Volleyball シーズンを終えて。

ご無沙汰しています。

いやー怒涛の4ヵ月半でした。
働き始めてすぐVolleyballのPre-season 3-a-daysが始まり、
それが終わればPre-season classicトーナメントに飛び回り、
更にはひとたびレギュラーシーズンが始まればもうホームゲームだアウェイだ、
バレーボールはとにかくこなす試合の量が多いです。一週間に3試合。
木曜に発って日曜に帰ってくる、とか、週の半分くらいは家を空けていることも多かったです。
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テネシー、サウスカロライナ、ノースカロライナ、ジョージア、
そしてサウスフロリダエリアを中心に行ったりきたりしていました。
(写真はPre-seasonで行ったAppalachian State University。
 アパラチア山脈にあるため、標高が3333ft(約1015m)もあるんです。空気うすっ!)
一番遠い、車で12時間近くの遠征先だって、お金のあまりないうちのチームにとっては飛行機で行くなんて夢のまた夢(いやまぁ、バスケットボールとかだったら結構うちの大学でも予算が回ってるみたいなんですけど、悲しいかな、バレーボールの優先順位は決してトップではないってことなんですね)。何時間かかろうがチャーターバスで乗り込むという、なかなか体力勝負のシーズンでした(笑)。しかも、遠征先の高速道路でチャーターバスに後続車が激突し、派手な交通事故になってバスが壊れてしまい立ち往生、試合が始まるギリギリになんとか会場入り、なんていうこともありましたっけ。いやいや、とにかく、退屈するってことはなかったです。

バレーボールのシーズンも後半に入った頃、私が担当するもうひとつのスポーツである、
水泳のシーズンが開幕。ふたつのIn-Seasonスポーツを同時に見るのもなかなかに大変でした。
同じ日に、片方はホームで、片方はアウェイでイベントがあったりで、あー、もう、無理!とかですね(笑)。同僚や上司の助けもあり、なんとかバレーボールのシーズンを終えることができてほっとしています。大きい怪我もほとんどなかったですしね。

というわけで現在は水泳のシーズンの真っ最中。
水泳って言ったら夏のスポーツっぽいんですけどね。
アメリカでは10~3月という、思いっきりウィンタースポーツになっちゃってます。
30人程のアスリート、ほぼ全員がInjury Listに載っているという悲しい状況ですが、
楽しく明るい女の子たちとわいわい元気にやっています。
と、いうのが近況です。

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さて、仕事の内容なんですけれども、
今まで全く経験がなかったようなことをする機会も多く、色々学んでいます。
例えばどんなこと?というと…ひとつは、Dictation!
うちの大学では、毎週2回、チームドクターが大学のAT Roomに診察に来てくれます。
そのとき、例えば私の担当の選手・Aさんが新しい怪我をしちゃって、
私の評価の結果、これはお医者さんの指示を仰いだほうが適切だと判断したとしましょう。
お医者さんと選手Aさんの診察に私が立ち会う形で、色々話し合います。
今後の経過をどう見ていくかとか、どういう治療をしていくかとか、
必要であれば、レントゲンを撮りましょうとかMRIを撮ろうとかですね。
で、それが全て終わって、じゃあ、こんな感じで行きましょう!となった後に、
お医者さんにはとある仕事が残っているのです。これが、Dictationと呼ばれる作業です。
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お医者さんは私たちを診察室から出した後、おもむろにこんなものを手に取ります。
Dictaphone、というんです、このデバイス。
お医者さんはこのスイッチを入れ、「私、Dr.XXXXがAについてのDictationを開始します。日付○月○日、えー、本日UNFの水泳の選手であるAは右膝の痛みを訴えて診察へやってきました。怪我起こったのは今朝。ウェイトルームでスクワットをしたときに右膝にするどい痛みが走り…」などと、どういう状況で怪我をしたか、また、怪我の様子はどんななのか、診断は何か、そしてこれから何をしていくか、という流れを細かく且つ簡潔に、マイクに向かって言いあげていくんです。
こうして記録として残しておくことが、医療の現場ではとっても大切なことなんですね。

さて、ここまではいいんです。問題はこの後です。
私は、自分の担当のアスリートに関してのDictationをドクターがおこなった後には、
その録音された内容を全て聞いてタイプし、書類として起こし完成させなければいけません。
これ、簡単なようで、実は本当に苦痛にすら思える作業なのです(笑)。
ドクターが喋っているペースでタイプし続けるのはまず不可能。
何度も止めては聞きなおし、止めては聞きなおし、
あー?これ何言ってるか全然分からん!と頭を掻き毟り、また聞きなおし…。
3分くらいの内容に15分かけてしまうこともあります。
特に、処方する薬品の名前をサラッと言われたりなんかしたらもう、
め、めろきし…かん?と、とにかく雰囲気でスペルしてみて、
googleで検索しまくって見つけてみたりとか、もう七転八倒。薬品名は弱いんですよ…!
チームドクターは何人もいるのですが、中には非常に優しい方もいます。
こういう人は何が素晴らしいって、まずゆっくり聞き取りやすく喋ってくれるのはもちろんのこと、録音時に、ちゃんと「まる」とか「てん」とか、句読点を声に出して言ってくれるんですよ。
キツいドクターに当たってしまうともうこれが大変大変。
最初は私が日本人だからまだきついと思うのかなー?と思っていたら、
アメリカ人の同僚たちも同じように四苦八苦していることが判明。「こないだ、ひとつのDictationに30分かけちゃった…」という同僚の言葉に励まされつつ頑張っています(笑)。
でもね、これが結構勉強になるんですよ。プロの言葉遣いというか、ああ、こういう表現素敵!と思って盗んでみたり、少ない言葉で的確な内容を伝えるドクターの言い回しに惚れ惚れしてみたり、いやいや、本当に、日々勉強です。
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そんなわけで久しぶりの更新になってしまいましたが、
とりあえず元気で楽しんでやっています!
もう年の瀬になってしまい、師走という文字通り、皆さんもお忙しい時期かと思いますが、
その少しの時間を取って、今年一年間を振り返ってみて満足してみたり、来年はもっとこうできるかな?と試行錯誤をしてみたり、一年の締めくくりをしっかりしたいですね。また更新します!
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  by supersy | 2009-12-20 21:30 | Athletic Training | Comments(7)

Commented by daichi at 2009-12-21 15:45 x
dictationをlisteningしてtypingする何てことは
うちではやってないなぁ。ちょっと新鮮だ!!
でもその医者の言葉遣いとか盗める所は
たくさんあるだろうし、ちょっと面倒臭そうだけど
羨ましい感も否めない。メリクリー☆
Commented by しんご at 2009-12-21 19:14 x
さーゆーりーーーーーーーー!!!!
Dictationも大変そうだけど、Drが書いたノートを読むのも大変だよね。。。まじで、薬品名とかわけわかめだし。
上の写真はコーチをどついてるところかい?
Commented by ミキ at 2009-12-21 20:29 x
久しぶりに見たら、何かすごいこことしてるんだね~!!
私は・・・まぁいいか。でも、元気でやっていそうでなによりですな。

ねぇねぇ、来年の9月くらいに日本に帰ってくる予定とかなぁい??
Commented by かや at 2009-12-24 11:28 x
相変わらずというか,想像通り怒濤の生活を送ってるんですね。
Dictationのテープ起こしなんて,「聞いてないよ!」的な仕事だったでしょうし・・・

分かっちゃいると思うけど,自分の身体のケアもしっかりとね! 医者の不養生にならないように。
Commented by さゆり at 2009-12-25 22:26 x
>daichi
ねぇ。最初はびっくりしたよ、こんなこともするの?って。
でも羨ましいってことはないよ、一日に4-5人くらい診てもらった翌日なんか、あーやらなきゃ…、、って憂鬱になります。たまに、溜めちゃったりします(笑)。

>しんご
いようしんごー。
ドクターのノートはたまにいじめとしか思えないことがあります。たまにっていっても、10回中9回くらいだけど。
あのコーチは怖くてどつけません。とんでもない。

>ミキ
おお!久しぶり!近況聞きたいっすぜひぜひ。
来年の9月か、結構先の話なんでわかんないけど、たぶん無理だと思う。9月ってアメリカでは学期が始まる月だからさ。7-8月とか、夏には帰りたいけども。なんで?

>賀屋先生
相変わらずやってます(笑)。賀屋先生はいかがお過ごしですか?脱一人暮らしをしてからは相方が料理とか作ってくれるので以前に比べて格段に健康的な生活をおくってますよ。水泳の練習も馬鹿早いので早起きしてますしね(苦笑)。
Commented by ミキ at 2009-12-26 20:45 x
あのねぇ、結婚式!!私の(^o^)v
9月20日です・・・
Commented by さゆり at 2009-12-27 05:20 x
ぬおおおおお。
おめでとう!メッセージするわ!

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