カテゴリ:Athletic Training( 407 )

 

血管の神秘。

今日は、授業を初めて休みました。
と言っても、体調を壊したわけでも、もちろんサボったわけでもありません。
うちの高校Athleteが先週怪我をして、今日はfollow-upのためのDoctor's appointmentがあったので、彼女と、彼女の母親と一緒に行ってきたんです。
これも実はとある授業の一環なので、先生からは許可をもらってます。
できたら近いうちにコレについては詳しく書きたいんですけど…今日のお医者さん訪問で雲行きが怪しくなってきました(笑)。上手くいくといいんだけどなぁ。もう。
とにかく、協力してくれる彼女と彼女の両親には心から感謝です!

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さて。今学期取っているクラスのひとつ、そして今日まさに休んだクラスであるPathoですが、
現在Healing Processやら、Painのメカニズムやら、Undergradで習ったことをやってます
…が、さすがGrad Schoolだけあって、内容がマニアック。とにか~くマニアック。
これだけ知ってれば治療オタクもいいとこだろう、と言いたいくらいですが、
それでも先生は“まぁこれはほんの触りなんだけどね”と言うんだから恐ろしい。
どれだけ深いんだ、ニンゲンのカラダって。

さて、そのクラスでですね、先生が面白い話をしてくれました。
Healing Processに欠かせないのが、数々のChemicalによって起こされるVasodialationとVasoconstriction(血管膨張と血管収縮)。怪我の直後はHistamine、Bradykinin、Prostagladinによって血管が膨張し、怪我の箇所に必要な細胞たち(例えばplateletを出血箇所に集め、それぞれが癒着して血管の損傷を塞ぐ)を集め、そのあとは血液量を抑えるためにSerotoninとThromboxane A2によって血管が収縮する、というのはとりあえず止血のメカニズムのベーシックだと思うんですが、私が気になったのがそのときに先生が言った一言。
“まぁこの血管の膨張なり収縮なりっていうのは、
 Pre-capillary levelで起こるものなんだけど…どうしてかっていうのは後で説明するね”
む、Pre-capillary Level?そんなにspecificなの?どうしてかしら?と考え出してしまって、
それから先生が別の話をしている間ももんもんと気になっていたのですが、
授業が進むにつれてやっと先生が解説をしてくれました。

その説明をするためには、まずざっと血管の造りの解説をしたいと思います。
血管が全身に隈なく張り巡らされている、というのは皆さんご存知だと思いますが、
Blood vesselとヒトクチに言っても様々な種類があります。まず静脈か動脈かでは構造が全く違いますし、同じ動脈でも、カラダのどこを走っているのかによってその構成要素と太さは変わってくる。結構これだけでも奥が深いんですね。
b0112009_051135.jpg
まずは、動脈と静脈の違いから。英語では、動脈がArtery、静脈がVeinと呼ばれています。
機能においての決定的な違いは、血流の向き。動脈は常に心臓から流れ、静脈は心臓に向かって流れています。よく、動脈はoxygenated blood(酸素を大量に含む血液)を運び静脈はdeoxygenated blood(酸素を含まない血液)を運ぶんだ、というoversimplifiedなstatementを言う人もいるんですが、厳密に言うとこう断定してしまうのは間違いです。血液は心臓→肺→心臓→全身と流れてまた心臓まで戻ってきますが、この血流のサイクルの中で、
・心臓…心筋が一定のリズムで収縮することによりポンプの役割を果たし、
     血流がこの勢いでカラダの中を進んでいく。いわば、血液を動かすエンジン部。
・肺……呼吸によって沢山の酸素を保っているため、ここに辿り着いた血液は酸素で満たされる。
     いわば、エネルギー貯蓄地。
・全身の細胞たち…細胞が活動するには栄養となる酸素が必要不可欠。
     というわけで、彼らは血液から酸素を取り出し、消耗する、いわばConsumer。
という、それぞれの役割があります。
で、それぞれをつなぐ道となっているのが、血管、ってのはいいですよね。
さて、ここからちょっと本題。例えば、心臓から全身をつなぐ血管たち。これらは心臓から流れているので分類的には動脈になります。この血液は酸素で満たされていて鮮やかな赤い色をしており、細胞たちをfeedしてくれます。まさに一般的にイメージされる典型的な動脈、ですね。逆に、全身から心臓に帰ってくる血管は、その流れの向きから静脈に分類されます。細胞によって酸素を使われてしまったので、これらが含む血液はどす黒い色をしています(便宜上、よく図などでは動脈は赤、静脈は青い色に表記されていることが多いですが、別に本当に青いわけじゃありません。黒っぽい赤、って感じの血液の色です)。
この心臓→全身→心臓、のサイクルはSystemic circuitという名前がついています。
それじゃー心臓→肺→心臓、のほう、Pulmonary circuitと呼ばれるこっちの循環はどうでしょう?心臓から肺に向かう血液は、既にSystemic circuitのほうで“使用済み”になった血液たちなので、酸素を含んでいません。でも、心臓から流れているのでやっぱり分類は動脈。この肺動脈だけは例外的に、動脈と言う名前が付きながらdeoxygenated bloodを含んでいるんですね。それでも何で“動脈”なのかって?それは、おさらいになりますが、大事なのは酸素を含むかどうかではなく、血流の向きだからです。これは肺静脈でも同じ。肺に辿り着いて酸素で満たされた血液たちは心臓に戻りますが、ここでの通り道は“肺静脈”。静脈でありながら、oxygenated bloodを含む、心臓に戻っていく血管です。
このふたつの血管だけは例外的に、動脈・静脈とそれぞれ名前が付きながらも含んでいる血液は本来とは逆のものになるんですね。くどいようですが、動脈と静脈の分類キーがcontentでなくdirectionであることからこんなことが起こります。


この機能の違いは、構造にも影響してきます。
どうして動脈・静脈を分類する上で、酸素を含むかどうかではなく、血流の方向のほうが重要視されるのか?私は初めて習ったときにこれが疑問でならなかったのですが、これは構造を見れば一目瞭然なんです。
b0112009_23145519.jpg
そこで必要になってくるのが上の図。左が動脈、右が静脈を簡略化したものです。
一番の違いは、Veinには、Arteryには無いvalve(弁)があること。
動脈は心臓から程近いところにあるため、心臓の力強いパンプで血液が押し出され、スムーズに血液が進んでいくことが出来ます。しかーし、静脈はそうはいかない。全身や肺から心臓に戻ってくる静脈においては、心収縮によってどかどか同じように進むには、心臓から離れてすぎてしまっているんですね。パンプの力が充分じゃない。それに加えて、重力だなんだと、血流に逆らう邪魔者な要素も多く出てくる。このままでは静脈の流れは滞り、循環を妨げることになっちゃいます。ピンチですピンチ。
でも、アナタの身体では血液は問題なく循環できてます。それは、どうしてか?
これには、ちょっとした発想の転換が必要なのです。静脈に置いては、血液は押されて進むものではなく、引っ張り上げられて進むものだ、という風に考えてみてください。
例えば心臓が一回収縮することによって、5mlの血液を心臓から押し出したとしましょう。
心筋が収縮を終えてリラックスしたときには、心臓の中にぽっかりとこの5ml分の空洞が出来ます。この真空スペースに、後ろから続いた血液たちが飛び込んでくる。つまり、negative pressureが生まれるんです。Arteryは心臓のpumpによるpushで進む、でもVeinの原動力は心臓のパンプによるpushで生まれるNegative pressureによるpullなんですね。長いけど、分かります?
もっと分かりやすくいうならば、例えばジュースをストローで飲んでいるとき、ちょっと息を止めてみてください。アナタが息を止めたままならば、ジュースはストローの中で動くことなく止まりますよね。
このジュースを血液、アナタを心臓だと考えてみましょう。
アナタが息を吐けば、ジュースは下に押し出される。これが動脈の原理。
アナタが息を吸えば、ジュースは上に上がってくる。これが静脈の原理です。
ここでアナタがコンスタントに息を吸い続けられれば、静脈でも血液はスムーズに流れ続けるのでしょうけれど、アナタだって呼吸をしなければなりませんよね。吸った後は吐かなきゃいけませんよね。そう、丁度、心臓だって収縮し続けているわけにはいかない、収縮とリラックスを繰り返さなければいけないように。
アナタがストローから口を離して息を吐こうとすれば、たちまちジュースは重力で下に落ちてしまう。Negative pressureを失った静脈は逆流を始めてしまうんです。コレでは困ります。

そこで活躍するのがこのvalveなんです。心臓がリラックスする時間、ほんの短い間ではありますが、veinの中のnegative pressureが消える瞬間に、静脈内の血液は重力によって逆流をしようとします。valveたちの役目は、まさにこの逆流を防ぐこと。血液が逆流を始めたとたんに弁が閉まり、ブロックする仕組みになっています。こうして弁が逆流を防いでくれるなら、アナタも安心してゆっくりと息を吐いて、それからまたストローに口をつけて吸うことができますよね。ジュースも落ちることなく、上方に一方通行に進み続けられるわけです。


あー、これでようやく本題に入れるところなんですが、っていうかここまでの内容は全然書きたいと思っていた内容と違うんですが、長くなりすぎてしまったので今日はここまで!続きは明日upします。またまたこんなんでごめんなさい(笑)。でも、この話は初めて知ったときに面白くって感動しました。ヒトの身体って、本当に上手くできていますよね!
逆に言うと、動脈を切ってしまうと血液が勢い良く飛び出すのはこの力強い心臓のパンプのせい。静脈を切ってもそんな風にはなりません。negative pressureって、心臓の直接のチカラに比べたらやっぱり弱いですからね。解剖学の知識があれば様々なことの説明がつく。

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今日ふらふらとオフィス(Gymの中にあるので高校の本館からは離れています)から出て、
Main Buildingに歩いていたら、どこから察知するのか子供たちがわっと集まってきて
我先にとドアを開けてくれました。か、可愛いすぎる。。。
そんなにドア開けてくれてもさ、ひとつしか通れないのだよコドモタチ。
ここんとこ、知らない子からもHey trainerとか、Hi Sy!とか声をかけられるようになりました。見知らぬ少年にEverybody says you are a good trainer!と言ってもらえた時は嬉しかったな。
肉体的精神的にキツい時期に、ネガティブなものに目を向けるのは簡単。
こういうときだからこそ自分の手でぐりっと頭を回して、無理矢理にでも良いモノたちに目を向けられるようでありたいなぁと思う次第です。自分がいる環境は、やっぱり素晴らしいと思う。

周りへの感謝のキモチと自分の中の情熱を忘れずに。
明日も頑張ります。皆で頑張りましょ。
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  by supersy | 2007-09-18 23:59 | Athletic Training | Comments(2)

Medical Emergency。

Footballの試合というのは身体にかかる負担が半端じゃないため、週に一回しか試合がありません。高校でも、大学でも、プロでも、これは同じですし、Arena Footballでもそうでした。

これって、Athletic Trainerに関しても同じだと思うんですけどどうでしょう…。
木曜日にJVの試合、金曜日にVarsityの試合というのは相当身体に堪えます。
Texas Stateで働いていたときには10人くらいATがいたから仕事も分担できたけど、
今は一人で試合をまるまるカバーするわけだからそうもいかない。
今週は、木曜日にJVがHawthorneホームでP.K.Yongeとの試合、
金曜日はVarsityが相手ホームでP.K.Yongeとの試合、でした。
P.K.YongeのATCは私と同じようにGAとしてUFから派遣されているクラスメートで、事前に連絡を取り合っておけたのでその部分はいつもより安心。ただ、JVの試合には彼女が帯同できなかったため、“ATSを一人送るから、面倒を見てあげて”とのことでした。
(資格を有していないATSは、ATCのsupervisionの下でのみ仕事が可能になります)
なので、JVの試合中は自分のチームの怪我人も相手チームの怪我人も同時に見ていて、
いつにも増しててんやわんやでした。しかもこんなときに限って妙な怪我が起きたりして。
この件については後日書ければと思います。


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さて、そして翌日の金曜日はAwayでの試合。

Footballの試合って、ボールに人が集まってごちゃごちゃって何人もが倒れこんだりするじゃないですか。あれを私はいっつも、ちゃんと皆が起き上がるかどうか見るようにしてるんですけど、試合中、皆がむくむく動き出しても起き上がらない選手がひとり。うちの選手です。
あ、これは私が行かなければいけないかもしれない、と思ったら、案の定Injury timeoutが取られました。走っていってみると、“I can't see ahything! I can't see anything!”と叫んでいる彼。ただの怪我かも、と思っていた私はこれを聴いた瞬間に、これはとんでもないことになりそうだとスイッチを切り替えました。Cranial nerve?と最悪の状況を一瞬考えてみるも(そもそもそうだったら喋れているわけがないんですが)、次の瞬間に彼がとんでもなくconfusedしているのが分かる。だって、彼、硬く目を瞑っているんですもん。普通の精神状態じゃありません。むむ。ひどいConcussionかな?

落ち着かせて目を開けさせて、“今なら見える?”と聞いてみると“うん、見える”とのこと。
ほっとしたのも束の間、“何が起こったの?”と聞くと、“首が、首が…”
う、首か…。聞いてみるとタックルされてhyperextendedした様子。オオゴトです。
手、足の感覚・Strength共にweak。Medical Doctorにチェックしてもらっても同じ結果で、
すぐさまSpine Boardに乗せて救急車で病院へ、ということになりました。

実はこれ、私にとって初めてのホンモノのSpine Boardingでした。今まで練習でこそやったことは数あったけれど、ホンモノとなるとその緊張感も半端じゃありません。
それに、病院に送るとなるとやらなければいけないことも一杯です。
書類関係、親御さんに連絡、誰が病院に付き添うのか、AD・Principleへの報告…。
全てを一通り終え、去っていく救急車を見ながら、深い溜め息をつかざるを得ませんでした。
何でもナマでやるのって練習やシュミレーションとは全然違う。この一件、本当に勉強になりました。とりあえず全てが滞ることなくスムーズに進められたのは大きな成功だったけれど、自分の未熟なところもよく分かった。ああああああ。それにしたって試合はまだ続いているのだから、気は抜けません。彼のことが本当に気がかりだったけれど、残りの子達の面倒だってしっかり見なければ、と集中しなおして最後のQuarterを乗り切りました。

試合が終わったらすぐに彼の様子を見に病院に行かなければと思っていたけれど、
幸い彼は病院で症状が非常によくなり、私たちが試合を終えてP.K.Yongeを出発するよりも前に帰路につけるまでに回復しました。試合直後にそれを電話で聞いたときには、本当にほっとしました。
ただ、X-rayは撮らなかったようだし、直接彼と話したわけではないし、まだ心配も残ります。
その日は既に夜遅かったため、翌日の今日に彼の家に電話をすると、
“首を強く押すとまだちょっと痛いけれど、他は大丈夫”としっかりした声で話す彼。
“じゃあ、月曜日にこれを持ってきて、AT roomに会いにきてね。
 本当に無事で良かった、安静にするんだよ”と、話して電話を切った後に、
初めて、“彼が無事なんだ”と脳みそが認識してくれたのか、
涙がぶわーっと出てきて、
本当に神様に感謝したい気持ちになりました。守ってくれてありがとうと。
麻痺が残るかもとまで一瞬覚悟したけれど、本当に、本当に、良かった。
このとき初めて、“あああの瞬間は本当に怖かった”と思ったし、
自分の職業が人の命を扱うものなんだと、その重さと冷たさと心の芯から実感しました。
ああいう状況では、もちろん医者やEMSや他のMedical personnelと連携してモノゴトを進めていくわけだけど、Athletic Injuryというこの分野に関して特別にtrainされ、
最も信頼がおけるのはAthletic Trainer=自分自身だとも思いました。
選手を勝手に動かそうとするコーチに“触らないで下さい!”と思わず叫んでしまったけれど、
ああいうEmergencyでのcontrolをいち早く取って、理想の状況を作り出すのって大事だ。
誰だってこんな状況には置かれたくないけれど、Athletic Trainerは皆、こういう深刻な怪我を目の当たりにして、それから学んで乗り越えて成長していくのでしょう。私の場合、それが深刻すぎなくて、彼が結果的に無事でいてくれたことは本当に不幸中の幸いです。

まだまだ、学ぶことは沢山だ。

でも、ATとしてまたひとつ強くなれた気がします。
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  by supersy | 2007-09-15 23:59 | Athletic Training | Comments(4)

Fake Physical。

※9/2分に写真を追加しました!

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本当に予想もしなかったことが次々に起こるのがMiddle/High School。
とにかく、とんでもありませぬ。

Fake IDと言う言葉は、アメリカにいる人ならしょっちゅう耳にする言葉だと思うんですけれど、
つまりは、未成年(アメリカでは21才未満)がお酒を買ったりバーに入ったりするために、
誕生日を誤魔化した偽のIDを手に入れて持ち歩いたりするのは結構アタリマエなんですね。
飲酒に関してはアメリカは日本と比べ物にならないほどIDのチェックが厳しく、
Fake IDはそれを掻い潜ってハジけたい若者たちの唯一の手段、というわけです。

でも、今日のタイトルはFake IDではありません。
Fake Physicalです。Fake Physical Exam。
Physical Examというのは、学校のスポーツに参加する前に全ての生徒が提出しなければいけない書類。コレがあって初めて練習に参加できることになります。
Medical Doctorが一人ひとりの選手のGeneralな健康診断を一通りして、心臓の異常等disqualifying conditionがないかどうかをチェックし、また、Asthmaやアレルギーなどの“注意が必要”という項目もこの過程でidentifyしないといけません。各選手のPhysicalにしっかりと目を通して、こういったことを把握しておくのはATの大事な仕事。


…。
えーと。

そう、だから最初の話に戻ると、
つまり偽のPhysical Examを持ってきた子がいたんですよ(泣)。
でもひとつひとつのPhysicalをくまなく確認していた私の目は、残念ながら誤魔化せません。
誤魔化せるわけがありません。あーちゃんと見るようにしていて良かった。
子供たちから直接、もしくはCoachやADを通じて毎日数通のPhysicalを受け取るのですが、
今日の分をまとめてチェックしていると、あれっ?と手を止めるものがあったんです。
この保護者のサイン欄、何かおかしい。更にめくってみると、次のページの医者のサインはもっとおかしい。つたない字で、でも丁寧に、“Dr. Turner”って書いてあるんです。
普通、サインって何書いてるんだか分からないくらいはちゃめちゃです。殴り書き、って感じ。
ついでにお医者さんは自分で“Dr.”Turnerなんて書きません。フルネームの後にMDやDOを付けるならわかりますが。しかも鉛筆で書いてある。たまに保護者で鉛筆で書いてくる人はいますが、Legal Documentの大事さをイヤと言うほど理解しているであろう医者が鉛筆で書くとは思えません。

…よって。これはニセモノ!
確認のためにコーチに見せにいったら、やっぱり大笑いしてました。

あまりにフェイクとしては稚拙で笑ってしまうほどで、ただ私は脱力しただけで腹が立つというレベルではなかったのですが、こんなことを考える子もいるのかぁとちょっとびっくりしました。
ただお医者さんに行って検査受ければいいだけなんだけどなぁ。
親に頼みづらかったのかしら。でもこれもキミのためなんだよ。

しかし本当に、子供のすることは私たち大人の範疇を時に大きく越えてくれます。
…怖いから、一応全部のPhysicalをまたチェックしておこうかな。
全く、油断もスキもありません。
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  by supersy | 2007-09-05 23:59 | Athletic Training | Comments(3)

Labor Dayって…。

勤労感謝の日?勤労の日?

今日は月曜日だけれどLabor Dayで祝日。学校はお休みで授業もありません。
Labor Dayって働く人々に敬意を表して、一日ゆっくり休んでねっていう祝日だと思っていたんですけど、Athletic TrainerのLabor Dayは当然そんなに甘く行くわけもなく。
この祝日に何を思ったか我らがHawthorne High School、朝の6時からFootballの練習!早めに練習をして、残り一日選手にゆっくり過ごさせようというヘッドコーチの考えらしいのですが、何もこんなに早くなくても。選手たちは眠い目をこすりながら疲れた顔でぬぼーっと現れ、更に1/3の選手は結局姿を見せないという明らかな逆効果。
Gainesvilleから通勤している私は4時起きで出発。5時前の霧に包まれた真っ白で真っ暗な高速を走りながら“この道は天国に続いているんじゃないかしら”と無感覚に思うほど。
結局この疲労感から一日中抜け出せず、夕方には眩暈が連発でした。
普通に練習してくれたほうがむしろ嬉しかった、かな…。

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休日に洗濯・掃除・買出しをするのがかれこれもう3年ほどのオキマリになっていますが、
なんだかそれが最近異様に億劫に感じてしまってダメです(笑)。
だって休みくらいだらだらしたーい。
それでも今日は夕方に重い腰を上げて、3ついっぺんに済ませてきました。

出かけたスーパーで明海さんにバッタリ遭遇して、夜はテニスに行くことに。
やっぱり疲れたときは身体を動かすに限ります。変に聞こえるかも知れませんが、精神的に疲れたときは肉体的にも疲れさせて程度を合わせたほうが身体がびっくりしない気がするんですよね。夜も良く眠れるし。テニスはまだまだ下手だけれど、今日はとっても練習らしい練習を沢山させてもらって楽しかったです!これを毎日やったら上手くなれるんだろうなぁ。
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  by supersy | 2007-09-03 21:41 | Athletic Training | Comments(2)

ただいま。

お久しぶりです、本当にご無沙汰です。
かなりの人から“生きてるのか?”とメールや電話頂きましたがちゃんと生きています。
ご心配かけてごめんなさい。何があったわけでもないのですが、時間的にとにかく忙しいのと精神的に余裕ができないのとで、Blogを更新しようという気持ちにしばらくなれませんでした。
またいつもの更新頻度に戻していきたいと思っていますので気長にお付き合い下さい(笑)。

さて、空白の3週間をばっさりと振り返ってみたいと思います。


●年を取りました&授業始まってます。
8月23日に誕生日を迎え、24才になりました。
毎年良いこともそうでないことも色々起こるけれど、
とにかく生きて健康でまたひとつ年を取れたのは幸せなことです。
奇しくも、UFではこの日が秋学期開始の日。お陰さまで7:25amから11:00amまで授業に行き、その後は高校で仕事、練習が終わってすぐにとんぼ返りでUFに戻りShandsでMedical Doctorたちとの夕食会に行くという、とんでもなく世話しない一日でした(泣)。
ここ数年は誕生日が2-a-days真っ只中だったりすることが続いていて、働き詰めで散々な思いをする誕生日にももう慣れましたが、本音を言うと誕生日くらいちょっとゆっくり時間を使って人生を振り返ってみたりしたいんですけどね。ま、こういう職業柄なのでしょうがないっすね。
とにかく、いつも支えてくれる家族たちには感謝です。誕生日には特に思います。
Facebookやmixiでメッセージ、電話、eメール等くれた皆さんありがとうございます!
ピカイチはやっぱりはるばるオクラホマから焼酎送ってきてくれたRyota氏でしょう。
Nice Surpriseでした。本当にありがとねー、めちゃめちゃ嬉しかった!

●仕事、大忙し!
Football Season、そしてVolleyball Seasonが既に始まって3週目を迎えています。
JV Footballも今週からいよいよSeason開始。彼らは毎週木曜に試合です。
一日に3つの練習が同時進行で行なわれ、一週間に最低3つは帯同すべき試合があるので、
文字通り、てんてこまいです。毎日の水のset upだけでもなかなかの肉体労働。
子供たちから、“Sy、これに見合うお給料もらえてるの…?”と心配されている始末です(苦笑)。
高校のAthletic Trainerって本当に大学とは勝手が全然違う。
この道を何年も進まれている方、心から尊敬します。
私も私らしく頑張って道を築いていかねば。

●Be Overprepared。
ということを最近実感しています。
私は、遠征のためにkit等の準備するのが好きじゃありません。
何でって、色々考えすぎてしまうから。例えば“このテープはこれくらいで足りるかな”と思って一度鞄に入れてみても、よくよく考えてみて“いやいや、万が一こういことがあったら足りなくなる可能性もある、もっと入れておいたほうがいいかな…”と不安になって足してみたり、“最悪のケース”を想像しているとキリがなく感じちゃうからなんですね。どれくらい持っていったらいいかなと相談できる相手もいないし、かと言って全部入れていたら鞄ひとつじゃとても収まらない。

それでも、準備は準備。自分で思い切ってラインを引くしかありません。
迷ったときにふと私が思い出したのが、Davidが幾度となく言っていた、
“More is better than less(足りなくなるよりは余るくらいでいいのだ)”という言葉。
うむ、余ったということは、自分の準備が充分なものであったという何よりの証拠なのかも、
と思い直して、ここ数回の遠征ではちょっとoverpreparedに準備をするようにしていました。

そんなことをしていたらですね、先日、こんなことがありました。
木曜日のバレーボールの試合で手首に骨折の疑いのある選手が。
時間が遅かったこともあって、とりあえずSplintしmonitorしながらご家族に迎えに来てもらってERへ行ってもらうよう手配しました。当然ながら、使用したSplintはつけたまま。
そして、翌日のFootballの試合、5時間も離れたPanama Cityへの遠征。
前日使ったためKitから消えてしまったSplint。さてどうしよう。
週明けには手元に帰ってくるだろうけど、それを待っていいんだろうか、一回くらい無くても腕・手首周りの骨折なんて滅多にないし試合なんとかなるかなぁ、という甘い考えが頭をよぎりましたが、
いやいや、あったほうが安心できる、と自分に言い聞かせ、ATRのあちこち引っ掻き回して探した結果、未開封の同型Splintを発見。これを一応鞄に入れていこう、と放り込んでおきました。
そして見事に、というか何と言うか、このFootballの試合でForearmを骨折する選手が。
ちゃんと入れておいたSplintのお陰でimmobilizeすることができましたが、これが無かったらちょっと厄介なことになっていたでしょう。まさか骨折が2日連続で起きるなんてとても予期してませんでしたが、“念のため”と思って準備していたことが不幸中の幸いでした。
“Anything that can go wrong will go wrong”------もはや世の鉄則と化している
マーフィーの法則の芽を潰しておくには、overpreparedくらい丁度いいのかも。

●子供たちはやっぱり可愛い。
仕事をしていて思うのが、子供たちって純粋で可愛らしいなぁってことです。
いつも早めに仕事場(=高校)に着くようにしているので、私がFront Officeに行って用事をしていたり、水を用意していたりする頃はまだ授業の真っ最中な時間帯。
授業と授業の間の休み時間には、廊下が生徒で溢れかえります。
そんな人込みの中、私を見かけると“Sy~~!!!”と遠くからでも大声で叫んで手をぶんぶん振る子、クーラーを積んだカートを引いていると“手伝うよ!”と駆けつけて押してくれる子。
どこに行くにも何をするにもわーわー私の後を付いてくる彼らを見ていると、
アヒル大家族の母親になったような気分。彼らに毎日疲れさせられ、同時に癒されています。

予想外のことが毎週のように起こるけれど、
それもこれも自分を成長させる種と思って頑張ってます。
全てを80%でこなそうと思えばそんなに難しくない。でもやっぱり全てを100%にしなきゃ、
ここで手を抜いては今まで頑張ってきた自分に失礼だと思ったりしてます。
人から“良いトレーナーだね”と言われたり思われたりするのも大事だとは思うけれど、
自分で胸を張って自分のことを良いAthletic Trainerだと言える様になりたい。
そのためには、自分に嘘のない努力を毎日重ねていかないときっとダメなんだなぁ。
ふがっ。頑張れ自分。
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  by supersy | 2007-09-01 23:59 | Athletic Training | Comments(7)

ひとりじゃない。

一人で働いているのだけれど、一人じゃない、と思うことがよくある。
選手と話していて、“こういう説明のしかた、あの人がしてたよなぁ”とか、
“このテーピング、この人がしてたの見て盗んだんだっけ”とか、
“こういうアプローチの仕方はこの人が教えてくれたんだ”とか、
今までに関わってきたAT全ての人の痕跡を、自分の中に垣間見ることが本当に多いからだ。
全ての人の技術と知識と個性が自分の中にまだまだ鮮やかに息づいていて、
その人が横に立って見ててくれるような錯覚に陥ることもある。不思議なものだ。
全てを一人でやらなければいけない、という事実にどうしようもなく圧倒されるときもあるけれど、
私と言う一人のトレーナーが何人ものATに支えられて出来たものなのだと考えると、まるで自分の身体からむくむく何本もの手足が生えてくる気さえする。できちゃいそうな気がしてくるのだ。

この感覚は、きっとこれからも、大事だ。
取っておこう取っておこう。

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さて、今日は金曜日、つまり、今日を乗り越えれば週末オフ!
…だったのだけれど、大きな怪我が起きてしまった。
私のimpressionではそう大きくないのだけれど、でも大きい可能性も否定できない。
起きてしまったのが金曜日の夕方だったので、恐らく親御さんにERに連れて行ってもらうしかないだろう…。一応Shandsに電話して確認してみるも、やっぱり同じことを言われる。
親御さんに報告の手紙を書いて、選手にも帰宅後の処置を何度も確認する。
ひどいものでないことを願うけれど…。ここから先の判断は、お医者さんに任せるしかない。
初めてのこういう怪我は、ちょっとショックです。

私の仕事は皆をできるだけFieldに留めておくこと、でもそのためには、協力し合わないといけないんだよ。怪我がある人は、きちんと私に話しに来る、それがキミたちの仕事だよ。
…という話を昨日したら、今日のAT roomはてんやわんや。メモを取りながら次々とevaluation。ざっと10コ以上はしたでしょうか。SOAP noteに起こさなければっ。
怪我が大体把握できたら、身体の中で何が起こっているのかをしっかり説明すると彼らも非常に納得してくれます。絵を描いて見せたり、教科書を引っ張り出してきたり、机の上の膝の模型を使ったり。(恐らくこれが私のオフィスにあるものの中で一番高価じゃないかと思うんですが…)
だからこそ、Initial evaluationはとても大事、時間もたっぷり使いたいのですけれど…
なかなかそうもいかないですね。もっと上手くなりたいなぁ、色々。

体力的精神的に疲れる忙しい一日でしたけど、そんな中とっても嬉しいこともありました。
アメリカ人って、“家族を皆日本に残してアメリカに来た”という事実に皆結構びっくりするんですよね。私自身は夢を追った結果こうなった、って感じだし、周りにもそんな人ばかりなので、ある意味何てことないことなんですが。お昼休みももう終わりという頃にぱたぱたと、さっき診たばかりなのに、“もっかい診て”と遊びにやってきた2人の男の子。あれこれ雑談しているうちにその話になって、やっぱり“ええ、家族誰もこっちにいないの?”とびっくりされました。
そしたら彼らがとびきり真剣な顔で、“Sy、ここにいる間は僕らがSyの家族になってあげるからね!”と。私としては、選手やコーチとはやっぱり一線引いて付き合わないといけないわけですから、家族のような全てオープンな関係には到底なれないのですけれど、なるつもりもないのですけれど、でも、この気持ちが何だか暖かくて、素直に嬉しいと思ってしまいました。

スポーツチームの関係って特殊ですよね、沢山の時を共にして、ひとつの目標を共有して、涙も汗も勝利の喜びも全部分かち合う。皆のために自分が動く、自分のために皆が動いてくれる。絶対的な信頼感。それは、家族に匹敵するほどの固い絆で。

ねぇ、家族にはなれないかもしれないけど、そんな風になれたらとは、
48才のおねーさんも思っているのだよ、コドモたち。
僕らはやっぱり、ひとりじゃないのだねぇ。
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  by supersy | 2007-08-10 23:59 | Athletic Training | Comments(4)

ちょっと休憩。

今日も良い一日でした。でもさすがに疲れた。今日は更新お休みします。
明日からは仕事も増えるので、もっと早く出勤しないとならないのです。
だから、もうちょっとしたら寝ちゃいます(笑)。6:15には出たいから、5:15起き??
なるべく文句は言わないようにしたいけれど、やっぱり遠い職場は不便だなぁー。
Wranglersのときはもっともっと遠かったんですけどね。
でも疲れてるときの運転ってやっぱり嬉しいもんじゃないですよね。

しっかり寝て、明日も元気で頑張るぞう。
日本では、お盆の時期ですね。夏祭り、花火大会、色々ある頃なのかなぁ。
アメリカで日本の夏を恋しく思ってる皆様に、こんなサイトはどうでしょう。
花火(High)がオススメですよ、ちょっと重たいですけど。
NFLのインターンを頑張ってる皆さんにも、大学でFootballやVolleyballの2-a-days真っ只中の皆さんにも、毎日少しでも心休まる時間がありますように。
アメリカ中で頑張ってる仲間の姿を胸に、私ももっともっと頑張ります。
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  by supersy | 2007-08-09 20:30 | Athletic Training | Comments(3)

2-a-days。

さて、今日はFootball 2-a-days(二部練)初日でした!思えば、Texas StateのFootballに始まり、Volleyball、Austin Wranglersと、2-a-daysの経験ももう4シーズン目。体力配分はわきまえたもの…と言いたいところですが、40人ものアスリートをいっぺんに見るのは初めてなのでやっぱり疲れました。

でも、高校生諸君は可愛らしい!
ADのBJに少し脅されていて(あ、Athletic DirectorのBJという名前の人です)、
すれた子が多いんじゃないかと勝手に構えていたのですが、
朝の練習が始まる前にはあっという間に皆に囲まれて、“名前なんていうの?”と一斉に聞かれたし、私が何かを言えば“Yes, Ma'am”と礼儀正しい挨拶を返してくれる子もたくさんだし、
午後の練習の前には気がついたら大勢AT Roomに集まっていて、皆が騒いでいる始末。
見慣れぬ新参者の日本人に興味津々のようです。
本当は用がないなら追い出したほうがいいんでしょうが、まだ皆の名前も把握しきっていないこのタイミングだからコミュニケーションに丁度いいかな、と付き合っておしゃべりしてました。
“年いくつ?”と恒例の質問をされたので、48才、と答えてやったら皆びっくり仰天。
“うそだぁぁ、うそだぁぁぁあ!!!”と大騒ぎするので、“日本人は平均寿命が世界一なんだよ。だから48才でも若く見えるんだから”と有ること無いこと言うと、まだ疑いながらも軽く信じだす純粋な子供たち(笑)。それを楽しんでる私はもうすっかり黒ずんだ悪いオトナなのでしょうか。

馬鹿なことを言っていても、やることはやります。40人のFootball playersを相手にひとりで、12本しかないウォーターボトルで水を回すのは至難の技。しかーし。できないことではない。
練習中はフィールドをくるくる回りながらボトルを注ぎ足して注ぎ足して、ずっと歩き回っていました。フロリダはやっぱり気温と湿度が高いから、もう汗がぼたぼた垂れるくらいでしたが、選手の汗も尋常じゃなかったのでこれをサボるわけにもいきません。日陰なんかありませんしね。
あんまりこういう風に、小まめに水が行き渡るように動くATはここに今までいなかったようで、
“Well somebody cares!” “You making me happy!”とびっくりして選手も喜んでくれたようです。あとで目をまんまるくして、“水遣りの仕事してて楽しい?”と聞いてきたちっちゃい可愛らしい子がいたのですが、にっこりして“楽しいよ、これも大事な仕事だからね”と言ったらさらにびっくりして目をまんまるくしてました。いやいや、楽しいよ、皆が元気に練習をしているのを見るのは、トレーナーの大事な楽しみですよ。だから、なるべく怪我とかしないでよ、皆。

とりあえず仕事は要領が分かったし、上手く回せそうな気がしてきたので、
明日からはもっと突っ込んだ仕事をやっていきたいと思います。
コーチの中で沖縄→テキサス→フロリダ、という私と似たような場所を転々としてきた人もいるし、実はTxState時代の同じカンファレンスの宿敵・Nicholls StateのFootball出身のコーチもいたりで(しかも2005年、同校とウチが同率カンファレンスチャンプになった年、私が働いていた試合でどうやらプレーしていたみたい)、世間の狭さも実感中です。面白いもんですね。

初日にしてはいい土台ができました。
明日ももっともっと頑張ります!早く寝ないとキツイけど!おやすみなさい!
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  by supersy | 2007-08-08 22:15 | Athletic Training | Comments(2)

The Very First Meeting。

今日はUFで色々なerrandをやっつけたあと、高校に行ってきました。
練習が本格的に始まるのは水曜日からだからその日から来てくれれば、とフットボールのコーチに言われていたのですが、後日思い直して、その前に確認しておきたいことがいくつかあるので、と空いている時間を聞き出してMeetingを取り付けたのです。
練習を見るだけが私たちの仕事ではありません、その前にやっておかなければいけないことは、もう、無限のようにあるのです。例えば、サンダーストームが来たときの練習はどうするのか?脳震盪を起こした選手を試合に戻してもいいのか?水分補給はどういう風に行なっていくか?水休憩はどれくらいの頻度で取るのか?ATとコーチの間で意見の相違が生まれそうな場面はいくつもあります。ATは選手の健康を優先したいですが、コーチは中身のある有意義な練習をしたいでしょうし、試合ではこの選手を外すことはできない、というこだわりもあるでしょうしね。そういったトピックについて、今のうちにお互いが満足できるポイントを見つけておかなければ、いざというときにあたふたすることになります。
Concussion、Asthma、Heat illness、Fluid replacement、EAP…。
私の持てる知識の中で、簡潔かつ分かりやすくこれらをハンドアウトにまとめ、コーチたちに説明してきました。いわゆる、私たちATのPositional Statementsっていうやつです。

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その中で、職業として別に特別な規定はないけれど、
私としては明確にしておきたい事柄を、Personal Statementとして織り交ぜました。
例えば、ここでは服装について口うるさく言う上司はいないし、携帯の使用についても同じです。
でも、私はこういうことも、一人でもプロとしてしっかり模範になるような行動をしていたいし、
それをはっきり書類として文面に残して、コーチたちの前で宣言しておきたいと思ったのです。
自分への戒めにもなりますから。

服装について、”カーキにベルト、UFの青のシャツ、テニスシューズ、もしお気になさらないなら帽子被ることもあるかと思いますが…”と説明しているときに、思わずこんな言葉が口をついてでました。

“I want to project the positive image of this profession.”

今まで、“男を狩りに来てるの?”と言いたくなるホットパンツのような短いパンツを履いている子とか、長いピアスをじゃらじゃら付けてる子とか、マニキュアを塗ってる子とか、長い髪をばさばさしながら仕事をしている子とか、思わず目を覆いたくなるような色んなATを見てきました。
男性トレーナーについても同じです。Tシャツをだらっと出している人、穴の開いているぶかぶかのカーキを履いている人、髪の毛がぼさぼさだったり、派手に染めていたり。

私がこれから仕事をするのは高校生のアスリート。
彼らにはまだまだアスリートとして先があり、こういう人たちをATだと思ってこれから過ごしてほしくありません。そのためにも、服装と身だしなみはとっても大事だと思うんです。
アクセサリーは最低限に、できればバスパンのような短パンも避ける、髪は縛って上げておく。
それでいてかちかちしすぎず動きやすく、小奇麗に、さっぱり、清潔感のある身だしなみで。
細かいことだと言われそうですけど、職業に対するイメージって結構こういう細かいことで決まる気がするんですよね。私が以前塾講師のバイトをしていたときに、先輩の先生からこんなことを言われた覚えがあります。“ボス猿はボス猿らしく見えなきゃいけないんだ”、つまり、教室においては“先生”がボス猿。生徒を率いるものとして、ボスらしくしっかりとした服装をしているべきだ、と。事実、その先生は、どんなに時間ぎりぎりに塾に入っても授業前には必ずかちっとスーツに着替えていました。なるほどなぁーと思ったのを今でも覚えています。
それと同じで、これから彼らが“Athletic Trainer”という言葉を耳にしたときに、思い浮かべるのは私の姿かもしれない。そのときに、それがpositiveなものになるかnegativeなものになるかはこれからの私が、私自身をどうrepresentしていくかにかかっていると思うんです。
それが、先の言葉につながるわけです。
私は一人のATCとして、この仕事を愛するものとして、positiveなイメージを発信していきます。
アメリカは基本的にeasy goingな国ですが、それに流されてはいけないときもありますからね。
まぁ、A型の私らしいこだわりだと思ってください(笑)。

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ともかく、今日のコーチたちとの話は非常に有意義なものでした。
専門的な話も多々あったので、つまらない顔をされるかと心配していたのですが、なるほどそうだよね、とか、それは知らなかった、勉強になる、とか、皆真剣に聞いてくれて、メモを取りながら熱心に聞いてくれた方もいました。やった甲斐もあるというものです。こういう場合は脳震盪の患者をフィールドに戻せないというのが私のbottom lineです、とか、雷がこの距離にあるときは練習を中止して建物の中に入らないといけません、とかいう、かなりズバっとした話をしても、もっと反論されるかと思ったのですが、質問こそあったものの皆さん納得していただけたようで、“そこはキミのほうが専門だから、その判断に任せるよ”と言ってもらえました。
練習や試合になったらコーチの人格が変わる可能性はありますが(笑)、
滑り出しは順調と言えそうです。
あー、頑張ってよかった!
睡眠時間削って準備してよかった!
疲れましたが、心地よい疲労感です。


明日からはいよいよ練習!
人生4度目の2-a-days!!!
朝早いですが、頑張ってきます。
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  by supersy | 2007-08-07 21:30 | Athletic Training | Comments(3)

Document, Document, Document EVERYTHING!!

本格的な2-a-daysが始まるのは水曜日ですが、明日の火曜日にはコーチやADとのMeetingをセットアップしました。練習が始まる前に、同じ目線で同じ角度からモノを見てるかどうか確認しておかないと!それに向けて山のような書類を作成中です。パソコンの見すぎと脳みその使いすぎで頭が痛くなってきましたが、これもやらなければいけない大事な仕事なのです。

只今製作中の書類:Position statement(Concussion, Asthma, Heat illness & Fluid replacement, Lightning, EAP etc)をコーチたちスタッフ陣にも分かりやすくまとめたプリント、親御さんへの手紙、選手の保険の情報、保護者の私に対する医療行為許可書、それから私自身のLiability insuranceや大学関係の書類…。。。

明日のMeetingではAEDの場所を確認しておかないといけないし、スタッフの中でどれほどCPRの訓練をつんだ人がいるのか調べなきゃいけないし、選手全員のMedical Recordをチェックして、アレルギーとか過去の怪我とか把握しておかないと。School nurseとも会っておかないといけないけど…明日はいないかなぁ。練習スケジュールを手に入れてそれをDr. Doverに報告しないと彼もこっちを訪問できないし、ああそれからMeetingの最後には、内容を理解しましたっていう書類も出してサインしてもらわなきゃ。とにかく目に見える証拠を残しておくのが私にとってこれから一番のProtectionです。DOCUMENT EVERYTHING!!

目が回る思いです。

しかしやるっきゃない。

ほぼ書類製作は終わりました。
さて、しっかり寝て、朝ちゃんと起きて、Meetingでしゃべることをまとめておこう。
オヤスミナサイ。。。
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  by supersy | 2007-08-06 23:59 | Athletic Training | Comments(0)

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