初・ビーチで練習!&近況。

Title IX(タイトルナイン)という法律をご存知ですか?
アメリカでは知らない人がいないくらいの有名な法律なのですが、
“Equal Opportunity in Education Act”と呼ばれているもので、アメリカ国内の誰もが教育や
それに伴うアクティビティーにおいて性別によって差別されてはならないという内容です。
つまり、これによって大学スポーツでは、男女のアスリートの数が同じでなければならない、
という厳しい決まりがあるのです。Female Athletesが虐げられてきた過去がありますからね、
それを改善するのに大いに貢献した、まさに歴史を変えた法律というわけです。

さて。ということは、女子の水泳のチームを無くすことにしたうちの大学は、
その分女子のスポーツを追加するなりなんなりして釣り合いを取らないと、
この法律に違反する、ということになってしまいます。
そんなわけで、Women's GolfとWomen's Sand Volleyballを
オフィシャルスポーツとして加える構想を練っているようです。

Sand Volleyball?と思った方。そうなんですよ。
今年1月NCAAの公式スポーツに、Sand Volleyballつまりビーチバレーボールが加わりました。
うちのVolleyball Head Coach・Kevinは、毎年オフシーズンである春学期には選手を
ビーチバレーボールの大会に連れ出したりして練習も兼ねたリフレッシュにしていましたが、
これからはそれが大学の名前をしょって堂々と出来るようになったわけです。
来年の本格的competition参加を見据えて、これからもどんどんチカラを入れていく傾向に
あるようです。このオフシーズンもBeach Volleyballの大会3つ出場することになってますしね。
先週までは体育館で練習を積んできていたのですが、
今日は初めてビーチでの練習がありました。
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砂地で練習するってことは、パフォーマンスや選手の体の負担という意味で、
一体どういう変化が起きるのか、怪我持ちの子達にどういう影響が出るのだろうか…。
私も色々と試行錯誤中です。面白い。
プレーでも、随分勝手が違うみたいですねぇ。うちの一番のエースアタッカーも、
今日の練習を終えて、“全然打てない…”と愕然としていました。

…とりあえず、今日、一日目の練習で学んだこと。
サンバイザーでも持っていかないと、目も開けてられないほど眩しい!
砂場にもざばざば入っていかないといけないし、ビーチサンダルも持っていこうかな。

ちなみ先週、“来週からはビーチで練習する”と宣言したコーチに、
“大学内にあるサンドバレーのコートじゃだめなんですか?なんでわざわざビーチに?”
と聞いた子がいるのですが、コーチはあっさり、
“Just because we can(だってビーチがそこにあるから)”と答えてました。か、かっこいい。
今週は月~水曜とビーチでの練習です。日焼けしすぎないように頑張ります。

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さて。私自身の現状というか近況なのですが。
ご存知のように非アメリカ人がこの国で働くにはWorking Visa(就労ビザ)が必要なわけですが、
このUniversity of North Floridaでは一年の契約で、OPTという制度を利用して働いていました。
OPTというのはOptional Practical Trainingの略で、
アメリカの大学を卒業した外国人が、一年間だけ、勉強した内容に関係ある分野でのみ
合法的に給料をもらいつつ働くことができるという制度です。

一年間だけ、なんです。つまり、6月いっぱいで私のOPT切れちゃうんですよ。
OPTが切れた後は、もちろん、就労ビザを獲得しないとアメリカでは合法的に働くことが
できなくなっちゃいます。というか、もはや私は学生でもないわけで、仕事をゲットしないと
日本に帰らなきゃいけないことになっちゃいます。

日本にはまだ帰るわけにはいきません。
まだまだ勉強したいことがいっぱいあります。

UNFでのうちの上司は、とってもいい人なのですが、ビザ関係には非常に疎く、
私を雇うにあたっても面接で、“あんまりそういうの詳しくないんだけど、Syは働けるの?”
と聞かれたので、“この一年は合法的に働けます。現在OPTというものを使っておりまして…”
と説明しようとしたら、“あー、詳しいことはともかく、とりあえず働けるっていうんなら
いいや”と、けんもほろろ。なんか、“あんまり面倒くさいことには足を突っ込みたくない”
という雰囲気がぷんぷん出ておりました。
だから、UNFに二年目残るとしたらビザのサポートをしてくれるのか云々、
私としてもちょっとずつ探りを入れていく感じで行こうと思っていましたが、
この様子ではまぁまず無理なんだろうなぁと思っていたわけです。

しかし、最近になって事態は急転。
Sy、ちょっとおいで、と上司にオフィスに呼ばれ、
“Syが来年もここで働けるようにするには、どうすればいいの?”と聞いてきてくれたのです。
“この一年よく働いてくれた、是非来年も戻ってきて欲しい。コーチもとてもSyのことを
 褒めていて、チームをこれからもSyに持って欲しいと強く言われているんだ。
 できることならするから、僕がどうしたらいいか教えて欲しい”
ちょっとそっけなかった面接当時の態度から、これはあまりに予想外だったというか、あんなに“一年間はやってもらう。でもその後の面倒くさいことには巻き込んでくれるな”みたいな感じだったのに、どうしたらいいか教えてくれない?なんて頼まれるとは思ってもみませんでした。

そんなわけでAthletic Departmentや弁護士まで話が進み、
かなり順調に来ていたように見えたのですが、
最後の最後で私とボスではどうしようもない問題が浮かんでしまい、
この話は白紙に戻ってしまいました。そんなわけで、一週間程軽く凹んでいたんですけどね。
“本当にSyに残って欲しかったけど、他の所に就職するために、できることなら何でも手伝うから!”と、現在もボスは私の力強い味方になってくれています。感謝感謝。

さて、そんなわけで、最近は仕事と平行してまた就職活動しています。
就活も二度目なので、要領という意味では去年より大部慣れていますし、
より書面や細かいところにも気を使えるようになってきました。
やりたい勉強もこの一年打ち込めましたし、資格という目に見えやすいやり方も選んだし、
去年よりパワーアップしてきたつもりなので、今年こそは!という想いがあるのですが、
まだまだ景気が悪いですからね。簡単には行きそうもないです。
でも、頑張りますよー。応援してくれる人もいるんですもの。
この業界はofficialに告知せずに、お口添えで決まっちゃう仕事も少なくないので、
色々と知り合いが、“ここ空いてるぞ、こいつに連絡してみろ”と連絡をくれたりして、
本当に感謝をしています。持つべきものは、良い友達・上司ですね。

…とは言いつつ、4月上旬っていうのは、
このAthletic Trainer業界において、求人の出るにはまだまだ早いのです。
今はぽつぽつ出始めてきたくらいで、5月6月がピークになります。
なので、去年同様、腰をすえた長期戦をしなければならないようです。
あんまり焦らず、こつこつやっていこうと思います。ふぅ。

就活は恋愛と同じだ、なんて聞いたことがあるけど、
私のことを知ってもらって気に入ってもらって、そして是非うちに来て欲しいって、
言ってくれるようなところに出会えるかどうかですよね。知ってもらった上で、
“うちには合わないわ”とか“underqualifiedだな”とか断られる分には私も理解できますが、
ガイコクジンというレッテルがある以上、見向きもされないこともあるからなぁ。
めげずに、チャンスを逃さぬよう、しっかり目を開けて強い精神で臨みたいと思います。
気持ちがあればなんとかなる…かなぁ。
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  by supersy | 2010-04-05 20:30 | Athletic Training | Comments(5)

Commented by べぇ at 2010-04-06 12:11 x
就職活動はご縁です

早く決まってくれれば御の字だけれど、そうでないのならそれはそのタイミングでは他に行くべき場所があるからだと思っています
もちろんそれは中途半端でやる事をやっていない人には当てはまらないけれど、きっちりと周りに評価されてやるべき事をやっている人にはどこかで手が差し伸べられるものだと俺は思っています

基本的に毎年就職活動している俺が言うんだから間違いありません 笑

全ては経験で、ステップです

とはいえ、アメリカにどうしても残りたいのならまずはビザを出してくれる所に入る、というのが結局の所一番良いと思います。それがDIであれ、IIIであれ、高校であれ、クリニックであれ、ね。
CAP数は去年から不況の影響で大分余裕があるわけだからその意味はNPOやHigher Edu.以外の所も視野に入れられるわけだからチャンスはあると思うよ

Good Luck!
Commented by カツ at 2010-04-07 05:38 x
とりあえずビザが取れないと話にならんからねぇ。
数年間働ける所でビザ申請して、その足で永住権かと。
ATだとJ-1が使えないから大変だね。
俺はJ-1でしばらくつないでからH-1Bにきりかえたからねぇ。
今年中にはグリーンカード申請する予定。
さゆりちゃんも頑張ってね。
Commented by さゆり at 2010-04-08 12:41 x
>べぇさん
ありがとうございます!なんかこういうときにべぇさんに声かけてもらうと非常に嬉しいです。
頑張っている人は、誰かが見ていてくれていて、うまく辻褄を最後に合わせてくれるようにできている、と、他人には私もよくいうんですけどね。自分がその立場に立つとそれがどうも信じられなくなるときがあります。というか、私は一日一日を頑張ってきたつもりだけれど、傍から見たらたいしたことしてきてなかったんじゃないだろうか、とか。お前のしていることは全部無駄でしかないだとか、心無いこと言われたこともありますしね。
とりあえず、就活を開始したのは去年よりも1ヵ月半くらい早いので、まだ気持ちにはちょっと余裕があります。悔いの無いようやっていきたいと思います!

>カツさん
今日は面接がいっこありました。40分…長かったです(笑)。
これもちょっと特殊な仕事なんで、ネックになるのはビザですねぇ。面白そうなんですけども。プロ野球の世界なんかはP visaも出せたりとちょっと一捻りあるらしいんですけど、基本的にはH-1Bですね。グリーンカード、いいですね!上手くいくことをお祈りしています!
Commented by A at 2010-04-10 12:42 x
私はOPTのGrace period が切れるぎりぎり1ヶ月前に就職がきまりH1-BのPetitionが来たのが滞在期限の1週間前皮肉にも9・11でした。あきらめなければ大丈夫だと思います。ビザをサポートできないから雇えないと最終面接後に色々な大学から言われましたがその雇えなかった大学の推薦で違う大学の方へ推薦してくれたり、監督やADも手伝ってくれました。
Commented by さゆり at 2010-04-11 02:38 x
ビザ取得が苦しいのは十分に理解していますし、これからも同じような思いを何度もさせられるのだろうなぁーとAさんのコメントを読んで思いました。あきらめないと言葉にするのは簡単ですが、全てのことが自分に逆らって動いてるように思い始めてしまうと希望を持つことすら難しくなってくることもありますよね。あまり精神力には自信がありませんが、それでもやっぱりあきらめちゃいけないんだろうなぁ。
まぁこれから起こるかもしれない困難に今からoverwhelmされていてもしょうがないし、楽観視をするつもりもありませんが、とりあえずやれることは全てやってみようと思います。ありがとうございます!

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