観光三昧・クリスマスイブ!Texas State Aquarium & USS Lexington。
冬休みにこちらに遊びに来てくれている相方さんとCorpus Christi観光をしてきました。
引っ越してきて4ヶ月半、ゆっくりする暇が無く、今まで移動と言えば家と大学の往復のみ。
私自身、あまり街の地形も把握できて無いような状態なので、
相方さんだけでなく私にとってもCorpus探索する良い機会。
今日はCorpusにある唯一の水族館・Texas State Aquariumと、
USS Lexington-Museum on the Bayをハシゴしてきました。
家から北に車を15分ほど走らせ、高速に乗って橋を渡るとすぐに見えてくるのがこの水族館。
創業ちょうど20周年というまだ比較的新しいこの施設は、
大掛かりでスペクタキュラーなショーやアトラクションは無いものの、
滝に打たれながら通る入り口ゲート(↑)は誰の目にも分かり易い“わくわくさ”を与えてくれますし、
数ある園内のExhibitの中でもアマゾンの展示(↓)はなかなかに圧巻でした。
草や砂、コケと一緒になる擬態の能力を持つ動物たちには目と息を奪われます。
生き物って何て狡賢いんでしょう。知恵と進化ってすごすぎないか!
“何か当ててみよう”のコーナーでは何とイルカの頭蓋骨(↓)を初めて手に取る機会がありました!
シッポかと思った部分は、イルカのくちばしでした。同じ哺乳類の鯨なんかは、
比較的人間の構造に近い歯と顎がありますが、イルカはくちばしなんですよね。
そして次に向かったのが、すぐお隣にあるUSS Lexington、Museum on the Bay。
第二次世界大戦で使われたアメリカ海軍の航空母艦・レキシントン号が、
大戦後ほぼそのまま保管され、今では博物館としてその戦艦ごと海に浮かんでいます。
日本軍の雷撃機や神風特攻隊に何度も攻撃され、撃沈したかと思っても何度も復活してきたことから、“ブルー・ゴースト”との愛称もある、有名な船です。
一番最近では2001年に映画・パールハーバーの撮影もここで行われたそうな。
長い桟橋を歩いていくと、ド迫力の戦艦本体!スケールがとんでもなく大きいです。
写真中央、少し上(↓)に、旭日旗のペイントが描かれているのですが、
これは1944年11月に神風特攻機が突っ込んだ箇所なのだそうです。
この特攻により乗組員50人が死亡し、132人が負傷。
彼のミッションは“Success”だった、と、説明が添えてありました。色々複雑な気分です。
例えばTour 1: Flight Deckでは、甲板に出て立ち並ぶ搭載機を間近で見たり、
ブリッジに入って操縦室を眺めたり、レキシントンに装備されている狙撃用の銃を触れたり…。
生活棟や病院施設、教会に食堂に郵便局と主要な施設は船内に全て揃っており、
まるでひとつの街のようです。でも、一度海に出たら何ヶ月も帰らないのだから当たり前かな。
古い古い機械の油のにおいと、圧迫感のある船内は、ちょっと息が詰まりそうになりますね。
当時の船員たちの息遣いを肌で感じられる、貴重な体験ができました。
膨大な数の展示なので、私たちは早足で観て2時間半くらいでしたが、
こういうの好きな方はここで一日費やせるかもしれません。
戦艦マニアらしい小3くらいの小さな男の子が、“ここが敵艦隊を監視するデッキで…”と
自分で解説しながらビデオ撮ってたりしました。す、すごいなぁ!
そんなわけで今日は一日観光を楽しんで、家に帰ってきました。
今は相方がクリスマスケーキを作ってくれています…出来はまた後で御報告します(笑)。
それでは皆様、良いクリスマスを!
by supersy | 2010-12-24 12:17 | Fun