"I appreciate everything you do for us."

僕らのこの、Athletic trainingという仕事をdescribeするときによく、
“overworking, underpaid, underappreciated”
  (負担ばかり多く、給料は少なく、感謝もされない)
という表現をされるのですが、前者ふたつはともかく、最後はそんなことないなって思うんですよね。

いや、正直言うとたまに思うんですけどね。
コーチのスケジュール変更に振り回されて楽しみにしてた予定が潰されたりとか、試合中怪我をした選手に話しかけても、向こうもイライラしてるもんだからフラストレーションをぶつけられたりとか、まぁでもそれって、どっちかっていうと“運が悪かった”的な感じなもんで。
dont take it personallyなのです。

そんな時たま起こる“不運”以外は、きっと私が周りに恵まれているのでしょう、
感謝の言葉をかけてくれる人の多さには正直びっくりするくらいです。
b0112009_12361790.jpgなんでこんなことを今日しみじみ書いているかって、今日は実はFall SportsのBanquetがあって出席してきたんですね。Banquetとは文字通り夕食会のことなんですけれど、アメリカではスポーツのシーズンの終わりに“お疲れさまでした、よく頑張りました!”と関係者を集めてこういった催しを開くのが一般的です。基本的にコーチ陣が主催して、頑張ってきた選手達をrecognizeするような流れ。うちの高校では個別のスポーツでは行なわず、今回は秋のスポーツだったFootball、Volleyball、Cleerleadingをまとめて行ないました。で、Athletic Trainerとしてその全てに関わった私も呼ばれて行ってきたというわけです。
その中で、私自身全く知らされていなかったし予測もしていなかったのですが、コーチ達からAward(←)を頂きました!!

ぽけりと座っていたら、Footballのヘッドコーチに、“The next award goes to...Sy!! She's our athletic trainer...I know you are here where you at!”と言われてびっくり。
“Syのお陰でこのVarsityのチームで一人たりともシーズンを終えるような怪我をした選手はいなかったし、それどころか一試合もmissするような選手もいなかった。選手が思いっきりプレーできたのも、彼女が選手達をしっかり支えてくれたお陰だ。感謝してもし足りない”とまで言って頂きました。それって私たちがたまたまめちゃめちゃ運が良かったのもあるんでしょうけども、嬉しいですよね、そういう言葉をかけてもらえると。続いてうちのADも“彼女は大学との契約時間の倍もここにきて働いてくれて、本来行かなくていいAwayの試合にも目一杯行ってくれてます。HawthorneのAthleticsを支えてくれる欠かせない人物のひとりです。本当にありがとう”と言ってくれて、もう、ニコニコが止まらなくてですね(笑)。そんなこと嬉しいこと言われたらもっともっとこれから頑張っちゃいますよ!

でも何が一番嬉しかったかって、私が名前を呼ばれて賞を受け取りに行くときに巻き起こった拍手と歓声。SyだーSyだーとニコニコ顔のコドモたち。あんなとびっきりな笑顔を見せられてですね、どこがUnderappreciatedって言えるんですか。こんな素敵な人たちに囲まれて、本当に幸せ者ですよ、私は。

高校の理事長さんとも仲が良くて、顔を見かけると“いやぁ今日はイヤな天気ですねぇ”なんてよく立ち話をするのですが、いつだったか、サッカーの試合前に彼を見かけたときに、
“帰っちゃうんですか?試合これからですよー”、と言ったら
“いやいや、仕事があるんでね、行かなきゃいけないんだよ”と返した後に、ふと真剣な顔で、
“Sy, I appreciate everything you do for us.”と言って頂いたことがありました。
理事長さんみたいな偉い人が、いちスタッフに、しかも半分部外者みたいな存在に、足を止めてまでこういう言葉をかけてくれるのって、本当に、さすがだなぁというか、良い上司ってこういう方を言うんでしょうね!普段感謝をしているけどそれを言葉にしては何となく照れくさかったりで伝えていない…、もしアナタにもこんな人がいたら、次に見かけたときに躊躇わずいつもありがとう、って笑顔で言ってみてはどうでしょう。きっととっても喜ばれますよ!



ここを去るときは寂しくなるんだろうなぁと先のことをしみじみ帰り道に考えたりしましたが、
それでもあと一学期分、一日一日を大切に目一杯頑張らせていただきます。
それが今日もらった幸せ分の、せめてもの恩返しかな。
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  by supersy | 2008-01-17 23:00 | Athletic Training | Comments(5)

Commented by かや at 2008-01-18 15:34 x
みんなに祝ってもらって、ホントに良かったね。
「ありがとう」「助かったよ」などのほんのチョットのことばでそれまでの苦労や辛い思いなんかは吹っ飛んじゃうんだよね。素直な「感謝」の気持ちってモチベーションの維持や向上にすごく影響するし,ホントに大切だね。
もちろんそれには日頃の努力が必要だし,求めちゃいけないんだろうけど。
これからもがんば!
Commented by 津金 at 2008-01-18 16:28 x
俺らの仕事って
1.チームの勝利に貢献
2.チームの運営に貢献
3.我慢

みたいなもんじゃん。
その中で選手や監督に「ありがとう」といわれるのは本当にうれしい。社交辞令でもね。

ちょい長くなるけど、
学生スポーツって期間が限られてるでしょ。
その限られた期間で、言い方悪いけど所詮高校生や大学生に、
俺らみたいに他人をサポートする事が素敵なことだって気づかせるって案外大事なことだよな。だからロールモデルでないと。

負担は多い、収入も少ない、
でも必要としてくれる人たちがたくさんいて、感謝される。
やりがいだよ。(マズロウもそんなこと言ってなかった?)

すばらしい経験をアメリカで重ね続けてください。
Commented by さゆり at 2008-01-20 15:43 x
>賀屋先生
難しいバランスですよね、僕らが一生懸命働くのは、別に感謝されるためじゃない。好きな仕事だからやりたいというのが根底で。でも感謝されないと虚しい気持ちになるときもある、期待したくないけれど、でも言ってもらえるととっても嬉しい。謙虚に、謙虚に、ですね。

>津金先輩
そう、前にうちのコのひとりに"Sy、俺はSyがやってること将来やってみたいなぁって思ってるんだ"と打ち明けられたことがあります。とってもとっても嬉しかったですよ、そう言ってもらえると!私は高校で働くことが決まったときに、この職業についてpositiveなイメージを発信していけるようでありたいと決意したのですが、ほんのちょっとでも、それができてるってことですよね!まだまだ学ぶことは多いです。人としても魅力のある、一流のATになりたいです。
Commented by tnukky at 2008-02-29 13:08 x
久しぶりに着たけど、やはり、がんばっとるな!よかったね、そういうのもらえて!俺もなんか盾みたいのもらったけど、普通に手渡しで・・・バンケットもあったらしいけど呼ばれず(笑)うらやましい!ドーバーやめちゃうんだってね。残念だ!BorsaのNew Paperはワタクシが卒業論文で取り組んでいたものなので、読んでみてね。
Commented by さゆり at 2008-03-06 12:14 x
Ericも正式にUFを去ることが決まりましたよ。
何だか寂しくなります。新しいDirector、いいヒトだといいなぁ…。
今日はバスケとサッカーのBanquetがあったけど、宿題があったので行きませんでした(苦笑)。学生の苦しいところです。

あ、最近Dr. Borsaも楽しすぎます。
変なヒトばっかりで最高です、UF(笑)。

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