LaserTouchOneと、CPR/AED資格更新!

新たに、しゅうさん、大輔くん、あゆみちゃん、もっちゃん、まっきー、百川、yoshiくん、カツさん、
またしても各方面で宣伝してくれてありがとうございます。
あの有名スポーツライター・宮地陽子さんまでTwitterでこのブログを紹介して下さり、
更にはそのTweetを井上雄彦さんがRTして下さり…
光栄すぎてひっくり返りそうになってしまいました。
いや、ひっくり返りはしなかったのですが、嬉しくて涙がちょちょ切れそうになりました。

皆さん、本当にありがとうございます。
自分がしたのは小さなことですが、皆さんのお陰で大きな波に、うねりになりました。
お陰様でカウンターが見たこと無い数字を示しています。
この場を借りて、謹んでお礼申し上げます。
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とりあえず、AEDの記事目当てに来てくださった方のためのリンク、こちらです。
 →2011年8日4日付けエントリー: AEDって知っていますか。


というわけで(どういうわけで?)、
今回私のブログ記事を紹介してくれたブログを紹介、というわけわからないことをしてみます。
新たにリンクに加えさせていただきました、NYのNiagara Universityでアシスタントアスレティックトレーナーとして働く、あゆみちゃんのブログ、What's Going On?です。
ほのぼのテイストの文体が個人的に好きです。皆様良ければどうぞ足を運んでみて下さいませ。

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で。ちょうどタイムリーな話題なのですが、
今日はCPR/AEDの資格更新がありました。さくっと滞り無く終わってよかった。
最後に更新したのが2年前なので、小さな変化がいくつかありました。お、と思ったのは:
1. Chest Compressionのdepthが深くなった。
   →以前は大人が1.5~2インチ、子供が1~1.5インチ、幼児が0.5~1インチという幅が
    ありましたが、現在は大人&子供が2インチ、幼児が1.5インチと、全体的に深くなり、
    幅ではなくピンポイント、という指導になっているみたいです。
2. それに伴ってか、子供にChest Compressionするとき
 今までは片手でも良かったのが「絶対に両手!」になった。これはもう駄目です(↓)。
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というところでしょうか…。
アメリカ赤十字のCPRの規定もよく変わるので、アタマの中で数字がごっちゃごちゃになって、
“そんなにコロコロ変えないでくれっ!”という気分になることもありますが、
しかしそれも研究や実践に基づいた、一番生存率を高められる方法なのでしょう。
EBPっていうのはEver-changingってことだ。ちゃんと知識の上書き保存をしないとね。

あ。ちなみに。胸骨圧迫ですが、
これだけ(2インチ=約5cm)圧迫するのですから、肋骨がぼきっといく可能性が十分にあります。
というか、正しくやると結構な確率で折れてしまうそうです。
だから、折ってしまうんじゃないかって怖がって恐る恐るやって効果が無いよりも、
折れることはよくあること、という潔さで実践したほうが良いのです。
死んでしまったら骨折の痛みすら感じられないのですから。
骨折は6週間もあれば治る。小さなことです。


もうひとつ。
7月半ばにSWATAのカンファレンスに行ったときに、
色々なSports Medicine関連の商品を扱う感謝が自社の製品を宣伝に集う、
Exhibit hallが設営されていました。
私は講義に忙しく、ほとんどそこで時間を過ごせなかったのですが、
私の上司と同僚が面白いものを見つけてきました。その名も、LaserTouchOne (LTO)。
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私はこの会社の差し金でもなんでもないので、別に宣伝しているつもりはありませんが、
上司も同僚も、“試してみたけど効果があった” “サイズも価格も手頃だし、実用性があるかも”と、盛り上がっていて、ちょっと面白そうなので色々調べてみました。

見た目は電動歯ブラシというか、ぶっとい体温計みたいな感じなんですが、
その先端からLow Level Laserと、Microcurrentが同時に出るのが特徴です。
ペンを持つように本体を握り、患部に伝導性を出すためにジェルを塗り、
主電源をオンにすればレーザーが先端から出ます。
そして、側面あるくるくる動かせるウィールを、親指で前後させることによって、
Microcurrentの強さが調整できるようになっているそうです。
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治療は一回、2分(もちろん、途中で電源を切ったら止まりますが、基本はpre-setされたタイムが2分間)。その間、皮膚をなぞるようにストロークしたり、はたまたUSを使うときのように円を描くように動かせばいいのだとか。

ひとつ気になるのが、マニュアル(PDF)によれば、
Microcurrentのレベルは患者が“slight tingleを感じるまでボリュームを上げる”と書いてあるのですが、本来Microcurrentはsub-sensoryで使うものなのでは?Sensory levelだと狙いが変わってくるのでは?と個人的には思うのですが…。そこらへんのclarificationはもう少し欲しいところ。

効果がある(と会社が謳っている)コンディションは:
- Back Pain
- Stiff Neck or Shoulder
- Hip, Knee, or Foot Pain
- Carpal Tunnel
- Fibromyalgia
- Arthritis
- Elbow Tendinopathy

これを使うことによって得られる(と会社が謳っている)効果は:
- Improves ROM and circulation by normalizing cell function
- Controls edema and inflammation, producing no thermal effects
- Significantly improves scar tissue inhibition
- Accelerates recovery time and repair of post-taumatic and post-surgical conditions of musculoskeletal origin, including micro-tears from performance training.

●FDA-cleared, Non-invasive, Quick-acting Pain Relief
…ということなので、SWATAが終わった後日、会社に問い合わせて色々資料を送っていただきました。読んでみたい方はリンク先のArticleを読んでもらうといいかと思いますが、頂いた資料のうちにあった、会社が行なったというClinical Trialをざっと解説すると、
E-stim & LLLTがLaserTouchOne(LTO)なら、LTO vs E-stimのみ vs LLLTのみ、の3者で、
治療結果を比べてみよう!という研究内容です。

で。96人の慢性的に肩・首に痛みがある患者さんを集めて研究を行なった結果、
痛みに大きな改善が見られた患者のパーセンテージは:
  LTO      93.1%
  E-stimのみ  83.3%
  LLLTのみ   62.5%        …ということなんだそうな。ふーむ。

まぁ研究の組み立てにはかなり甘い部分がありますし、突っ込みどころも多いのですが、
ちょっと面白そうだな、とは思ったわけです。LLLTとMicrocurrentのコンボとはね。
何より、上司が言っていたように手軽さがいいし、コストも一つ約$400とリーズナブル。
持ち運びもチャージも簡単だから、遠征にも持っていける。

そんなわけで、勢いで購入してしまいそうな上司を、同僚とまぁまぁと落ち着かせ(苦笑)、
とりあえずレンタルから始めてみることにしました。
明日から2週間、“お試し期間”として新品を使ってみることになります。
Be open-minded & skeptical!(物事に対してオープンであれ、でもそう簡単には信用するな)
というのがクリニシャンとしてのモットーなので、とりあえず使ってみてからこのModalityに対しての自分の意見を固めたいと思います!もし既にこのdeviceの経験がある方がいらっしゃいましたら、是非shareしてくださいませ!
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  by supersy | 2011-08-08 21:30 | Athletic Training | Comments(2)

Commented by Yoshi元@ISU at 2011-08-09 21:28 x
AEDの記事とてもタメになりました!こっちの大学のキャンパスにも設置されてますし、僕がアメリカに行く前の五年前よりかなり増えていると思います。
高校以下のレベルでもどんどん普及してもらいたいですね。
ところで最近の日本のCPRは胸部圧迫のみで人工呼吸はいらない、っていう流れみたいなんですが、アメリカはどうなんでしょう??
Commented by さゆり at 2011-08-10 11:40 x
コメントありがとう!最新のエントリーで色々書きました。

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