選考面接。

日曜日の夜です。
やっと仕事が終わったのでちょっとのんびりしようかな、なんて思っている8時半。
今日でサマータイムが終了し、一時間得をしたわけですが
(ちなみに、英語でサマータイムと言っても通じません。Day Light Saving Timeです)、
私、アメリカにもう9年近くいて、未だにこのシステムに慣れません。
別に、一年を通じて同じ時間帯でいいじゃない、と思ってしまう…。以前セルビア共和国出身のアスリートの子と、“ね、別に変えることないよね、分かりにくいし!”と盛り上がったりしたなぁ(笑)。
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ちなみに今日はちょっと散々な一日でした。
スーパーに買い物でも行かないと、と外に出たら、私の車のタイヤがひとつ、
見るも無残なぺちゃんこになっていて、半泣きで日曜日でも空いている修理屋さんを探し、
持って行って直してもらいました。一週間前にCompressorを買っておいて、本当に良かった…!
(購入を勧めてくれた相方、タイミングが神がかり的です。ありがとうなむ~)
結局クギがささっていたらしいのだけれど、直せない部分に損傷があったため、
タイヤひとつ丸々交換になってしまいました。
うーぬ、でも安全はお金に代えられないですよね!

こういうとき、専門以外の知識がいかに無いかを実感します。
車のことなんてもう本当に、自分じゃなーんにもわからないし、
専門家さんに、わぁん、お願いしますって頭下げてやってもらうしかないもんなぁ。
向こうからしたらなんでもないパンクで、鼻歌歌いながら直せるようなもんなのかもしれないけど、
私から見たらそれはあまりに浮世離れした技術で(それは大袈裟か)、
はーい、直りましたからね、なんて言ってくれる修理屋さん、後光が差して見えるもの。
人体だったらわかんのになぁ、車はさっぱりわからんなぁ、としみじみ考えながら、
修理屋さんのロビーで小一時間ESPNを眺めていましたとさ。
プロってのはすごいなぁ。

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さて。話はガラっと変わりまして。
今週の木・金曜は、Athletic Training Education Programの選考面接がありました。
合計20人。すごく時間のかかるプロセスでしたけど、いやいや、興味深かったですね。
ここ2年間は就活でイヤってほど面接してきていましたが、ずっと受ける側でしたから、
面接官という立場で臨むのは初めて。正直わくわくしておりました。
普段おちゃらけているコに限ってものすごく緊張していて、
今にも泣き出すんじゃないかと思うほど震えていたり、
面接官のちょっと意地悪な質問にも動じずに堂々と受け答えする立派なコもいたり。
私たちは普段の彼らを知っているので、例えあんまり上手くいかなかったとしても、“この子は面接では力を発揮しないタイプだね”と客観的に見て、総合的に判断することになりますが、
自分が他の誰より優るところはどこですか、という質問にGPA3.1程度で“I'm intelligent!”
と言い切るコドモたちに、Generation Gapを感じたりはしました(いや、もっと根本的な問題かなぁ)。
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面接官はATEP Director、Assistant Athletic Director、そしてKinesiology学部の教授が二人、
加えてHead Athletic TrainerとAssistant Athletic Trainer二人(私+同僚)の、
計7名で構成されています。面接がひとり終わるたびに短く感想を述べ合うのですが、
あまり派手に評価が割れることもなく、比較的スムーズに進みました。

空き時間、面接官同士で雑談をしていたときに、
“どういうところに注目して評価すべきなのか”という話題になったのですが、
私が、“返答の内容ももちろんですけど、私は将来この子達はプロになったとき、こういう風にアスリートや親御さん、コーチ相手にモノを説明するんだなぁ、と思いながら見てますね。これはこういう怪我なんだよ、でも、こうやって治療していこうね、でも、なんでもですけど…”と言ったらそれは一理ある、という話になりました。いやでも、そうですよね。内容はしっかりしてるんだけど、なんか胡散臭い!という人も中にはいるし、誠実さが伝わってきて、思わずこっちも頷きながら聞いてしまう、というコもいるし…。言葉の選び方や息の取り方、表情から滲み出る人柄、というのかな、ヒトとしてのチカラ、という表現のほうが近い気もするけれど、そういう人間の本質的な部分って、きっとあんまり変わらないと思うんですよねぇ。私が選手だったら、このヒトに診てもらいたいと思うだろうか?というシンプルな直感です、言うなれば。

あとは、単純なところで服装&アクセサリー、化粧ですね。
Program DirectorのMaryは、“Professionalな服装をしてくること。あとは自分で判断しなさい”とだけ伝えたそうなのですが、大半の子たちがちゃんとスーツで登場する中、少数ながらジーンズで来る男の子もおり、クラブにいくようなギタギタなメイクで登場する女の子もおり…。まだまだ若いんだから仕方ないですけど、差が出る要因にはなりますね。私、Professionalismの第一歩はプロらしい身だしなみだと信じていますので、逆に自分の普段の背筋が伸びる、良いきっかけになりました。

面接なんてうわべのやりとりだけ、あんなんで何がわかるんじゃ、と考えているヒトもいるかもしれないですが、私は面接という設定だからこそ分かることってたくさんあると思います。あの短い時間で何を伝えるか、結構個々の能力が裸にされるトコロだと思いませんか?
そんなわけで今回は、非常に楽しませていただきました。
最終的な合否は、今学期の成績が全て出てから決めることになります。
決断は決断で、然るべき時に下さなければいけませんが、
学生の皆、お疲れさま。緊張したことでしょう。私は温かい目で見ていましたよ。
一学期分の成長を目の当たりにさせてくれた子も多く、センセイは嬉しかったです。
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  by supersy | 2010-11-07 20:00 | Athletic Training | Comments(0)

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