Tampa小旅行+土踏まずの重要性。

誕生日の今日、昨日の夜遅くまで飲んで話していたのでゆっくりめに行動開始。
久しぶりにI-HOPで朝ごはんを、文字通りお腹がはち切れそうになるまで食べてから、
カツさんとTampaのダウンタウンにあるThe Florida Aquariumへ行ってきました!
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もともと水族館は大好きで、Sea Worldに行ったときもイルカやシャチのショーを堪能しては
大いに盛り上がりましたが、カツさんの影響で自分でも水槽を立ち上げてからは毎週のように近所のペットショップを回っては魚をわいわい見て回ったりして、小さいお魚も楽しめるようになりました。b0112009_855329.jpg

この水族館はSea Worldのような巨大テーマパークではありませんが、その分入場料は安いし水槽の手入れがよく行き届いていて、普段見慣れている魚たちもすくすく育ちすぎてことごとく巨大化して元気一杯で、“ええっ、なにこのネオンテトラの大きさ!”とプロの仕事に感動しきりでした。ちなみに右の写真の黄色がかったコは巨大ウツボです。ぬぼー。

小さな水族館ならではの距離感も魅力で、“True or Tail”では蛇、アルマジロ、フクロウ、ヘビ、ワニたちを目の前に連れてきて生態を説明してくれたり、ペンギンをお客さんの前でよちよち歩かせて“触らないでほしいんですけど、でもペンギンが触ってきたら好きにさせてあげてくださいね”と放し飼い(?)にしたり。お客さんのデジカメのストラップをつついて遊んでました、ペンギンちゃん。
ちなみに今日のピカイチコンビ(↓)。“何よっ”って感じの出目金ちゃんと、お茶目なハリセンボン。
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夕方にはたかくんとしのちゃんとやよいさんも合流し、皆で韓国料理を食べに行って、
それから慶太郎氏の家でサプライズのケーキまで用意してもらって盛り上がり、
心優しい皆さんから恐らく今まで生きてきた中で一番量の多い誕生日プレゼントをもらいました(笑)。個数にして100をこえるプレゼントですからね。写真はほんの一部です(↓)。
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mixiやFacebookでメッセージをくれた人たち、メールや電話くれた方々、ありがとうございました!
25歳を素敵な友人に囲まれて楽しく迎えることができたので、また一年頑張っていけそうです。
…というか、ここ3~4年、仕事まみれでロクな誕生日を過ごせていなかったので、
近年稀に見る幸先の良いスタートになりました。本当にありがとうございます。

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さて、昨日までの更新分に少しだけ補足です。
Posterior tibの重要なfunctionはarch support(土踏まずの補強)と書きましたが、
そもそも何故土踏まずが重要なんだ?というハナシをしていなかったなぁと思って。
平べったいほうが表面積が広くなってチカラが拡散しそうな気がしません?
…と、少なくとも私はそう思ったことがあるんですけど。

この答えは、土踏まずの物理的な構造そのものにあります。
何回か書いているように、土踏まずのことを英語ではarch(アーチ)と言います。
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アーチ、ってそう、このアーチ(↑)です。世の中で、アーチ状・アーチ構造のものって
実は色々あるんですけど、思いつきますか?例えば、橋、屋根、ダム、ドーム、etc etc…。
どれもこれも大きな重さを支えなければいけないものばかり。
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↑上の図が、何故その大きな重さを支える上でアーチ構造が優れているかを良く表しています。元々は建設の解説の図だったので“石材”とか書いていますが、そこは忘れてちょっと良く見てみて下さい。アーチ上部からチカラが加わったとき、そのチカラ(G)は直接下にかかるのではなく、アーチを曲げる力(G2)と縮める力(G1)に変わるのです。ベクトルにして考えてみれば一目瞭然ですが、G1もG2も元々のチカラ、Gよりも必ず小さくなります。まずここで、“チカラを拡散させる”という目的が果たされていることが分かります。また、チカラの方向が散らばり、結果アーチ形状を曲げたり縮めたりすることによってバネのように作用し、衝撃を緩和させる役割もあります。
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ここでヒトの足を見てみましょう。まさに、見事なまでのアーチをしていますよね。
細かく言うと3つのアーチから成り立っていて少し複雑なのですが、コレを書いているとキリがなさそうなのでここでは省きます。このヒトの足にあるアーチというのは小さな骨とそれらを繋ぐ小さな関節が幾つも並んで形成されているため非常にelasticで、バネの役割をしっかり果たしています。人間が着地する際に足裏に受ける衝撃力は一般に歩行時で体重の1.2~1.5倍、ランニング時に体重の3倍、ジャンプ時に体重の5倍とされていますから、この構造でこれだけのチカラを吸収して支えてくれているわけです。

土踏まずを縁の下の力持ち、と言う理由はわかりましたか?
どうしてもこれだけは補足しておきたかったので残しておくことにします。

b0112009_1211796.jpg●過保護は良くない?
コレはおまけになりますが、最近“土踏まずをサポートする高い中敷入り”、とか、“卵を高いところから落としても割れないゲル(←)を靴の中に入れて衝撃吸収”とか色々凝った靴が増えていますよね。果たしてああいうのって良いんでしょうか?

私は、年をある程度取ってきたらいいかも、と思うんですが、あまり小さいうちから履くのはかえって良くないんじゃないかと思っています。
というのも、土踏まずというのは直立二足歩行を行うことで次第に形成されるため、生まれたばかりの赤ん坊にはほとんど存在しないんです。で、歩くようになってから段々できてくる、と。
ただ、成長の過程で足に合わない靴を履いたり、足の使われ方によっては、土踏まずが正常に形成されないことがあります。これが結果偏平足を生んでしまうわけですが…。しかし、逆に、今日のハイテクな足を完全にサポートしてくれるような構造の高機能シューズを小さい頃からずっと履いていたらどうなんでしょう?靴が衝撃を最小限に抑えてくれる故にカラダが全くadjustする必要がなくなり、土踏まず作らなくてもいいや、ってなっちゃうと思いません?やっぱり細かい筋肉たちを鍛えるためにも、昔から日本に良く見られる草履や下駄、それから裸足で歩くのだって必要だと思うんですよね。若いうちはちゃんと鍛えて土踏まずを作り、オトナになってからはこれを維持すること。足に関してはこう考えてアプローチしていったほうがいいんじゃないかな、と個人的には思っています。

b0112009_1281733.jpgちなみに女性の皆さんには申し訳ありませんが、ハイヒールは足に悪い以外の何物でもないです。見て下さい、このレントゲン。人類が進化の過程で時間をかけて築き上げた“二本の足で歩く”というBiomechanicsをめちゃめちゃにしていて、足の悲鳴が今にも聞こえてきそうです…。
うぎゃぁぁぁ。
元々ハイヒールは拘束具だったと聞いたことがあるのですが、こういうのを履いて走れる女性ってそれを超えた進化をしてしまったってことなんでしょうか。すごいけど…恐ろしくもあります。
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  by supersy | 2008-08-23 23:59 | Athletic Training | Comments(3)

Commented by かや at 2008-08-28 17:44 x
錦帯橋(左側の5つのアーチの橋)の写真が出てたんでびっくりしたら,アーチの話でしたか。あの橋は母校の高校の近くにあって校章にもなってるもので・・・。
あしのアーチってすごい働きをしてるんだけど,その恩恵に全く気付かないよね。扁平足のヒトにアーチのサポートテープをしたときに「楽だ・」なんて感じるときくらいでしょうか。
アーチ形成と靴に関係するか・・・のことですが,僕が小さい頃は幼稚園だとか小学校で「裸足」で動く機会がかなり設けられてたんだけど,今はどうなんだろう?

Commented by カツ at 2008-08-29 01:49 x
Florida Aquariumは楽しかったっすねぇ。贅沢言えば、ショー以外でもペンギンが見れるようにしてくれれば最高でしたね。次回はClearwater Marine Aquariumに行きましょう。
Commented by さゆり at 2008-09-09 11:59 x
>賀屋先生
色々調べていたらはだし教育、というのは今でもあるようです。
もちろん日本でのみですけれど…。アメリカはどこへ行っても靴社会ですから、どんな靴を履くかがモロに影響してきそうですよね。そんなに有名な橋でしたか!!検索で出てきて、綺麗なアーチだったので使ってみました(笑)。

>カツさん
はーい、行きましょう行きましょう。
ついでにチラシが食べたいので今度またマツリにも行きましょう(笑)。

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