何でも教えてもらおうと思うな。

今日は脈絡の無い文章ですが。
後になって気が付いたのですが、前にも同じタイトルでブログ書いてましたね(こちら)。
ちょうど5年経った今、違う立場で同じことを考えてるのも、何かの巡り合せかな。

●久しぶりにちょこっと絵を描いてみた。
b0112009_13215150.jpg
現在Lower Extremity Evaluation (下肢の怪我の評価)の授業を受け持っているわけですが、
意外とTibiofibular jointって、syndesmosisでfiberでがっつりくっついてます、
くらいにしか説明されないもんなので、もうちょっとその関係性とmobilityを説明しようかな、
と思ったりして色々と良いイラストレーションをインターネット探していたのですが見つからず。
余分な靭帯や筋肉は取り除いた、tib-fibだけの絵が欲しいのよ~。
探すのが終いには面倒くさくなって、久しぶりにちょっと絵を描いてみました。
ささっと適当でいいや、と描いたものの、慣れないボールペンにちょっと苦戦。
私はやっぱり鉛筆派。でもスキャンで綺麗に写らないこともあるので今回はやめました。

…というわけでInterosseousとAnt/post tibfib ligamentです。
UndergradレベルなのでCrural interosseous ligamentは割愛(オイ)!
でもDFでfibulaがtibiaに対してlateralに動く、ということはつまり、distal tibfibのスペースが広がるわけだけど、つまるところmortiseの隙間部分が開く状態になるわけだけど、それでclosed-pack positionになってしまうというところがよく考えてみると面白い(総括的ankle jointとしてのclosed-pack positionはmax DF)。でも、結局のところtalus headがtibfibに近接しすぎてしまうってことよね、あとachilles tendonとposterior joint capsuleのテンションかな?あ、逆にtibfibのスペースが開くことで、talus/calcaneusが中に深く入り込んでしまって、可動域が無くなるのか、こっちのほうがmake senseですな。

…なんてマニアックなことを考えながら、
パワーポイント作りに没頭している時間は嫌いじゃありません。
時間が経つのを忘れてしまう。ビバ解剖学。

でも、Distal tibfib jointについては、DFで"spread"する、というのは常識だと思うけど、
その時に僅かなfibularのsuperior glidingが起こることはあまり知られていないのでは。
動かない、と教わったものが、実は動く、と知ったときの衝撃ってすごいですよね。
私はtibfibって動かないもののように教わってきたから、えええ!と思った。ribやSIもそう。
“僅かしか動かない”からこそ逆に、それが“全く動かなくなってしまう”と障害を起こすんだねぇ。
ガチガチに固めればいいってわけではないのだ。神様はそういう風には造らなかったのだ。
骨の中心部を敢えて柔らかく造ったのと一緒。
守りたいなら、敢えて柔らかく、敢えてしなやかに。なんて深いんだ、人体!

fibula headのdislocationとか、現場に出るまで存在することすら知らなかったし。
ATCとして働くようになって、いかに“授業習わなかったことが多かったか”に、改めて私は
ショックを受けたものでした。今でもひしひし毎年毎日感じてます。色んな教科書読み比べしながら、“これ私習わなかった!えぇー、こんなのあるんだ!”って毎日何かしら見つけてる。
見つけて嬉しい、と思う反面、何で今まで誰も教えてくれなかったの、と悔しい気持ちにもなる。

でもそう思うたびに、
Davidに言われた“Don't expect us to teach you everything.”という声が頭に響く。
“全部教えてもらおうだなんて、思うな。”
今更だけど、身に沁みる。
そう、教える立場になった今になって思うことは、“これは教えよう” “これはやめておこうか”の選択が、とってもとっても難しい。難しくて、心苦しい。だってやっぱりできれば全部教えたい。でも、それは限られた時間内では難しい。もちろん上司や同僚に相談したりして決めるけれど、何だかんだうんうん悩んで授業ギリギリまで考えてしまう。苦渋の選択なのです。

全部は教えられない。悲しいけれど事実。
今度愛を持ってその言葉を生徒に言ってやるべきか。以前Davidがしたのと同じように。
“You have to learn how to teach yourself.”
“だから、自分で自分を教えられるようになりなさい。自らにとって、最高の師になりなさい。”


●体調悪し。
しょっちゅうお腹壊してるし、頭痛もするし、血便血尿もこの一年に何度かしたし、
最近は突発的な眩暈と吐き気も断続的にあり、何というかもう、完全に年です、私。よぼぼ。

それに加えて、ここ一ヶ月ほど、手の皮がぼろぼろと剥けてきています。
実は小学生だった頃、全く同じ症状に悩まされたことがあり、皮膚科かどっかに最終的に行ったら、“何かのアレルギーですね、何かわからないけど”と言われてどうしようもない思いをした覚えが。
特に治療に何をしたわけでもないけど、年を重ねるにつれ段々と良くなっていって、
高校に入るころには完全に治っていたんです。でも、また再発してしまったのかな?

徐々に悪化していて、皮膚がアカギレのようになり、時に血も出て、物を触ると痛いのです。
人を触る仕事なので、切れたところは全てバンドエイドでカバーしなきゃいけないのですが、
ほとんど全ての指なのでみっともない。料理下手すぎる人みたい(苦笑)。
チームドクターにちょこっと診てもらったら、“乾燥かな、手を洗いすぎ?魚をもっと食べてみたら?”
と言われたので、明日あたりスーパーに買い物行ったら、
寿司コーナーでサーモン巻きでも買ってきます。
贅沢だって?だってお医者さんに言われたんだもーん。むふふ。

明日はまた試合です。
レギュラーシーズン残り7試合。頑張るしかない。
いけぇ、あいらんだーずぅ。
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  by supersy | 2011-02-11 23:00 | Athletic Training | Comments(11)

Commented by th-circuit at 2011-02-12 22:58
時間的制約も奏ですけど、タイミングやプロセス大事ですよね。
そこまでの過程がしっかりしてるから、新しく入ってきた
情報に反応したり。
新しいことを教えなくていいとかじゃないけど。
相手の知識欲を刺激し、湧いてくる疑問に対して応えられる
立場でありたいかなと思います。
わかんない時に頭を下げられる勇気と。

Commented by th-circuit at 2011-02-12 22:59
あ、自分のとこにログインしたまま書いちゃいました。 kohira
Commented by nori at 2011-02-13 00:05 x
ひゃー。なんだか壮絶ですね。
下血も血尿も、何かあるんじゃないかな?
無事であることを願いますよ。

手は、とにかく保湿しておいて悪いことはないだろうけど、こちらもお大事にしてください。
Commented by tnukky at 2011-02-14 05:11 x
その手はストレスよ、ストレス。うちの奥さんもNYCからテキサスにきたら治ったよ。頑張れるように頑張らない、うーん、難しい!
Commented by さゆり at 2011-02-14 11:27 x
>kihira氏
そうですね、モチベーションは源泉のように自らの中から沸いてくるもので、教わるものではないですが、砂や石を払ったりどけたりして、ぶわわ、と勢いよく湧き出させる手伝いくらいはできるかなと思ってます。ちょこちょこつっつくぞぅ。

>nori氏
今度、日本に帰ったら人間ドックに行こうと思って色々調べてます。ピンキリなんですね、結構…。どのコースがいいのかしら。

>ぬっきーさん
ストレスですかー。そうですよね、でも。海辺の町に住んでて乾燥ってこともないだろうし、手を頻繁に洗うのは職業柄ずっとそうで、今に始まったことではないし…。ハンドクリーム塗れと言われましたが、大の苦手なのでやってません。それじゃあ、ストレス減らすために、今夜は仕事はもうやめて、ゆっくり映画でも見ます!
Commented by かや at 2011-02-14 12:16 x
Trochleaは後方に比べて前方で幅が広くなっているのも,tiviaとfibulaの間隔を押し広げしまってる・・・なぜそんな進化をしたのかを考えずに,だから底屈と背屈では足関節の可動性が違うといった説明をしてたなぁ。

身体も大切な資本なんだから,しっかりとケアをしてね!
自分の身体が発しているサインを見逃さずに。
Commented by nori at 2011-02-16 12:59 x
返信どーも。
ちなみに、先のコメントはkohira氏、後のコメントがkihiraです。
ややこしかね。

2人でK平会というのを開いたりもしています。
Commented by さゆり at 2011-02-16 13:37 x
>賀屋先生
関節学、というんでしょうか、飽きないですね、勉強してても…。例えばTarocrural jointでは基本DF/PFのみ起こります、と説明したって、何で?と疑問に思う生徒なんか少ないんでしょうけど、この関節のカタチがこうなってるでしょ、だから、inversion/eversionは現実的に無理なわけ。こっちの方向にしか動けないでしょ、だからDF/PFなのよ、と説明することで、“ほぉぉ、面白いね!”というリアクションが取れたりしますよね。こういう小さなことで、生徒の好奇心を刺激…できてるといいんだけどな。

>nori氏
あああっ、ごめんなさい!お二人の苗字が似ているのは知っていたので、気をつけたつもりで思いっきり間違えていました。
平石ではK平会には入れませんよね、ちなみに…(笑)。
Commented by kohira at 2011-02-17 22:55 x
K平会はKohira+Kihira、もしくはKohira+Kihira+誰か、で成立します。したがって何の問題もないっす。
ただし、前者はいたって静かなもんですが、
後者は高頻度で場が荒れます。
Commented by nori at 2011-02-24 12:25 x
どうも、嵐を呼ぶ男、kihiraです。
帰国された際にはぜひK平会やりましょう。
Commented by さゆり at 2011-02-27 12:35 x
はい、是非!マニアックスもかなりのメンバーがもう日本ですもんね、今度帰国する際にはお知らせします!

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