カラダの歪み、おまけ。

まささんへの私信です。
b0112009_13475685.jpg今回参考にした文献は、確認が取れていないので100%ではありませんが、99%、“Advanced Myoskeletal Techniques by Dr. Erik Dalton"だと思います。というのも、手元にはこの本から抜粋された個々のArticleしかなくて…(Chapter 19と22のみです)。つい先日、本をオンラインでオーダーしましたので、手元に届き確認が取れ次第、また追ってご報告差し上げます!
AmazonとかでAthletic Training関係の本を探し出すとキリがないですね…。欲しい本だらけで気がつくと色々とカートに入れ、合計金額に慄いては全て消去するというよく分からないことをしたりします。もっとOsteo系の本も読んでみたいし、Ida Rolf氏の著作も興味あるなぁ…。

さて。
まささんのような大先輩から同じ意見を頂けると正直とっても心強いです。
文献の中にも一文だけこんな文章がありましたが、
実は自然界にも螺旋状のもの(↓)って結構あるんですよね。
だから、Rotationイコール悪、というわけではないと思うんです。真っ直ぐじゃなくたって
いいじゃない。バランスの取れた回転というのも、実は私達の遺伝子に組み込まれた自然な
調和状態なのかもしれません。だってホラ、そんな遺伝子(=DNA)も、螺旋でしょ?
b0112009_1483317.jpg
そもそも以前にも書いたことがありますが、教科書通りの人間の体なんて、存在しないんじゃないかって思うんです。ひとりひとり性格が異なり、それぞれ物事の感じ方、捉え方に個性があるのと一緒で、肉体にも皆個性があるんです。10人いれば10通りの身体があります。ここを走っているはずの神経が、ちょっとずれたところに、とか、ここにあるはずの筋肉がない、とか、あれがちょっと短い、長い…よくよく見てみると“普通”から逸脱したところは多いんですよ。

知識を重ねていく上では役立つんですけどね、比較対象となる、“普通”を知っていることって。
実際に現場でその知識をアプライしようとしたら、その“普通”に捕らわれすぎないことが
逆に大事になってくるんでは、と思っています。たまには、思い切って捨てることも必要かも。

それを、普通=そうあるべき姿、と勝手に解釈して、セラピストの思う“普通”や“Neutral”に無理矢理患者の身体を合わせるのだとしたら、それってものすごく自己満足ですよね。
患者の身体と対話し、心を開いてもらって患者さんからもfeedbackをもらい、
共に、その人にとって一番良い状態を築き上げていく。それが私の思う理想的な治療、
延いては将来の怪我の予防に繋がっていくんでは、と思います。個人的な意見ですけどね。

どちらにしても、まだ私が私のやりたいことをするには、圧倒的に知識が足りません。
もっともっと学ばなくては。日々精進です。
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  by supersy | 2010-05-06 23:59 | Athletic Training | Comments(3)

Commented by kenny at 2010-05-08 06:07 x
これと前回の記事すごく同意です。

すごいcompensationはそれはそれで安定した動きですからね。MotorBehavior的観点からすると。自分もバランスを崩すような生半可な事を気づかないでやっちゃってないかなぁー。って最近すごい思います。てかきっとやっちゃってますね、もっと色々見える人からすれば
。。。むずかしいっすね、アスレティックトレーナー。

あ、あと前回の横隔膜とCompensatory patternの所のレス読んでませんでした!すいません。。。もうちょいはっきりさせてからメールでもします。
Commented by かや at 2010-05-08 17:09 x
以前,知り合いの先生がテニス選手を目隠しさせて歩かせ,
彼女が斜めに進んでしまったときに
「斜めに進むのは左右のバランスが違うからで,このバランスを整えることはできるけれど,そうすればきっと彼女はテニスが弱くなる。今の状態が今の彼女のプレーを支えているから。直したらきっとフォームも崩れるよ。」
と言ったことをいつも思い出します。身体のバランス・・と聞いたときは。
歪みだけじゃなくその人のおかれている状況とかプレースタイルとかetc..いろいろ考えないと,時として大変なことになる可能性もあるよね。  ほんと難しい。身体をさわるのって!
Commented by さゆり at 2010-05-08 22:07 x
>kenny
あー、気にしなくていいのよ。基本的に分からないことはまず他人に頼る前に自分で調べるべきだと思ってるし。
難しいよねぇ、正解も人によって違うだろうし。とりあえず自分を納得させられるくらいのことはできるようになりたいけど。私はでもアスリート自身の感覚を大事にやっていきたい。

>賀屋先生
テニスや野球なんかは、特にdominant sideに非常に偏りがちなスポーツですからね。プレーを一日に何時間も毎日繰り返していればそれがカラダのバランスに影響を与えないほうがおかしいわけで。イチローの型破りなフォームを“無駄があり過ぎ”と、変えようとした監督も数多くいたけどそれを貫いて大成功、みたいなエピソードもありますし、movement economyをあれこれ語った所で、本人がしっくりくるこないが結局大事なんじゃないですかね。もちろん、それが怪我につながりそうならば未然に察知してadjustさせられるようでありたいけど…ってそれが一番難しいのか!ぬおぉぉ。

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