The Very First Meeting。

今日はUFで色々なerrandをやっつけたあと、高校に行ってきました。
練習が本格的に始まるのは水曜日からだからその日から来てくれれば、とフットボールのコーチに言われていたのですが、後日思い直して、その前に確認しておきたいことがいくつかあるので、と空いている時間を聞き出してMeetingを取り付けたのです。
練習を見るだけが私たちの仕事ではありません、その前にやっておかなければいけないことは、もう、無限のようにあるのです。例えば、サンダーストームが来たときの練習はどうするのか?脳震盪を起こした選手を試合に戻してもいいのか?水分補給はどういう風に行なっていくか?水休憩はどれくらいの頻度で取るのか?ATとコーチの間で意見の相違が生まれそうな場面はいくつもあります。ATは選手の健康を優先したいですが、コーチは中身のある有意義な練習をしたいでしょうし、試合ではこの選手を外すことはできない、というこだわりもあるでしょうしね。そういったトピックについて、今のうちにお互いが満足できるポイントを見つけておかなければ、いざというときにあたふたすることになります。
Concussion、Asthma、Heat illness、Fluid replacement、EAP…。
私の持てる知識の中で、簡潔かつ分かりやすくこれらをハンドアウトにまとめ、コーチたちに説明してきました。いわゆる、私たちATのPositional Statementsっていうやつです。

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その中で、職業として別に特別な規定はないけれど、
私としては明確にしておきたい事柄を、Personal Statementとして織り交ぜました。
例えば、ここでは服装について口うるさく言う上司はいないし、携帯の使用についても同じです。
でも、私はこういうことも、一人でもプロとしてしっかり模範になるような行動をしていたいし、
それをはっきり書類として文面に残して、コーチたちの前で宣言しておきたいと思ったのです。
自分への戒めにもなりますから。

服装について、”カーキにベルト、UFの青のシャツ、テニスシューズ、もしお気になさらないなら帽子被ることもあるかと思いますが…”と説明しているときに、思わずこんな言葉が口をついてでました。

“I want to project the positive image of this profession.”

今まで、“男を狩りに来てるの?”と言いたくなるホットパンツのような短いパンツを履いている子とか、長いピアスをじゃらじゃら付けてる子とか、マニキュアを塗ってる子とか、長い髪をばさばさしながら仕事をしている子とか、思わず目を覆いたくなるような色んなATを見てきました。
男性トレーナーについても同じです。Tシャツをだらっと出している人、穴の開いているぶかぶかのカーキを履いている人、髪の毛がぼさぼさだったり、派手に染めていたり。

私がこれから仕事をするのは高校生のアスリート。
彼らにはまだまだアスリートとして先があり、こういう人たちをATだと思ってこれから過ごしてほしくありません。そのためにも、服装と身だしなみはとっても大事だと思うんです。
アクセサリーは最低限に、できればバスパンのような短パンも避ける、髪は縛って上げておく。
それでいてかちかちしすぎず動きやすく、小奇麗に、さっぱり、清潔感のある身だしなみで。
細かいことだと言われそうですけど、職業に対するイメージって結構こういう細かいことで決まる気がするんですよね。私が以前塾講師のバイトをしていたときに、先輩の先生からこんなことを言われた覚えがあります。“ボス猿はボス猿らしく見えなきゃいけないんだ”、つまり、教室においては“先生”がボス猿。生徒を率いるものとして、ボスらしくしっかりとした服装をしているべきだ、と。事実、その先生は、どんなに時間ぎりぎりに塾に入っても授業前には必ずかちっとスーツに着替えていました。なるほどなぁーと思ったのを今でも覚えています。
それと同じで、これから彼らが“Athletic Trainer”という言葉を耳にしたときに、思い浮かべるのは私の姿かもしれない。そのときに、それがpositiveなものになるかnegativeなものになるかはこれからの私が、私自身をどうrepresentしていくかにかかっていると思うんです。
それが、先の言葉につながるわけです。
私は一人のATCとして、この仕事を愛するものとして、positiveなイメージを発信していきます。
アメリカは基本的にeasy goingな国ですが、それに流されてはいけないときもありますからね。
まぁ、A型の私らしいこだわりだと思ってください(笑)。

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ともかく、今日のコーチたちとの話は非常に有意義なものでした。
専門的な話も多々あったので、つまらない顔をされるかと心配していたのですが、なるほどそうだよね、とか、それは知らなかった、勉強になる、とか、皆真剣に聞いてくれて、メモを取りながら熱心に聞いてくれた方もいました。やった甲斐もあるというものです。こういう場合は脳震盪の患者をフィールドに戻せないというのが私のbottom lineです、とか、雷がこの距離にあるときは練習を中止して建物の中に入らないといけません、とかいう、かなりズバっとした話をしても、もっと反論されるかと思ったのですが、質問こそあったものの皆さん納得していただけたようで、“そこはキミのほうが専門だから、その判断に任せるよ”と言ってもらえました。
練習や試合になったらコーチの人格が変わる可能性はありますが(笑)、
滑り出しは順調と言えそうです。
あー、頑張ってよかった!
睡眠時間削って準備してよかった!
疲れましたが、心地よい疲労感です。


明日からはいよいよ練習!
人生4度目の2-a-days!!!
朝早いですが、頑張ってきます。
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  by supersy | 2007-08-07 21:30 | Athletic Training | Comments(3)

Commented by tnukky at 2007-08-09 00:18 x
いいねぇ~やってるねぇ~俺も最初は超心配したもんだよ。ちゃんと話を聞いてくれるコーチでよかったね。高校生とのコミュニケーションを楽しんでね。これからが本番!
Commented by かや at 2007-08-09 10:07 x
なあなあじゃあ済ませられない事も多いからねぇ・・・。しっかりと意思(方針)表明ができて、そしてそれを受け止めてくれてよかったね。頑張りがいがあるというものです。「そこはキミにまかせる・・」なんて、さすがアメリカと思っちゃいました。
服装だとかは僕も言われた事があるよ。「いやがおうでも指導者とみられるんだから、ボロの柔道着は着るな!」って大学の柔道部に入ったときに柔道部の部長に言われたよ。
Commented by さゆり at 2007-08-09 11:45 x
>ぬっきーさん!!!
ぬっきーさんにお話したいことが山のようにあるんです!!
一緒にお酒でも飲んでお話できれば最高なんですけど…。
ちょっと忙しくてメールを書く時間が取れないので、週末になったらします!ご無沙汰していて申し訳ないです。

>賀屋先生
周りの人に恵まれてるなぁとどこにいっても思うのですが、
そのうちでっかいハズレでも引くのでしょうか(笑)、ここまで恵まれすぎている気もします。でも、本当に理解してくれるという存在はありがたいです。
服装はやっぱり大事ですよね!日本ではそういう教育も徹底されている気がしますが、アメリカではこういうことを意識している人はごく一部という印象を受けます。でも、Overdressedくらいと私は思うんですよね。暑いですけど明日もカーキで頑張ります!でも日差しがキツかったので、サンバイザーは被ろうと思います!

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