契約のワナ?

ごめんなさい、ちょっと今日は愚痴かもしれません。

私の働く学校は、Hawthorne Middle/High School。
つまり、Middle SchoolとHigh Schoolが一緒になってるんですね。
アメリカではこういうの結構多いです。日本で言う、中高一環教育みたいな感じかなぁ。
ここで何がトリッキーかって、私のContractには、実はHigh Schoolとの契約しか書かれていない。当然、お金もそれだけしかもらっていない。ふたつくっついてひとつの学校なのに、私のcoverageは高校のみ。つまり、Middle Schoolersは完全に私の管轄外なわけです。
これを聞かされたのはUFの学期が始まってから。聞いたときはびっくりしました。
そんなだから、私のクラスメートの中には、“お給料を上げるからMiddle Schoolerも見てくれ”と交渉され、それが実現しているコもいるくらい。ほほう、それはオイシイなぁ。
でも、いくら上司に“だからMiddle Schoolerは見なくていいんだよ”と言われたからって、
同じチームに参加しているコに向かって、“キミは高校生だからどうぞ、でもキミはMiddle schoolerだから診ないよ”なんてmeanなことを言えるような人間ではないもので…。
当然皆は私が見てくれると思ってAT roomに来るし。結局皆万遍なく診ています。

それから、働く時間も契約の中では週に25時間、ということになっているけれど、
実際私が働いているのは40時間くらい。Varsity Footballの試合があるときはHome gameでも帰ってくれば日付が変わっているし、Awayの試合に帯同するときは、朝方に帰ってきたりするのも珍しくないので拘束時間はとんでもありません。まーundergradのときからそうだったけれど。
(In-seasonのスポーツでは週に30時間は越えるものだし、
 Footballの2-a-daysでは余裕で一週間60時間を越えてましたしね)
上司には、時間に関してはADと個々に交渉しなさいと言われたけれど、
“今週働きすぎなので明日は来ません”なんてmeanなことを言えるような人間ではないもので…。当然皆は私が毎日来ると思っているし。

“やってくれる”と思われているから。
ヒトの期待には応えなければ。
ある意味、無言のプレッシャーです。

別に文句を言ってるわけじゃないんですけど、
皆が私にやってほしいと思ってることは、人道的に問題が無ければやるし、
質にこだわりたい私は、自分が契約にあろうがなかろうが、
ここの高校のATとしてやるべきだと思ったことは自分で望んでやるけれど、
これって契約としてしっかりしていないんじゃ??と疑問に思うのも事実です。
何ていうか、もうちょっとちゃんとスジを通してもらえると、気持ちよく働けるんですけど…。
一生懸命やっていても、これって別に、契約上は全くやらなくてもいい徒労なのか?と思ってしまうとちょっと虚しく思うときも。

以前は全てタダ働きだったのだから、今はお金をもらえているだけでも有難いと思うべきなんでしょうけれど、何かが間違っているような感が拭えないのも事実です。
情熱があるんだったらそれでも全て勉強と思って、学べる機会を大いに活かさねば、と思う反面、今の自分の仕事の質や量を考えると、選択の余地無く契約外のこともやらざるを得ないというこの状況はちょっとだけ息苦しいものがあります。I feel kindda trapped...
贅沢なのかなぁ、ちゃんとしてほしいと思うのは。
これ、もしや、がっつりOverjustification Effect??

JVのMiddle SchoolerがAT roomに列を成していて、Varsityのコに“これじゃー俺らテーピングしてもらえないじゃん”と文句を言われたので、チーム別に時間を明確に設定して回すようにしました。とにかく、小さなことから少しずつ整理してコントロールしていかないと、先に自分の身体が参ってしまいそうです。肉体的な疲労はともかく、無駄な心労だけはなるべく抑えられるようにしなくては。こういうことも含め、決して簡単ではありません、高校の仕事というのは…。
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  by supersy | 2007-09-26 23:30 | Athletic Training | Comments(11)

Commented by かや at 2007-09-27 16:51 x
さゆりの契約が「High Schoolのみ・・」ってことを,現場のコーチ陣は知ってるのかなぁ。
時間的なモノ(拘束時間が長い)もだけど,それよりも対象(Middleをみるのかどうか)をはっきりさせたてた方がよいよ。できるのであれば上司とかに働きかけてMiddleとHighの両方という契約に換えてももらえないのだろうか・・・
Commented by hiro at 2007-09-27 22:05 x
その辺、難しいよね。
僕も損得勘定無しで働きたいと思う人だけど、
自分の事を考えると、その辺ははっきりさせた方が良いと思うよ。
そういうあやふやな事があるまま仕事続けてると、
今後精神的に不安定になりやすいし。
そういう状態のまま仕事をしてしまうのが、ATの悪い所でもあると思うしね。
自分第一。
ケアする人がケアできる状態じゃなかったら、選手に失礼だしね。
無理しすぎずに、頑張って下さい~~~。
Commented by いけだ at 2007-09-27 22:09 x
無理にガマンし続けると、どこかの段階で自分に、ひいては全体に不利益な事態になってしまうんじゃないか、と心配する派です。
組織?のどこかに問題があるのに、そのしわよせを個人がカバーしていて、誰も気づいてないのかもしれないよん。

このまま続けるのがキツイなら、契約、人手、仕事の範囲や量に関して、しかるべき人間に相談するのがみんなの幸せにつながるのではないでしょうかー。
Commented by べぇ at 2007-09-27 23:53 x
基本的に上で皆さんが言っている事に同意です

さゆりの気持ちはわかるし、自分もその中にいたら「よし、しのごの言わずに面倒見てやろう」と思うとおもうけれど、純粋に時間と人手が足りずに、さゆり自身の肉体的、精神的負担になっては元も子もないし、本来みるべきVersityの子達のケアがおろそかになってしまっては本末転倒。上の人達はさゆりが何も言わなかったらすべてがうまく言っていると思ってしまうかもしれないから、本来うまく言っていない所は言って気づかせるべきだと思います

すべてを一人で背負い込まず、まずは話して見ると言いと思うよ。とにかく自分の体を守る事、それがひいては選手の体も守る事になると思います。まだあと2年もあるんだから。
Commented by だいす at 2007-09-28 00:55 x
もう上で皆さんが素晴しいコメントをしているところに俺もちょっと。

損得勘定はでてもおかしくないよね。人間だし。自分がフェアであるには相手にもフェアであってほしいよ。そんな思いがあると精神的にダメージ食らうわけだし。もちろんやめる、なんてことはできんけどせめてお金なり、ヘルプなり、コーチや選手達からの理解を得るなり、何らかを変える事で精神的負担もかわるはず。
黙々と頑張るのは日本人の素晴しいところと思う反面なかなかアメリカではわかってもらえんよね。多少そこをアピールする事も必要になってくるよね。なんか嫌だけどさ。

とにかく、体に気をつけて頑張ってね。愚痴でも何でも出しちゃってスッキリするのが一番。全部を自分ひとりで完璧になんて思っちゃーだめよ。
Commented by from-columbus at 2007-09-28 03:00
さゆりさん
僕のボス(アメリカ人女性で最初のNFL ATCを目指していた人です。)も最初の6,7年ぐらいはさゆりさんみたく、でら時間惜しまずにやっていたらしいです。でも、その結果、、、家族との時間は少なくなり・離れていって、自分はバーン・アウトすれっすれになっちゃたり、、、って言う話を高校の実習が始まって、最初の週に聞かされました。
だから、今は僕もそこら辺をくみ取って、子供達にも甘やかすことなく、むしろ自分の身体なんだから!っていう姿勢で臨んでいます。選手にナイスに接することが選手にとって本当にベストなのかを考えながら、毎日実習できるようになってきました。ほんと、高校は時間・親・コーチ、面倒くさいこと多いですけど、身体に気をつけて頑張って下さいね☆
Commented by TONY at 2007-09-28 06:19 x
万一君が身体を壊しても、”さゆりは良くやってた”で終わりだよ!
もっと自分自身を大切に、可愛がる様に........
直ちに実態に即した契約条件の変更を申し出る事を勧める。
Commented by take komatsu at 2007-10-22 08:59 x
あれっ? 俺のブログとリンクしてると思ったのに....リンクするって言ってなかった?
色々探してしまった。でもその結果、いろんなのが読めました。がんばれ、さゆり!
Commented by take komatsu at 2007-10-22 09:04 x
あれっ? 俺のブログとリンクしてると思ったのに....リンクするって言ってなかった?
色々探してしまった。でもその結果、いろんなのが読めました。がんばれ、さゆり!
Commented by さゆり at 2007-12-12 00:25 x
>賀屋先生
コーチは知らないみたいですね、Athletic diectorは契約内容を知っているんですけど。。

>Hiroさん
プロとして働くと、そういう線をしっかり引くことが重要になってくるんだなぁと実感しています。ここまではやる、ここからはやらない、とか。ボランティア精神でやっていた昔とは違いますもんね。難しいです。

>池
アメリカでは頑張った者が負け、って感じがするよ(笑)。
来年うちがいなくなったら苦労するぞー、この高校。

>べぇさん
心配かけて申し訳ありません。とりあえず話すだけは話してみました。問題の根本の解決にはなっていませんが、頭はちょっとすっきりしましたよ。
Commented by さゆり at 2007-12-12 00:34 x
>だいすさん
まさにその通りですね。すごく仰ってること分かります。
頑張るだけじゃ、一生懸命なだけじゃなんかうまくいかないですね。
生き残る、というのにはとんでもないエネルギーが必要です。

>まさ
親御さんに関しては色々とウラバナシがあるわよ…。
でも基本的にはこまめにコミュニケーションを取ることだね、コーチもparentsも。私を支えてくれる立場にいるヒトがほとんどなのが何よりの救いです。

>Tonyさん
私が倒れて再起不能になっても、向こうにとっては代わりがいるんですもんね。結局自分を本当にケアするのは自分でやらないと、誰を頼りにしてもダメだなぁと実感します。

>師匠
師匠!すいません!リンクは大幅に変更するつもりだったので、時間があるときにまとめて…なんて思っていたら、なかなか時間なんかありませんでした(笑)。これから冬休みですので、じっくりupdateします!

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