の努力に嘘をつかないこと。
全く進んでいないように見えても、一歩一歩信じて確実に足を出していけば、
いつかは最初からは想像すらできなかったような場所に辿り着ける。
今の自分がいい例です。まさかUF大学院に行くことになるなんて思わなかったしね。

大きな成果が出て、ちょっとほっとしています。
↑この課題の詳しい内容も本当は言及したいのですが、ちょっと時期を見ることにします。
まだまだ課題は他にも積もっていますが(泣)、確実にひとつひとつ終えていきますよ。
大学院の道は甘くない。でも、通れない道じゃありません。
自分らしく進んで行こうと再決心した一週間でした。
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  by supersy | 2007-11-18 23:59 | Athletic Training | Comments(8)

契約のワナ?

ごめんなさい、ちょっと今日は愚痴かもしれません。

私の働く学校は、Hawthorne Middle/High School。
つまり、Middle SchoolとHigh Schoolが一緒になってるんですね。
アメリカではこういうの結構多いです。日本で言う、中高一環教育みたいな感じかなぁ。
ここで何がトリッキーかって、私のContractには、実はHigh Schoolとの契約しか書かれていない。当然、お金もそれだけしかもらっていない。ふたつくっついてひとつの学校なのに、私のcoverageは高校のみ。つまり、Middle Schoolersは完全に私の管轄外なわけです。
これを聞かされたのはUFの学期が始まってから。聞いたときはびっくりしました。
そんなだから、私のクラスメートの中には、“お給料を上げるからMiddle Schoolerも見てくれ”と交渉され、それが実現しているコもいるくらい。ほほう、それはオイシイなぁ。
でも、いくら上司に“だからMiddle Schoolerは見なくていいんだよ”と言われたからって、
同じチームに参加しているコに向かって、“キミは高校生だからどうぞ、でもキミはMiddle schoolerだから診ないよ”なんてmeanなことを言えるような人間ではないもので…。
当然皆は私が見てくれると思ってAT roomに来るし。結局皆万遍なく診ています。

それから、働く時間も契約の中では週に25時間、ということになっているけれど、
実際私が働いているのは40時間くらい。Varsity Footballの試合があるときはHome gameでも帰ってくれば日付が変わっているし、Awayの試合に帯同するときは、朝方に帰ってきたりするのも珍しくないので拘束時間はとんでもありません。まーundergradのときからそうだったけれど。
(In-seasonのスポーツでは週に30時間は越えるものだし、
 Footballの2-a-daysでは余裕で一週間60時間を越えてましたしね)
上司には、時間に関してはADと個々に交渉しなさいと言われたけれど、
“今週働きすぎなので明日は来ません”なんてmeanなことを言えるような人間ではないもので…。当然皆は私が毎日来ると思っているし。

“やってくれる”と思われているから。
ヒトの期待には応えなければ。
ある意味、無言のプレッシャーです。

別に文句を言ってるわけじゃないんですけど、
皆が私にやってほしいと思ってることは、人道的に問題が無ければやるし、
質にこだわりたい私は、自分が契約にあろうがなかろうが、
ここの高校のATとしてやるべきだと思ったことは自分で望んでやるけれど、
これって契約としてしっかりしていないんじゃ??と疑問に思うのも事実です。
何ていうか、もうちょっとちゃんとスジを通してもらえると、気持ちよく働けるんですけど…。
一生懸命やっていても、これって別に、契約上は全くやらなくてもいい徒労なのか?と思ってしまうとちょっと虚しく思うときも。

以前は全てタダ働きだったのだから、今はお金をもらえているだけでも有難いと思うべきなんでしょうけれど、何かが間違っているような感が拭えないのも事実です。
情熱があるんだったらそれでも全て勉強と思って、学べる機会を大いに活かさねば、と思う反面、今の自分の仕事の質や量を考えると、選択の余地無く契約外のこともやらざるを得ないというこの状況はちょっとだけ息苦しいものがあります。I feel kindda trapped...
贅沢なのかなぁ、ちゃんとしてほしいと思うのは。
これ、もしや、がっつりOverjustification Effect??

JVのMiddle SchoolerがAT roomに列を成していて、Varsityのコに“これじゃー俺らテーピングしてもらえないじゃん”と文句を言われたので、チーム別に時間を明確に設定して回すようにしました。とにかく、小さなことから少しずつ整理してコントロールしていかないと、先に自分の身体が参ってしまいそうです。肉体的な疲労はともかく、無駄な心労だけはなるべく抑えられるようにしなくては。こういうことも含め、決して簡単ではありません、高校の仕事というのは…。
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  by supersy | 2007-09-26 23:30 | Athletic Training | Comments(11)

血管の神秘。

今日は、授業を初めて休みました。
と言っても、体調を壊したわけでも、もちろんサボったわけでもありません。
うちの高校Athleteが先週怪我をして、今日はfollow-upのためのDoctor's appointmentがあったので、彼女と、彼女の母親と一緒に行ってきたんです。
これも実はとある授業の一環なので、先生からは許可をもらってます。
できたら近いうちにコレについては詳しく書きたいんですけど…今日のお医者さん訪問で雲行きが怪しくなってきました(笑)。上手くいくといいんだけどなぁ。もう。
とにかく、協力してくれる彼女と彼女の両親には心から感謝です!

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さて。今学期取っているクラスのひとつ、そして今日まさに休んだクラスであるPathoですが、
現在Healing Processやら、Painのメカニズムやら、Undergradで習ったことをやってます
…が、さすがGrad Schoolだけあって、内容がマニアック。とにか~くマニアック。
これだけ知ってれば治療オタクもいいとこだろう、と言いたいくらいですが、
それでも先生は“まぁこれはほんの触りなんだけどね”と言うんだから恐ろしい。
どれだけ深いんだ、ニンゲンのカラダって。

さて、そのクラスでですね、先生が面白い話をしてくれました。
Healing Processに欠かせないのが、数々のChemicalによって起こされるVasodialationとVasoconstriction(血管膨張と血管収縮)。怪我の直後はHistamine、Bradykinin、Prostagladinによって血管が膨張し、怪我の箇所に必要な細胞たち(例えばplateletを出血箇所に集め、それぞれが癒着して血管の損傷を塞ぐ)を集め、そのあとは血液量を抑えるためにSerotoninとThromboxane A2によって血管が収縮する、というのはとりあえず止血のメカニズムのベーシックだと思うんですが、私が気になったのがそのときに先生が言った一言。
“まぁこの血管の膨張なり収縮なりっていうのは、
 Pre-capillary levelで起こるものなんだけど…どうしてかっていうのは後で説明するね”
む、Pre-capillary Level?そんなにspecificなの?どうしてかしら?と考え出してしまって、
それから先生が別の話をしている間ももんもんと気になっていたのですが、
授業が進むにつれてやっと先生が解説をしてくれました。

その説明をするためには、まずざっと血管の造りの解説をしたいと思います。
血管が全身に隈なく張り巡らされている、というのは皆さんご存知だと思いますが、
Blood vesselとヒトクチに言っても様々な種類があります。まず静脈か動脈かでは構造が全く違いますし、同じ動脈でも、カラダのどこを走っているのかによってその構成要素と太さは変わってくる。結構これだけでも奥が深いんですね。
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まずは、動脈と静脈の違いから。英語では、動脈がArtery、静脈がVeinと呼ばれています。
機能においての決定的な違いは、血流の向き。動脈は常に心臓から流れ、静脈は心臓に向かって流れています。よく、動脈はoxygenated blood(酸素を大量に含む血液)を運び静脈はdeoxygenated blood(酸素を含まない血液)を運ぶんだ、というoversimplifiedなstatementを言う人もいるんですが、厳密に言うとこう断定してしまうのは間違いです。血液は心臓→肺→心臓→全身と流れてまた心臓まで戻ってきますが、この血流のサイクルの中で、
・心臓…心筋が一定のリズムで収縮することによりポンプの役割を果たし、
     血流がこの勢いでカラダの中を進んでいく。いわば、血液を動かすエンジン部。
・肺……呼吸によって沢山の酸素を保っているため、ここに辿り着いた血液は酸素で満たされる。
     いわば、エネルギー貯蓄地。
・全身の細胞たち…細胞が活動するには栄養となる酸素が必要不可欠。
     というわけで、彼らは血液から酸素を取り出し、消耗する、いわばConsumer。
という、それぞれの役割があります。
で、それぞれをつなぐ道となっているのが、血管、ってのはいいですよね。
さて、ここからちょっと本題。例えば、心臓から全身をつなぐ血管たち。これらは心臓から流れているので分類的には動脈になります。この血液は酸素で満たされていて鮮やかな赤い色をしており、細胞たちをfeedしてくれます。まさに一般的にイメージされる典型的な動脈、ですね。逆に、全身から心臓に帰ってくる血管は、その流れの向きから静脈に分類されます。細胞によって酸素を使われてしまったので、これらが含む血液はどす黒い色をしています(便宜上、よく図などでは動脈は赤、静脈は青い色に表記されていることが多いですが、別に本当に青いわけじゃありません。黒っぽい赤、って感じの血液の色です)。
この心臓→全身→心臓、のサイクルはSystemic circuitという名前がついています。
それじゃー心臓→肺→心臓、のほう、Pulmonary circuitと呼ばれるこっちの循環はどうでしょう?心臓から肺に向かう血液は、既にSystemic circuitのほうで“使用済み”になった血液たちなので、酸素を含んでいません。でも、心臓から流れているのでやっぱり分類は動脈。この肺動脈だけは例外的に、動脈と言う名前が付きながらdeoxygenated bloodを含んでいるんですね。それでも何で“動脈”なのかって?それは、おさらいになりますが、大事なのは酸素を含むかどうかではなく、血流の向きだからです。これは肺静脈でも同じ。肺に辿り着いて酸素で満たされた血液たちは心臓に戻りますが、ここでの通り道は“肺静脈”。静脈でありながら、oxygenated bloodを含む、心臓に戻っていく血管です。
このふたつの血管だけは例外的に、動脈・静脈とそれぞれ名前が付きながらも含んでいる血液は本来とは逆のものになるんですね。くどいようですが、動脈と静脈の分類キーがcontentでなくdirectionであることからこんなことが起こります。


この機能の違いは、構造にも影響してきます。
どうして動脈・静脈を分類する上で、酸素を含むかどうかではなく、血流の方向のほうが重要視されるのか?私は初めて習ったときにこれが疑問でならなかったのですが、これは構造を見れば一目瞭然なんです。
b0112009_23145519.jpg
そこで必要になってくるのが上の図。左が動脈、右が静脈を簡略化したものです。
一番の違いは、Veinには、Arteryには無いvalve(弁)があること。
動脈は心臓から程近いところにあるため、心臓の力強いパンプで血液が押し出され、スムーズに血液が進んでいくことが出来ます。しかーし、静脈はそうはいかない。全身や肺から心臓に戻ってくる静脈においては、心収縮によってどかどか同じように進むには、心臓から離れてすぎてしまっているんですね。パンプの力が充分じゃない。それに加えて、重力だなんだと、血流に逆らう邪魔者な要素も多く出てくる。このままでは静脈の流れは滞り、循環を妨げることになっちゃいます。ピンチですピンチ。
でも、アナタの身体では血液は問題なく循環できてます。それは、どうしてか?
これには、ちょっとした発想の転換が必要なのです。静脈に置いては、血液は押されて進むものではなく、引っ張り上げられて進むものだ、という風に考えてみてください。
例えば心臓が一回収縮することによって、5mlの血液を心臓から押し出したとしましょう。
心筋が収縮を終えてリラックスしたときには、心臓の中にぽっかりとこの5ml分の空洞が出来ます。この真空スペースに、後ろから続いた血液たちが飛び込んでくる。つまり、negative pressureが生まれるんです。Arteryは心臓のpumpによるpushで進む、でもVeinの原動力は心臓のパンプによるpushで生まれるNegative pressureによるpullなんですね。長いけど、分かります?
もっと分かりやすくいうならば、例えばジュースをストローで飲んでいるとき、ちょっと息を止めてみてください。アナタが息を止めたままならば、ジュースはストローの中で動くことなく止まりますよね。
このジュースを血液、アナタを心臓だと考えてみましょう。
アナタが息を吐けば、ジュースは下に押し出される。これが動脈の原理。
アナタが息を吸えば、ジュースは上に上がってくる。これが静脈の原理です。
ここでアナタがコンスタントに息を吸い続けられれば、静脈でも血液はスムーズに流れ続けるのでしょうけれど、アナタだって呼吸をしなければなりませんよね。吸った後は吐かなきゃいけませんよね。そう、丁度、心臓だって収縮し続けているわけにはいかない、収縮とリラックスを繰り返さなければいけないように。
アナタがストローから口を離して息を吐こうとすれば、たちまちジュースは重力で下に落ちてしまう。Negative pressureを失った静脈は逆流を始めてしまうんです。コレでは困ります。

そこで活躍するのがこのvalveなんです。心臓がリラックスする時間、ほんの短い間ではありますが、veinの中のnegative pressureが消える瞬間に、静脈内の血液は重力によって逆流をしようとします。valveたちの役目は、まさにこの逆流を防ぐこと。血液が逆流を始めたとたんに弁が閉まり、ブロックする仕組みになっています。こうして弁が逆流を防いでくれるなら、アナタも安心してゆっくりと息を吐いて、それからまたストローに口をつけて吸うことができますよね。ジュースも落ちることなく、上方に一方通行に進み続けられるわけです。


あー、これでようやく本題に入れるところなんですが、っていうかここまでの内容は全然書きたいと思っていた内容と違うんですが、長くなりすぎてしまったので今日はここまで!続きは明日upします。またまたこんなんでごめんなさい(笑)。でも、この話は初めて知ったときに面白くって感動しました。ヒトの身体って、本当に上手くできていますよね!
逆に言うと、動脈を切ってしまうと血液が勢い良く飛び出すのはこの力強い心臓のパンプのせい。静脈を切ってもそんな風にはなりません。negative pressureって、心臓の直接のチカラに比べたらやっぱり弱いですからね。解剖学の知識があれば様々なことの説明がつく。

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今日ふらふらとオフィス(Gymの中にあるので高校の本館からは離れています)から出て、
Main Buildingに歩いていたら、どこから察知するのか子供たちがわっと集まってきて
我先にとドアを開けてくれました。か、可愛いすぎる。。。
そんなにドア開けてくれてもさ、ひとつしか通れないのだよコドモタチ。
ここんとこ、知らない子からもHey trainerとか、Hi Sy!とか声をかけられるようになりました。見知らぬ少年にEverybody says you are a good trainer!と言ってもらえた時は嬉しかったな。
肉体的精神的にキツい時期に、ネガティブなものに目を向けるのは簡単。
こういうときだからこそ自分の手でぐりっと頭を回して、無理矢理にでも良いモノたちに目を向けられるようでありたいなぁと思う次第です。自分がいる環境は、やっぱり素晴らしいと思う。

周りへの感謝のキモチと自分の中の情熱を忘れずに。
明日も頑張ります。皆で頑張りましょ。
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  by supersy | 2007-09-18 23:59 | Athletic Training | Comments(2)

Medical Emergency。

Footballの試合というのは身体にかかる負担が半端じゃないため、週に一回しか試合がありません。高校でも、大学でも、プロでも、これは同じですし、Arena Footballでもそうでした。

これって、Athletic Trainerに関しても同じだと思うんですけどどうでしょう…。
木曜日にJVの試合、金曜日にVarsityの試合というのは相当身体に堪えます。
Texas Stateで働いていたときには10人くらいATがいたから仕事も分担できたけど、
今は一人で試合をまるまるカバーするわけだからそうもいかない。
今週は、木曜日にJVがHawthorneホームでP.K.Yongeとの試合、
金曜日はVarsityが相手ホームでP.K.Yongeとの試合、でした。
P.K.YongeのATCは私と同じようにGAとしてUFから派遣されているクラスメートで、事前に連絡を取り合っておけたのでその部分はいつもより安心。ただ、JVの試合には彼女が帯同できなかったため、“ATSを一人送るから、面倒を見てあげて”とのことでした。
(資格を有していないATSは、ATCのsupervisionの下でのみ仕事が可能になります)
なので、JVの試合中は自分のチームの怪我人も相手チームの怪我人も同時に見ていて、
いつにも増しててんやわんやでした。しかもこんなときに限って妙な怪我が起きたりして。
この件については後日書ければと思います。


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さて、そして翌日の金曜日はAwayでの試合。

Footballの試合って、ボールに人が集まってごちゃごちゃって何人もが倒れこんだりするじゃないですか。あれを私はいっつも、ちゃんと皆が起き上がるかどうか見るようにしてるんですけど、試合中、皆がむくむく動き出しても起き上がらない選手がひとり。うちの選手です。
あ、これは私が行かなければいけないかもしれない、と思ったら、案の定Injury timeoutが取られました。走っていってみると、“I can't see ahything! I can't see anything!”と叫んでいる彼。ただの怪我かも、と思っていた私はこれを聴いた瞬間に、これはとんでもないことになりそうだとスイッチを切り替えました。Cranial nerve?と最悪の状況を一瞬考えてみるも(そもそもそうだったら喋れているわけがないんですが)、次の瞬間に彼がとんでもなくconfusedしているのが分かる。だって、彼、硬く目を瞑っているんですもん。普通の精神状態じゃありません。むむ。ひどいConcussionかな?

落ち着かせて目を開けさせて、“今なら見える?”と聞いてみると“うん、見える”とのこと。
ほっとしたのも束の間、“何が起こったの?”と聞くと、“首が、首が…”
う、首か…。聞いてみるとタックルされてhyperextendedした様子。オオゴトです。
手、足の感覚・Strength共にweak。Medical Doctorにチェックしてもらっても同じ結果で、
すぐさまSpine Boardに乗せて救急車で病院へ、ということになりました。

実はこれ、私にとって初めてのホンモノのSpine Boardingでした。今まで練習でこそやったことは数あったけれど、ホンモノとなるとその緊張感も半端じゃありません。
それに、病院に送るとなるとやらなければいけないことも一杯です。
書類関係、親御さんに連絡、誰が病院に付き添うのか、AD・Principleへの報告…。
全てを一通り終え、去っていく救急車を見ながら、深い溜め息をつかざるを得ませんでした。
何でもナマでやるのって練習やシュミレーションとは全然違う。この一件、本当に勉強になりました。とりあえず全てが滞ることなくスムーズに進められたのは大きな成功だったけれど、自分の未熟なところもよく分かった。ああああああ。それにしたって試合はまだ続いているのだから、気は抜けません。彼のことが本当に気がかりだったけれど、残りの子達の面倒だってしっかり見なければ、と集中しなおして最後のQuarterを乗り切りました。

試合が終わったらすぐに彼の様子を見に病院に行かなければと思っていたけれど、
幸い彼は病院で症状が非常によくなり、私たちが試合を終えてP.K.Yongeを出発するよりも前に帰路につけるまでに回復しました。試合直後にそれを電話で聞いたときには、本当にほっとしました。
ただ、X-rayは撮らなかったようだし、直接彼と話したわけではないし、まだ心配も残ります。
その日は既に夜遅かったため、翌日の今日に彼の家に電話をすると、
“首を強く押すとまだちょっと痛いけれど、他は大丈夫”としっかりした声で話す彼。
“じゃあ、月曜日にこれを持ってきて、AT roomに会いにきてね。
 本当に無事で良かった、安静にするんだよ”と、話して電話を切った後に、
初めて、“彼が無事なんだ”と脳みそが認識してくれたのか、
涙がぶわーっと出てきて、
本当に神様に感謝したい気持ちになりました。守ってくれてありがとうと。
麻痺が残るかもとまで一瞬覚悟したけれど、本当に、本当に、良かった。
このとき初めて、“あああの瞬間は本当に怖かった”と思ったし、
自分の職業が人の命を扱うものなんだと、その重さと冷たさと心の芯から実感しました。
ああいう状況では、もちろん医者やEMSや他のMedical personnelと連携してモノゴトを進めていくわけだけど、Athletic Injuryというこの分野に関して特別にtrainされ、
最も信頼がおけるのはAthletic Trainer=自分自身だとも思いました。
選手を勝手に動かそうとするコーチに“触らないで下さい!”と思わず叫んでしまったけれど、
ああいうEmergencyでのcontrolをいち早く取って、理想の状況を作り出すのって大事だ。
誰だってこんな状況には置かれたくないけれど、Athletic Trainerは皆、こういう深刻な怪我を目の当たりにして、それから学んで乗り越えて成長していくのでしょう。私の場合、それが深刻すぎなくて、彼が結果的に無事でいてくれたことは本当に不幸中の幸いです。

まだまだ、学ぶことは沢山だ。

でも、ATとしてまたひとつ強くなれた気がします。
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  by supersy | 2007-09-15 23:59 | Athletic Training | Comments(4)

Fake Physical。

※9/2分に写真を追加しました!

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本当に予想もしなかったことが次々に起こるのがMiddle/High School。
とにかく、とんでもありませぬ。

Fake IDと言う言葉は、アメリカにいる人ならしょっちゅう耳にする言葉だと思うんですけれど、
つまりは、未成年(アメリカでは21才未満)がお酒を買ったりバーに入ったりするために、
誕生日を誤魔化した偽のIDを手に入れて持ち歩いたりするのは結構アタリマエなんですね。
飲酒に関してはアメリカは日本と比べ物にならないほどIDのチェックが厳しく、
Fake IDはそれを掻い潜ってハジけたい若者たちの唯一の手段、というわけです。

でも、今日のタイトルはFake IDではありません。
Fake Physicalです。Fake Physical Exam。
Physical Examというのは、学校のスポーツに参加する前に全ての生徒が提出しなければいけない書類。コレがあって初めて練習に参加できることになります。
Medical Doctorが一人ひとりの選手のGeneralな健康診断を一通りして、心臓の異常等disqualifying conditionがないかどうかをチェックし、また、Asthmaやアレルギーなどの“注意が必要”という項目もこの過程でidentifyしないといけません。各選手のPhysicalにしっかりと目を通して、こういったことを把握しておくのはATの大事な仕事。


…。
えーと。

そう、だから最初の話に戻ると、
つまり偽のPhysical Examを持ってきた子がいたんですよ(泣)。
でもひとつひとつのPhysicalをくまなく確認していた私の目は、残念ながら誤魔化せません。
誤魔化せるわけがありません。あーちゃんと見るようにしていて良かった。
子供たちから直接、もしくはCoachやADを通じて毎日数通のPhysicalを受け取るのですが、
今日の分をまとめてチェックしていると、あれっ?と手を止めるものがあったんです。
この保護者のサイン欄、何かおかしい。更にめくってみると、次のページの医者のサインはもっとおかしい。つたない字で、でも丁寧に、“Dr. Turner”って書いてあるんです。
普通、サインって何書いてるんだか分からないくらいはちゃめちゃです。殴り書き、って感じ。
ついでにお医者さんは自分で“Dr.”Turnerなんて書きません。フルネームの後にMDやDOを付けるならわかりますが。しかも鉛筆で書いてある。たまに保護者で鉛筆で書いてくる人はいますが、Legal Documentの大事さをイヤと言うほど理解しているであろう医者が鉛筆で書くとは思えません。

…よって。これはニセモノ!
確認のためにコーチに見せにいったら、やっぱり大笑いしてました。

あまりにフェイクとしては稚拙で笑ってしまうほどで、ただ私は脱力しただけで腹が立つというレベルではなかったのですが、こんなことを考える子もいるのかぁとちょっとびっくりしました。
ただお医者さんに行って検査受ければいいだけなんだけどなぁ。
親に頼みづらかったのかしら。でもこれもキミのためなんだよ。

しかし本当に、子供のすることは私たち大人の範疇を時に大きく越えてくれます。
…怖いから、一応全部のPhysicalをまたチェックしておこうかな。
全く、油断もスキもありません。
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  by supersy | 2007-09-05 23:59 | Athletic Training | Comments(3)

Labor Dayって…。

勤労感謝の日?勤労の日?

今日は月曜日だけれどLabor Dayで祝日。学校はお休みで授業もありません。
Labor Dayって働く人々に敬意を表して、一日ゆっくり休んでねっていう祝日だと思っていたんですけど、Athletic TrainerのLabor Dayは当然そんなに甘く行くわけもなく。
この祝日に何を思ったか我らがHawthorne High School、朝の6時からFootballの練習!早めに練習をして、残り一日選手にゆっくり過ごさせようというヘッドコーチの考えらしいのですが、何もこんなに早くなくても。選手たちは眠い目をこすりながら疲れた顔でぬぼーっと現れ、更に1/3の選手は結局姿を見せないという明らかな逆効果。
Gainesvilleから通勤している私は4時起きで出発。5時前の霧に包まれた真っ白で真っ暗な高速を走りながら“この道は天国に続いているんじゃないかしら”と無感覚に思うほど。
結局この疲労感から一日中抜け出せず、夕方には眩暈が連発でした。
普通に練習してくれたほうがむしろ嬉しかった、かな…。

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休日に洗濯・掃除・買出しをするのがかれこれもう3年ほどのオキマリになっていますが、
なんだかそれが最近異様に億劫に感じてしまってダメです(笑)。
だって休みくらいだらだらしたーい。
それでも今日は夕方に重い腰を上げて、3ついっぺんに済ませてきました。

出かけたスーパーで明海さんにバッタリ遭遇して、夜はテニスに行くことに。
やっぱり疲れたときは身体を動かすに限ります。変に聞こえるかも知れませんが、精神的に疲れたときは肉体的にも疲れさせて程度を合わせたほうが身体がびっくりしない気がするんですよね。夜も良く眠れるし。テニスはまだまだ下手だけれど、今日はとっても練習らしい練習を沢山させてもらって楽しかったです!これを毎日やったら上手くなれるんだろうなぁ。
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  by supersy | 2007-09-03 21:41 | Athletic Training | Comments(2)

ただいま。

お久しぶりです、本当にご無沙汰です。
かなりの人から“生きてるのか?”とメールや電話頂きましたがちゃんと生きています。
ご心配かけてごめんなさい。何があったわけでもないのですが、時間的にとにかく忙しいのと精神的に余裕ができないのとで、Blogを更新しようという気持ちにしばらくなれませんでした。
またいつもの更新頻度に戻していきたいと思っていますので気長にお付き合い下さい(笑)。

さて、空白の3週間をばっさりと振り返ってみたいと思います。


●年を取りました&授業始まってます。
8月23日に誕生日を迎え、24才になりました。
毎年良いこともそうでないことも色々起こるけれど、
とにかく生きて健康でまたひとつ年を取れたのは幸せなことです。
奇しくも、UFではこの日が秋学期開始の日。お陰さまで7:25amから11:00amまで授業に行き、その後は高校で仕事、練習が終わってすぐにとんぼ返りでUFに戻りShandsでMedical Doctorたちとの夕食会に行くという、とんでもなく世話しない一日でした(泣)。
ここ数年は誕生日が2-a-days真っ只中だったりすることが続いていて、働き詰めで散々な思いをする誕生日にももう慣れましたが、本音を言うと誕生日くらいちょっとゆっくり時間を使って人生を振り返ってみたりしたいんですけどね。ま、こういう職業柄なのでしょうがないっすね。
とにかく、いつも支えてくれる家族たちには感謝です。誕生日には特に思います。
Facebookやmixiでメッセージ、電話、eメール等くれた皆さんありがとうございます!
ピカイチはやっぱりはるばるオクラホマから焼酎送ってきてくれたRyota氏でしょう。
Nice Surpriseでした。本当にありがとねー、めちゃめちゃ嬉しかった!

●仕事、大忙し!
Football Season、そしてVolleyball Seasonが既に始まって3週目を迎えています。
JV Footballも今週からいよいよSeason開始。彼らは毎週木曜に試合です。
一日に3つの練習が同時進行で行なわれ、一週間に最低3つは帯同すべき試合があるので、
文字通り、てんてこまいです。毎日の水のset upだけでもなかなかの肉体労働。
子供たちから、“Sy、これに見合うお給料もらえてるの…?”と心配されている始末です(苦笑)。
高校のAthletic Trainerって本当に大学とは勝手が全然違う。
この道を何年も進まれている方、心から尊敬します。
私も私らしく頑張って道を築いていかねば。

●Be Overprepared。
ということを最近実感しています。
私は、遠征のためにkit等の準備するのが好きじゃありません。
何でって、色々考えすぎてしまうから。例えば“このテープはこれくらいで足りるかな”と思って一度鞄に入れてみても、よくよく考えてみて“いやいや、万が一こういことがあったら足りなくなる可能性もある、もっと入れておいたほうがいいかな…”と不安になって足してみたり、“最悪のケース”を想像しているとキリがなく感じちゃうからなんですね。どれくらい持っていったらいいかなと相談できる相手もいないし、かと言って全部入れていたら鞄ひとつじゃとても収まらない。

それでも、準備は準備。自分で思い切ってラインを引くしかありません。
迷ったときにふと私が思い出したのが、Davidが幾度となく言っていた、
“More is better than less(足りなくなるよりは余るくらいでいいのだ)”という言葉。
うむ、余ったということは、自分の準備が充分なものであったという何よりの証拠なのかも、
と思い直して、ここ数回の遠征ではちょっとoverpreparedに準備をするようにしていました。

そんなことをしていたらですね、先日、こんなことがありました。
木曜日のバレーボールの試合で手首に骨折の疑いのある選手が。
時間が遅かったこともあって、とりあえずSplintしmonitorしながらご家族に迎えに来てもらってERへ行ってもらうよう手配しました。当然ながら、使用したSplintはつけたまま。
そして、翌日のFootballの試合、5時間も離れたPanama Cityへの遠征。
前日使ったためKitから消えてしまったSplint。さてどうしよう。
週明けには手元に帰ってくるだろうけど、それを待っていいんだろうか、一回くらい無くても腕・手首周りの骨折なんて滅多にないし試合なんとかなるかなぁ、という甘い考えが頭をよぎりましたが、
いやいや、あったほうが安心できる、と自分に言い聞かせ、ATRのあちこち引っ掻き回して探した結果、未開封の同型Splintを発見。これを一応鞄に入れていこう、と放り込んでおきました。
そして見事に、というか何と言うか、このFootballの試合でForearmを骨折する選手が。
ちゃんと入れておいたSplintのお陰でimmobilizeすることができましたが、これが無かったらちょっと厄介なことになっていたでしょう。まさか骨折が2日連続で起きるなんてとても予期してませんでしたが、“念のため”と思って準備していたことが不幸中の幸いでした。
“Anything that can go wrong will go wrong”------もはや世の鉄則と化している
マーフィーの法則の芽を潰しておくには、overpreparedくらい丁度いいのかも。

●子供たちはやっぱり可愛い。
仕事をしていて思うのが、子供たちって純粋で可愛らしいなぁってことです。
いつも早めに仕事場(=高校)に着くようにしているので、私がFront Officeに行って用事をしていたり、水を用意していたりする頃はまだ授業の真っ最中な時間帯。
授業と授業の間の休み時間には、廊下が生徒で溢れかえります。
そんな人込みの中、私を見かけると“Sy~~!!!”と遠くからでも大声で叫んで手をぶんぶん振る子、クーラーを積んだカートを引いていると“手伝うよ!”と駆けつけて押してくれる子。
どこに行くにも何をするにもわーわー私の後を付いてくる彼らを見ていると、
アヒル大家族の母親になったような気分。彼らに毎日疲れさせられ、同時に癒されています。

予想外のことが毎週のように起こるけれど、
それもこれも自分を成長させる種と思って頑張ってます。
全てを80%でこなそうと思えばそんなに難しくない。でもやっぱり全てを100%にしなきゃ、
ここで手を抜いては今まで頑張ってきた自分に失礼だと思ったりしてます。
人から“良いトレーナーだね”と言われたり思われたりするのも大事だとは思うけれど、
自分で胸を張って自分のことを良いAthletic Trainerだと言える様になりたい。
そのためには、自分に嘘のない努力を毎日重ねていかないときっとダメなんだなぁ。
ふがっ。頑張れ自分。
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  by supersy | 2007-09-01 23:59 | Athletic Training | Comments(7)

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