十人十色。同じ怪我でも皆違う。

なんか最近色々ありすぎる…。
今日も濃密な一日でした。濃ゆかった。
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楽しめな話題でいうと、今日は試合前のwarm-upで指を脱臼した子がいたりしました(苦笑)。
試合の30分前ですよ?準備も終えて、試合に臨むだけ!と思っていても、
そうはさせてくれないのがうちの子たち。まったくもう、手がかかるったらないです。
本人は脱臼の経験は全く無く、自分の指が明後日の方向を向いていることが
あまりに非日常で理解不能だったらしく、最初は大笑いしていたものの、
そのうち痛みがやってきて、パニックになって大暴れ。
あまりのパニックに“わぁー触らないでー!もっと折れちゃうー!”とまで言われました。
ロッカールームに引っ張っていって、なんとか落ち着かせて、
“これは脱臼よ、治せるから大丈夫よー、深呼吸してー“と、はい、ぱきっと治して終了。

ちなみに指の脱臼治すのは通産6回目くらいになるんですが(初めて治したときの話はこちら)、
今回のは治した自分が拍子抜けしたほど、感動するくらい簡単でした。
基本、tractionをかければほぼ自然に戻るんですが、今回はそんなに引っ張る必要もなく、
終わってから、うちの学生(ATS)にやらせてあげたかった!と思ったほどの簡単さ。
(もちろん法律上立場上できないし、させないですけど、でもそれくらい本当に簡単だったので)
そんな状況を目の当たりにしていた当の学生(女の子)は半泣きで目を白黒。
あまりの選手の取り乱しっぷり、そして見た目のグロテスクさ(?)に度肝を抜かれたよう。その後一変して“すごかった!面白い!”と大興奮して選手にヒンシュクを買っていましたが(苦笑)。

治ったあとはもちろん痛みはありましたが、骨折の疑いも無く、状態は良好。
選手もほっとしたようで、“どうすればいいかわかんなかった…あ~怖かった”と、
お化け屋敷から出てきた時のような、泣き笑いの顔をしていました。
最終的には試合もテープすらせず無事プレーすることができましたよ。よかったよかった。

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うちのコーチたち(特に女性陣)はこういうのが苦手みたいで、今回のような怪我があると、
うわぁぁぁSY!!!!SY!!!!!!SY!!!!!!!なんとかして!!!!!!と基本ただただ大騒ぎしています。
ぞくぞくする!とか、sympathy painが!と、目を覆っていたり(笑)。何だか可愛らしい。
その分こういうエピソードがあればあるほど、ますます尊敬をしていただけるようです。
何というか、ありがたいです。

コーチといえば、そういう派手な怪我が苦手なのに、ちょいちょい、と練習中呼ばれたかと思うと、
“私の甥っ子がバスケして遊んでいて、変に膝から落ちて膝蓋骨(膝の皿)を骨折してね…”と、
話してくれ、“これ、Syにと思って”と、わざわざレントゲン写真まで見せてくれたりします。
“私は気持ち悪くて見られないんだけど、Syなら喜ぶかなと思ったのよ”と。
ぐふ、喜びます。興味あります。Patella Fxなんて滅多に無い怪我!面白い…。
ありがとう、コーチー。

そんなわけで、
この仕事何年やっていても、学ぶことなんて山のようにあるんだなぁ、なんて思っている近頃です。
見たことも無い怪我、見たことある怪我なのに症状の出方が違う…一筋縄ではいきません。
毎年毎年、新たな場所で、新たな人たちに囲まれて、成長させてもらってきたなぁ。
シーズンも残り一ヶ月ほど。もちろん怪我は少ないほうがいいけれど、
しっかり学ぶところは学んで、クリニシャンとしてもステップアップしていきたいなと思ってます!
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  by supersy | 2011-01-29 22:30 | Athletic Training | Comments(0)

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