Professional Development―スタッフ勉強会第一弾。

さて、今日はATスタッフの勉強会の日でした。
前に上司に頼まれた、「Evidence-Based Practiceを同僚その他に教えてやってくれ!」と頼まれたやつです。
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…結果からいうと、微妙でした。
結構自信があった内容でした。生徒に教えたときも楽しんでもらえたんで。
でも、今日は一番欲しかった相手からの手ごたえが無かった。
今までEvidence-Basedをかじってたくらいの若い子達(GA達)はやっぱり吸収が早かったし、
プログラムディレクターや、最年長のHead Athletic Trainerも、
なるほど!これは今日から使える知識だ!と喜んでくれたけど、
肝心の相手には、意味分からん、followできない、もういいから進んで、と言われてしまった。

なんだろう。ちょっと無力感。
悔しいのもそうだけど、次の手をどう打っていいやら、策が浮かばない。

上司のMaryはすごく良かった!勉強になった!とっても有意義だったよ!
変ることは難しいし、そういう人たちからあれくらいのresistanceがあるのは当たり前。
予想範囲内だ、これがきっかけになればいいんだから、と言って貰ったんだけど…。
いや、それも分かるんだけど…。

「私はそもそもこういうこと(EBP)をずっとやってきている。そういう言葉を使ってないだけで」
「難しい言葉(Sensitivity, specificity 等)は理解できないし、私はこれだけ忙しいのに
普段の仕事に加えてこういうことを勉強したり、最新の研究を読んだりする暇はとてもない」
「っていうかそもそもこういうことして何の意味あるの?」

なんか、つまり、学ぶ姿勢なしに来ちゃったんだろうなぁ。
それでも面白い!これなら分かる!と思ってもらえる内容を提供したつもりだったんだけど、
全然分かってもらえなかったみたい。もう途中からふてくされて聞く気を無くされてしまったので、
ちょっと心が折れそうになりました。生徒にもあんなにひどい態度取られたことない…。
この会はアナタのために設けたんだけどなぁ。


くわっ。諦めたいけど、ここで諦めたらいけない。
同僚なんだから、意地でも引っ張っていかなきゃならん。
このまま諦めたら、ATEPのためにならない。
でも今学期一杯努力してみて、それでダメならそういうことなのかも知れない。

昨年の今頃、NATAのEducator's Conferenceに出席して、
こんなことを私自身ブログに書いていました。
あとは、単純に“さばかなければいけない患者がいるのに、そんな時間があるかい!”ってこともありますね。でも、母体の組織が大きな変革の時を迎えているんです。私たちだって変わらなければいけない。“今で十分上手く行っているのに”とcomfortable zoneを出たがらないold-schoolの人は“そんなの無理”で片付けようとするかもしれませんが、時間が無いのは皆同じ。患者さんはさばくものではない、一人ひとり接するもの。“変わることを受け入れられない教育者やクリニシャンは、こちらから変えていくしかない。残念だけれど、そういう人たちには去ってもらって、思い切って新しい人材を入れる必要がある”という言葉を聞いて、ちょっとはっとしました。あまりにreluctant to changeな人の末路は…やっぱりそういうことになってしまいますよね。
とりあえず、私は私の時間を使ってこの人を引っ張り上げる努力をする。
でも、本人の意思無しに他人は結局変わらないし、それでダメならすぱっと諦めよう。
医学は、刻一刻と移り変わってゆくもの。変る勇気のない人がやるべき職業ではない。
自らに挑戦し続け、自分の未熟さを認められる者こそが上に行くんだろうな。
When you finished changing, you are finished.
自分にもこれから特に言い聞かせて頑張ろう。
私はまだ何も成してない。私はまだ何も分かっちゃいない。
さらなる高みへ。
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ちなみに私とMaryの強い希望で、この勉強会を定期的に続けていこう、という話にもなっています。まだ次回の内容は未定ですが、他の人が好きなトピックで自由に講義してくれれば、と。実技でもいいし、ケーススタディーでもいいし、研究の紹介でもいい。切磋琢磨する機会になればと思います。さて、自分からやりたい!と言い出す人材はいるかな?
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  by supersy | 2012-02-13 20:15 | Athletic Training | Comments(4)

Commented by かや at 2012-02-14 11:49 x
気持ちが向いてきていない人をその気にさせるのはなかなか難しいですよね。自分の考えだけに凝り固まっている人はなおさら・・・。
少しずつ,一歩一歩ですよね。

定期的な勉強会は(大変だけど)賛成です。
そこに顔を出してもらっていると変わるかも・・そのひとも。
Commented by けに at 2012-02-14 12:06 x
インサービスは大事ですよね。スタッフに共通理解が無いといくら自分だけ突っ走ってても問題がおきちゃいますもんね。頑張ってください!!
Commented by kohira at 2012-02-14 12:46 x
スイッチを入れるのは難しいね。
でも、何かの拍子でポンッと入るかも。
その時をただ待つわけじゃないけど、入った時に受け入れて
あげられたらいいんじゃないかと思う。

確かに目の前でそういった態度はきついけどねぇ。
がんばろう!

変わる勇気、とても大事だね。
そしてとてもエネルギーのいること。

Commented by さゆり at 2012-02-15 12:43 x
>賀屋先生
他人を巻き込んで「面白い」と思わせるというのが得意だと思ってたんですが…ちょっと過信しすぎでした。実は私は是非次回はこの同僚に勉強会を担当してもらえたらと思っています。「時間がない」と言ってしまうような人なのでやってくれないかもしれませんが、自分の知識を共有してみよう、と思うことでもうちょっと教える楽しさに気がついてくれたら。

>けに
学生にもInserviceしながらだから、スタッフ用もとなるときついけどね。でもやりたいよ!彼らからもっと学びたいからね。

>Kohiraさん
私もAT以外のことでは変ることを極端に嫌ったりする保守的人間なので、分からないでもありません。向こうも、何かのタイミングを待っているところなのかも。強制して良いことはないので、やることやったら流れに任せてみます。

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