肋骨について考察してみる。

こないだnoriさんにコメントを頂いてから色々考えてたんですよねぇ。
肋骨が、どれだけ動くのか。いや、違うかな、人間が通常に機能するために、
ribはどれだけの動きにcontributeしているのか、という表現の方が近いかも。
いうわけでribについて考えてみたいと思います。
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肋骨は全部で12ペアあり、Sternum(胸骨)から胸全体に広がっています。
肋骨1~7は直接胸骨とarticulateしているのでtrue ribs(vertebrosternal ribs)と呼ばれています。
8~10は、肋骨7の軟骨部を介して胸骨とつながっているので、false ribs(vertebrochondral ribs)、
そして11と12は胸骨と全く出会うことなく、ほよ~ん、と浮いている感じなのでfloating ribs(vertebral ribs)と、それぞれ呼ばれることもあります。

さて、これだけユニークな造りをしている肋骨には、大まかに3つの役目があります。

1. 頑丈な骨のケージとして、心臓や肺などの様々な臓器を守る
2. 膨らんだり縮んだりして呼吸にcontributeする
3. 背中や胴体の筋肉のattachment siteになる

3はとりあえずself-explanatotryだと思いますが、1と2は矛盾しているように感じられるかもしれません。骨という人体でも非常に硬い組織を格子の様に張り巡らせているわけですから、ガチガチでほとんど動かないんでしょ?と思う人もいるでしょう。しかししかし、丈夫であるには、硬ければいいってわけじゃありません。だってホラ、硬いだけならば肋骨を圧迫するようなチカラがかかった場合、そのチカラが行き場をなくし、構造上一番弱い角度がある辺り(costal angle)でぱきっと、意外と簡単に折れちゃうもんです。適度なmobility、柔らかさ、しなやかさ、こういうのが本当に意味での丈夫さに必要不可欠なんです。チカラがかかったときに、ふにゅ、と動いてそのチカラを他に逃がせることができますからね。

そう、つまり何が言いたいかというと。
肋骨って、意外と動くんだぞ、と。

じゃあ、一体どういうときにどういう風に動くのか?
これを理解するには、毎度のことながら、解剖学の知識がちょっと必要になってきます。
b0112009_1151318.jpg
肋骨は下に行くにつれ大きさを増し、それと同時に、よりmovementも大きくなる傾向にあります。
更に、地面とほぼ水平な状態からナナメに角度がついてきます(右の赤い線)。
ね、Rib1を6や7と比べたら、だいぶ角度が違うでしょ?

この角度の違いが、異なる動きを生む原因になるんです。
それを説明するには、ちょっと新しく絵を描かないといけないので、次回に続くっ!
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  by supersy | 2010-03-09 22:00 | Athletic Training | Comments(4)

Commented by yoshi@ISU at 2010-03-10 13:34 x
さゆり先輩、お久しぶりです。
ほんっと~に絵、お上手ですね!
「あんたの描いた馬はヤギに見える」とお袋に言われた俺には本当に羨ましい限りです(笑)
次回楽しみにしてます♪
Commented by さゆり at 2010-03-11 11:11 x
ありがとう。小さいことから絵を描くことは好きだったんだけど、本格的にやったわけではないから見る人から見たらひどいもんだろうと思うよ。特に今回のは仕事の合間に描いたりしてたので雑です。

ところでふと、ここにコメント残してくれる人の9割は男の人ってことに気がつきました…。まぁ、女の人ってあんまり筋肉とか骨とか興味ないか(苦笑)。
Commented by しんご at 2010-03-12 00:24 x
ってか、おぉぉ!!上のコメント見てやっとのことで気がついたんだけど、自分で絵を書いているぅぅぅぅぅぅ!
すげぇな。
俺も、小学校の時、絵が下手すぎて絵画教室に通わされたけど、2日で断念された俺には羨ましい限りだわ(笑)
Commented by さゆり at 2010-03-12 02:09 x
教授に頼まれて随分前に書いたんだよ。左手の"Links"にあるMy Study Roomのページから、一番下の"その他"のAnatomy Picturesに行けば全部見られるよ。具象画はそのまんま描けばいいだけだから時間さえ費やせば誰でもできるって。抽象画描く人のほうがずっとすごいと思うな。

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